まとめ記事について
pixiv及びpixpediaでは、作品タイトルや専門用語、カップリングなどに関するタグの記事が数多く存在している。
pixpediaでは、便宜上の考慮や個人・多数の使い勝手の問題など様々な理由から、数が多い一連の記事群に関する記事が別途に作成され、まとめられることがある。まとめ記事の作成は、やむをえない場合を除き、pixivにて使用されているタグの中から適当なもの(表記揺れタグなど)を選び活用するのが好ましいと思われる。
現在、作成されたまとめ記事は以下の通りである。
- 魔法少女リリカルなのはシリーズ:各作品タイトル収納用に作成。
- 魔法少女リリカルなのはシリーズの登場人物一覧:キャラクターまとめ記事。
- リリカルなのは(二次創作):パロディ、二次創作関連のまとめ記事。
- 魔法少女リリカルなのはシリーズのカップリング・グループ一覧
シリーズ概要
それまでの魔法少女アニメとは一線を画した設定が使用されており、俗にいう「魔法少女の変身アイテム」が、ミッドチルダ語・ベルカ語という英語・ドイツ語と似た架空言語を話す機械であったり、使用する魔法も科学技術で構成されたプログラムだったり、時空管理局というおおよそ魔法とは関係のなさそうな組織がバックに存在したりする。
もともとはエロゲ(『とらいあんぐるハート』通称『とらハ』 原作:Ivory)のスピンオフ作品(『とらいあんぐるハート3リリカルおもちゃ箱』、さらに元を辿れば『とらいあんぐるハート3』作中内の嘘CM)を原作とする作品でもあった。
(基となっている舞台も含め、1期では原作要素がそこかしこにあり、作者も自身のページで原作とは同じ世界で同じ人物のパラレルワールドといった旨の返答をしていたが、二期三期と進むごとに原作要素が消えていった。が、テレビで映ってない所ではとらハとほぼ共通らしい)
「熱血魔法少女バトルアクション」という触れ込みは伊達ではなく、ファンからは「魔砲少女」と呼ばれる。
原作との相違点
まず主人公の高町なのはの性格が大きく異なる。原作では居候達の影響でとても明るく優しい性格だが、武闘派の家族が喧嘩をすると未熟ながら母である桃子譲りの説教を兄でも口答え出来ない威圧感を放ちながらするという高町家の良心。喧嘩以前に暴力自体を嫌っているため他者に対して手をあげる事は一切なく、根気強く相手と話をしてわかり合おうとする平和主義者。
交友関係もアニメと大分違い、一個体で国を滅ぼせると言われる祟り狐と自称IQ200越えの天才美少女の地縛霊が親友という魔法少女となる前から様々な交友を持っている。
また、なのははアニメと同じくレイジングハートを託されるのだがなのはの特性は砲撃魔法ではなく、魔力や命を代償に願いかなえる祈願実現型の魔法使いである。
原作の大まかな流れは、レイジングハートをとある事情から妖精姿で登場するリンディ・ハラオウンから授かり、騒動の原因となったミッドチルダの失われた魔法技術であるイデアシードの確保、それを復元し散布させたクロノ・ハーヴェイとなのはが対峙するといったもので、ストーリーの内容も『とらいあんぐるハート3』の登場人物の記憶に干渉するといった『とらいあんぐるハート3』の補完と魔法少女物をミックスさせたような内容であり、新しくそれ単体として作られたアニメ版とは方向性そのものから異なる。
そのためリンディやクロノも、なのはと同じく性格や性能がアニメ版では大きく違う。
他にもなのはの学校が女子校から共学校に、原作で死亡した高町士郎とアリサがアニメでは生きている。アリサが年上から同い年になりクロノが同い年から年上になっている等一部のキャラの年齢変更や士郎の死亡した爆弾事件(アニメ版では、作者いわく当たり所が良かったため生存)の年代の変更、それに伴う高町家の居候の有無等、一部ではあるがこれらが相違点として挙げられる。
アニメに登場する「ユーノ・スクライア」と「フェイト・テスタロッサ」は原作には登場しない。
各作品から見た『とらいあんぐるハート』
無印
原作欄に、とらハの制作元である「Ivory」の表記がある。原作者からとらハについてのことが述べていたり、クロノがなのはのことが好きであったような、原作をもとにしたシーンも見られた。
A's
クロノが急になのはのことを意識しなくなる。それはスターターブックでは義理の妹であるフェイトの心配のためであるらしい。また、本来原作では料理が苦手であるはずの高町美由希が料理が得意であるなど、原作との違いがはっきりと表れてきた。
しかし原作を忘れていないからか、前作と同じく原作欄に「Ivory」の表記があり、言葉遣いが『とらハ3』の鳳蓮飛とそっくりな八神はやての存在などもあり、とらハの存在感もそこそこあった。
StrikerS
「Ivory」が潰れたからか、この作品から原作欄から表記が消滅。舞台も、原作と同じ海鳴市から別の舞台に設定された。クロノも、以前までコンビとどまりであったエイミィ・リミエッタと結婚していて、しかも空気キャラであるなど、原作との完全隔離が計られている。原作についても、オフィシャルファンブックでほんの少しのみ述べた程度。
しかし、なのはとヴィヴィオの関係に義理の親子の設定が付加され、原作の桃子となのはのようなシングルマザーの母子家庭となった。また、義理の子供を持つ点では、原作の桃子が恭也・美由希を持つことと一致する。
ネタにされやすいシーンである、ティアナに対するなのはの過剰な攻撃も、原作の恭也が美由希に対する叱咤が元となっている。
Vivid、Force、劇場版
原作について一切触れていない。ファンブック「魔法少女リリカルなのはType」の作者インタビューの、誕生経緯ですら触れていなかった。
同時期の「The MOVIE 1st」ではとらハ2の登場人物である槙原愛が依然として登場しており、また漫画版1stの扉絵内に原作のレイジングハートが小さく描かれたこともあったため、過去を消し去ろうとしているわけではないようだが、シリーズの原点がアダルトゲームであることに次第に触れづらくなって行っているようである。
INNOCENT
漫画版の作画担当がとらハファンであるため、漫画版では千堂瞳などのとらハシリーズを元ネタとするキャラがモブとして所々で登場している。
『リリカルなのは』と21世紀初頭の日本のテレビ事情
本シリーズはテレビアニメ業界の端境期にあったため、所謂「1~2クールワンシーズンパッケージ」の深夜アニメーションとしては異例にも制作工程・収録フォーマットが二転三転した。これは、フルリメイクを除けば長寿作品の『ゲゲゲの鬼太郎』(60年代の第1期がモノクロ、70年代の第2期からカラー化、90年代の第4期途中からデジタル化)、『ルパン三世』(PART1が旧東京ムービー(実制作はAプロ)、PART2と3が東京ムービー新社、テレビスペシャル途中からトムス、PART4がテレコム)ぐらいしか経験していない変化である。
無印とA'sは2D原画工程・SD画質で制作され、CGは魔法演出の一部のみである。リマスター版でも縦横比は4:3となっている。StrikerS以降は2D原画工程・HD画質で制作され、縦横比(アナログ放送を除き)は16:9となった。
深夜アニメの知名度が低かった時期であるため放送局は大変少なく、初代~StrikerSは三重テレビでは一貫して放送されたが愛知では放送されなかった(本放送の数年後にテレビ愛知で放送が行われた)。
現在のところ、ソーシャルゲームであるINNOSENTのアップデート以外、2019年5月以降に新作が発表されていないため、「元号超え」はまだ果たしていない。
アニメ版の各作品における人物及び用語
魔法少女リリカルなのは / The MOVIE 1st
魔法少女リリカルなのはA's
魔法少女リリカルなのはStrikerS
フェイト・T・ハラオウン/フェイト・テスタロッサ・ハラオウン
スバル・ナカジマ/スバル マッハキャリバー リボルバーナックル
ヴィヴィオ ジェイル・スカリエッティ ルーテシア・アルピーノ/ルーテシア アギト
戦闘機人 ナンバーズ ウーノ ドゥーエ トーレ クアットロ チンク・ナカジマ/チンク/チンク姉 セイン セッテ オットー ノーヴェ ディエチ ウェンディ・ナカジマ/ウェンディ ディード
StrikerSサウンドステージX
魔法少女リリカルなのはViVid
高町ヴィヴィオ セイクリッドハート/セイクリッド・ハート/クリス
コロナ・ティミル/コロナ リオ・ウェズリー 覇王イングヴァルト/イングヴァルト ジークリンデ・エレミア
魔法戦記リリカルなのはForce
トーマ・アヴェニール リリィ・シュトロゼック アイシス・イーグレット カレン・フッケバイン
魔法少女リリカルなのはA's PORTABLE -THE BATTLE OF ACES- & -THE GEARS OF DESTINY-
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魔法少女 スピンオフ とらいあんぐるハート リリカルおもちゃ箱
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