cv:水瀬いのり
概要
孤児院で育った少女。広島弁風の口調で喋るのが特徴。
リンネ・ベルリネッタとは同じ孤児院で育ち、彼女がベルリネッタ家に引き取られる形で別れていた。
しかし格闘競技者となったリンネは、冷たく傲慢な人間へと変貌しており、それを咎めようとするも逆に返り討ちにあってしまう。
そんなケンカ別れの形で別れた後は、アルバイトで食いつなぎながらも、荒くれ者とケンカ漬けの日々を送っていた。
あるケンカ騒ぎからの帰り道に疲労で倒れ、早朝にジョギングをしていたアインハルト・ストラトスに拾われ病院に担ぎ込まれる。ケンカのことがバレてアルバイト先をクビになり住む場所も失うが、意識混濁状態で彼女が咄嗟に放った拳を受けたアインハルトに見出されてナカジマジムを紹介され、下働き兼居候として働くことになる。普段はジム会長であるノーヴェ・ナカジマ宅の一室に住み、早朝からトレーニングとジムの仕事に打ち込み、午後は高町ヴィヴィオら選手たちとのスパーリングを行っている。
その後、リンネの変貌の理由を知った時には、今更自分がどうこうできることではないと受け止めたのだが、それでも「だからといって、弱者を見下すような目をするのは気に食わない。友人がグレているのなら放ってはおけない」という一心で、戦い向き合うことを決意する。
喧嘩早いながらも本質的には真面目な性格で目上への礼儀もきちんと出来ており、高町ヴィヴィオを始めとするナカジマジムの面々ともすぐに仲良くなっている。アインハルトのことは「ハルさん」(本人からは「ハルにゃん」と呼んでいいと言われたが遠慮している)、ヴィヴィオのことは「ヴィヴィさん」(リオ、コロナを加えた場合は年下であることからまとめて「おちびさん」)と呼んでいる。
ウインターカップでは初参戦ながら予選を1位で通過し、本戦も初戦を危なげなく勝利、とんとん拍子に決勝まで進んだ。
その矢先、リンネと対決することになったが、ルーテシアの自宅の敷地内にある模擬戦闘場で行われたそれは、お互いの主義主張とイデオロギーがぶつかり合う、情け無用の喧嘩マッチと化してしまったのだったが、その末に・・・・・・・・・・・・・・・
名字の由来は、ランボルギーニ・レヴェントンからと思われる。
リリカルなのはシリーズのキャラクターと同様、自動車に関連したネーミングとなっている。
(名前の「フーカ」の1文字に濁点を足しても日産の車名になるが、名字・名前ともに車両名が使われているキャラはシリーズ中に滅多にいないこと、相方の「リンネ」が車名と関係ないネーミングであるため、おそらくは無関係と思われたが…デバイスの名前の由来がスクーデリア・フェラーリからと思われるため、フーカの名字の由来とはライバル会社と言う組み合わせだった。)
・・・ちなみに(作品を熟知している諸兄の方々には敢えて言及しなくていいのかも知れないが)便宜上「なのはシリーズ」の歴代主人公(高町ヴィヴィオやトーマ・アヴェニール)やそれに準ずる人達(作品におけるキーパーソンなど。例えばフェイト・T・ハラオウン、八神はやてとヴォルケンリッター御一行、機動六課のフォワード陣の様な具合)の中で「高町なのはとは本編中において面識が無い唯一の人物」でもある。(なのはとはユミナ、リンネと共に進行役を務めた「Reflection」のオーディオコメンタリーにおいて時空を超えて対面している。)
戦闘スタイル
デバイスはアスティオンの同型機・ウラカン。受領後はフーカと語感の似た「ウーラ」の愛称で呼ばれている。なお、CVが存在するが、意図的に伏せられていた。後に明かされた中の人が誰だったかからはフーカの心境・目的・欲望・願望が窺える。
師であるアインハルトから覇王流の手ほどきを受け、アインハルトと同じ融合型デバイスによる、人機一体のスタイルでファイトへ臨む。バリアジャケットのデザインもアインハルトを参考にしている。
ケンカ漬けの日々を送ってたからか、元々それなりの素養は有していた。
条件反射に近い攻撃だったとはいえ、アインハルトに大きな対応をさせるほど。
特に骨格の形成と、思い描いたイメージをそのまま動作に反映させられるラーニング能力に秀でており、ナカジマジムの先輩たちと打ち合う中で、様々な流派のテクニックを会得していった。
肉体の才と培った技術の双方を重ねて放つ一撃は、戦いの中で開花し、「神撃」の入り口に至りつつあると、ジークリンデ・エレミアから評されている。
魔力光の色は青色。近代ベルカ式。
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リンネ・ベルリネッタ アインハルト・ストラトス ノーヴェ・ナカジマ
白浜兼一…複数の流派の技を体得