ギンガ・ナカジマは魔法少女リリカルなのはシリーズ(StrikerS以降)に登場する女性キャラクター。
ミッド西部エルセア出身。
声優はStrikerSおよびSSXでは木川絵理子氏。Vividでは早見沙織氏(木川氏の病気療養による休業の為の変更)。
名前の由来は大日本帝国海軍が開発した双発爆撃機の銀河より。
基本情報
身長は「StrikerS」の設定資料では157cm。
17歳(StrikerS時)
20歳(サウンドステージX時)
21歳(vivid時)
23歳(FORCE時)
時空管理局・陸士108部隊所属の捜査官。(StrikerS15話より一時機動六課に出向、FORCEでは特務六課に所属)
階級は二等陸士(StrikerSの3年前)→陸曹(StrikerS時)→准陸尉(SSX時)
魔法術式・近代ベルカ式/魔導師ランク・陸戦A。(StrikerS時)
魔力光は強い青。
使用デバイスはブリッツキャリバー(スバルのマッハキャリバーとは姉妹機に当たる)。
概要
StrikerS本編の4年前に起きた空港火災(第2話)でフェイト・T・ハラオウンに救助されてから憧れの感情を抱いている。
左利きで、母の形見である「リボルバーナックル」は左手用を使用する。
戦闘の際には他に「ブリッツキャリバー」や、スバルと同様「ウイングロード」を使用。
母クイントから「シューティングアーツ」を学んでおり、スバルが管理局員を目指した際には師として教えた。
母のことをあまり覚えていないスバルにとっては母親的存在でもある。
スバルからはギン姉と呼ばれている。
またエリオを「エリオ君」と呼ぶ。
長髪の楚々とした容姿で心優しいしっかり者。
ただし、興味を持った事例を前に『質問→返答を待たずに再質問・意見』と言うトーキングモードに入ってしまい、ティアナとに「やっぱ姉妹って似るもんだなぁ……」と言う感想を持たれている。
スバル同様、ジェイル・スカリエッティとは別の組織により戦闘機人の実験体としてクイントの遺伝子から造られた。
ナンバーズの間の呼称は当初「タイプゼロ・ファースト」だったが、彼女がナンバーズの一員に加わってからは13番目,サーティーンと呼ばれている。
スバルとは元となった遺伝子が同一であるということでの姉妹関係だが、姉妹の絆は人一倍強く、常にスバルを護ることを自分に課していた。
実はかなりの大食いで、漫画版ではスバルと共にお弁当の空き箱の山を築いていた。
衣装の時空管理局の女性制服は紫のリボン、茶色の長袖の制服、茶色のタイトスカート、白タイツ、青いブーツ。アラカルト作品等を含め、私服姿でも多く登場している。
訓練服は紫のリボンをつけたままフェイトなどライトニング小隊と同じ黒の半袖の夏服、暗い青のズボン、黒いブーツ。
バリアジャケットは、紫のリボンをつけたまま、紫の半袖のジャケット、白いズボンに銀色の装甲を腹部、腰部、脚部などに身に着けている。
また、ナンバーズだった際は、彼女もウーノを除くナンバーズと同じボディースーツにジャケットを着用。
StrikerS期
本編では第6話から、はやての要請に応える形で、ゲンヤによりカルタスと共に機動六課のフェイトの指揮下で捜査協力するように命じられる(この際、六課から御礼として受け取ったのがブリッツキャリバーである)。
第11話ではフォワード隊と合流した際に「ここまでのガジェットはほとんど叩いてきたと思うから」とあっさりと言い、ガジェットIII型の砲撃を小型シールドだけで弾いた。続く11話Bパートから12話Aパート間で二度にわたりガリューと正面から激突、ほぼ互角の戦いを演じるなど、スバルの師にふさわしい実力を見せている。
第15話でのスバルとの模擬戦ではスバルに勝利し、スバルとほぼ同一の戦闘スタイルながら、まだまだ一枚上手な所を見せた。
しかし第16・17話の地上本部襲撃事件の際、チンク、ノーヴェ、ウェンディとの戦いで左腕を失い、瀕死に追い込まれ、スバルの目の前で拉致されてしまう。
その後、スカリエッティのアジトで再調整を施され、ナンバーズの13番目となり、JS事件では他のナンバーズ達と共闘した。
この際、ギンガは失っていた左腕をドリルに改造され(リボルバーギムレット)、更にリンカーコアをレリックに強制融合されている。同様にブリッツキャリバーもAIユニットを弄られている。
第21話にてスバルの前に現れ、彼女と激戦を繰り広げる。
スバルとの戦闘は、最初はギンガが圧倒するものの、第23話にて真っ向勝負の末スバルに倒され、本来の自我を取り戻す。
その後、脱出支援兼救助任務に向かうスバルにブリッツキャリバーを貸与した。
JS事件後は再調整の解除とそのリハビリをしつつ、ナンバーズ達の更生プログラムに参加し彼女達の再教育を行った。
捜査官にも復帰し、左腕もマリエルの治療により、ドリルではない普通の腕に戻されている。
また、当面はスバルにとっての強い姉でいるために技を磨いている。
なお、ナンバーズだった時のことは、朧げながら記憶にあるらしく、そのことについては自身の未熟と不慮を猛省中とのこと。
ブリッツキャリバーも同様に主を護れなかったことを猛省しており、自身の改良プランを練っている。
後に、スバルを含むチンク、ノーヴェ、ディエチ、ウェンディの姉となる。
ちなみに、作中に登場する戦闘機人で唯一インヒューレントスキル(IS)を発動したことがない。ISがないのか、スバルと同様にISを嫌って発動していないだけなのかは不明。
その後のギンガ
SSXではティアナと共にマリアージュ事件の捜査を担当。
JS事件について淡々と話すなど、過去を一定程度払拭した様子がうかがえる。
後半、チンクと共に機動拘置所のスカリエッティ、ウーノ、トーレ、クアットロに対する聴取を担当。死亡したドゥーエを弔う為の「出所の確かな、それなりのベルカワインの赤一瓶」の差し入れを条件に、トレディア・グラーゼとイクスヴェリアの情報を聞き出した。
その際、ウーノやクアットロからは相変わらずサーティーンと呼ばれているが、訂正を促すような発言をすることも、嫌がるような反応をすることもなかった(しかし、スカリエッティから「サーティーン、いやタイプゼロファーストだったか?」と言われた際には「ギンガです。ギンガ・ナカジマ」と言い返している)。
vividではアインハルトによる格闘家襲撃についてノーヴェ、チンク、ディエチ、ウェンディに警告したり、ヴィヴィオ達の敗退に気落ちするノーヴェを励ますなど、彼女達の姉としての側面がクローズアップされている。
一人暮らしのスバルを除く家族6人で食事する場面もある(アニメでは少なくとも一度目については割愛されている)。
FORCEでは特務六課の一員として捜査にあたっており、訓練にも参加している。
その際はStrikerSの頃と同じ訓練着を着用している。
チンク、アルトと共にカレドヴルフ社でラプターを紹介されており、トーマの回想にも登場している。
トーマからも「ギン姉」と呼ばれている。
使用デバイス
ブリッツキャリバー
スバルのマッハキャリバーとは姉妹機に当たる高度AIデバイス。
主な使用魔法
シェルバリア
バリア内部を一定時間守る防御魔法
トライシールド
魔法陣で攻撃を弾いて反らす防御魔法
ナックルバンカー
硬質フィールドを纏う拳の打撃魔法
ウイングロード
魔力によって形成される光の道
ディフェンサー
高いバリア硬度を誇る防御魔法
関連イラスト
余談
一人称は基本的に「私」だが、StrikerS2話の空港火災時にはスバルに向けて「お姉ちゃん」を用いている。これを受けてか、二次創作にはしばしば妹に対し「お姉ちゃん」と自称する場面が見られる。
名前の由来は大日本帝國海軍陸上爆撃機「銀河」(開発は空技廠だが量産を担当したのは中島飛行機)
しかし、スバル共々、この楽曲の影響を疑われているとか。
リンディが好んで飲んでいるお砂糖ミルク緑茶は嫌いではないらしい。
食事のシーンから、少なくともナカジマ家において左手で箸を持つ唯一の人物であることが分かる。
チンク、ノーヴェ、ディエチ、ウェンディとはナンバー13時代は自身が妹という立場であったが、JS事件後は自身が姉になったという奇妙な姉妹関係がある。特に、自身と同じくクイントの遺伝子が用いられているノーヴェとは、遺伝子的な意味でも姉妹だったりと色々とややこしい。
なお、アラカルト作品ではチンクに「姉中の姉(姉オブ姉)」と称されている。
二級通信士の資格を持っている。また描写からSSX以降は運転免許を取得している様である。
外部リンク
関連タグ
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