脱法ドラッグ
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だっぽうどらっぐ
「法律」で裁くことが出来ない薬物のこと。
法律で規定されていない化学物質を使ったドラッグ。
そのため、摂取しても罪に問われることがない。
これを利用して「合法ドラッグ」と謳って販売する業者が横行しているが、正確には「合法」ではなく「脱法」。つまり、検査の上、使ってよいと認められたのではなく、法律上存在すら認知されておらず、よって罰する規定ができていないというものである。
そのため、摂取した結果、人体にどのような異変が起こるかわからない。
簡単に言えば、違法ドラッグは毒キノコ。脱法ドラッグは図鑑にも載っていない未知のキノコである。
「毒キノコの欄に載っていないから食べても大丈夫」と判断するようなものといえば、その危うさがわかるだろうか。
この「脱法」という表現が誤解を招きかねないため、2014年7月に「危険ドラッグ」という名称に変更された。
これに関しては、「名前を変えたぐらいでは抑制効果は期待できない」、「危険という名前では、若者を煽るかっこよさが残る」、「ドラッグ自体が危険だから意味が二重になっている」、「単純にダサい」、「ダサい名前だから若者が離れるかもしれない」、「合法と誤解されかねない名前よりはいい」など、賛否さまざまである。
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