Calamitymod
からみてぃもっど
サンドボックスゲーム『Terraria』のPC版において導入できる大型Mod。
数十体の新しい敵と凶悪なボス、そしてそれらに立ち向かうためのアイテムや作るためのレシピ数個、苦難を極める新バイオーム、そして既存のexpertモードに匹敵・それ以上の難易度などを追加する、まさに闘争を求めるプレイヤーのためのModである。
大幅に強化された戦闘面以外にも、『Lore(伝承)』と呼ばれるボスやバイオームに関するバックストーリーが綴られていたり、DM DOKURO氏やその他の人たちが手掛けた数々のハイクオリティなBGMが採用されていたりと、ユーザーを楽しませる要素が多い。
他にもCalamityならではの家具やブロックなどの建築要素があるが、そのあたりについては割愛しておく。
なお、本modはアップデート頻度が多く、本記事には実際のmodと食い違う記述が含まれている可能性があるため注意。詳細は外部リンク項の公式wikiを参照すること。
Revengeance
難易度設定expertのワールドで変更できる、高難度モード。
ボスの攻撃力が増加したり、AIに変更が見られたりと強化されるが、このモードでしかドロップしないアイテムが存在し、プレイヤー側も『Rageゲージ』と『Adrenalineゲージ』が追加される。
Rageゲージは雑魚含む敵が近くにいると溜まっていき、逆に敵が近くにいないときには徐々に減少していく。
満タンの状態で解放するとダメージブースト+35%を9秒間得ることができる。
特定のボスの落とすアイテムで効果時間を1秒ずつ増やすことができる。(最大3回、合計12秒)
一方のAdrenalineゲージは、攻撃を一定時間回避し続けるとゲージが溜まっていき、満タンの状態で解放すると最大ダメージブースト+200%を5秒間得られる。
ただし、(Adrenaline発動中を除き)被弾すると折角溜めたゲージが全て消失し、満タンのまま使わずにいるとダメージブーストが徐々に減少していく。
この+200%(つまり一時的に攻撃力3倍)というダメージブーストは非常に強力であり、Revengeance以上のモードのボス戦ではいかにボスの攻撃を避け続け、Adrenalineを発動できるかが勝利のカギとなる。
また、Adrenalineゲージが満タンのときに被弾するとダメージが50%にカットという仕様も存在する。もちろんAdrenalineゲージは空になってしまうが、とあるアクセサリーとの合わせ技では意外と有効なことも。
こちらも特定のボスの落とすアイテムで強化でき、ダメージブーストを15%、満タン時のダメージ軽減率を5%上げることができる。(最大3回、合計ダメージブースト+245%、ダメージ65%カット)
かつてはボス戦中に難易度変更しようとすると即死する仕様があったが、現在は単に変更不可能になっている。
Death
"Death is active; enjoy the fun."
Deathモードが始まった。楽しんでくれたまえ。
Revengeanceを超える高難度モードにして、(calamitymod単体での)最高難易度。
Revengeanceモード中にアイテム『Death』を使用すると突入できる。
Rage/Adrenaline解放によるダメージブースト増加、敵のスポーン率及びダメージ増加、さらに召喚条件を満たした未討伐のボスが毎秒確率でスポーンするようになる。
また、各バイオームでのペナルティがさらに重くなり、侵入しただけでデバフが付与されたり、トラップが発動するようになったりするため、通常以上の対策が必要となってくる。
特に雪原バイオームは雨天時(吹雪)に侵入して30秒後に即死なんてことも。
Death is not active, not fun enough for you?
Deathモードが終わった。十分に楽しめたかい?
Malice
"Malice is active; witness the horror!"
Maliceモードが始まった。恐怖を味わえ。
Ver1.5で追加されVer2.0.1にて削除された、かつてのMod中最高難易度。
Deathモード中にメニューから移行できた。
Deathモードは全体な難易度が上昇していたが、こちらは主にボスが強化される。
全てのボスのAIや仕様がより攻撃的になり、ボスの全ての攻撃力が25%上昇、ボスの飛び道具の速度が25%上昇する。さらにlifesteal(Vampire Knivesなどに代表される攻撃で回復する効果)の効果が減少したりもする。
特にボスのAI・仕様変更が恐ろしく、全体的なスピードがとんでもなく速くなるわ突進の未来予知は当たり前だわ形態変化は早くなるわ飛び道具がビュンビュン飛び交うわ、など散々である。
個々の変化でもKing Slimeがとんでもないデカさになったり、Providenceに至っては強制夜モードである。
Malice(悪意)の名にふさわしい、開発者の悪意が最大限盛り込まれた鬼畜モードだったと言えよう。
ちなみにMalice限定の報酬はほぼ無かった。
Armageddon
アイテム『Armageddon』を使用することで挑戦できた縛りモード。
平たく言えばボス限定オワタ式。
ボス戦が開始されると全てのダメージが一撃必殺となり、一発被弾しただけや雑魚敵の攻撃、果ては茨につっこんだだけでも即死する。
そのかわり、ボス撃破時のTreasure Bagが多くドロップするようになる恩恵もある。
あと復活時間が短縮される。
Defiled Rune
アイテム『Defiled Rune』を使用することで挑戦できた縛りモード。
翼系統アクセサリーによる飛行が不可能になったり、弾に受けるダメージが倍になったりする代わりに、
一部限定レアアイテムをどこでもドロップ、最低ドロップ確率5%に上昇、敵ドロップコイン額2倍など、破格の報酬を得ることができた。
主要人物
Yharim/ヤハリム(ヤリム)
『ジャングルの暴君』の異名を持つ謎の存在。
Auric tesla armor(本Mod最強防具)に似た金色の鎧を身に纏っており、大剣を携えている。
ゲーム中、各ボスやバイオーム伝承でその名を確認できたり、彼にまつわる装備を入手できたりと、Calamity modにおいての最重要人物であることが窺い知れる。
ボスとしてはまだ未実装だが、2020年のエイプリルフールでFargo's modに出張したことがある(もっとも、ボス『Mutant』のスキンを置き換える形でだが)。
Calamitas/カラミタス
こちらもCalamity modでの最重要人物のひとり。
絶大な力を持つ魔女であり、のちのDesertとなる海を丸ごと干上がらせるなど、伝承にその力の一端が認められる。
かつてYharim軍に協力していたらしいが、現在は…?
ちなみにクローンを作る試みもされたとか。 (Calamitas Clone)
Draedon/ドラエドン(ドレイドン)
Yharim軍に技術力を提供する鍛冶職人、技術者でありまた研究者。
Calamity世界ではメカボス3体の製造者がMechanicではなくDraedonになっていたり、Yharimや後述のThe Devourer of Godsの鎧、Astrum Aureus(になる前のロボット)やThe Plaguebringer Goliathなどを創り出したとされる事からその技術力の高さが窺える。
また後述のArsenal Labsで彼の創造物に触れられる他、実はプレイヤーをとある実験に参加させようとしている模様。
Amidias/アミディアス
海の王国に居を構える、王族の後継者。
追加NPC『Sea king』名義で作中に登場し、Sunken seaにスポーンするGiant Clumを撃破することによって街に迎え入れることができる。
海に関連した武具や召喚アイテムを販売する他、彼から水中呼吸強化のバフを受けることができ、後述するAbyssの探索の助けにもなる。
Permafrost/パーマフロスト
世界に名を馳せる大魔術師。
追加NPC『Archmage』名義で作中に登場し、後述するCryogenを撃破することによって街に迎え入れることができる。
氷に関連した武具を販売し、それらは超強投擲武器のクラフトに必要となる。
Statis/スタティス
Braelor/ブレイラー(ブラエロール)
Silva/シルバ
武具の名称などにその名が散見される者たち。かつてYharimに関係していたらしいが…
タウンNPCなど
Bandit/山賊
スケルトロンを倒し、かつ1プラチナ以上のお金を持っているとやってくるNPC。
Calamity modで追加されたクラスであるRogueの武器や関連アクセサリーを販売する。
また、Banditの名に恥じず、「Refund」という能力を持ち、ゴブリンティンカラーからリフォージで使ったお金の1/5を取り返してきてくれるという機能も持つ。
Drunk Princess/酔っぱらいプリンセス
ステータス変動デバフを与える酒類を販売するNPC。
組み合わせ次第でゲームを有利に進めることができるが、一度に3つ以上使うとアルコール中毒に陥るため飲み過ぎ注意。
他にも設置バフを与えるアロマキャンドルと、強力なバフの代わりにエキスパートモードのクトゥルフののうみそのような幻覚効果を与えるマジックマッシュルームも販売する。
ブラッドムーン時に話しかけるとブン殴られる事もあるので注意。
とあるシードでは...!?
大型バイオーム
Sunken Sea/沈んだ海
地下砂漠に生成される、大部分が水没したバイオーム。
Navy Stoneで構成された洞窟に、Sea Prismの光が灯されている。
息継ぎポイントが限定されるため、水中呼吸関連のアクセサリーやバフポーションは必須。
また、後述のDesert Scourgeを倒さないとSunken Seaの固有ブロックが一切採掘できないため、Desert Scourgeの撃破はほぼ必須となる。
エキスパートモードではDesert Scourgeからドロップアイテム『Ocean Crest』を手に入れると探索が大分楽になる。
Sulphurous Sea/硫黄の海
ダンジョンのある方向の海に代わって生成される、硫黄の砂と濁った水で構成された海。
濁った水は酸性を帯びており、中に入っている間はプレイヤー下部にゲージが出現し、溜まるとダメージを受ける。
また、過酷な環境に適応した強力なエネミーが出現したり、雨の日に侵入するとステータス変動デバフを付与されたりもする危険な環境。
クトゥルフの目玉を撃破すると定期的にAcid Rainという襲撃イベントが発生するようになる。Acid Rainは特定のボスを倒すとさらに強化される。
また、アビスへ潜るための入口でもあり、赴くためには装備を整えてから潜航する必要がある。
伝承によると元はきれいな海だったが、ヤハリムに反逆した者達の遺体が次々と捨てられたりDraedonの研究、結果今のような形になってしまったと言われている。
Abyss/アビス
深淵の名を冠した、水と暗闇に満たされた非常に危険なバイオーム。
信じられないほど強力なエネミーが生息している、高水圧により呼吸ゲージが通常より早く減っていく、生半な光源では何も見えないなど、十分に装備を整えていないと探索はおろか、生還すら危ぶまれる。
最大四層に分かれており、下に潜っていくにつれ貴重な資源と宝物を発見できるが、エネミーの危険度の上昇に光源や呼吸確保の困難さなど、その分危険性が増していく。
なお、Rod of Discord(カオスロッド)の使用は基本的に御法度。
使用すれば最後、何処からともなく後述の『Adult Eidolon Wyrm』が出現し、プレイヤーを即座に殺しにかかってくる。
つまりAdult Eidolon Wyrmは実質Dungeon GuardianのCalamitymod版である。
Brimstone Crag/ブリムストーンの岩山
地底世界の左側に生成されるバイオーム。
『brimstone』と呼ばれるブロックで構成されており、後述するBrimstone Elementalとの戦いの舞台となる。
ここでの溶岩接触ダメージは甚大であり、毎秒30ダメージもの被害を受ける。
また、このダメージはLava charmでも無効化できない。
Astral infection/アストラル侵食地
荒廃した地表に、緑と橙の結晶体が露出した謎の黒色の構造体が隆起しており、異様な様相を醸し出している。
エイリアンめいたエネミーが跋扈しており、いずれも強力なだけでなく『Astral infection』デバフによるスリップダメージでこちらの体力を削ってくる。
なお、侵食地の名を冠しているが、実は不浄や真紅といったバニラの侵食地のような侵食能力が無い他、NPCが住めるなど、いろいろと仕様が違う様子。
追加された『Astral solution』とスチームパンカーが販売するクリタミネーターで、一応人工的に拡大できる。地形生成の不具合で出現しないか非常に小さかったりすることもあるため、そんなときはクリタミネーターの出番。
また、地味にアストラル砂漠も存在しており、固有エネミーや素材もしっかり存在する。
ミニバイオーム
Planetoid/プラネトイド
上空に生成される無数の小惑星帯。
キノコやジャングルに、ハートクリスタルのあるものなど様々。
ムーンロードを撃破すると各所に『Exodium Cluster』なる鉱物が生成される。
Arsenal Labs/(Draedonの)兵器研究所
v1.4.5のアップデートで追加されたDraedonの研究所。
そこでは彼の研究を記載したログを閲覧できる他、特殊な武器の素材と動力となる、エネルギーセルの生成機と充電器が入手できる。
ただし、防犯装置となるレーザービーム砲台が配備されており、探索には危険が伴う。
ハードモード前
Desert Scourge/デザートスカージ
砂漠で遭遇できるワーム系ボス。
クトゥルフのめだまと同程度のボスで、ワーム系十八番の突進やトゲを飛ばしてくる攻撃を行う。
低難易度ではKing Slimeと同じように上に足場を作るだけで攻撃がほぼ当たらなくなってかなり楽に倒せるが、
難易度が上がると取り巻きワームを召喚したり、トゲ弾幕が濃くなったり、平気で空を飛んだりしてくるようになり危険度が急に上がる。
伝承によると元は海を泳ぐ穏やかな生物だったが、海の破壊に巻き込まれ、
気性が荒く手当たり次第に獲物を食らう今のような様子に成れ果ててしまったという。
Crabulon/クラブロン
光るキノコの生えた巨大なカニ。
キノコバイオームで戦うことができる。
伝承によると元は海の砂漠化から逃れてきたカニで、死骸がキノコの苗床になり、無理やり動かされている模様。
彼のテーマソングはアップテンポのテクノミュージックでとてもカッコよく、Calamity modにおいて名曲と名高い。 カニのくせに。
Hive Mind/ハイブマインド
クトゥルフののうみそに似た怪物。
不浄の地にて時折スポーンする『Hive Cyst』を破壊するとスポーンする。
最初のうちは管を地面に突き刺し、その場に固定されているように見えるが、離れると地中に潜行してプレイヤーの近くに再出現する。
体力が減ると管を切り離し、第二形態に移行する。
飛び回って自ら体当たりで攻撃するだけでなく、『Hive Blob』や『Dank Creeper』などのエネミーを召喚してくる強敵。
下のThe Perforatersと対を成すボスである他、撃破すると追加鉱石の『Aerialite ore』が生成され、クラフトの幅が広がる。
The Perforaters/パーフォレーターズ
真紅の地にて時折スポーンする『Perforater Cyst』を破壊するとスポーンするボスグループ。
本体となるHiveは口や目が出鱈目にくっつき、血管が脈動している肉塊で、プレイヤーの頭上を陣取り、スリップダメージを与える『Burning Blood』デバフを誘発させる弾を撒き散らす。
本体だけでも強いが、本体のHP残量に応じて小・中・大のワームが召喚され、プレイヤー目掛けて突撃してくる。
Hive Mindの真紅版に相当するボスであり、こちらを倒しても『Aerialite ore』が生成される。
伝承によると混ざり合った血肉やクトゥルフの脳の破片で構成された、おぞましい物体だそう。
The Slime God/スライムゴッド
キングスライムの強化形態を思わせるボス。
紫色の『Ebonian Slime God(エボニアンスライムゴッド)』、赤色の『Crimlan Slime God(クリムランスライムゴッド)』、そしてそれらを統率するコアの三体に分かれている。
コアは無敵のため、必然的にコア以外の2体のスライムゴッドを倒すことになる。
コア以外の2体はエキスパートモードのキングスライムのようにダメージを与えると分裂していく。
無事コア以外の2体を倒すとコアはどこかへと逃げていく。
Calamitymodにおいてプレハードモード最強のボスであり、撃破で獲得できる素材の『purified gel』はSolidifierを強化できるほか、プレハードモード最強の武器防具の素材にもなる。
ハードモード
Cryogen/クライオジェン
雪原にて対峙できる氷の結晶体で、Archmageを封印している。
プレイヤーを追尾しながら、どこかで見たような障壁で攻撃を防ぐ他、氷のボルトを発射したり、氷のボルトに分裂する機雷を設置したりなど多彩な攻撃を持つ。
凍え、凍結、フロストバーンの三種類の雪原由来デバフを網羅している他、HPを減らしていくと本体の結晶にヒビが入っていき、攻撃もどんどん苛烈になっていく強敵。
ただ、弾幕は緩めなため、後に控えるボスと比べるとそうそう苦戦することはない。
…というよりこれ以降のボスが強敵ばかり、ということもあるのだが。
Brimstone Elemental/ブリムストーンエレメンタル
炎の一種を司っている、単眼の最強エレメンタル。
バニラの地底世界で生成される追加バイオーム『Brimstone crag』にて対峙できる。
こちらに近寄りつつテレポートで撹乱したり、『Brimstone flames』デバフを与えてくる火の弾を放ってくる。
また、殻にこもってこちらのダメージを防ぎつつ、ショットガンのように弾をばらまいてくる強敵。
ドロップ品の中にあるアクセサリ『Rose stone』を装備すると仲間として戦ってくれる。
魔物娘好きにはたまらないかも。
Aquatic Scourge/アクアティックスカージ
硫黄の海で対峙できるワーム系ボスで、前述のDesert Scourgeの亜種にあたる。
ハードモード前から自然にスポーンする事もあるが、普段はおとなしく、こちらから攻撃しない限りは敵対しない模様。
ワイバーンに似た飛行能力を持ち常にプレイヤーを追尾してくる他、残留する毒ガスや追尾能力を持つ猛毒のトゲを大量に放つなどの戦法を持ち、段々と濃くなっていく攻撃をどう回避するかが求められる。
かつてはこのボスが落とすLoreの効果により硫黄の海のダメージを無効化できたのだが、残念なことにVer1.5でLoreのボーナス効果は削除されてしまった。大人しくポーションを飲もう。
Calamitas clone/カラミタス・クローン
Calamity modにおける重要人物の一人。岩と炎で構成されたクトゥルフの目玉のような見た目をしている。
ツインズのレティナイザーのような挙動で火炎弾などの飛び道具を放ってくるが、強さはもちろん段違い。
体力の消耗具合に応じて、無敵化しながらプレイヤーの周囲に火炎弾の弾幕を大量に放つという凶悪無比な攻撃を持つほか、
取り巻きの『Catastrophe』と『Cataclysm』の2体を召喚してきたり、周囲にミニオン『Soul seeker』を呼び出してこちらの攻撃を防いでくる。
。
Leviathan & Anahita/リヴァイアサン&アナーヒタ
人魚の姿をしたエレメンタル『Anahita』と巨大生物『Leviathan』のコンビ。
最初はAnahitaが『???』名義でスポーンし、何もしてこないが、攻撃を仕掛けて倒すと???がAnahitaに変化し、戦いが始まる。
Anahitaは音符や渦、氷弾をプレイヤーの周囲に展開しながら自らも突進で攻撃してくる。
Anahitaの体力が50%を下回ると召喚されるLeviathanは極大の岩を大量に飛ばしたり、取り巻きを召喚したり、これまた巨大な体を活かした突進を行う。
最終的にはAnahitaとLeviathanの二体を同時に相手取ることとなる。
ちなみに『???』はこれまたハードモード前でもスポーンするが、
ハードモード前の装備で好奇心から『???』を攻撃するとまず間違いなく瞬殺される。
実装当初、Anahitaは『Siren』名義であったが、アップデートで見た目共々変更された。
Astrum Aureus/アストラム・オーリアス
アストラル侵食地にて対峙できるボスで、アストラルウイルスに侵食された元・Yharim軍の探査マシン。
金属と有機物が融合して形作られたクモのような造形を持ち、背中に炎に似たエネルギー体が揺らめいている。
走りながらレーザーショットガンを乱射したり、上から押し潰してきたり、ホーミング弾を打ち出して攻撃してくる。
The Plaguebringer "Goliath"/ザ・プレイグブリンガー『ゴライアス』
クイーンビーを機械化したかのようなボスで、前述のドラエドンの手によって改造されたと思われる。
ジャングルで出てくるミニボスのPlaguebringerたちの親玉とも言える。混同しないように注意。
スリップダメージ+防御と移動速度低下+暗闇状態の効果をもつデバフ『Plague』を誘発させる攻撃を多数持っており、プレイヤーめがけて突撃したり、ミサイルを射出して攻撃してくる。
ドロップする武器も相手に疫病を誘発させるものが多く、自分のものにできれば強力な戦力となる。
彼のテーマソングもClaburonと双璧を成すほどの名曲ぶりで、五拍子からなるハードコアBGMは一度聞く価値あり。
Ver1.4.4以前はクイーンビーに近い姿をしていたが、アップデート後は翅がエンジンになっているなどよりメカメカしい上記の画像のような姿に変更された。
Ravager/ラヴェジャー
肉と岩で構成された巨躯と、赤と青の眼光を宿す頭骨を持ったゴーレム。
かつて猛威を振るったYharim軍に対抗するために作られたが失敗作であり、製作者本人もラヴェジャーに殺されてしまった。
バニラボスであるゴーレムのように飛び上がって上から押し潰そうとする他、両端のフックを射出したり、移動を阻害する石柱やフロストバーンの炎を飛ばす燭台などを召喚する。
フックや脚、頭部のHPを0にすると第二形態となり、本体が非常にアグレッシブになる他、分離した頭部がレーザーを撃ってくるようになる。
…が、実際の攻撃はここまでこれたプレイヤーにとっては慣れれば楽勝で回避できるものばかりであり、プレイヤーたちからはよく弱ボス扱いをされている。耐久力と攻撃力自体は高いため油断すればあっさり死ねるが。
何気にドロップ品が美味しいボスであり、何かと要求量が多いインゴットやエッセンスを落とすほか、後述のProvidenceを倒すとさらに報酬が美味しくなるため、乱獲されることが多い。
またRevengeanceモードで倒すとRage解放時のダメージを恒久的に強化する『Infernal Blood』をドロップしたりする。
Astrum Deus/アストラム・デウス
アストラル侵食地にて対峙できるボス。名前はラテン語で『星の神』を意味する。
The Destroyerのよう連射レーザー攻撃の他、軌跡に残留する機雷をばら撒く攻撃も持つ。
最初は1体だが、HPが半分になると体力を全快した上で2体に分身して襲い掛かってくる。恐ろしく速く、明後日の方向に飛んでくこともしばしば。
ミニマップを広げておけば画面外からの高速体当たりは避けれるが、二体の攻撃を同時に捌くのは容易なことではない。
伝承によれば、Calamity世界の住民の宇宙への信仰が生んだ正真正銘の星の神であるらしい。
しかし、後述するThe Devourer of Godsに敗れ一度息絶えた事と、その時に自身の破片を流星に変化させて前述のアストラル侵食地を作り出し、そこで肉体を再生させて力を蓄えていたという。
ポストムーンロード
ムーンロード討伐後に戦うことができる。
文字通り月の神を下したもののみが辿り着ける、正真正銘の神の領域。
Profaned Guardian/プロファンドガーディアン
メイン、ロック、クリスタルといったそれぞれ役割の違う敵で結成されたトリオボスで、昼間のThe HallowかThe Underworldに現れる。
かつては超スピードの突進で接触ダメージを押し付けてくるボスであったが、Ver1.5.1からは全方位に火炎弾と槍をばらまきながら突進してくるボスに変更された。どっちにしろ厄介だが。
The Dragonfolly/ドラゴンフォリー
後述するYharonのクローンとして製作された生物兵器…の失敗作。
圧倒的な速度と自身を複製させる能力を持っており、自力で小型のクローンを作り出し襲わせてくる。回避はなかなか難しい。
Ver1.4.4アップデート前はかわいいひよこのような姿だったが、適用後は上記の設定を反映したのか、後述のYharonに似た黄色い鳥竜のような姿になっている。
名前も『Bumblebirb/バンブルバーブ』から変更されている。
一応ムーンロード撃破前に挑むことも可能だが倒しても武器が手に入るぐらいであまり旨みはないだろう。
Providence, The Profaned Goddess/冒涜された女神『プロヴィデンス』
燃え盛る炎の翼を持った神々しいボス。
圧倒的なHPと多彩な攻撃方法を持っており、槍や火の玉による弾幕攻撃、巨大火炎弾攻撃、さらにムーンロードのような薙ぎ払い高火力レーザービームなども放ってくる。
HPが少なくなるとProfaned Guardiansトリオを召喚し、自身のHPを回復させたりするため、なかなか厄介。ポストムーンロード第1の鬼門である。
また、バニラ版Ver1.4の『Empress of Light』よろしく、夜の時間帯に召喚されると身に纏う炎が水色に変化し、攻撃力やAIが超強化される。
戦闘中に夜になってもこの変化は起こるため、彼女と戦うときは時間帯に気を付ける必要がある。
伝承によると古代に起きた天使と悪魔の戦争によるエネルギーで生まれたらしい。「善悪」という概念に嫌悪を抱いており、現在は太陽でエネルギーを蓄え、いつかCalamity世界のすべてを焼き尽くそうとしている。
撃破するとRaveger等の以前のボス達が強化される他、ドロップ品が追加されたり、新鉱石『Uelibroom ore』がアンロックされる。
Sentinels of the Devourer/センチネル・オブ・ザ・デバウアー
※画像はSignus
召喚アイテムを違う場所で使用すると呼び出せるボスが変わる特殊なボス群。
ダンジョンの中で使うと鏡のような姿形の『Ceaseless Void(ケースレスヴォイド)』、地底世界で使うとマントを羽織った暗殺者『Signus,Envoy of the Devourer(シグナス・デバウアーの使者)』、超高空もしくは宇宙で使うと電撃を操るワーム系ボス『Storm Weaver(ストームウィーバー)』が呼び出せる。
Polterghast/ポルターガスト
ダンジョン内で戦うことのできる、黒い甲殻のようなものを身にまとった霊体。
『ポルターガイスト』ではない。
Planteraのように4本のフックで移動しながら大量の弾をばら撒いてくる。
HPが減るごとに見た目が変化し『Polterghast』→フックが独立移動しファンネルのように射撃してくる『Necroghast』→2体に分身する『Necroplasm』と名前が変化するのも特徴。
元々はPlanteraと同じく移動しながら弾を撃つだけのボスだったのだが、
アップデートで定期的に2連→3連斜め未来予知突進をしてくるようになり、危険度がさらに増した。
そのうえ分身中は分身と本体でプレイヤーを挟み込むようにしてクロス突進を行うためより避けづらく、しかも3回連続で行ってくる。
Dungeonに出てくる敵を倒すとでてくるPhantplasmを一定数倒すと湧いてくるため、注意が必要。また、このボスを倒すことによりアビスの敵が強力な武器や素材を落とすようになる。
The Old Duke/オールドデューク
Sulphurous Seaの襲撃イベント、Acid Rainで戦うことができるボス。
フィッシュロンこうしゃくが年月を経た姿をしており、身体中に皺が刻まれ、立派な髭と眉毛を蓄えている。
行動パターンはフィッシュロンに似ているものの、その突進は未来予知を有し格段に避けづらくなっている。
また、大量のSulphurous版シャークロン(なんと死んだ後の飛び散る肉塊にも判定がある)を召喚したり、壊れるとホーミングする刺に分裂するTooth Ball、さらに近くにいるだけで吸い込まれるSulphurous Vortex(渦巻)など大量の飛び道具でプレイヤーを追い詰める。
The Devourer of God/デバウアーオブゴッド
Calamity modの中でも上位のボス。
イーターオブワールドなど、ワーム系ボスは長大な身体が仇となり総じて弱めの傾向にあるが、彼だけは例外的に凶悪な強さを強さを持っている。
胴体部分にはほとんど攻撃が通用せず、弱点である頭か尾の1セグメントのみを狙う必要があるが、その頭部の接触ダメージが桁外れである(かつてのDeathモードに至っては攻撃力「Instant Kill」(即死)であったほど)。
すなわち、致命傷覚悟で向かい合い、正面切って攻撃を仕掛ける必要がある。
しかし、ワームボスには変わりなく、貫通攻撃や範囲攻撃も多少有効ではある。
しばしばマップ外に飛んでくこともあるが、これは小回りが利いていないだけであってどこから突っ込んでくるかわからないため注意を要する。
"It's not over yet, kid!"
まだ終わっていないぞ、小僧!
HPが60%を切るとと第二形態に移行、甲殻がより刺々しくなりさらに巨大化、一定時間ごとに大量のレーザーを上下左右から撃ってくるようになる。
さらに追い詰めると取り巻きワームのCosmic Guardianを召喚してくるため、最後の最後まで気が抜けない。
倒すと新金属のCosmilite Barをドロップするが、武器・防具・アクセサリーなどありとあらゆる装備のアップグレードに必要になる超絶高需要素材であるため、ようやく大敵を倒したテラリアンにThe Devourer of Godsの大量周回を求めるという鬼畜仕様である。
なお、外部Modのチートなどを用いて一撃で倒そうとしても無効化される。
"You think...you can butcher...ME!?"
貴様……この我を屠ろうとしたな!!
Yharon,Dragon of Rebirth/再臨の龍『ヤハロン』
※デフォルメされてるけど、実際はもっとデカい
Yharimの忠実な側近にして、深紅の体毛がなびく四つ目のドラゴン。
フィッシュロンこうしゃくに似た挙動を持っており、火炎弾や炎の竜巻、高速突進攻撃などの怒濤の攻めでこちらを追い詰めてくる強敵。
"The air is getting warmer around you"
周りの空気が温かくなっています。
体力の半分ほど削るととBGMが変わり名前もYharon, Resplendent Phoenixに変化する。
第二形態はより一層攻撃が激しくなり苦戦するだろう。
なお召喚アイテムの素材はどれもムーンロード戦前に入手可能なので理論上ムーンロード前で戦闘することもできる。もっとも、かなり高いステータスやその時期に手に入る武器のレベルなどから途方もない労力を必要とするだろう。
スーパーボス
Draedon&Exo Machs(ドラエドン&エグソメック)
ドラエドンの基地からパーツを集め、専用の召喚オブジェクトを作成・起動することで呼び出せる。
Exo Machは既存の三体のメカボスが超パワーアップした個体となっており、二体一組で行動する『XS-01 Artemis』と『XS-01 Apollo』、ワーム型の『XM-05 Thanatos』、四本の腕で襲いかかってくる『XF-09 Ares』の三体で構成されている。
Supreme Witch,Calamitas/至上の魔女『カラミタス』
本当のカラミタス。
その強さは桁外れであり、某弾幕ゲームを彷彿とさせる激しい攻撃で襲いかかってくる。
ボスの体力と無敵時間も相まって長丁場になりがち。
また、BGMも4部構成で合計12分もあったりと、かなり壮大。
一度呼び出すとエンドコンテンツピッケルでないと破壊できないブロックが周囲を囲み、どちらかが敗北するまで出ることはできない。
仮にすり抜けるなどして出たとしても攻撃が激しくなるだけで、メリットは無い。
近年のアップデートでルナティックカルティストと同じNPCサイズに変更された。
それに伴い兄弟のCatastropheは水色の残光が走る異形の剣士に、Cataclysmは豪腕を振るう巨駆の怪物にリデザイン。
削除されたボス
THE LOADE
Yharimに似たナニか。
ジョークボスであり、(恐らく)プレイヤーが勝てるように作られていない。
膨大なHPに加え、既存のバニラボス(スケルトロン、プランテラ、ゴーレム)のAIを切り替えながら襲ってきたり、防具を剥ぎ取るデバフを与えてきたりとかなり凶悪な性能を持つ。
ダンジョン寺院にて入手できるアイテムを使って召喚できたが、何回目かのアップデートでいつの間にか廃止された。
Astrageldon Slime/アストラゲルドン・スライム
全身に隕石の欠片のようなものを巻き込んだ、紫色に輝く巨大スライム。
Astral infectionで交戦できるボスだったが、Astrum Aureus実装の際、取り替えられる形で削除された。
しかし、Astrageldon Slimeをミニオンとして召喚できる杖が実装されていたり、有志の開発した三次創作mod『CATALYST』にてスーパーボスになっていたりと、大切に扱われている。
ボスラッシュ
アイテム『Terminus』を使用すると開始できるボス連戦イベント。
アイテムはAbyss最下層の小部屋で獲得することができる。
バニラのものも含む全てのボスと、休息無しで一体ずつ戦うというものであり、出てくるボスはどれもとてつもなく強化されている
特定バイオームでしか出現しないボス(ウォールオブフレッシュ等)の場合、そのバイオームにテレポートされる。
かなりの長期戦となるため、強力な武器及びアクセサリー、ありったけの回復・バフアイテム、弾丸などを用意する必要がある。
なお、クリア報酬は特に大したことはないというが……