ルナティックカルティスト
くるったかると
ジャングルテンプルでゴーレムを倒すと、四人の信者(生け贄×2 弓使い×2)がダンジョンの前で祈祷を始める。
彼らはさほど強くなく、撃破するとルナティックカルティストが出現し、戦闘が始まる。
カルティストは空中を瞬間移動しながら、誘導性能のある火炎弾(当たると炎上デバフ)、六方向に氷柱を撒き散らす結晶、プレイヤーめがけて放たれる雷と、ローテーションで魔法を放ってくる。
時折魔方陣を展開し、自らの分身と共にファンタズムドラゴンやファンタズムドゥームを召喚しようと試みるため、本物を攻撃して妨害する必要がある。
ただし、その際誤って偽物に攻撃すると召喚まで攻撃が受け付けなくなり、分身も攻撃に参加してしまう。
偽物は丸い目、本物は吊り上がった目をもっているため、観察眼をもってして確実に攻撃しよう。
体力が減ってくると時々、相殺可能だが被弾時のダメージが痛い光の弾を、こちら目掛け五方向に放ってくるようになる。
そしてなんといっても驚異的なのが、NPCキャラと変わらないサイズ故の当たりづらさである。
それに加えて瞬間移動を連発してくるため、エイミングが苦手なプレイヤーだと大苦戦は必至。
そのため、誘導性能を持つ武器が有効であり、高い追尾性能をもつ『クロロファイトだんがん』を用いた遠距離武器か、ゴーレムから獲得できる『のろわれたテオノ』が効果的。
ドロップ品は作業台『こだいのマニピュレーター』。
後述するルナイベントの柱から得られる、欠片を使った武器や防具の制作に不可欠である。
しんせいな せいぶつが あらわれた!
ルナティックカルティストを無事倒すことに成功すれば、ルナイベントが開始される。
ワールドのどこかにソーラー、ボルテックス、ネビュラ、スターダストの柱が出現し、それら全てを破壊するのが目的となり、全て破壊するとラスボス『ムーンロード』が登場する。
ソーラーのはしら
接近戦を主体とした敵が多いエリア。
背景も上空から火の玉がひっきりなしに降ってくるという、不穏な雰囲気を醸し出すようになる。
飛び道具を反射する『セレニアン』が最大の障害で、回転攻撃中は飛び道具を一切受け付けない。
ものによってはこっちが即死することも。
また、ここでの飛行は絶対に厳禁。
自分が立っているブロックから10マス以上離れるとクロールテピードに感づかれ、極めて高い追尾性能で死ぬまで密着されてしまう。
ソーラーのかけらを用いて作れる武器は、ブロック貫通能力を持った蛇腹剣『しゃくねつのふんか』と、刺さった相手にスリップダメージを与える投げ槍『デイブレイク』の二つ。
特にしゃくねつのふんかは状況次第では一方的な攻撃も可能。
そしてルミナイトインゴットを加えて作れるアーマー一式は、高い守備力に加え、敵の攻撃を三回まで軽減し、爆発して反撃するシールドを展開する特性を持つ。
さらにシールドが残存中、移動キーを左右二回素早く入力するとダッシュすることができ、敵を撥ね飛ばすことも可能、その際複数体の敵に当たってもシールド消費は一回で済む。
ただし、シールドを消費しきった状態ではダッシュできないため、使いどころを見極める必要がある。
飛び道具に弱いのも難点で、軽減はできても爆発は届かないため、シールドを一方的に引き剥がされることも。
なお、シールドは時間経過で回復する。
ネビュラのはしら
いしきが なくなってきた……
遠距離攻撃を主体とした敵が多数登場するエリア。
風景が紫がかり、なんとも怪しい雰囲気を帯びるようになる。
単眼の脳みその姿をした『ネビュラフローター』が強敵で、瞬間移動しながらこちらめがけて正確にレーザーを撃ち放ってくる。
ダメージも結構痛い。
また、ブレインサックラーに接触されると視界のほとんどを奪われるが、攻撃方法がただ接近するのみであり、遠距離攻撃で迎撃するようにすると安全にいなすことができる。
他にもブロック貫通性能付きの誘導弾を放つ『エボリューションビースト』と、拡散高速弾を放つ『プレディクター』が鬱陶しいが、地上から離れるとスポーンしなくなり完封できることも。
ネビュラのかけらで作れる武器は、超高速誘導弾を放つ籠手『ネビュラブレイズ』と、渦巻くエネルギー弾を放出する『ネビュラアルカナム』の二つ。
ネビュラアルカナムは使い方次第で高いDPSを叩き出す強力な武器。
かたや、ネビュラブレイズは火力と扱いやすさを両立させた最良の武器で、おまけに一定確率で威力と速度を増加させた強撃弾を撃ち出す。
アーマー一式は魔法に特化した性能だけでなく、ダメージを与えた敵から専用のドロップアイテム(ライフ回復速度、マナ回復速度、ダメージブーストアイテム)を落とさせるというユニークな特性をもつ。
ボルテックスのはしら
げきつうに くるしんでいる……
迅速な対応が要求されるエリア。
画面が緑がかり、空には稲妻が光るようになる。
特徴と言えば、エイリアンホーネットがコレでもかというくらい召喚されること。
強さ自体は大したことなく、簡単に蹴散らせるのだが、放置すると『エイリアンクイーン』に成長してしまうこと。
その際注意する必要があるのは、エイリアンクイーンの放つ緑の粘液で、直撃すると重力が乱れるデバフを受けてしまい、上下に揺さぶられるような挙動をとるようになる。
そうなると翼やマウントでの飛行が困難となり、場合によっては地形に引っ掛かってなぶり殺しにされることも。
ボルテックスの欠片で作れるのは、高い連射性能と追尾性能付きロケット弾を持つ『ボルテックスビーター』と、直撃した相手に光の矢で追撃する『ファンタズム』。
アーマー一式の特殊効果は、移動キーを下に二回押すとステルス状態に移行でき、姿を消している間は遠距離攻撃の与ダメージとクリティカル率を上昇させる。
さらに、シュルーマイトアーマーと違い移動中にもステルス状態を保持するが、移動速度が低下する。
ちなみに作れるアイテムは近未来的なものが多く、アーマー一式はフルフェイスのパワードスーツ風であったり、翼は唯一ジェットパックだったりする。
スターダストのはしら
べっせかいからの こえが ひびきわたる……
トリッキーな特性をもつ敵が多く登場すらエリア。
星屑が煌めく夜空の背景が美しい。
フローインベーダーはこちらに接近しつつ飛び道具を撃ってくるだけだが、問題なのは撃破したとき。
死亡時に最後のあがきといわんばかりに、四発の弾を撃ってくるため、倒したといっても油断は禁物。
分裂能力を持つスターダストセルもなかなかの難敵で、分裂させた小型のものを放置していると元のサイズに戻り、分裂能力も復活してしまう。
しかし、逆を言えばスターダストセルをわざと分裂させて放置していき、それをまた分裂させて撃破数を稼ぐことが可能。
プレイスタイル次第ではおそらく最も簡単なエリアかもしれない。
スターダストのかけらから作られるものは、ミニオンに関連したものが多く、敵だったスターダストセルを召喚し使役する『スターダストセルのつえ』と、一匹のドラゴンを召喚し体長が伸びるほど強くなる『スターダストドラゴンのつえ』がその一つ。
アーマーもミニオンの召喚数を増やすだけでなく、一式を揃えるとスターダストガーディアンが出現し、背後に付き添うようになる。
普段はなにもしないが、移動キーを下に二回押すとアイコンのある場所に配置することができ、近くの敵の攻撃を引き付けてくれる。
ダンジョン入り口で祈祷を行う4人の信者にはスポーン位置があらかじめ決まっている。
その付近でブロックを3の倍数分に当てはまらないように破壊・設置すると出てこなくなるため、付近での整地は厳禁。
逆に出現箇所に倍数分のブロックさえあればどんな材質や深度でもスポーンしてくるため、慣れれば意図的にスポーン場所を操作して建築に組み込むことができ、実際に建築勢プレイヤーによる作品が関連コミュニティにて多数投稿されている。