CV. 成田剣
人物像
StrikerSにおける黒幕。人造魔導師製造計画「プロジェクトF」に携わっていた科学者。
大型戦艦「聖王のゆりかご」を復活させて自らの野望を達成するために、レリックとヴィヴィオを狙い、自らが作り出したガジェットドローンや女性型戦闘機人集団「ナンバーズ」を送り込む。
科学者でありながらその戦闘能力は高く、手袋型のデバイスを使い、フェイトを苦しめた。だが、真・ソニックフォームに変化したフェイトのライオットザンバーの打撃で吹っ飛ばされ、その一撃であっさり気絶。
その後、他のナンバーズ共々衛星軌道拘置所へ収監されるが、他のナンバーズは次々と保釈される中、自身とクアットロの二人だけが捜査への非協力と傲岸不遜な態度をとり続けているため、現在も服役が続いている。
その野望の詳しい内容については作中でも詳しくは語られないままであった。
二次創作作品などでは様々な考察や解釈が存在しており、管理局にメッセージを送った際の発言や、作中での管理局との確執から、
- 「自己の科学力の誇示、管理局最高評議会への復讐」
- 「革新的な科学の進歩(ロストロギアのこと)を悪とする時空管理局の転覆」
- 「自らの科学力こそが中心たりえる新たな世界の構築」
といった意を含んでいるとの見方が一般的である。
その点は原作者としてもどう思っていたかは後のゲーマーズな魔法少女モノでは至極単純かつステレオタイプ過ぎる内容の野望を持っている事に設定された事からも推測されている。
悪党仲間である最高評議会やレジアス・ゲイズとオーリス・ゲイズが本質的には「善人」でありながら結局は独善(と政治的圧力と予算の困窮)が過ぎて悪の道に堕したのとは対照的に、作中における大ボスに相当するキャラで根っからの悪党なのに、派生作品でのナンバーズへ向けていた父性愛や本編での妙に憎めない言動の数々、そしてゲーマーズな作品における子供達とゲームの事を純粋に思う悪党にはとてもなれない聖人の姿から、当時から意外と根強い人気を獲得している。その為か二次創作では敵にしろ味方にしろ主人公に好意的な愉快なオッサンとして魅力的に描かれることが多い。大きなお友達向けの薄い本などでも悪役という事で便利に使われることが多い。
ファンからは「スカさん」という愛称で呼ばれていることも多い。
また、「きれいなスカリエッティ」や「変態スカリエッティ」といったものも存在する。
ちなみに名前の「スカリエッティ」はかつてフェラーリが販売していた、高級スポーツカー「612スカリエッティ」が由来。
別名・表記ゆれ
関連タグ
ナンバーズ フェイト・テスタロッサ・ハラオウン エリオ・モンディアル
オレンジ ジェレミア・ゴットバルト(中の人が同じ)