解説
幻覚成分が脳にダイレクトに影響を与え、擬似的な宗教体験すら可能である。
しかしその副作用として悪寒や嘔吐、腹痛、脱力感等が起こり、容量と状況しだいでは感情の暴走、精神の錯乱ももたらす危険なものである。
仮に幸福感・至福体験を得はしても、それが持続するとは限らない。
古くから南米のシャーマンによって用いられており、その超現実的・幻想的な効能が注目され、アメリカではLSDと共に霊性を絡めたハイカルチャーの一部として名を上げたが、現在では一部の州において胞子の所有のみが認められる。
諸外国でも規制が進んでいる。
日本でも脱法ドラッグであったが、2002年に明確に法律で取り締まりの対象となった。
他の麻薬・薬物と同様「何人も(許可なく)輸入し、輸出し、製造し、製剤し、小分けし、譲り渡し、譲り受け、交付し、施用し、所持し、又は廃棄してはならない」と念入りに否定されている。
違反者には1年以上10年以下の懲役または300万円以下の罰金が課せられる。
現役の脱法ドラッグにも手を出すのはやめるべきである。
また、そういった悪用を企む馬鹿共のせいで当種の研究が遅々として進んでいないのが現状(取り扱いのために他のキノコの取り扱いには全く必要のない麻薬取扱者免許を取得したうえで厳重な管理のもとでしか所持できない)であり、「麻薬みたいなキノコ」で止まってしまっている