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CV:関智一

プロフィール

異名史上最強の弟子(予定) / 一人多国籍軍
年齢16歳
誕生日10月12日
身長165㎝
体重50 → 62kg(修行後)
所属梁山泊
使用武術空手、ムエタイ、柔術、中国拳法、武器術、その他
武術タイプ
師匠風林寺隼人逆鬼至緒岬越寺秋雨馬剣星アパチャイ・ホパチャイ香坂しぐれ

人物

絆創膏がトレードマークの高校生。度が過ぎるほどのお人好しで善意に満ち溢れたような男。何よりも悪徳・悪行を憎み、己が信じた正義に徹することを信念としている。時にその行いは偽善・愚行と非難されることもあるが、彼の人間愛に触れ、救われてきた者は数多い。自他共に認める無意識に相手の逆鱗に触れる天才

彼の特徴に「大切な人を守るときこそ真の勇気を発揮する」と秋雨が評しており、特に美羽が傷つけられた場合には途端に敵に対して容赦のない姿を見せる。梁山泊の面々やその他のある一定以上の使い手達は見ただけで武術の才能がないと口を揃えて言い、そのため武術において、常人の何千倍もの努力をし、それに加え生命の危機さえも感じる諸刃の剣を使わなければ水準には追いつかないといわれるほどで、この欠点は本人が持つ甘さや強さを発揮するまでに時間がかかりすぎるスロースターターに影響している。

戦闘スタイルは、師匠たちの武技を組み合わせた総合格闘。才能が無いと言われつつも「内弟子は人間じゃない」という師匠たちの地獄の修行(実際ケンイチは逃亡を繰り返しては捕まり、そして何回か死にかけている。仕舞いには師匠達も追いかけっこ感覚で面白がっている)に耐え抜いたその肉体は、武術の基礎の塊と揶揄されるほど。

またかつて梁山泊の弟子になるはずであった『闇』の緒方一神斎が弟子に勧誘してきたときは自身の正義に準じ断っており、その真っ直ぐで暗黒面に負けることのない心根は「若い頃の自分に似ている」と風林寺隼人にも言わしめ、心が強いと師匠たちにも認められている。

心を落ち着かせて戦う""のタイプの格闘家であり、相手の動きを予測して最小限の動きで防御・回避を行う『流水制空圏』を使いこなす。

元々はいじめられっこで、腐れ縁の新島からは『フヌケン』(腐抜けたケンイチの略か)と呼ばれるほどであったが、いじめ対策のために入部した空手部で同級生の大門寺と退部を賭けて試合する破目になり、美羽に教えを受ける。美羽との特訓の後、大門寺に勝利するも、敗れた大門寺に同情してしまい、『空手に存在しない投げ技を使っての勝利だった』と自らを反則負けと言い、退部した。だが、この一件で空手部の副主将の筑波、さらには学校の不良にまで目を付けられ、その対策のために美羽の紹介で梁山泊に入門。さらに夜更かしや夜食等の不健康な生活を改めるため内弟子として寝食も共にする事になる。

当初は、『誰もが見てみぬ振りをするような悪党どもをやっつけるヒーローになる』事を目的にしていたが、現在は『自身の正義を貫くため』、そしていつかは叶翔との約束である『美羽を守る』ために自らの意思で修行を続けている。

果たしてケンイチは史上最強(の師匠)の弟子から、本当に史上最強の弟子となれるのか、それがこの作品の最大の見所なのである。

主な技

  • 無拍子

空手・中国拳法の突きの要訣、柔術の体重移動、ムエタイの打倒の心構えを組み合わせて放つ、ケンイチが独自に編み出した必殺技。

相手に接近しないと撃てず、発動前の溜めと発動後の隙も大きいが、命中させれば一撃必殺の威力を持つ。

習得した当初は数回に一度しか成功しなかったが、ケンイチの成長とともに成功率も上がっていった。

  • 制空圏

「先に開展を求め、後に緊湊に至る」

この緊湊に至って初めて見える、自分のゾーン。

己のパーソナルスペースを決め、その中に入った物は確実に掴み、払い、打ち砕く。

  • 流水制空圏

無敵超人・風林寺隼人の108ある必殺技の1つ。

活人拳の本懐である”思いやりの心”が肝要となる、静の極みの技。

三つの段階が存在する。

第一段階

相手の流れに合わせる。

制空圏を薄皮一枚まで絞り込み、敵の動きを”流れ”で捉え、軌道を予想して最小限の動きでかわす。

第二段階

相手と一つになる。

敵の目を見て敵の身になって考え、予測すら出来ないはずの攻撃をも捌く。

第三段階

相手を己の流れに乗せる。流水制空圏の真髄。

この段階に達した状態で放つ技に、敵は力を吸い取られるように命中してしまう。

  • 孤塁抜き

連綿と続く攻防の中、防御しているからこそ意識下から外れ孤立している箇所を孤塁と呼ぶ。

修行により身につけた重心のコントロールを用いて、膨大な基礎修行で培った全脚力を注ぎ込み、この孤塁をぶち抜く蹴り技。

膝蹴りを囮とし敵にガードさせ、その膝を支点に足を回転させガードを弾き飛ばし、真上に蹴り上げる。

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白浜兼一
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