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概要

PANZER BLADE GALIENT

の部分がワイヤーで繋がれつつ等間隔に分裂し、のように変化する機構を備えたのこと。

ロボットアニメ『機甲界ガリアン』で登場したものが元祖とされる。別名ガリアンソード(ちなみにwikipediaではガリアンソードの記事名で詳述されている)。

剣としての剛性と、鞭の柔軟性、節々に分かれた刀身部の切削を鞭の打撃に加える事が出来、さらに剣と鞭の状態では倍程度間合いに差が出るため交戦距離を自在に変化させることが出来る。

剣そのものの強度と殺傷力に根本的な問題があるため現実に存在しない架空武器の一つ。

早い話がロマン武器。創作世界ではSF的な高度なテクノロジーか、ファンタジックな魔法の力で実用化しているケースが大半を占める。


元ネタ基準での基本戦術は以下の通り。

  1. 相手が迫ってくれば剣で迎撃
  2. 相手が引けば鞭で追撃
  3. さらに変形時の「伸び」を利用した射突攻撃
  4. 鞭状態でのフレキシブルな斬撃

4については節の一つ一つを任意なり自動なりで完全に制御できない限り無理である。

ただしチェーンソーのチェーンのような構造であれば有効に使える。


先述の通り現在の技術ではまず分割機構を有する関係上剣としての強度維持が不可能である事、剣から鞭、鞭から剣へ自在に変形させる機構の再現や節々の噛み合わせを隙間無く、異物が挟まらない様にする事が難しく、加えて有効なダメージを与えるにはこの可変性の中で刃を立てる必要があり、また切れたとしても剣のように力が伝わらないため切り傷が浅くなりやすく、また衝撃によって刃を損傷しやすいなど問題も多い。


また構造的に短縮形態での剣としての形態・機能を持たず2から4の機能しか持っていない物も有る。








剣ですらなくなるので、殺傷力を優先して「各節を棘ボールにすればいいのでは」とか言ってはいけない


使い手と登場作品

蛇腹剣を継ぐ者たち

アニメ

漫画

ゲーム

小説


実写


関連武器

一応、現実世界にはカラリパヤットで使われるウルミというインド発祥の鞭と剣の中間のような武器は存在する。そして英名もフレキシブルソードである。

尤も、此方は柔らかい鉄を鞭のようにしならせた1枚刃の剣あるため、刃を分割している構造ではない。無論、柔らかいとは言っても鞭のように自由自在にとまでは行かない。だが可変性はあり、人体を引き裂くには十分な威力を持っている。要は『金属メジャーの端で指が切れる事故』を攻撃力に転用したもの。

こちらはこちらでフィクションでの需要があり、いくつかの作品で採用されている。



また多節棍や「多節鞭」 特に「仕込み多節棍」と呼ばれるものも、蛇腹剣に近い戦術的有用性と構造的問題を持つ。


関連イラスト

シュランゲバイセンセンシティブな作品

リースガリアン

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