CV:斎藤千和
概要
ナンバーズの4。大きな伊達眼鏡と独特の甘ったるい喋り方が特徴。幻惑等による敵の行動妨害を主体とする実働部隊の後衛だが、それ以上に参謀としての色が強い。後衛同士のディエチとは行動を共にすることが多い。ナンバーズの中でも最大の独自行動が許されている。
固有武装はステルス機能を有するマント「シルバーケープ」で、ISは電子を操る「シルバーカーテン」。
魔法少女リリカルなのはStrikerSのラスボス。
その性格はナンバーズの中でも最も陰湿かつ残忍なものであり、ヴィヴィオを操ると言うやり方に加え離れた場所からなのはを挑発して攻撃すると言う極めて卑劣な戦法を取った。(歴代でもクアットロ以上の極悪キャラクターはいないとも言える。)
しかしサーチ魔法を仕掛けられていたことに気が付かずに居場所を特定されたり、高威力・低減衰の砲撃魔法を駆使出来るなのはを相手に「離れているから問題ない」と考える等、手口に反して詰めの甘い部分が目立ち敗北した。
最終的に意識を失ったところで、はやてに回収・軌道拘置所にナンバーズの主たるジェイルと共に収監されるが、収監後も不遜な態度をスカリエッティと共に取り続けているとされる。
これまでのリリカルなのはシリーズに登場した悪役キャラの中でも、その危険性はトップクラスな人物で、収監後に傲岸不遜な態度を向け続けるのも「他人に頭を下げる発想なんて無いから」という理由からである等、ナンバーズの中でもどうしようもないレベルで矯正不可能な人物となってしまっている。
ただ、この様な性格を醸成してしまったのは幼少期よりスカリエッティの影響を最も強く受けていたドゥーエの教育が原因とされている。だが、スカリエッティやドゥーエにも家族を想う情愛くらいは持ち合わせていたのに対しクアットロの場合は劇中の様子からも皆無で、結果的にスカリエッティとドゥーエの「悪い部分」のみを引き継いだ極悪非道な人物となってしまった。
そういった部分を鑑みれば、クアットロは「極悪非道な人間達に囲まれた環境の被害者」とも言えるのだろうか…。
関連タグ
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ジェイル・スカリエッティ:主。こちらも邪悪な性格である。しかし、クアットロとは違い「家族」への最低限の情は持っている。逆を言えば、クアットロは「父親」以上の外道ということになる。