声・桑谷夏子
ベルカ式ベースの召喚魔法を操る少女。非常に物静かで扱う召喚獣は虫に似た類が多い。
正体不明の魔法騎士ゼスト・グランガイツやアギトと共にジェイル・スカリエッティ一派に協力し、「レリック」と呼ばれる高エネルギー結晶体型のロストロギアを集めていた。ナンバーズからは「お嬢」「お嬢様」付けで呼ばれている。10歳。
その正体は元は管理局員だったゼストの率いる部隊員だったメガーヌ・アルピーノの娘。彼らはスカリエッティの研究所を捜査していたが返り討ちで壊滅、ゼストは人造魔導士の実験体として蘇生されメガーヌもサンプルとして拉致される。ルーテシア自身もスカリエッティと協力関係にあった管理局最高評議会により同じく人造魔導士の素体として提供され取り入れられてしまっていたのだった。
当初はスカリエッティに記憶の大部分を封じられ、かつメガーヌも彼に監禁されている状態だったため、それらの開放を目指してスカリエッティに与しており、その鍵となる「レリック」を巡ってなのはら機動六課と対立した。洗脳のためスカリエッティらへの不信感が強いゼストやアギトと違いスカリエッティ一派へも好意的・協力的かつ作戦の行動に過激なものも行っていた。
最終決戦にてクアットロに暴走させられ見境なく戦いを仕掛けていたがキャロとエリオに保護され、全てが終わった後、ナンバーズとともに海上隔離施設で更生プログラムを受け、出所後は魔力を大幅封印され無人の次元世界「マウクラン」で開放されたメガーヌとと共に管理局の保護観察を受けることになった。
StrikerSの4年後のストーリー「魔法少女リリカルなのはViVid」にも登場する。14歳。StrikerS時代は物静かな性格だったが、ViVidでは悪乗りするほど明るくなっていて(物語開始の半年前であるサウンドステージXでは言葉が大分多くなっている程度だった)、再登場の際に驚いたファンも少なくない。が、都築によれば元々あんな性格だったらしく付き合いが一番長いアギトに言わせれば声が大きくなったくらいらしい.....
更には、バリアジャケットもパンツ(?)がモロ見えのようなけしからん形になっている。
4年の間に一体何があったのか。
どうやら建築にも興味が出てきたようで、StrikerS最終回以降、穏やかに過ごすのに適したであろう自宅をペンションのように大改造し、温泉を掘り当て大浴場を作り、遊びに来た皆が使う大規模なトレーニング場を建設してしまった。どうしてああなった。なお、詳細は不明だが居住世界は「クラナガン」に変わっている。
別世界への訪問は許されるようになっており魔力の封印は完全解除されてないと思われるがそれでも未成年組のキャラではトップクラスの戦闘力でヴィヴィオ達を搦め手とはいえ大半を捕獲したファビア・クロゼルグをほぼ一人で圧倒しDSAAの大会では主人公陣の中で唯一本戦に進出している。
「ViVid_Strike!」でも登場。自宅は大規模なホテルとなりViVidに登場する選手御用達と化している。トレーニング場も管理局の訓練施設並に変貌していた。ファビアと共に試合のスタッフとして準備及び事後処理に活躍した。
名前の由来はルノーの車種「クリオ」の日本での名称より。
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キャロ・ル・ルシエ エリオ・モンディアル … 友人
メガーヌ・アルピーノ…母親