曖昧さ回避
- 『リリカルなのは』シリーズの登場人物。
当然ながら(?)Pixivにおいては登場人物に関するイラストにこのタグが付けられる場合が圧倒的多数であるため、本項ではそれを解説する。
概要
「ヴォルケンリッター」の将。別名「烈火の将」「剣の騎士シグナム」。4人のリーダー格で、実際に「リーダー」と呼ばれている場面もある。担当声優は清水香里。
生真面目で騎士道精神を持つ武人的な女性。凛々しい風貌で、20歳前後くらいに見える外見。基本的には男勝りな口調でタメ口だが、家族として接するはやてや目上の者などに対しては常に敬語を崩さない(「主はやて」と呼ぶ)。しかし、はやての優しさに安らぎを得ているのは他の騎士と同様。和食、入浴が好き。巨乳のため、はやての胸部マッサージを時々受けることがある(シグナム本人はテレ屋なため、困惑しているが…)。
戦闘面では接近戦のスペシャリストとして非常に高い戦闘能力を持っており、フェイトとの初戦では彼女に圧勝。彼女がデバイスの強化を果たしてなお「クロスレンジでもミドルレンジでも圧倒されっぱなし」と言わしめていた(同時にシグナムもフェイトのスピードを賞賛していた)。また、シグナムの魔法は炎を使うものが多い。魔力光は紫。
使用デバイス
レヴァンティン。炎の魔剣であるアームドデバイス。
いつもの剣の状態(シュベルトフォルム)の他、連結刃(シュランゲフォルム)や弓矢(ボーゲンフォルム)の状態もある。ちなみに、シグナム自体は近接戦闘を好み、後述するシュツルムファルケンは言わばシグナムにとって究極の切り札のようなものである為、弓矢形態はめったに出てこない。
なお、類似する名前や炎の剣関連として「レーヴァテイン」が存在するが、関係は無いと思われる。
作中での活躍
A's(初登場)
魔導書「闇の書(夜天の魔道書)」の主を守る守護騎士「ヴォルケンリッター」の将。はやての誕生日の時に現れた。
はやてにはリンカーコアの収集行使を行わないと約束したが、とある事情の発覚により影では収集行使をしている。
2話で子供の喧嘩にいきなり大の大人が首を突っ込んで(しかも剣という魔法味のカケラもないデバイスを携えて)視聴者を唖然とさせ、その後の「なのは」シリーズの指標を象徴するキャラといえる。
フェイトとはよく激突し互いを称賛し合い敵としてしか対応できないのを心苦しく思っていた。
一方で重度のバトルマニアでもある。(主な対象はフェイト・なのはで近年なのはと戦う機会が増えており長年の付き合いのヴィータからも呆れられ気味)
日常では剣道場の非常勤の師範を務めており収集にはこれに出かけるのを隠れ蓑としていた。
StrikerS
機動六課においてライトニング分隊副隊長として隊長のフェイト・T・ハラオウンを補佐するとともに、交代部隊の指揮も委ねられている。いわば「留守居役」であり、重要性は高いポジションなのだが前線での活躍場面が少なかったため、「ニート侍」なる称号を一部ファンより頂戴してしまったこともある。また、9話では高町なのはに反論するティアナ・ランスターに鉄拳制裁を加える一幕もあった。
終盤ではゼスト・グランガイツと一騎打ちの末勝利し、彼からユニゾンデバイスのアギトを託される。
そしてアギトとユニゾンすることで幾多のガジェットを殲滅するという大活躍を見せた。
事件解決後は正式にアギトのロードとなった。
Vivid
武装隊として務めており日常ではザフィーラとヴィータと共に武術の道場を行なっている。
Force
アギトと共にフッケバインの捜索を行っている。
その最中、サイファーと激突するが、魔法を無力化される装備を繰り出されて戦闘不能に陥っていた。先の戦いで間に合ってなかった対抗装備を用意した上で再戦、逃しはしたがリベンジを果たした。
使用魔法
A's
シュランゲバイセン
ベルカ式アームドデバイス「炎の魔剣」レヴァンティンのシュランゲフォルムから繰り出される攻撃の総称(ドイツ語で「蛇の噛み付き」の意)。連結鎖状刃の最大の特徴であるリーチの長さを生かし、普通の刃の間合いをはるかに上回る中距離攻撃や死角のカバーを可能としている。
シュランゲバイセン・アングリフ
ベルカ式アームドデバイス「炎の魔剣」レヴァンティンのシュランゲフォルムから繰り出される、ドイツ語で「蛇の噛み付き攻撃」の意味を持つ空間攻撃。
連結鎖状刃を対象の周囲に自在に舞わせて機動を阻害した後、剣尖での一撃を叩き込む。また、この連結鎖状刃の刃はシグナムの魔力を完全な形で伝達するので、舞う刃は高い運動エネルギーと強力なバリア破壊能力を併せ持つ。
その反面、発動中の移動ができないことや刀身での防御が不可能な事による防御力の低下が欠点となっている。
魔法ランク:AA+
陣風
ベルカ式アームドデバイス「炎の魔剣」レヴァンティンのシュベルトフォルムの刀身から衝撃波を放つ技。射撃魔法の打ち落としも可能な、攻防一体の攻撃である。
なお公式での技名は「陣風」だが、レヴァンティンは発動時には「シュツルムヴェレン」(ドイツ語でシュツルムは「嵐」、ヴェレンは「波」の複数形の意)と読み上げている。
発動時にカートリッジを1発消費する。
パンツァーガイスト
長剣型アームドデバイス、レヴァンティン(シュベルトフォルム)を用いた、ドイツ語で「障害の装甲」の意味を持つフィールド系全方位防御魔法。
カートリッジを消費し、術者を中心に強固な防護壁を精製する。
防御力は高いが、全開での持続はかなり魔力消費が大きいため、術者には高度な魔力運用技術を強いる。
レヴァンティンの連結刃形態であるシュランゲフォルムではこの魔法の使用が困難であるため、防御力が格段に低下してしまう。
しかし、シグナムはレヴァンティンの鞘(本体と同様の強度を持ち、シグナムの魔力を完全な形で通すことが可能)にこの魔法を纏わせ対魔法攻撃防御に用いることで、この欠点を補っている。
飛竜一閃
長剣型アームドデバイス、レヴァンティン(シュランゲフォルム)を用いた魔法剣技。
鞘に収めた状態でカートリッジを1つ使用、魔力を刀身に集め、繰り出すと同時にシュランゲフォルムの連結刃が展開、魔力を撃ち出す。
フェイトのプラズマスマッシャーと互角の威力を持つ。
また、炎を纏った純粋な魔力攻撃と鋭い連結刃による巨大な斬撃はもはや「砲」とすら言えるほどのサイズと射程を誇り、受ける者に防御を許さないほどの貫通力をも持つ。
紫電一閃
長剣型アームドデバイス、レヴァンティン(シュベルトフォルム)を用いた魔法剣技。
カートリッジを1つ使用し、魔力を刀身に集めて縦の斬撃を繰り出す。
フェイトの持つバルディッシュに深刻なダメージを与えた。
また、シグナムとレヴァンティン、双方の資質である「魔力の炎熱変換」の効果が追加で付加されている。
後のエリオも使用するようになり、彼が使用する場合は拳に電撃を帯びた状態で繰り出す近接の打撃となっている。
ちなみに「紫電一閃」という四字熟語は「ほんの短時間の事、及びその間に起きた急激な変化」という意味を表す。
魔法ランク:A
シュツルムファルケン
長剣型アームドデバイス、レヴァンティン(ボーゲンフォルム)を用いた、ドイツ語で「疾風の隼」の意味を持つ射撃魔法。
鞘と結合させたレヴァンティンをカートリッジスロットを2つ備えた弓に変形させ、「翔けよ、隼!」の掛け声と同時に、刀身を流用した矢に全ての魔力を乗せて放つ。
発動・発射に多大な隙を生じるリスクを持つ代わりに、シグナムの持つ魔法の中で最大級の威力と到達速度を誇る。また、着弾時爆裂・結界破壊の強力な追加効果をも併せ持つ。
ボーゲンフォルムへの変形に1つ、矢の生成・発射にカートリッジを2つ使用する。
劇中では計2回しか登場しておらず、「A's」の12話で闇の書の闇に対する攻撃シーンと、コミカライズ版「StrikerS」の単行本未収録ストーリーで、模擬戦においてなのは(おそらくスターライトブレイカー)に対して使用されたシーンしか存在していない。
放送当時、中の人繋がりであのロボットの必殺技を連想する人が多く見られたが、後に劇場版2ndA'sにリメイクされた際に矢のオーラが炎の鳥の形へと変更されて公式の方から近づいてしまった。
「-THE BATTLE OF ACES-」から
空牙
ゲーム版オリジナルの魔法。レヴァンティンを払うと共に前方に横長の衝撃波を飛ばす。溜めることによって、踏み込みと共にレヴァンティンを払い衝撃波を飛ばす。この踏み込みの際に簡単な魔法ならかき消すことが可能。
穿空牙
「空牙」の溜めバージョン。踏み込みと共に体を捻ってレヴァンティンを払って攻撃をおこなう。
「StrikerS」から
火竜一閃
アニメ版最終話にて登場。アギトの「烈火刃」によって強化した炎のムチによって、まるでビームを横に薙ぎ払うかのようにして遠距離の対象でも一瞬にして焦熱で焼き尽くす空間殲滅魔法。シグナムの技では最大の攻撃力&攻撃範囲を持つ。作中では50以上の機体を一瞬にして撃ち落とした。
煌牙
コミック版の特別編にて登場。炎の魔剣「レヴァンティン」を居合いのように振るって攻撃をする。全力のなのはと引き分ける破壊力がある。
陣風烈火
コミック版の特別編にて登場。炎の魔剣「レヴァンティン」を連結刃のように伸ばして振りまわして周囲を攻撃する。
「Force」から
煌竜
第20話初登場。リインフォースIIにユニゾンした際に使用した必殺技で、レヴァンティンの連結刃形態で繰り出す一撃。
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