CV:高山みなみ
17歳。元・第八拳豪バルキリー。
テコンドーの使い手で、帽子と片方の足が破れたジーンズがトレードマークの小柄な少女。
努力家で、何事にも真摯な思いで臨む性格。この作品には珍しく貧乳。女性ながら並外れた脚力の持ち主で、その才能・器量は度々称賛せしめる。
二つ名の所以は戦死した勇士たちを選び取って天上の宮殿へと迎え入れる(倒した相手を味方に加える)というエピソードより。
テコンドーに関しても「男に負けたくない」という思いで練習を続けていたが、試合の対戦者の男性が自分が女であるとの理由で手を抜いていたことを知り、それ以来ルール無用のストリートファイトに明け暮れる。
そんな中、久賀舘要の力量に敬服し、彼女直属の部隊ワルキューレの一員としてラグナレク入りを果たした。
しかし男と対等に戦うためには武器を持つことが重要だと考える要に対し、素手で男と対等に渡り合うことを信念とするキサラは、その後ワルキューレの一員であることを辞め、「キサラ隊」の長として独自の路線を辿ることになる。しかし要に対する敬慕の念は一貫して変わっていない。
猫好きが共通する美羽のペースに巻き込まれたり、兼一に感化されたりしている内にその変化を反逆と見なされラグナレクからの脱退を余儀なくされる。脱退の余波から自分の部下を守るために、連合と手を組む形で現在に至る。
武術に関しては豊かな才能に恵まれており、特に実戦においては驚異的な成長を見せ、かなり高い次元に駆け上ることが出来る。この状態では相手の動きに合わせ、その陣地を占領することができ、後に制空圏を見ることも可能となっていた。
DオブDにおいては、猫の動作をテコンドーに応用したオリジナルの武術、「ネコンドー(新島が名付け親)」を創出した。
デスパー島において偶然、宇喜田の自分に対する想いと決意を要と一緒に聞いてしまい、以来口では否定しつつも宇喜田を異性として意識し始める。しかし素直に感情にださず恋愛が苦手といった典型的なツンデレキャラであるため、それ以降、要が彼の隣に座っているのを見て嫉妬したり、彼に見つめられ顔を赤らめたり、対カポエイラ戦では戦いの最中にも彼の身を案じたりする場面が見られた。
家は資産家であり、キサラ隊の基地(後に新白連合の基地)となっている廃ビルは彼女の提供によるものである。
なお、自身の細身の体型にはいささかの劣等感があるらしく、グラマーな女性に対しては第一印象で反感を抱いてしまいがちである。巨乳である美羽を「牛乳(うしぢち)」と呼ぶ。