概要
ソーシャルゲーム大手『Mobage』において2013年3月31日から2018年1月12日まで配信されていた『魔法少女リリカルなのはシリーズ』の世界を舞台としたソーシャルカードゲーム。
基本プレイ無料で、一部の追加アイテムなどは課金制。
アニメ『リリカルなのは』シリーズの人物の他、アニメでは故人となった人物、ゲームオリジナルの人物までが登場する豪華な顔ぶれとなっている。
しかし、世界観は『魔法』というアニメ・ゲーム共通の概念からは完全に独立しており、世界設定もキャラ設定もまったくと言っていいほど異なる。詳しくはそれぞれの登場人物概要を参照されたし。
2015年8月のコミックマーケットで原作シリーズのキャスト陣によるドラマCDが販売された。
その1年後の2016年8月にはフィーチャーフォン版のサービスが終了した(運営側のスマートフォン専用ブラウザへの移行に伴うもの)。
そして、本ゲーム自体も2018年1月上旬をもって終了することになった。
コミック版
川上修一による漫画版が月刊コンプエースにて、第1部が2012年9月号から2014年5月号まで連載、第2部としてタイトルを「魔法少女リリカルなのはINNOCENS」へと変更して2014年6月号から2016年3月号まで連載された。第1部はなのは達新人チーム「チームT&H」の成長をメインとし、第2部はスバルとティアナと未来の世界からやってきたヴィヴィオとアインハルトをメインとしたストーリー構成となっている。連載終了後もコミックマーケットでなのは、フェイト、はやて、すずかを主人公にした続編「とってもシリーズ」が同人誌として販売されている。
このゲームの世界設定について
このゲームでの共通概念に『ブレイブデュエル』というものが存在する。これは現実にも存在する、個人のデータカードを用いた対戦型ゲームのようなもので、仮想世界上に自分の分身となるアバターを作り、これを操作して対戦するというもの。ゲーム中ではなのはやヴィータをはじめとした小学生の間で大人気となっているらしい。
原作でそれぞれのキャラが着用していたバリアジャケットは、今回それらアバターの衣装として用いられている(アリサ・すずか・アリシアは原作者オリジナルデザイン)。
プレイヤーは『ブレイブデュエル』のプレイヤーの一人となり、デュエルを通して登場人物たちと親交を深めていく。
「StrikerS」編以降の登場人物の処遇
このゲームは従来のシリーズとは異なる世界観として制作されているものの、原作者である都築真紀とセブン・アークスが全面監修している。
しかし、本作での時間軸はTVシリーズ第2期である「A's」(より厳密に言えば、TVシリーズの基本設定をベースにゲーム版「BOA」「GOD」での追加キャラクターを追加し、バリアジャケットのデザインなどは「The MOVIE 2nd A's」の設定に準拠している)のパラレルワールドと言える物で、当初は「StrikerS」編以降の登場人物はほぼ登場していなかった。
それゆえ開始当初から「StrikerS編」以降のファン達を中心に「ヴィヴィオが登場できて、スバル達が登場できないなんて不公平っす!」「(基本設定がA'sを基準にしているから)なのセントの運営は幼女好きではないか?」「運営は機動六課のフォワード陣に恨みでもあるの?!」「運営は少し頭冷やそうか」などという批判的な声が多かったが、この時点では運営による「StrikerS以降の登場人物の登場可否」に関するコメントはなかった。
だが、これだけで「運営はまともじゃない!」と糾弾するのは早計である。
おそらく「年齢差そのままでスバル達の年齢をA'sの頃のなのは達に合わせる(この場合、スバルとティアナは幼稚園児ないしは小学生、エリオとキャロに至っては生まれていないか赤ん坊であるため、ブレイブデュエルをプレイする事自体が出来ない可能性が生じる)orスバル達の年齢を原典の設定のままでゲスト出演させる事で生じる違和感(いくら新参のプレイヤーとして登場しても、小学生たちであるチームT&Hの面々と比較して、なのは達がずっと年上になるスバル達からの威圧感を感じるリスク)などで生じる設定の破綻」という要因が考えられる。
その後「StrikerS」編と「Vivid」編に関しては開始当初よりは改善されたが、末期では「Force編の登場人物が誰一人登場していない」件に問題がシフトしつつあった。
だが、結局は「何らかの形でも登場出来なかった」キャラが多かったまま、運営を終えることになってしまった。
※以下に配信終了時点における「StrikerS編以降の登場人物の処遇」に関する近況を記述する。
本項では「ストーリー進行に大きく関わる」登場人物のみ記載するものとし、ゲストキャラや無名のモブキャラに関しては割愛した。
なお、該当人物の登場作品が複数にまたがる場合は「初出」の作品に記載する。
「無印」「A's」の状況(参考表記)
主要人物を除くと、2018年1月時点では高町家の面々(ミッドではなく実家の方)や原典で「なのフェイのデバイス改修」という重要な役割を果たしたマリエル・アテンザや劇場版で登場していない(なかったことにされた)ギル・グレアム、リーゼロッテ、リーゼアリアは登場していない。
「BOA」「GOD」の状況(参考表記)
この作品軸における追加キャラクターがさほど多くない事もあり、未登場のキャラクターはほぼ存在しない。
「StrikerS」の状況
2018年1月時点では「スターズコンビ」(スバル・ティア)と高町ヴィヴィオ(主人公として活躍するのは次作「Vivid」であるが、初出は本作)、ジェイル・スカリエッティとナンバーズ(聖王教会組3名を除く9名)、アギトが登場。
年齢差に関しては各人でばらつきがあり、原典ではなのは(19歳)の4歳下(15歳)であったスバルとティアナは、本作ではなのは(小学4年生)の2学年下(小学2年生)という設定になり、原典ではなのはより2歳下(17歳)であったギンガは、本作ではなのはより年上であるはずの中学1年生という設定になっている(原典からの基準で短直に考えれば、ギンガが年上でなのはが年下という「年齢的な意味での逆転現象」が生じているが、本当に年上なのか飛び級であるかは不明)。
「Vivid」の状況
2018年1月時点では「チームナカジマのメンバー」(前作で初出のノーヴェを除くアインハルト・リオ・コロナ)、ジークリンデ、ミウラ、ヴィクトーリア、ハリー、ミカヤ、エルス、ルーテシア(初出は前作だが、パロディ4コマである「魔法少女リリカルなのはViVid LIFE」からのゲスト出演のため、原典の彼女とは別人とみなす)が登場。
ミウラのみイベントのストーリーで一時的に絡む以外は、基本的に彼女達が本作のストーリーに絡むことはない。
「Force」の状況
2018年1月時点では一人も登場していない(デバイスは除く)。本作のみ「魔法少女」ではなく「魔法戦記」と銘打っていたり、シリーズで唯一「長期連載休止→事実上の打ち切り」という憂き目に遭ったからだろうか。
「Vivid Strike!」の状況
「Vivid」の続編的立ち位置の作品ではあるが、2018年1月時点では登場人物もデバイスのいずれも反映されていない。まぁそもそも作品名に「なのは」を冠してないから無理も無いか。
……と思われた矢先、2024年に開催されたコミックマーケットにて販売された川上修一氏の新作同人誌「SHOW DOWN!!」はなんとコミック版INNOCENTの続編となっており、そこには謎の仮面を付けた人物がアインハルトと激闘を繰り広げた。そして、その正体とその人物と共に登場したもう1人は……
「Reflection」「Detonation」の状況
「BOA」や「GOD」の流れ(細部は違えど、この二作は実質的に「BOA」「GOD」の映像化とも解せるため)からすると登場してもおかしくないはずだが、「Reflection」だけ見ても2018年1月時点で実装される気配すら無く、さらに「Detonation」に至ってはサービス終了後の劇場公開に至っているためそもそも割り込める余地すら無かったのだが……。
登場人物
登場人物は、原作などの設定ごとにミッドチルダ、ベルカ、インダストリーの3つのスタイルに分けられており、ゲーム開始時にプレイヤーはスタイルを1つ選ぶが、所属ショップと初期にもらえるカードが違うだけで有利不利はない。
また、以降の解説では、名前はゲーム内のものを使用するとともに、「TVシリーズやゲームなどで一般に知られている設定」を便宜上「原典」とし、「原典との相違点」がある場合に関してはその旨も含め解説を行う。
プレイヤー
INNOCENTにおけるプレイヤーの分身、通称「あなたさん」。
当初は「便宜上の名称」と思われていたが、公式に拾われて「あなたさん」になった。
小学生5人を遠征と称し連れ回しているが警察に通報されずに一緒にブレイブデュエルを楽しんでいる。平日も割と暇なところがあるため、大学生と思われる。最近出会ったスバルとティアナ(小2)をも連れ回すロリコン。
ミッドチルダ属性
チームT&H
高町なのは、フェイト・テスタロッサ、アリシア・テスタロッサ、アリサ・バニングス、月村すずかの5人で構成されるカードショップT&Hをマイショップにするブレイブデュエルチーム。フェイトとアリサが斬り込み担当(フェイトがスピードで攪乱しつつ近接攻撃、アリサは高威力で相手を圧倒する近接攻撃)、すずかが仲間の防御での後方支援担当、なのはが高火力砲撃による後方支援担当、アリシアが応援サポート担当と役割分担がなされている実力急上昇中のチーム。漫画ではT&Hエレメンツ。
高町なのは
海鳴市にある「私立海聖小学校」に通う小学4年生。アリサ、すずかと3人で行動していることが多い。初めて触れたブレイブデュエルにすっかりのめり込む。どこまでも一直線で、戦闘スタイルも砲撃一辺倒である。非常にに柔軟な脳の持ち主らしく、他のプレイヤーの動きなどを吸収しどんどん取り込んでいく。原典と比べると、困った時に一人称が「なのは」になり、発言が「ですます口調」になるなどの違いがある。もっとも、原典でも自分のことを『なのは』と呼んだことがあり、目上に対しては「ですます口調」である。使用デバイスは「レイジングハート」。元々は「RH-01」の形式番号のみだったが、なのはが命名した。
実は家族の関係上剣術をひとしきり習っているのだが、その実力は剣に見立てたスプーンで紙コップに突きで風穴を穿ったり、剣に見立てた細い木の枝で舞っている木の葉を切り刻んだりともはや達人の領域に片足以上突っ込んでいる。なのに普通の運動は苦手という矛盾ぶり。
アリサ・バニングス
なのはの親友。デュエル好きだがかなりの負けず嫌いで、炎熱属性を付与させた剣による近接戦闘を得意分野とする。使用デバイスは実体剣とムチのように炎を操る(ブレードフォーム/タイラントモード)「フレイムアイズ」。チーム内ではフェイトと共に切り込み役を任されている。戦い方が似ているシグナム・シュテル・レヴィとも仲が良かったりもする。中の人ネタで、炎を操る剣のフレイム○イズを持つことから某キャラとの類似性がしばしばネタにされる。バーニングアリサとは関係ない……のかもしれない。
言うまでもないが、原典においては彼女は魔導師ではない。漫画では某キャラの技も使用
月村すずか
なのはの親友。アリサと対照的に大人しく物静か。戦うよりもデュエルを観戦することの方が好きらしい。デュエル時には氷結属性を駆使し、チームの防御面を担当する。使用デバイスは「スノーホワイト」。習い事のヴァイオリンを自身のスタイルに取り込み、文字通り氷結魔法を奏でることもできる。
アリサ同様、原典では魔導師ではない。
フェイト・テスタロッサ
カードショップ『T&H』の店員で店主の娘(妹)。デュエルの実力(ロケテスト個人戦2位)はかなり高いが、それとは裏腹に本人は少々人見知りで恥ずかしがりや。最初はなのはと仲良くなりたくてもなかなか行動に移せていなかったが、デュエルを繰り返すうちに親密になっていく。
(古参のファン達ですら忘れかけているが)原典では「アリシア・テスタロッサ」のクローン…すなわち「人造生命体」であるが、本作においては普通の人間である。
かなりのお姉ちゃん子だったのだが最近は恥ずかしいためにアリシアのことを「お姉ちゃん」と呼ぶことが少なくなっているが、時折飛び出すことがある。
アリシア・テスタロッサ
カードショップ『T&H』の店員で店主の娘(姉)。フェイトの姉で小学6年生。背丈がフェイトより小さいのでよく妹に間違えられる。性格もフェイトと逆で明るく口数が多い。ビギナープレイヤーにゲームのルールを教えてくれる。使用デバイスは「フォーチュンドロップ」。キャンディポットと呼ばれる武器格納スペースからハリセン・杖・銃・バット・マイクなど様々な武器を取り出し戦う。何故か野球に関する技が多い。
原典では魔導師ではない上にTVシリーズ・劇場版いずれも物語開始時点で事故で死亡しているため、回想などでの登場のみであった。
ベルカ属性
八神はやて
藤丘町にある古書店『八神堂』の主。弱冠10歳にしてすでに大学を飛び級卒業しており、店の主をやっているのは『とりあえず』らしい。ブレイブデュエル人気を受けて自身の店にもゲーム箇体の設置に踏み切った。前述のとおりすでに小学校を卒業した身であるが、プレイヤーが海聖小学校の制服をプレゼントした際には(はやて本人よりもむしろヴィータやアインスたちの方が)たいそう喜んでいた(特にシャマルとシグナムに至ってはわざわざ他の2人を呼び出している)。本編における騎士たちとの関係性に関しては明かされていない。
八神ヴィータ
八神家の末っ子で「睦月第二小学校」3年2組在籍。全国でもトップクラスのデュエルの実力者で(ロケテストでのランキングは6位)あるが、塾へ行くなど勉強もしっかりやっている様子。本作では「自転車に乗れない」という設定が追加された(イベントを進めると乗れるようになるが)ほか、趣味がゲートボールからグランドゴルフに変更になっている。
八神シグナム
八神家の次女的存在。大学生ながら剣道の師範を務めるほどの剣道の実力者。ゲームでもやはり剣技格闘戦が得意分野。基本的に普段はジャージを着ている。また、彼女の道場には警察官も多く通っているためか、時折交通安全指導の手伝いをしていたりする。
八神シャマル
八神家の三女的存在。医療の専門学校に通っており、家にいないことが多いが、温和で八神家のムードメーカーとなっている。原典と同様に料理が下手という設定ではあるが、本作においては「味は最悪であるが栄養価は高く、体調が悪い時などには食べれば元気になる」とのこと(ヴィータ談)。
八神ザフィーラ
八神家のペットのような存在で、大型犬(原典では狼)であるが、ブレイブデュエルには人型のアバターが存在する。だが、アバターが強面なため初対面でよくビビられてしまいその度にショックを受ける。
八神リインフォース・アインス
八神家の長女的存在。いつもは店員としてはやての手伝いをしているが、店員としては些か控えめなところもある。夜間学校に通っているため昼間は少々疲れて寝ていることもある。原典では単に「リインフォース」(一応「GOD」以降は「リインフォース・アインス」とも呼ばれてはいる)の名称であるが、その妹分たる「リインフォースⅡ(ツヴァイ)」の方はのちのち登場する事となった。
八神リインフォース・ツヴァイ
普段は外国に留学している八神堂にはいない八神家の一人。趣味は読書と勉強と料理。
原典同様語尾に「ですぅ」「なのです」とつけ、幼いながらシステムエンジニア系の資格を複数持つ秀才であり、研究所で研究も行っている。
原典では「遺された夜天の書の欠片を元に八神はやてが試行錯誤の果てに作り出したユニゾンデバイス(の管制人格)」であるが、本作では普通の人間であり、身体も等身大の幼女。
余談だが、基本的にゲーム内などではアインスはそのまま「アインス」、ツヴァイは「リイン」と呼ばれる事の方が多い(これは原典でも同様の傾向が見られる)。
八神アギト
ツヴァイ同様、普段は外国に留学している八神堂にはいない八神家の一人。原典同様活発な性格でヴィータのことを「姉御」と呼んで慕っている。
また、シグナムと仲が良くシグナムの身の回りの世話をよくする。
原典では「レプリカではないオリジナルの古代ベルカ式ユニゾンデバイス」であるが、本作では彼女も普通の人間であり、耳もエルフ耳ではない。
のろいうさぎ
ヴィータの宝物。ぬいぐるみであるにもかかわらずブレイブデュエル内にはアバターとして登録もされており、主にヴィータがチームの人数不足を補うためのNPCとして使用する。
ブレイブデュエル内では見た目に似合わず俊敏。どういうわけか通信機能も内蔵されているらしい。
カードとしては、合成に使用すると通常よりも多くの経験値を得ることができる合成素材として重宝される。
インダストリアル属性
アミティエ・フローリアン
フローリアン一家の長女で「私立エルトリア女学院」に通う高校2年生。愛称アミタ。性格はまっすぐでやや熱血漢。2丁拳銃による戦闘スタイルを持ち味とする。普段から丁寧語なのは昔かららしい。
キリエ・フローリアン
アミタの妹で、姉と同じ高校に通っている。高校1年生。少々小悪魔っぽいところがある性格。気合いが行きすぎて空回りする姉のブレーキ役を務める。髪はピンクだが淫乱ではない。2丁短剣による戦闘スタイルが得意。(ゲーム版では因縁のあった)クロノとの間には何もない。
ダークマテリアルズ
ディアーチェをリーダーとし、シュテルとレヴィが参加しているチーム。ロケテストでのチーム戦1位の強豪チーム。ユーリが参加して「ダークマテリアルズ+1」と呼ばれることも。
シュテル・スタークス
フローリアン家にホームステイしている留学生。「私立天央中学校」2年生。学校では風紀委員長を務めるしっかり者。デュエルネーム(および原典での名称。以下、レヴィとディアーチェも同様に表記)は『星光の殲滅者(シュテル・ザ・デストラクター)』。ロケテスト個人戦1位。本作ではアンダーリムの眼鏡をかけており、ゲームのスピンオフ4コマ「魔法少女リリカルなのはA's PORTABLE -THE GEARS OF DESTINY- マテリアル娘。」で設定された猫に好かれやすいという設定が逆輸入されている。(ゲーム版では因縁のあった)ユーノとの間には何もない。
レヴィ・ラッセル
フローリアン家にホームステイ中の留学生。「私立天央中学校」1年生。元気がとりえで、デュエルが大好き。アホの子。デュエルネームは『レヴィ・ザ・スラッシャー』である。ロケテスト個人戦4位。人の名前を正しく発音できず、なのはを「なにょは」、フェイトを「へいと」と発音してしまう。
ディアーチェ・K・クローディア
フローリアン家にホームステイ中の留学生。「私立天央中学校」2年生。シュテルとレヴィのまとめ役で、料理もできるしっかり者。ミドルネームの「K」は『Kings=キングス』のイニシャルで、これが理由でシュテル・レヴィ・キリエ達から『王様』とも呼ばれている。デュエルネームは『ロード・ディアーチェ』。
ユーリ・エーベルヴァイン
シュテル、レヴィ、ディアーチェとともにグランツ研究所に滞在中の留学生だが、3人とは歳が離れている末っ子兼マスコット的存在(正確には3人の家との間に、分家と本家の関係がある。)。以前町で迷子になった時にプレイヤーに助けてもらったことがあり、それ以来プレイヤーを慕っている。
その他
プレシア・テスタロッサ
フェイトとアリシアの母親で、『カードショップT&H』の店主。原典での悪女っぷりが嘘のように感じられるくらいに淑やかで優しい母親で、ゲームを楽しむ子供たちを温かく見守る。ただ、少々子煩悩なところが強く、時々親バカが発動して愛娘の晴れ姿を見たいがために「娘☆命」とかかれたぬいぐるみを置いて飛び出してしまうことも……。時々デュエルで子供たちの相手もしているとのこと。昔は『雷光少女プレシアちゃん』と名乗っていたとかいないとか。
漫画版ではリニスと共に時空管理局の地上制服を着た姿も見られる。
リンディ・ハラオウン
プレシアの友人で、『T&H』を共同で経営している。しかしながらデュエリストでもあり、プレシアと同じく、時々は子供たちの相手もしているようである。昔は『銀河提督少女リンディ』と名n(ry
リニス・ランスター
テスタロッサ姉妹の家庭教師。「ランスター」姓であるが、断じて「別次元のなのは様に向かって「パンツめくれ」と言ったオレンジのツインテールの人」とは関係ないと思われ……ていたが、INNOCENTにティアナが参戦し妹になった。
なお、原典ではティアナとの血縁関係などの接点が一切なく、ティアナとリニスは双方会ったことすら無い(これはリニスがTVシリーズでは「無印」の時間軸、ティアナが「StrikerS」の時間軸のキャラクターであり、しかもリニスは原典では使い魔で「フェイトの教育係」という役目を終えてプレシアとの契約を解き消滅しているため、そもそも対面する事自体が不可能であった。もっとも、本編で描写されていないだけで、フェイトと同じく執務官となったティアナが「フェイトから彼女の思い出話として、リニスの話を聞いた」可能性ぐらいはある)。
リニスⅡ世
プレシアの飼い猫(元は野良猫)。本名は「フランベール・NJFC・リニス・ザ・セカンド・テスタロッサ」。なぜⅡ世と付いているのかというと「リニス(上に記述した「人間」の方)に毛色が似ていたから」。
ユーノ・スクライア
なのはの飼いフェレット。フェレットだがなぜか人語をしゃべる(原典では「純然たるフェレット」ではなく「やむを得ない事情でフェレットになった異世界人」である)。ブレイブデュエル内には人間タイプのアバターが登録されている。
アルフ
フェイトとアリシアの飼い犬(原典では狼)。大人しい小型犬だがなぜか人型になれる。ブレイブデュエルには人の姿のアバターが登録されている。
クロノ・ハラオウン
『ブレイブデュエル』はロケテスト時から参加しているトップランカーの一人。が、ロケテで満足してしまったためか、現在はブレイブデュエルから少し遠ざかっている。「INNOCENT」項目が出来てから、しばらく彼の紹介だけ書かれるのを忘れられていたのはこのゲームでの彼の存在の薄さを物語っているのかもしれない。
エイミィ・リミエッタ
『T&H』の店員。明るく快活だが、クレーム処理の能力にも長けているらしい。カードショップT&Hの常識人。
中島スバル
ブレイブデュエルに興味を持ってカードショップT&Hにやって来た小学2年生。ローラースケートや格闘技観戦、サッカーなどアウトドアが趣味。「あなたさん」と出会った当初はフェイトやアリシアらに男の子だと勘違いされ、「ティアナとは初々しいカップルの様」とまで言われた(「原典でもそうだったろうが!」などという野暮なツッコミは無しね)。
胸が無い上、青色が好きで服やランドセルの色がそれに統一されていたためにティアナには最初は男の子と誤解されており、その結果ティアナととんでもない勘違い系ラブコメを繰り広げる事になる。
その他、リニスは将来スバルがティアナと結婚し義弟となる事を期待していたが女の子だと知って落胆、アリサは普通に男の子と思い込み、なのはもStrikerSでの空港火災の時と違いスバルが男装していた為、ゲーム版・漫画版共にスバルの性別が解らず呼び捨てにしている(ただし、原典のなのはもスバルの事は呼び捨てで呼んでいた)。
父母姉妹の総勢8人の大家族の四女。
彼女のカードは特殊で、「ミッドチルダ」と「ベルカ」の属性を同時に持っている。
原典における彼女は「戦闘機人」というアンドロイドの類である(姉のギンガや義妹にあたるチンク、ノーヴェ、ディエチ、ウェンディを含む)。
ティアナ・ランスター
ブレイブデュエルに興味を持ってカードショップT&Hにやって来た小学2年生。リニスの妹でT&Hには以前から通っていた様子。アリシア・アミタと同じくガンナータイプ。スバルとは学校もクラスも同じではあるが、男の子と遊ぶ事が多いスバルとはそこまで仲が良くはなかった。が、スバルからブレイブデュエルに誘われ遊ぶうちに距離が縮まって仲が良くなった。当初はスバルから「ランスターさん」と呼ばれていたが、今では「スバル」「ティア」と互いに名前で呼び合う仲になった。
時空管理局編と違いかなり恋娘な傾向があり、スバルが男の子だと思っていた時はお姫様抱っこされたり抱き疲れたりするたびに赤面しており、スバルがクイントとウェンディの話から女の子だと知った時にはショックを受けた。
原典では肉親は兄であるティーダしか確認されていないが、本作では姉のリニスと兄のティーダが居ることが明かされている。ランスターの三姉兄妹の両親も死亡してはいないが海外出張。
グランツ・フローリアン
グランツ研究所の主で生粋の科学者。アミタとキリエの父親だが、他人の前では姉妹のそばでもあくまで『博士』として振舞う。世間のゲーム人気の波に乗るべく、自力でブレイブデュエルの箇体を完成させた。ちなみに顔出しは本作が初であり(名前だけならゲームに登場していた)、ユーリを肩車して「ティザーイラストに初登場」したところ、多くの「なのは」ファン達から「誰だよこのオッサン!」と洗礼を受けた(いくらグランツの存在を知っていても、いきなり公式から「実はこういう顔をしてました」と言われても、聞かされたこちらが困惑気味になるのは至極当然の論理ではあるが)。
チヴィット / AI-NPC
チームT&Hやダークマテリアルズ、はやて、ユーリの面々が繰り出すフレンドNPC。開発はグランツ博士。チーム戦で規定チーム人数を満たしていない時などに呼び出される。各人物の特徴を捉えて作られている。
当初はブレイブデュエル内のみの存在だったが、「フレンドNPC達を現実空間でも遊ばせたい」というグランツの考えのもと、ロボットの体が作られた。後にT&Hエレメンツの結成の際にディアーチェ達から、なのは達『T&H』メンバーのチヴィット達が贈られている。
ディアーチェのチヴィット。
外観はデフォルメしたディアーチェのアバターが王冠をかぶっている姿でレヴィから「王ちゃま」と呼ばれている。
エラそうな外観だが、仲間を守るやさしい一面もある。他人の頭の上に立つ癖がある。
バリエーションとして全身金ピカの「ゴールデンロード」というカードも存在する。
シュテルのチヴィット。
外観はデフォルメしたシュテルのアバターから猫耳と尻尾が生えている姿。
かなり気難しい性格らしくシュテル以外の人にはなかなかなつかない。たい焼きが好物。
チヴィ・ザ・トレジャー →チヴィ・ザ・ブルー、チヴィ・ザ・レッド、チヴィ・ザ・イエロー、チヴィ・ザ・ピンク、チヴィ・ザ・ブラック
レヴィのチヴィット達。
外観はデフォルメしたレヴィのアバターが棒つきキャンディーを持っている姿。性格はレヴィ以上に子供っぽい。
漫画版では(ゲーム内だが)同時に複数体登場しており、まとめてチヴィズと呼ばれていた。
当初はチヴィ・ザ・トレジャーのみだったが、ゲーム版では後に熱血キャラのレッド、のんびり屋のイエロー、女の子っぽいピンク、クールなスナイパーのブラックの4体も作られた。それぞれ名前の最後の色の髪色と飴を持っている。これにより、最初のチヴィもチヴィ・ザ・ブルーと改名した。5体がそろったときはチヴィ・ザ・レンジャーと呼称される。
ユーリのチヴィット。
外観はデフォルメされたユーリのアバターに、瞳がハート状になった姿。稀に「めーちゅ」と表記ゆれが発生する場合がある。
アリサのチヴィット。
外観はデフォルメされたアリサのアバターに、瞳が炎状になった姿。
すずかのチヴィット。
外観はデフォルメしたすずかのアバターから猫耳と尻尾が生えている姿。
なのはのチヴィット。
外観はデフォルメしたなのはのアバター。空を飛ぶのが好き。
フェイトのチヴィット。
外観はデフォルメしたフェイトのアバター。名前の由来は…お察しください。
アリシアのチヴィット。
外観はデフォルメしたアリシアのアバター。
はやてのチヴィット。
外観はデフォルメしたはやてのアバターから狸の耳と尻尾が生えている姿。何故「狸」なのかは…お察s(ry
シグナムのチヴィット。
外観はデフォルメしたシグナムのアバターから猫耳と尻尾が生えてレヴァンティンの代わりに魚「鮮魚剣さばンティン」を持っている姿。
ヴィータのチヴィット。
外見はデフォルメしたヴィータのアバターの帽子ののろいウサギが大型化し手に「100g」と書かれたハンマーを持っている。
シャマルのチヴィット。
外見はデフォルメしたシャマルのアバターから羊の角が生え首にも羊の毛のファーを巻いている。
アインスのチヴィット。
外見はデフォルメしたアインスのアバター(アークビショップタイプ)。
アミタのチヴィット。外見はデフォルメしたアミタのアバターで手に魚型の水鉄砲を持っている。
キリエのチヴィット。外見はデフォルメしたキリエのアバターで剣が包丁状になっている。
スバルのチヴィット。外観はデフォルメしたスバルのアバター。
ティアナのチヴィット。外観はデフォルメしたティアナのアバターから猫耳と尻尾が生えている姿。
ノーヴェのチヴィット。外観はデフォルメしたノーヴェのアバター。名前の由来はノーヴェ(イタリア語で9)の日本語の別読み「ここのつ」に由来すると思われる。
ウェンディのチヴィット。外観はデフォルメしたウェンディのアバター。
ギンガのチヴィット。外観はデフォルメしたギンガのアバター。
チンクのチヴィット。外観はデフォルメしたチンクのアバター。
ディエチのチヴィット。外観はデフォルメしたディエチのアバター。
七緒のチヴィット。外観はデフォルメした七緒のアバター。
スカリエッティ研究所/中島家関連
現時点ではゲームのシナリオ中・対戦者のデッキ・イベント報酬カードにのみ登場。
グランツ研究所からブレイブデュエルにおける「悪役」のスタイル・ラボラトリーとして参加する事が提案された。
ジェイル・スカリエッティ
ブレイブデュエルの基盤となった仮想空間シミュレーターを開発した1人でグランツの旧友。本作オリジナルの設定として「クイントと兄妹」という設定が追加され、スバル達とは叔父と姪の関係にある(おそらく原典において「スバル、ギンガ、ノーヴェの3人がクイントの遺伝子をもとにスカリエッティの技術で生み出された」という設定からこのような関係になったと思われるが、原典ではノーヴェの親元はスカリエッティだが、俗にいう「プロトタイプ」であるスバルとギンガは生み出した存在が不明である)。
「リスクと隣り合わせ」を信条としており、過激な意見が多かった故にグランツとは袂を分かったが個人的な仲は現在も続いている。
勝敗にペナルティを課さないデュエルに不満を抱き、刺激を引き出すためにノーヴェとウェンディに非登録のデータを与えてイベントに参加させた事件が切っ掛けで、各ショップのデュエリスト達と立ち会う。
幼少時より夢は「世界征服」であり、持ち前の頭脳をもって実現を目指すが唯一の弱点である妹のクイント、クイントの夫のゲンヤには頭が上がらず、一線を越えられずにいる。
5人姉妹の娘達である一架(イチカ)、OLの二乃(にの)、高校生の三月(みつき)、中学生の四菜(しいな)、小学生の七緒(ナナオ)と暮らしており、特に三月と四菜の2人はクイント曰く父親の「悪役」影響を根強く受け継いでいる。また、この5人の娘達は、原典において「JS事件の捜査に協力的ではないナンバーズのメンバー」という点で共通しており、原典での名前は一架→ウーノ、二乃→ドゥーエ(原典ではナンバーズ唯一の戦死者でもある)、三月→トーレ、四菜→クアットロ、七緒→セッテと対応している。
本作においても、「悪役」という立ち位置は同じであるが、中島夫妻に頭が上がらない面や「堂々とハッキングをしている」とばらしてシグナムとアミタに警察へ通れて行かれそうになったり、発明ばっかりしていて定職に就いておらず、二乃に養ってもらっている(ただし、公式サイトのキャラ紹介では「世界征服計画の片手間で行った研究により生活は何とかなっている」と記述されているため、彼自身の収入が無かった訳ではないようである)など、冷酷そのものの原典の彼と比べると情けない面や間抜けな面が目立つ。
また、本作では「純粋な悪人」という訳でもなく「少々考え方が過激なだけでブレイブデュエルを思う純粋さ」も持ち合わせている。
元々ノーヴェとウェンディに非登録データを与えたのも二人が抱えていた悩みを打破するための所謂ショック療法的なもののためであり「子供は笑顔が一番」と発言するなど根は子供思いのやさしいおじさんを通り越して、とても悪党にはなれない聖人なのだ(もっとも、クイントにこのことに関する根回しをするのを忘れていて、後でクイントの説教を受ける羽目になるが)。
一架・スカリエッティ
原典の「ウーノ」に相当。
スカリエッティ五姉妹の長女で、本作では普段は原典同様スカリエッティの秘書や助手を務めているほか、家事を担当しており事実上のスカリエッティ研究所の母親役。外見だけなら明らかに父親との年齢差が狭すぎる。
原典では冷徹な面も多いが本作では本格始動前にわざわざほかの場所に挨拶に出向いたり悪役ゆえデュエルの際、きつい言葉を投げかけることをわざわざ謝罪するなどまめな性格。
また、免許も所持しているが大型車が苦手なため、中島家と一緒に出掛ける際などはもっぱら二乃に運転してもらっている。
なおファザコンの気があるのか、「少なくとも10年後な父の写真(意外とダンディ)」を見て顔を紅くしたり、その様子を妹から「姉さんの病気」呼ばわりされている。
余談だが同じく原典ではナンバーズだった者が姉妹となっている中島家の方の長女もファザコンっぽい描写がある。
二乃・スカリエッティ
原典の「ドゥーエ」に相当。
スカリエッティ五姉妹の次女で、原典では「ナンバーズ唯一の戦死者」だが、本作では生存している。
普段はOLをやっており、スカリエッティがブレイブデュエルへの参加・協力・技術提供を決意するまでは彼女がスカリエッティ一家の生活費のすべてを稼いでいた。
デュエル時は色っぽい口調で話すが、普段はOLらしくリクルートスーツを着て普通に話す。
また、免許も所持しており、中島家と合同で出掛ける際はもっぱら彼女(とクイント)が運転手を務める。
悪役時の通り名は「ライアー」。
彼女らの通り名は原典での能力名から取られているようだ。
三月・スカリエッティ
原典の「トーレ」に相当。
高校3年生で空手部所属という設定。普段着は「空手道」と書かれたTシャツと黒いジャージというラフな姿でバリアジャケットも黒い道着。
ノーヴェと同様に性格がまるきり別人になっている1人で、敬意深く憧れの気持ちが強い俺っ娘。シグナムがあこがれの先輩。
父親の悪役影響を強く受けたうちの1人でデュエル時は悪ぶったセリフを好むが普段は空手経験者らしくサバサバした性格。また、ゲーム内で唯一プレイヤーと単独で戦ったためか、スカリエッティ家の中では一番「あなたさん」と仲がいい。
海水浴ではスイカ割りで何故か手刀でスイカをカチ割り、四菜を愕然とさせたことも……。
悪役時の通り名は「インパルス」。
四菜・スカリエッティ
原典の「クアットロ」に相当。
本作では中学3年生。
父親の悪役影響を強く受けたうちの1人で、普段の性格も原典の設定に近いが、年下である中島家の面々に勉強を教えてやるなど面倒見のいい面もある。
原典の能力名は「シルバーカーテン」なのだがそのままでは連想が効かないためか悪役時の通り名は「ミラージュ(幻影)」とわかりやすいものに変更されている。
七緒・スカリエッティ
原典の「セッテ」に相当。
スカリエッティ五姉妹の末っ子。小学生ながら機械方面に詳しく父親の助手としてシステム構築のサポートを行っている。 かなり声が小さく、近くにいないと聞き取れない。
原典の能力名は「スローターアームズ」なのだが「スローター(虐殺者)」というのはまずいということか悪役時の通り名は「ムーンエッジ(月の刃)」に変更されており、バリアジャケットも新規デザイン。
中島ギンガ
中島家の長女で中学一年生。ファザコン傾向があるのとクイントに似ているのは原典同様。
原典の物とはバリアジャケットのデザインが異なる。
中島チンク
中島家の次女なのだが、その体躯ゆえに姉妹と一緒にいるとしょっちゅう年齢を間違われる。
読書と水泳が好きで海賊に憧れている。バリアジャケットは海賊をイメージした物で武装はスティンガー以外にも海賊船も使うことが出来る。
中島ディエチ
中島家の三女。のんびりおっとりした優しい性格で家事手伝いの達人。
バリアジャケットだけでなく武装まで新規の物でガトリングの「バルカンスマッシャー」を得物とする。
中島ノーヴェ
スバルの1つ下の妹でウェンディとは二卵性の双子(姉)。
原典と違いかなり人見知りでおとなしい性格となっており髪もおろしている。
姉のスバルに置いていかれるのではという不安を抱えており、強さに悩むウェンディと共にスカリエッティに目を掛けられ、ブレイブデュエルでは禁止事項だった「子供がアバターを大人モードにする」を使って「マスクドファイター1号」と名乗りバトルをしていた。
その後、正規取得したバリアジャケットはノースリーブ道着にスパッツという割ときわどい代物でガンナックルとジェットエッジもデザインが変更されている。
中島ウェンディ
スバルの1つ下の妹でノーヴェとは二卵性の双子(妹。ちなみに原典では、先述した理由でスバルと直接の血縁関係はない)。
ノーヴェと異なり原典同様に活発な性格で語尾に「~ッス」とつけるのも同じ。
上級者デュエリストのようにすぐに強くなりたいと渇望した際にスカリエッティと出会い、ノーヴェと共に「マスクドファイター2号」と名乗りバトルをしていた。
その後、正規取得したバリアジャケットは星の意匠が組み込まれたカジュアル系でライディングボードも新規のデザインとなっている。
余談だが、マスクドファイター2人の外見は、原典の「StrikerS サウンドステージX」以降のバリアジャケットで、顔の部分に「ViVid」冒頭でアインハルトがつけていたものと同じ仮面をつけている。
別次元からの来訪者
高町ヴィヴィオ、アインハルト・ストラトス、ジークリンデ・エレミア、コロナ・ティミル、リオ・ウェズリー、ミウラ・リナルディ、ハリー・トライベッカ、エルス・タスミン、ヴィクトーリア・ダールグリュン、ミカヤ・シェベル、ルーテシア・アルピーノ
「ViVid」ひいては「原典の世界」からのゲスト出演。ヴィヴィオは原典での世界における「なのはの娘(養子)」であり、アインハルトは「ヴィヴィオのチームメイト(および同じ学校に通う生徒)」同士、コロナとリオはヴィヴィオのクラスメイト、ルーテシアはヴィヴィオ達のトレーニングを手伝う少女召喚魔導師である。
原因は不明だが、ヴィヴィオとアインハルトは大人形態になれずリオにしても長髪になった以外に体に変化がない、ヴィヴィオは本作では(原典での世界における養母である)なのはの物に酷似したバリアジャケットを着用している。
スバル達より先に登場できたのは、ヴィヴィオが「なのはと最も接点(母娘)があるキャラ」である事もさることながら、「ViVid」時点でのヴィヴィオの年齢が「A'sのなのは達と近い」事も関係したと思われる(なのは達は本作での年齢が10歳であり、ヴィヴィオもViVid時点では10歳)。
コミック版ではヴィヴィオとアインハルトはスカリエッティのミスで未来の世界からの来訪者と言う設定となっている。最終回で未来に帰るはずが何故か戻れず、結局しばらくの間はこちらの世界に滞在することになったが、連載終了から約8年後のコミックマーケットで販売された同人誌「SHOW DOWN!!」ではまだ未来に帰れずにいることが判明した‥大丈夫か…?。
神楽井ゆずこ/メディカルシャマル、天使ナノハ、天使フェイト、神楽井かなえ
「The MOVIE 2nd A's」の特装版に収録されているミニピクチャードラマ「医療少女メディカルシャマル」からのゲスト出演。光の医療界からやって来た…らしい。
粉砕整形科ヴィータ、暗黒外科部長シグナム、剛腕整体医ザフィーラ、暗黒医療会院長アインス
上記「光の医療界」の敵対組織「暗黒医療界」の面々。ここで治療は受けたくないものだ。
その他の人物
高町家
現時点では漫画版のみに登場。
なのはと美由希の兄。
恭也の妹で、なのはの姉。
中島家
現時点では単体のカード化はされていない。
スバル達の母親。原典ではすでに死去しているが、本作では生存している。
イラストやストーリー面から本作では普通の専業主婦と思われる。
原典にはない設定としてスカリエッティとは兄妹の設定が追加された。
家がスカリエッティ研究所と隣同士で暴走しがちな兄の歯止めになっている。
中島家長女で唯一の中学生。カードのイラストから原典同様かなりの大食い。
中島家次女。原典と異なり眼帯をしていないが、イラストがすべて右目を閉じている物のため右目が本作ではどうなっているのかは不明。
中島家三女。原典同様「常識人」ポジションなためか、やはり影が薄い。
『マテリアル娘。 -INNOCENT-』のみ登場
現時点では「なのセント」本編の漫画版への登場予定はない。また、蛇足ではあるが原典シリーズにも対応するキャラは存在しない。
ブレイブデュエルがグランツ研究所で試験運用時に、シュテルとレヴィが想像したもの。
原型は『GOD』にてキリエが想像した「砕け得ぬ闇」のイメージだったりする。
八神家にいるハネキツネ。表記ゆれに「なはと」もあり。
私立天応中学2年生で、シュテルが私立天応中学校に飛び級した際にクラスメイトとなった。
私立天応中学1年生で、わかばの妹。レヴィが私立天応中学校に飛び級した際にクラスメイトとなった。
白斗家にいるハネキツネ。表記ゆれに「りひと」もあり。
コミックマーケット販売SHOW DOWN!!に登場
補足・余談
本作では「シュテル達の外見がなのは達に似ている」件(原典では「なのは、フェイト、はやてを闇の書の残滓がコピーした」事で誕生しているため、彼女達に酷似している)や、「EC因子適合者でなければ使用出来ないはずの黒騎士の装備一式(銀十字の書、ディバイダー996)、エンゲージスーツを(原典における本来の使用者に相当する人物が登場せずに)本作の人物が使用する」件など「本作では原典と比較して説明がつかない」問題が散見されるが、これに関しては公式には一切の理由が明かされていない(外見云々は「遠縁の親戚」等の設定ならこじつけだが一応は説明がつく)。