CV:水橋かおり
概要
遺跡の発掘を生業とするスクライア族出身の結界魔導師。なのはと同い年。
デバイスは持たず自身の力量だけで魔法を使うことができ、特にバインドや結界魔法による防御や治癒などの補助を得意としている。魔法に関する知識も豊富。
ちなみに作中でデバイスなしで一線級の魔法が使えるキャラはほぼ皆無。(設定上の具体数は不明)
彼となのはの出会いが十数年後まで続くすべての物語の始まりとなっており、シリーズにおける重要なキーパーソンと言える人物である。
作中での活躍
無印におけるユーノ
自分が発掘したジュエルシードが事故で地球に散らばってしまったため、独力で回収に向かったものの、封印に失敗して大けがを負い、体力と魔力の温存のためにフェレットに変身せざるをえなくなってしまった。
なのはが彼を見つけてあげると、ユーノは彼女にレイジングハートを託し、その後はなのはの良き師としてレイジングハートともに魔法の手解きをしていく。
なのはが魔法少女になることは当然と考えているフシがあり、ある意味キュゥべえ以上に押しが強い。
中盤で人間の姿に戻るものの、フェレットが本当の姿だと思っていたなのはは大層驚くこととなった(ユーノは初対面の時点で人間の姿を見せていたと勘違いしていた)。
A'sにおけるユーノ
なのはやフェイト共に闇の書事件の捜索にあたり、主に裏方に回っている。
当時情報が未整理だった無限書庫という図書館でほぼ一人で闇の書に関する情報を集め、終盤では闇の書の意思と戦うなのはに打開策を進言したり、アルフやザフィーラと共にサポートに回るなどして活躍した。
事件解決後はその手腕から無限書庫の司書となり、6年後には司書長に就任。彼の主導の下無限書庫の情報が整理されることとなった。
StrikerSにおけるユーノ
引き続き無限書庫の司書長を務める一方考古学者としても実績を積み上げており、若くして先生と呼ばれている。
幼馴染であるなのはに付き合ってあげる事が多い。
この作品において、彼のフェレット状態が披露されることは無かったが、なのはとフェイトの自室に無印でユーノが寝床として使用していたバスケットがある事が設定画で確認できる。
A's PORTABLE -THE GEARS OF DESTINY-におけるユーノ
前作に引き続き登場し、プレイヤーキャラとして昇格。なのは達と共に事件の解決にあたる。隠れた強キャラと専らの噂。作中で担当声優が同じ「高町ヴィヴィオ」との掛け合いがあったり、「星光の殲滅者」から「師匠」と呼ばれる場面が・・・
「プロテクションスマッシュ」と呼ばれる攻防一体の魔法をメインに使う。
バリアをまとって体当たり…あれ?
劇場版におけるユーノ
才能がある設定が日の目にあたりチェーン、結界といった魔法で活躍している。
これはクロノも同様でアニメではイマイチ扱いがよくなかった男性キャラクターに活躍の場が与えられた。
ファンからの扱い
無印にてなのはと一緒に温泉に入った(というより入らされた)事から、ファンの間で淫獣の蔑称で呼ばれる時期があった。
魔法少女物ではマスコットキャラと魔法少女の混浴なんてよくある事だし、今でこそ淫獣ネタはネタの範疇として認識されているが、リリカルなのはが放送していた時期(2004年)は今よりも男性キャラクターへの風当たりが強く、ガチのバッシングの為に淫獣ネタが用いられていた時期がなんとStrikerSの時期まで続いていた。
結果、アニメでのユーノの出番は大きく減り、続編であるForce、vividでは空気同然、なのはシリーズ出演キャラ全員の人気投票で9位取ったと思ったら「vivid出演キャラのみで」の人気投票が即開始される(前記トップ10でvividに出演していなかったキャラはユーノのみ)、挙句の果てにはパラレル作品のINNOCENTに至っては人間ですらなくなってしまうという踏んだり蹴ったりな扱いを受ける事に。
だが、劇場版の「Reflection」では僅かなりとも出番も台詞もあり、時間は短いながらもなのはとお互い信じあっている関係である事を示すシーンが有る。
関連イラスト
余談
無印第1話にて、ユーノを保護した獣医さんの言葉から解るようにユーノが変身するあの動物はフェレットのように見えるが実はフェレットとは別種の動物である。それを現すようにクロノからは「フェレットもどき」とからかわれる事がある。
(本人はフェレットを自称している)
関連タグ
中の人ネタ
エンドユーザー側の扱いが非常に似たキャラクター
ユーノと似た要素のある他作品のキャラクター
大神ソウマ(『神無月の巫女』) 同時期の作品の男性キャラで2人の女性主人公の片方を支えている。
須賀京太郎(『咲-Saki-』) 女主人公とは付き合いが長く、後に彼女の相方となる女性キャラも女主人公共々仲間として支えるようになる。