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ブロリー

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ぶろりー

漫画『ドラゴンボール』の劇場版アニメに登場するアニメオリジナルキャラクター。伝説の超サイヤ人。

カカロット……まずお前から血祭りにあげてやる……

気が高まる……溢れるぅ……!!

概要

CV:島田敏

漫画『ドラゴンボール』を原作とした劇場版アニメ『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』『危険なふたり!超戦士はねむれない』『超戦士撃破!!勝つのはオレだ』『ブロリー(BROLY)』『スーパーヒーロー』の5作に登場。

原作やTVアニメ版には登場しない。

 

以下の概要は設定が異なる4作目以降の情報を一部除いたものを記載する。4作目以降のブロリーの容姿や性格など詳しい詳細については、「ブロリー(ドラゴンボール超)」の記事を参照。

原作キャラに比べると知名度は劣るものの、主人公すら単独で勝てない史上最強の伝説の超サイヤ人というチート設定、屈強な肉体とそれに見合った破壊力を持ち、外見が地球人型といった原作にはいない体格のボスキャラ、清々しいまでの戦闘狂で残虐非道な悪役ぶり、強すぎるが故の不幸な生い立ちなどから、国の内外を問わず高い人気を誇る。

エイジ737年生まれで悟空とは同い年。見た目は弱気で無口な、しかし筋骨隆々の長身の青年。

孫悟空ベジータらとともに、サイヤ人の数少ない生き残りかつ純粋な超サイヤ人の1人である。

桁外れの戦闘力を持って生まれたため、将来王家を脅かす存在になると危惧したベジータ王の命により、父パラガスとともに放逐されるが、潜在能力を覚醒させ惑星ベジータの消滅から逃げ延びる。

子供時代に超サイヤ人に覚醒するが、その力の暴走を恐れたパラガスにコントロール装置を付けられ意思喪失、制御下に置かれる。

その数年後、パラガスは「伝説の超サイヤ人」をエサにベジータを新惑星ベジータに誘い出す。ベジータ抹殺計画が着々と進行する中、因縁の相手・カカロット(孫悟空)との再会をきっかけにブロリーは、心の奥深くに眠らせていた憎悪と怒りを爆発させる。

悟空と同じ日に生まれ、保育器では隣同士で、その悟空の泣き声に泣かされていたという理由から悟空に対して強い憎しみと異常なまでの執着心を持っている。映画オリジナルキャラクターの中では唯一4回メインの敵として登場し、悟空、悟飯悟天の親子三人の宿敵とも言える存在。

コンセプトは、純粋に破壊と殺戮を好む本来の姿をもった超サイヤ人、「もう一人の孫悟空」。主人公・孫悟空と同じく西遊記孫悟空がモチーフであり、頭部にはめられた制御装置は、西遊記の孫悟空が三蔵法師に付けられた金の輪「緊箍児」が元になっている。

デザインは原作者・鳥山明によるもので、設定などは東映スタッフ(脚本家の小山高生など)によるもの。鳥山自身は連載が忙しかった時期でストーリー内容は知らず、設定のみ聞いてデザインしたため、後年「デザインした事すら忘れていた」と語っていた。

名前の由来はブロッコリー

戦闘力

生まれた直後の時点でも戦闘力が1万を超えているという異常な強さを誇り、いずれ王家を脅かす存在になると危惧したベジータ王によって追放されてしまった。

 後にフリーザが惑星ベジータを破壊した直後には生命の危機に晒された事で潜在能力が覚醒し、父親のパラガスと共に惑星の崩壊から脱出する等、赤子の時点でも恐ろしい力の持ち主であった。

また幼少期から既に超サイヤ人に変身することができ、やがて成長していくたびにパワーと凶暴性も増大していった。

実父であるパラガスをして「サイヤ人そのもの」と評するほど恐れている。

そうしたこともあってか制御装置を取り着けられ、それまでとは一転、弱気で無口な青年になった。

ちなみにパラガスがブロリーに目を潰されるシーンでは両者共に何故か宇宙空間をバリアなしで平気で漂っていた。

当時の悟空達を大きく上回る力を持ち、超サイヤ人状態のベジータや悟空の攻撃(零距離からのかめはめ波)を受けても、微動だにしない頑強さを誇る。 「なんなんだぁ、今のは…?」

1作目では惑星シャモの住人達に見せしめとして惑星シャモを破壊したり、2作目では悟飯を襲うと見せかけて無力なビーデル達を攻撃するなど、性格は残忍極まりない。 「手加減ってなんだ?」

サイヤ人が他の宇宙人から「宇宙の悪魔」と呼ばれていることを受けて、自分が悪魔と呼ばれ恐れられることをとても喜ぶ。 「オレが化け物?……違う、オレは悪魔だ!」

当然そのパワーも非常に強力であり、普通の超サイヤ人の状態でも多くの星雲が集まった北の銀河を破壊したり、伝説時では掌サイズに縮小したエネルギー弾で惑星を一発で破壊するなどの凶悪ぶりを見せた。

また劇中を見る限りスピードも相当にあるようで、一例では悟空とピッコロの連携攻撃を腕組みをしながら楽々とかわしたりしている。

おまけに気が減り続けるどころか「気が高まる…溢れる…!」と変身による体への負担も無いに等しい様子であった。

 

頭も切れる方であり、悟空が悟飯を大切に思っていることを知ると撒き餌にするために襲撃する、仙豆のことは知らないまでも悟空たちを回復させたピッコロをほかの攻撃を無視してまで攻撃、パラガスのとっさのウソも一蹴して逃げないよう一人用のポッドごと圧し潰し、念入りにグモリー彗星へ投げつけるといった戦略的行動も行っている。

そのあまりの強さに、互いに全力で闘いあう事を何より望む悟空が初めて「手加減しろ!」と乞い、どんな強者に対しても常に強気でプライドの塊とも言えるベジータに至っては完全に戦意を喪失。

ー恐怖のあまりヘタレとなってしまうほどの相手だった。

原作でもべジータはフリーザやセルといった強敵には、戦う最中で実力差に気づき戦意を喪失することはあったものの、戦う以前から恐怖のあまり震え上がり、戦意喪失するだけに飽き足らず、悟空達に弱音を吐きながらも必死で逃げるように呼び止めたのはブロリー相手の時のみ。

ちなみにベジータが戦わずして戦意を喪失した理由は、赤子の時に頭を打った悟空や地球人とサイヤ人のハーフである悟飯達とは違い、純粋なサイヤ人としての本能を唯一持っていたため本能的に察知してしまったためと劇中で語られている。

ボスキャラクターとしては最多の4回登場しており、2回目の戦いで死亡するも、残った血液からクローン体(バイオブロリー)が作成されて蘇り、悟空や悟飯、悟天達を苦しめる。

更に長年「ドラゴンボールZ」のシリーズ構成かつ脚本を担当し、数々の劇場版キャラクターの制作にも関わった脚本家の小山氏は、このブロリーを「ドラゴンボール最強の存在」「正攻法では絶対に勝てない相手」「悟空一人では絶対勝てない」と評しており、当時プロデューサーの森下氏も「なにしろ最強のサイヤ人という設定ですからね」と発言している。一方で小山氏は「ただし悟空には勝つことが出来ない」と結んでおり、この辺は劇場版2作目で悟飯が主人公を務めていた際にも、悟空が最後に援護に現れている事から矛盾はしない。

ちなみにブロリーが劇場版キャラでも異例の3度も登場した理由は、ファンの人気のためではなく、小山氏曰く「次の劇場版でより強い敵を考える際、どうしてもブロリーより強い敵が考えられなかったため、結果3度も登場させる羽目になった、苦肉の策だった」と述べており、これがブロリーを最強と評する理由でもある。

ただし後年のドラゴンボール公式においては「劇場版Z旧シリーズでの敵の強さは、1位がジャネンバ、2位がヒルデガーンと設定されており、こちらも小山高生氏の脚本作品であるが、2024年代に始動した公式のドラゴンボール企画室において、現在様々な情報の整理が行われている事にも留意されたし。

生みの親の小山氏は「果てしなく戦闘力を高めていける」という噂に関しては、「映画の中で描かれた以上の細かな設定など、ブロリーを考え出した私達は全く作っていない」「ブロリーの設定に関しては、映画の中で描かれたことがすべてで、それ以上でもそれ以下でもない。」として厳密な設定は存在していない事を明かしている。

当時試写会が開かれた際には、ブロリーの余りの恐ろしさに泣き出した子供もいるという逸話もある。

おまけに、原作漫画の連載もとっくに終わった2010年代になってゲームでは超サイヤ人3超サイヤ人4に変身できるようになったりと、最早なんでもありである。

現在でも数多いドラゴンボールファンの中で、ブロリーを「最強」と評する者も少なくないが、新たに映画で登場した破壊神ビルス(息するかのように恒星を破壊し、マジギレすれば銀河宇宙を破壊しかねない)がZ史上最強と評され、小山氏もそれを認めている。しかし、破壊神ビルスよりもウイスの方が格段に強い。

…と思われたが、ドラゴンボール超劇場版登場したブロリーに対し悟空が「多分ビルス様より強いぞ」と発言したことからまたもや議論の余地が出てくるようになってしまった(もっともそれまでのZ世界のブロリーと超のブロリーはまったくの別者なので本当に強かったとしても矛盾はしない)。

また作中でもウイスの方は超サイヤ人となったブロリーを容易に翻弄していた為、ビルスとの比較が論争の焦点になりがちである。

いずれにせよ最強のサイヤ人の一人という事は未だ変わらず、製作者とファン双方からしても、「とんでもなく強い」「強くて当然」というイメージが強いキャラである。

しかし残念なことに場所を選ぶことなくむやみやたらに「ブロリーは最強」と持ち上げる人がおり、これを快く思わず反発する人もいる。場所や言葉を選び、平和的に楽しみキャラを愛そう。

活躍

ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦

初登場。冒頭からパラガスに操られて南の銀河を破壊し尽くし、東の界王に衝撃を与えた。

その後は新惑星ベジータでパラガスの息子として紹介され、力を抑えられたままベジータに付き従っていたが、因縁の相手である悟空と相まみえたことでサイヤ人としての本能が覚醒。パラガスのコントロールを離れて伝説の超サイヤ人へと変身してしまう。

伝説の超サイヤ人状態ではZ戦士5人を相手に200分近く無双し続け、視聴者にその強大さと残忍さを存分に知らしめた。特に超サイヤ人悟空のかめはめ波を超至近距離からまともに食らった後、濛々と立ち上がる煙の中からまったく動じることなく笑みを浮かべて現れる場面は、今作屈指のトラウマシーンである。

最終的には崩壊寸前の新惑星ベジータを舞台に悟飯、トランクス、ピッコロ、そしてベジータのパワーを受け取った悟空と一騎打ち。全力のパンチを紙一重で避けられ、怒りの一撃を食らって敗北した。

ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれない

グモリー彗星接近に伴う新惑星パラガスの崩壊とともに死亡したと思われていたが、実は宇宙ポッドにより脱出し、地球に漂着していたことが判明。

極寒地帯に着陸したことから瀕死状態で氷漬けになっていたが、悟空と瓜二つの悟天の泣き声(実は嘘泣き)に反応し、7年の時を経て復活した。

瀕死の状態から復活を遂げたのみならず、怨敵たる悟空に敗北した憎しみから復讐の念を募らせており、以前よりも更にパワーアップ。超サイヤ人の状態でも悟天とトランクスを一蹴、悟飯に「相変わらず化け物だ」と言わしめ、伝説化後は「超サイヤ人を超えた」と評される悟飯をフルボッコにする強さを見せた。

終盤は超巨大な気功弾(ギガンティックミーティア)を初披露し、悟飯、悟天、悟空の限かめはめ波を終始圧倒し続けたが、最後はトランクスの援護とその隙を突いて放たれたフルパワーの親子3大かめはめ波によりギガンティックミーティアを突破され、バリアもろとも太陽まで吹き飛ばされて完全に消滅した。

オリジナルのブロリーが登場する劇場版はこの作品が最後である。

復讐鬼と化しているという設定を受けてか、今作のブロリーの台詞は「カカロット」が大半を占める。一応「無駄なことを…今楽にしてやる」というセリフはあったが、まともに喋った言葉はこれだけで、後はずっと「カカロット」としか言わなくなっている。

ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ

バイオブロリーが初登場。

ナタデ村の祈祷師が採取したブロリーの血液を基にクローンとして誕生したが、カプセルから抜け出た際に培養液に覆われたため、ドラゴンボール全体でも指折りのグロテスクな見た目になってしまった。

そのデザイン、呻き声は当時の子供たちに癒えぬトラウマを植え付けたことであろう。

悟天、トランクス、18号らを圧倒するオリジナルにも劣らぬ戦闘力を持ち、終盤では培養液を逆に吸収し巨大化するまでに至った。色もに変化している。

ラストは施設のあった島の数倍にまで膨れ上がり出現するが、海水で固まるという培養液の性質を受け継いだことが仇となり、海上でそのまま硬質化。悟天とトランクスの気功波によって破壊され消滅した。

また、この映画の最後では、本物のブロリーは死後も地獄で大暴れしていることが明かされている。

ドラゴンボール超 ブロリー(BROLY)

詳しくは「ブロリー(ドラゴンボール超)」の記事を参照。

上記の3作品ではデザインのみ関わった鳥山明が設定やシナリオまで考えた新作映画。最後のアニメ出演となった『超戦士撃破!!勝つのはオレだ』から約24年ぶりの登場となる。

本作は前3部作との繋がりはなく、鳥山明がそれらを視聴した上で新規に設定やストーリーや構築していったリブート・リメイク作品となる(ドラゴンボールの劇場版は時代系列が矛盾している作品が多いため、ほとんどがパラレルワールド扱いになっている)。

原作の時系列に組み込まれれた「初の正史におけるブロリー」となった。

その為、前3部作ではエイジ774年が舞台の『危険なふたり!超戦士はねむれない』で死んだはずのブロリーだが、本作の舞台となるエイジ780年代では生きており、成長した悟空達との対面もこれが初となる。

また本作に登場するキャラクターは全員キャラクターデザインが一新されている為、ブロリーのデザインも変わっている。

ちなみに父・パラガスも姿を変え登場する。

本作の内容について鳥山明は「悟空、ベジータ、ブロリーの3人がどのような運命をたどって出会うことになるのか、そしてそこに大きく関係してくるフリーザ軍とサイヤ人の歴史も描いており、とてもスケールの大きな、そしてドラマチックな内容になっています」とし、新たに描かれるブロリーの一面に対しては「ブロリーファンをガッカリさせないように昔のイメージを意識しつつ、新しい一面も加えてリニューアルし、より魅力的なブロリーになった」と語っている。

ドラゴンボール超 スーパーヒーロー

上記のブロリーが引き続き登場する。

登場シーンは少ないが、ビルスの星で修行を行っている。こちらも詳しくは「ブロリー(ドラゴンボール超)」の記事を参考。

悟空との関係

※以下の項目は基本的に旧Zの劇場版のもの

カカロットこと孫悟空は最大の天敵にして標的。惑星ベジータを追放された経緯から、ベジータも嫌っている。操られていたことから父親であるパラガスをも憎んでいる可能性は高い。

劇中ではなにかにつけ「カカロット」と叫んでいるが、これはブロリーが悟空に激しい憎しみを抱いているからであり、2作目で「カカロット」しか喋らなくなったのは敗北した怒りの余り理性を無くした復讐鬼となっているためである。

1作目と2作目の間に発売されたゲーム「ドラゴンボールZ 超武闘伝2」(1993年発売)では、OP画面で「↑X↓BLYRA」と入力するとブロリーと孫悟空が使用可能になる隠しコマンドがあり、入力に成功するとブロリーが「カカロット」と叫ぶ。なお、このコマンドは一度入力に成功した後でも再度入力が可能で、再入力に成功した際にも改めてブロリーが叫ぶ。おまけにコマンドを受け付けているデモの時間がけっこう長かったため、これを応用して「カカロット」を連続で叫ばせる遊びが当時流行りました。

いくつかのゲームでは必殺技の一つに「カカロット」があったりする。

「ドラゴンボールゼノバース2」においてブロリーに話しかけると事ある毎に「カカロットを連れてこい」と言ってくる他、彼の師匠イベントを全てクリアすると、プレイヤーを認めた証として「カカロットより先にまずお前を倒す」と約束してくる。

容姿

一部の劇場版キャラ同様に鳥山明氏もデザインに関わっており、デザインを担当した山室直儀氏曰く「監督と相談して、見ためでも強さが伝わるようにした」「滅茶苦茶強いが、どこか悲しいというデザインを考えるのが難しかった」と述べている。

上半身は裸。金色のベルトに赤い腰布を巻きつけ、白地のシャルワール風パンツをはいている。両耳にイヤリング、首にはチョーカー、ベルトに似たデザインの首飾りを下げ、両腕上腕にアームレット、両手首にもベルトに似たブレスレットを着けている。靴のデザインもベルトと同じ。そしてベジータらと出会う前に父パラガスによって、パラガスの手に装着されたコントローラーとセットになったサークレット型の制御装置を額に着けられている。

このうち、サークレット(制御装置)・チョーカー・アームレットが、伝説の超サイヤ人覚醒時に壊れて失われている。2作目では、服がボロボロに破け、胸には悟空によって付けられた傷が深く残った状態で復活している。

サイヤ人特有の尻尾は、キャラクター設定稿では描かれていたが、映画では腰布に隠れて確認できない。赤ん坊時と3作目のバイオブロリー(ブロリーのクローン体)には尻尾があることが確認できる。

余談

悟空たちを一方的に痛めつけるシーンやシャモ星をデデーンしたシーンもあり、基本的にブロリーは悪魔とされることが多い。

しかし、脚本家の小山高生氏はx(旧Twitter)にて「ブロリーはパラガスにどんな感情を抱いていたのか」と質問され、こう発言している。

「ブロリーはパラガスの自慢の息子であり、ブロリーにとってもパラガスは自慢の父親でした。それゆえに悟空と出会ってから己の運命に葛藤したはずです。

彼自身、結果的に父殺しの汚名など着たくなかったでしょうが、リミッターが外れた彼にはもはや己を制御できる意志も力もなかったのです。」

サラッと答えているが、なかなかショッキングな回答である。

もしもこの発言を真実とするのならば、ブロリーはパラガスのことを誇りに思っており、殺したいなどと思っていなかったということになる。

しかし、ブロリーは悟空と出会ったことにより伝説の超サイヤ人に覚醒し、劇中でパラガスを1人用のポッドごと捻り潰している。

もしもあの時、ブロリーが自分の怒りに抗っていたとしたら。

それでも抗いきれず、自らの怒りに負け、本能のままに暴走し、誇りに思っていた父親すら殺してしまったのだとすれば……。

無論、放映されてからかなり経った後の発言であるため全てを劇中ブロリーに当てはめる必要はない。

しかし、もし事実とした場合、ブロリーとパラガスは我々が思う以上に悲劇の親子だったのかもしれない。

形態

通常時

通称「黒ブロリー」「黒ブロ」。

平時のブロリー。Pixivでは初登場時の頭部にコントロール装置がはめられた状態で描かれることが多い。

優男風な見た目通りというべきか言葉遣いは丁寧で、敬語をあまり理解していない悟空とは違い流暢に敬語を話す。知能はそれなりにあるようだ。

また、一部ゲームでもこの形態でパラガスを「父さん」と呼んでいたりもする。

制御装置の影響で塞ぎ込んだ表情をしていたが、孫悟空(カカロット)との再会をきっかけに精神が不安定になり徐々に残忍な本性を現し始める。

結構長身なことから身長は2m超あると見られ、金剛力士のような無駄のない体型をしている。出生時すでに10000でサイヤ人のエリート戦士を優に超える戦闘力を見せつける。

ゲーム『Sparking!Meteor』『レイジングブラスト』シリーズでは制御装置なしで使用可能。

煌びやかな超サイヤ人や伝説の超サイヤ人の形態に隠れがちだが、不安を感じさせる表情、得体の知れない雰囲気はこの状態ならではの特徴と言えるだろう。

超サイヤ人

幼少期に怒りではなく激しい悲しみにより超サイヤ人に覚醒。

制御装置付きで弱体化している青髪碧眼の通称「青髪ブロリー」「青ブロ」(1作目)と制御装置なしの金髪碧眼の通称「金髪ブロリー」「金ブロ」(2作目)の二種類がある。

青髪だが超サイヤ人ブルーではない。

1作目に登場する紫髪のブロリーは、青髪ブロリーの亜種。髪の色が違う理由は、昼(青)と夜(紫)の環境の差説と、力加減の差(金>青>紫)説がある。通常や伝説の超サイヤ人と比べると肌が浅黒いのも特徴。

1作目ではこの状態で南の銀河を破壊した。

両手を下に広げて低空飛行しながら気を高めるポーズともあわせて、イケメン扱いされている形態。

これが噂のイケメンブロリー

ゲームで超サイヤ人として登場する場合、制御装置付きの青髪ブロリーが主流で、金髪ブロリーは『Sparking!Meteor』『レイジングブラスト』の青髪ブロリーの2Pカラー以外ではまず見られない。

ホビー化も数えるほどで「ドラゴンボールヒーローズ」ではカード一枚のみ…と整った容姿の割に中々お目にかかれない貴重な存在であった。だが、UGM7弾のSECにて、覚醒サイヤバーストを持った金髪のブロリーが登場。チェンジ演出は完全に映画を再現されており、効果もパワーと戦闘力が10倍という、まさに悪魔。それまではUGM4弾のベジットブルーの39000がカードのパワー最高値であったが、このブロリーはなんとパワーが60000になる。必殺技も映画を再現している。なお、UM10弾のレアや、BM1弾のキャンペーン、そしてUGM7弾のスーパーレアに於いても、この金髪ブロリーはカード化されている。

伝説の超サイヤ人

通称「伝説ブロリー」「伝ブロ」「LSS(Legendary Super Saiyan)」。

恐らく最もよく知られている形態で、悟空たちとは異なる独自の進化を遂げた超サイヤ人

全身の筋肉が肥大化、身長も3m近くなる。緑がかった黄金のオーラを発し、眼は白目を向いたような状態になる。

緑がかった金髪が印象的だが、1作目終盤には完全な金髪になり、続編2作目・3作目でも金髪になっている。近年映像化の傾向として、黄緑髪にされることがもっぱら。

足音がやけに耳に残るのも特徴。

(『ギュピ…ギュピ…』と独特の音)

超サイヤ人(第三段階)に似ているが、急激なエネルギー消費やスピード低下といった弱点はなく、逆に気が高まり溢れてくるほどだという。実際にどこまで高めていけるのかは詳しい設定が無いため不明であり想像に任せるしかないが、生みの親の小山氏は「果てしなく戦闘力を高めていける」という噂に関しては、「映画の中で描かれた以上の細かな設定など、ブロリーを考え出した私達は全く作っていない」「ブロリーの設定に関しては、映画の中で描かれたことがすべてで、それ以上でもそれ以下でもない。」として厳密な設定は存在していない事を明かしている。

また性格の残虐性、凶暴性も一気に跳ね上がっている。

この状態ではパラガスの制御下を完全に離れており、パラガス曰く、宇宙を全て破壊しなければ止まることはないという。

まさしく化け物…違う、悪魔だ。

ゲーム初登場は「超武闘伝2」。ほとんどのゲームではこの伝説状態しか登場しないことが多い。ゲームによっては鬼畜な強さで圧倒したり隠しボス扱いだったりと、なにかとプレイヤーに絶望を与える存在である。

ゲームオリジナルの変身については個別記事

ゲーム登場作品一覧

劇場版アニメのみのキャラクターでありながら、2000年以降発売のゲームにはほぼ皆勤。本来なら登場できるはずのない「ドラゴンボール改」のイベントやグッズでは当たり前のように登場(なんとパラガスも登場)し、同作のヒーローショーにも出演、原作ストーリー重視のゲームにおいても隠しボスとして登場、ゲームのパッケージでも頻繁に原作ボスキャラとともにカバーを飾る優遇ぶりである。

超のブロリー」が登場以降のゲーム作品でもそれぞれ別キャラとして参戦している。

ブロリーの登場するIFシナリオのあるゲームが多く、ミスター・サタンと共に過ごしたり(舞空烈戦)、念願のカカロットを撃破したり(アルティメット武闘伝)、バーダックと仲良く旅をしていたり?(超究極武闘伝)している。

ミスター・サタンと共に行動している時はミスターブロリーと呼ばれていた。

★は伝説の超サイヤ人形態のみ操作可能の作品。

アニメオリジナルキャラクターのためか、ある程度進めないと解禁できない場合が多い。

ただし「超武闘伝2」と「アルティメット武闘伝」は隠しコマンド(↑X↓BLYRA)を入れればいつでも解禁できる。

  • ★「ドラゴンボールZ 超武闘伝2」(1993.12/SFC)※初登場。ただしバトル画面以外は全てノーマルブロリー
  • 「ドラゴンボールZ3」(2005.2/PS2)青髪超サイヤ人操作可能に
  • ★「Dragon Ball Z Sagas」(2005.3/PS2・NGC・XBOX)※日本未発売
  • ★「ドラゴンボールZ Sparking!」(2005.10/PS2)
  • ★「ドラゴンボールZ 舞空烈戦」(2005.12/DS)会話でのみ、通常時のグラフィックも存在する。また敵限定で強化されたものも存在している(設定ミスなのか、悟空のステージは初回は通常だが二回目以降はこの強化版が相手となる)
  • 「ドラゴンボールZ 真武道会」(2006.4/PSP)
  • 「ドラゴンボールZ Sparking! NEO」(2006.10・2007.1/PS2・Wii)ノーマル形態操作可能に
  • 「ドラゴンボールZ 真武道会2」(2007.6/PSP)
  • 「ドラゴンボールZ Sparking! METEOR」(2007.10/PS2・Wii)金髪超サイヤ人操作可能に
  • ★「ドラゴンボールZ バーストリミット」(2008.6/PS3・X360)
  • ★「ドラゴンボールZ インフィニットワールド」(2008.12/PS2)
  • 「ドラゴンボール改 サイヤ人来襲」(2009.4/DS)※隠しボスのため操作不可
  • 「ドラゴンボール改 DRAGON BATTLERS」(2009.6-2010.8/DCD)
  • 「ドラゴンボール レイジングブラスト」(2009.11/PS3・X360)超サイヤ人3初登場
  • 「ミラクルバトルカードダス」(2009.12-稼働中/TCG)超サイヤ人2初登場
  • ★「ドラゴンボール タッグバーサス」(2010.9/PSP)
  • 「ドラゴンボール レイジングブラスト2」(2010.11/PS3・X360)
  • ドラゴンボールヒーローズ」(2010.11-2016.11-SDBHに移行/TCAG)バイオブロリー操作可能に(2011)&超サイヤ人4初登場(2014)&超サイヤ人4フルパワー初登場(2015)
  • ★「ドラゴンボール改 アルティメット武闘伝」(2011.2/DS)
  • ★「ドラゴンボール ZENKAIバトルロイヤル」(2011.5-稼働中/AC)
  • ★「ドラゴンボール アルティメットブラスト」(2011.12/PS3・X360)
  • 「ドラゴンボールヒーローズ アルティメットミッション」(2013.2/3DS)
  • 「ドラゴンボールZ BATTLE OF Z」(2014.1/PS3・PSVita)
  • 「ドラゴンボールヒーローズ アルティメットミッション2」(2014.8/3DS)
  • ★「ドラゴンボールゼノバース」(2015.2/PS4・X360・XONE)
  • ★「ドラゴンボールZ 超究極武闘伝」(2015.6/3DS)
  • ドラゴンボールフュージョンズ」(2016.8/3DS)カロリー&カロリーブラック初登場
  • 「ICカードダスドラゴンボール5弾」(2016.10/TCD)
  • ドラゴンボールゼノバース2」(2016.11/PS4)追加DLCにて「ブロリー(抑制)」(制御装置の付いた状態のノーマルブロリー)が参戦、青髪超サイヤ人に変身が可能(2024)
  • スーパードラゴンボールヒーローズ」(2016.11-2024.11/TCAG)
  • ★「ドラゴンボール ファイターズ(DLC)」(2018.2/PS4・Xbox・STEAM)
  • ドラゴンボール Sparking! ZERO」(2024.10/PS5・Xbox Series X|S・STEAM)ブロリー(超)との掛け合い台詞が初収録。ノーマル、青髪超サイヤ人、伝説の超サイヤ人に変身可能。

ゲーム内での活躍

ドラゴンボール舞空列戦

地球へ不時着してから記憶喪失になってしまい、ミスター・サタンに助けられて仲良くなり金づるとして利用されかける。

しかし天下一武道会で悟空と対面してから記憶を取り戻し、暴走しかけるもサタンの命を懸けた説得によって落ち着きを取り戻し、悟空達と和解。悟空の近くでは時々興奮するが二度と凶暴化することなくZ戦士の仲間入りを果たすという、数少ないブロリーが救済されたIFストーリーが収録されている。

ドラゴンボールゼノバース2

悟空を探してコントン都を訪れ、主人公を悟空と誤認していきなり襲い掛かってくる。勝った後、話しかけると先生にすることができるが、そこはブロリー。先生らしいことはしてくれず、ただ主人公を殺すために勝負をしてくるだけ。主人公は戦いの中でブロリーの技を学ぶ(真似る)という内容になっている。

さすがのブロリーも自分の強さについて来る主人公には驚きを隠せず、殺すのは待ってやると戦いを中断する。その後、改めて主人公を殺すと宣言するが再度話しかけると「誰だお前は?」と言い放つなど、ちょっとマヌケな光景が(後で思い出すが)。最後の授業を終えると悟空より先に主人公を倒すことを宣言し、自分の強さについてこなければコントン都を破壊する旨を告げた。

DLC追加ストーリー『∞の歴史編』では、ブロリーをパートナーとして連れて行くこともできる。時の界王神が呼んだ際は「カカロットを探しに行くぞ」と述べていることから、ついて来れば悟空と戦えるとでも言われたのだろう。ルートの都合上、悟空と戦うことも可能。倒した後でブロリーと話すと「まだカカロットがいる気がするぞ。次のカカロットを用意しろ! ぐずぐずするな!」と主人公に要求してくる。

更にゴクウブラックを倒した場合「オレを騙したのか! あの男はカカロットであってカカロットではない。さっさと次のカカロットを連れて来い!」と主人公に要求してくる。ちなみにここで戦う悟空は、本来の歴史から外れた存在であり倒したとしても本人に影響はない。

黒幕との戦いでは、彼に連れてこられた悟飯を悟空と思い込んで襲い掛かる。その際は主人公に「きさまはなかなか使えるヤツだ。特別にオレの側において使ってやろう」「オレと一緒にいたいなら勝て」と、彼なりに主人公を評価している発言を見せた。ラストバトルの相手が悟空になった時は、主人公と一騎討ちを望む悟空の要望を受け入れている(戦いが終わったら自分が悟空を殺すという条件付きだが)。エンディングではどこかに隠れてしまったトキトキをみんなが探す中、「出てこないとどうなっても知らんぞ~?」と言い、主人公と笑い合っていた。

エンディング後に話しかけると、時の裂け目が閉じてしまったことでもう悟空と戦えないことを知り、こんな終わり方には納得ができないと『カカロット』の姿を求めて叫んでいる。

DLC追加ストーリー『Future saga Chapter1』では抑制状態のブロリーも登場。フューと精神と時の部屋に向かうところにベジータ達に足止めされ、さらにそこに宿敵の孫悟空が現れ、フューの結晶によって未完成の超極悪化状態の超サイヤ人状態となる。交戦後、地上に降り立ち、再び孫悟空と激突、伝説の超サイヤ人となり、さらに超極悪化の影響によってベジータ達までもが洗脳状態に。

戦闘不能状態になった孫悟空は主人公にパワーを与え、原作のようにパワーを受け取った主人公に敗れるのだった。

追加のパラレルクエストではパラガスの言うことを聞き、主人公とともに星を侵略する。しかし、孫悟空に遭遇してしまったことによって孫悟空抹消に目的が変わり、伝説の超サイヤ人となる。超サイヤ人3となった孫悟空に勝った後、地球ごと孫悟空を消し去るのだった…

もうひとつのパラレルクエストでは孫悟空を倒すために探しに来たが、孫悟空そっくりなターレス、悟天、バーダック、ゴクウブラックに遭遇。ゴクウブラックとザマス撃破後は合体ザマスとなりブロリー達を襲撃(この光景を見た人はまるでハムレットさんのブロリーMADみたいと思ったらしい)。

孫悟空を見つけられず苛立つブロリーだったが、そこに超サイヤ人ゴッド超サイヤ人の孫悟空が現れる。出現後、ブロリーは伝説の超サイヤ人となり、襲いかかる。

力の差があるにもかかわらず、プレイヤーと力を合わせて撃破。もっと修行して次は絶対負けないという孫悟空にブロリーが修行など無駄なあがきだと言い放つのだった…。

スーパードラゴンボールヒーローズワールドミッション

ストーリーの中盤に登場。シーラスが起こした異変によって別の時代からヒーロータウンに現れた。

主人公を見るなり「カカロット」と勘違いして襲い掛かり、それをノートに咎められたことで攻撃して倒してしまう。直後、激しい怒りに駆られた主人公は超サイヤ人へと覚醒。超サイヤ人3になったブロリーと互角以上に渡り合う。

しかしブロリーもまた超サイヤ人4になったため力関係は一気に逆転。しかし悟空達の援護を受けた主人公の気弾によって跡形もなく消滅した。

ちなみにドラゴンボールヒーローズのコミカライズ版では、超サイヤ人4ブロリーはビートやノートたちを襲っては次々と倒した因縁深い敵である。そちらでは連載が中断(後に打ち切り)になってしまったため決着は描かれなかったが、本作にて主人公とブロリーの対決に決着がついた形となった。

ドラゴンボールZドッカンバトル

2015年初登場。

ドッカンフェス限定UR/LRが5体、イベント産UR/LRが2体。コラボ限定URが2体、恒常ガシャ産LRが1体、祭限定LRが1体が実装された他、オリジナルストーリー「ドッカンストーリー」にも登場。

知名度と人気故かサービス開始から1年経たないうちに登場、大半が何かしらの節目での登場である他、2024年には満を持してブロリーがメインテーマの全世界同時キャンペーンが開催されるなど、全体的に不遇気味な極系キャラクター(敵、ボスキャラクター)中でもずば抜けて扱いが良い(次点は同じく大型CPのメインテーマになった経験のあるクウラザマス/ゴクウブラックフリーザ)。

ドラゴンボール超のブロリーとは区別がされておらず、通常形態と超サイヤ人形態は同名キャラの扱い。その為一部強化素材の共有が可能な一方で「同名キャラ同士はリンクスキルが発動しない」と言うゲーム上の制約上同時編成が難しい。

超のブロリーの性能に関しては個別記事参照

映像作品中では超戦士達の攻撃を寄せ付けない圧倒的タフネスが特徴だったが、ゲームバランスの都合からか本ゲームのブロリーは全体的に防御より火力を重視した性能が多い

実装キャラクター一覧

(★は名義が最初から「伝説の超サイヤ人ブロリー」であるキャラ)

  • ★極力属性(フェス限定UR/極限Z覚醒/超極限Z覚醒)

ドッカンバトルに初めて登場したブロリーであり、ドッカンフェス限定キャラクターの記念すべき第一号。ブロリー自体のデザインは1作目準拠、覚醒前後のイラストは2作目準拠とモチーフが一定していないが、後年設定されたカテゴリから1作目準拠と判断できる。

ドッカンバトルでは初となる全体攻撃持ち。火力に全振りした代わりに攻撃時にDEFが0になるが、最初期のドッカンバトルは耐久より火力が重視されてた(当時の高難易度ではコンティニュー上等で敵HPを削っていくスタイルが主流だった)ので特に問題はなかった。当時の水準では最強とも言える性能だがその分(今でこそ作業だが)当時の超激戦イベントは周回イベントでありながら超高難易度イベントの扱いであり、覚醒は困難であった。

後に極限Z覚醒とそれを超える超極限Z覚醒の2度強化が行われ、特に超極限Z覚醒では新たに虹気玉変換と虹気玉取得時の極系の味方の最大80〜100%攻守アップ(超系の味方は最大4〜50%ATKアップ)と言う破格のサポート性能が与えられた。また本体性能も仕上がった後の爆発力に長けており、最強とは行かずとも2024年夏の環境でも十分大暴れ出来るレベルにまでパワーアップを遂げた(少なくとも人材不足の極力属性の中では最上位の実力である)。

一応序盤の耐久はかなり低くチームの負け筋になり得てしまう点には要注意であり、仕上がるまではアイテムを使う、三番手に回して被弾を減らす等の工夫が必要。もっとも最近の高難易度の序盤は敵の耐久が高くない事もありこのブロリーによるATKサポートを受けた(本人含む)3人のブロリーの猛攻により攻撃を喰らう前に敵が大体死んでいるなんて事もある為さほど問題ではない。

パッシブスキルがたった一行だけだった超極限Z覚醒前から考えると最早「魔改造」とも言うべき変貌ぶりである。

  • 極体属性(超激戦イベント産UR)

上記の極力属性と同時実装、限界突破URは後述の超サイヤ人3と同時実装。初期レアリティはSR(通常形態)であり、そこから超激戦メダルを用いて限界突破URまで覚醒可能。

無料で作れるブロリーで、SSRまで覚醒させると超サイヤ人になる。だが限界突破URに覚醒させると何故か超サイヤ人3になる(=劇場版BOSSカテゴリを持たない)極限Z覚醒が一向に実装されないなど最初期キャラクター故かツッコミどころに事欠かない。因みに限界突破URまで覚醒させるためには2種の超激戦の周回が必要であるため非常に手間がかかる。しかもその割に(イベント産である事を加味しても)大して強くない。フェス限定キャラクターである超サイヤ人3ブロリーの体験版、もしくはその強化素材といった立ち位置である。とは言えこれでもDEF低下がない分地力こそ低いがフェスの方の3ブロリーと比べるとまだマシな方である(流石に火力では遠く及ばない)。

また覚醒前でも同名のブロリーの必殺技レベル強化素材として使用出来るがこちらも後年性能、入手しやすさ全てが完全上位互換たる「超」のブロリー(イベント産UR/極知属性)が実装されてしまったためこちらでも用無しとなってしまい、現在では本当に観賞用としてしか機能していない。

最早ブロリスト以外に覚えてる人が居るかどうかのレベルの陰の薄さである。

  • ★極体属性(フェス限定UR/極限Z覚醒)

UR超ベジット(超速属性)と同時実装。髪色はどちらかと言えば2作目準拠だが同じくカテゴリより1作目準拠と判断可能。ただしこちらはカードイラストも1作目準拠のポーズであるためわかりやすい。

当時最強だった超ベジットの影に埋もれがちだが火力があって手数が多いため普通に優秀だった。極限後はATKとDEF無限上昇が追加され、より強化された。現在でも地力より手数が要求される場面では稀ではあるが出番はある。

2024年夏の大型CPでの超極限Z覚醒が期待されるも実装されず、現環境へのカムバックは持ち越されることになった。何ならこっちは専用スキル玉すら実装されなかった

  • ★極力属性(恒常産LR/極限Z覚醒)

伝説降臨で初実装。ドッカンバトル初の2作目準拠のブロリーで、出典の明確になっているブロリーもこれが初。

一言で言えば最初のブロリーの完全上位互換。だが耐久の無さも引き継いでしまっている(流石に0にはならないがDEF低下は健在)。最初のブロリー同様全体攻撃持ちであり、極限後はインフレの進んだ現在でも全体攻撃の有用性と確定追撃必殺技による殲滅力の高さから天下一武道会モード用編成の常連である。

極体属性同様に2024年夏の大型CPでの超極限Z覚醒が期待されるも実装されず、現環境へのカムバックは持ち越されることになった。

  • バイオブロリー(イベント産UR/頂上決戦LR)

バイオブロリーはレアリティ違いがイベント産で2体実装。詳細は個別記事から

  • 極技属性(超サイヤ人3)(フェス限定UR/極限Z覚醒)

ゲームオリジナル形態ながらもフェス限定キャラクターとして実装。性能の方はやはり守りを捨てた火力重視タイプ。

後に極限Z覚醒するもデメリットが(緩和こそされたが)引き継がれてしまった悲しきキャラクター。

詳しくは伝説の超サイヤ人3の記事参照。

  • 極技属性(恒常産LR/極限Z覚醒)

伝説降臨で初実装。2作目準拠であり、同じく2作目より参戦のLR孫悟飯&孫悟天(フェス限定LR/超技属性)に合わせて登場。超サイヤ人での実装なため超サイヤ人形態の多い新ブロリーとはリンクスキルが繋がりづらい。性能デザインは相変わらず火力特化

アクティブ発動時の(当時水準で)桁外れな火力アップが特徴で、インフレの極まった現環境でも見劣りしない火力を叩き出してくれる。また映画劇中を再現したオーパーツ級の必殺演出も見所。

2024年夏の大型CPにおいて極限Z覚醒が実装され、元から高かった攻撃性能が爆発的に向上。その一方で防御性能に乏しくなっている。一応変身後は超必殺技発動時に全属性ガードが付くものの、変身前はそれすら無いため最高難易度では必殺ダメージで即死する事もザラなレベルであり、賛否の分かれる評価となっていた。

しかし実装直後に専用スキル玉やサポートメモリー、新規LRキャラクター(後述)等の強力なサポート手段が立て続けに実装された結果防御面の弱点は大幅に緩和され、特にバトル後半では味方のターゲット集中や復活の保険に守られながら自分はドッカンバトルNo.1火力のギガンティックミーティアを撃つだけの怪物と化す。仮にこれで倒しきれなくてもそこから必殺追撃もあるので累計火力も凄まじい

その為現在ではやられる前にやるを体現したキャラクターとして評価がVの字回復しており、スタメン落ちが危惧されていたブロリー編成にも無事必須キャラとして入ることが出来るようになっている。

  • ★極知属性(フェス限定UR/極限Z覚醒)

2021年のサイヤの日に実装。1作目準拠。フェス限定キャラクターとしては超サイヤ人3以来の登場だが、性能もこれまでのブロリーとは一風変わって無限上昇と軽減により耐久の無さが克服されているほか、純粋/混血サイヤ人相手だと手数と耐久が増える。7周年までは特攻が刺さりやすかった他ゴッドコンビの(170%だが)リーダースキル対象なため穴埋めとして使えたり比較的寿命は長かった。

2024年夏の大型CPで極限Z覚醒が実装。各種ステータスや倍率が底上げされた他、特効範囲に「劇場版HERO」が加わり、そこから更に悟空が相手だと更に必殺追撃+軽減+会心率上昇が付与され火力性能と耐久性が大きく向上した。しかし初動の防御性能に不安が残る他、特効抜きの基礎性能が微妙であるため賛否は分かれる。

ただし俗に言う思い入れ極限されたキャラ達とは明確に相性が良い/弱点をある程度補える相方がいる点で異なり、特効範囲も加味すれば充分実用的な性能である点に注意が必要。実際実装後は序盤の安定感こそ低いが使っていて楽しいキャラクターと言う評価に落ち着いている。

…ただしサポートを必要とする性能でありながらブロリーの中でも同名の多い伝説の超サイヤ人形態であることが災いし編成ハードルは低くなく、特効持ちと言うことで相手を選ぶ性能であることもあって先述の極技属性(恒常産LR)とは異なりブロリー編成の中では2軍寄りの立ち位置と言って良い。

因みに必殺演出では岩盤が登場する。そして手数が強みなだけにMADではお馴染みのクレーターを何個も錬成するブロリーの姿に腹筋を破壊し尽くされたプレイヤーも多い(しかもご丁寧に岩盤に叩きつけた後の押し付ける動きまで再現されている)。と言うか先行公開時に大歓喜したブロリストが大量発生したとか。因みに同時追加のトランクスはこのシーンの直前のシーンが演出となっている

  • 極技属性(超サイヤ人4)(コラボ限定UR/極限Z覚醒)

スーパードラゴンボールヒーローズコラボで実装。同時実装は超サイヤ人4ベジット:ゼノ。

ターン開始時では無く攻撃時にステータスが上がるタイプのパッシブスキルの為先制攻撃に非常に弱いが、その分リンクスキルや味方のサポート効果の恩恵が通常より大きい。

その為高倍率サポート効果を持つベジット:ゼノは最高の相棒であり、双方共に運用する事を想定した性能設計になっている。

2023年実装の極限Z覚醒で行動後の爆発力に磨きがかかっており、条件次第ではコラボ産でありながらATK1000万台の超火力必殺技を最大4連打と気持ちのいい火力を叩き出せるようになった。ただしその分やはりドッカンブロリーのジンクスである防御に難がある弱点も引き続き残っており、時には必殺を4発撃たないと通常攻撃すら耐えられないこともある。

  • 極知属性(超フルパワーサイヤ人4・限界突破)(コラボ限定UR)

同じくスーパードラゴンボールヒーローズコラボで実装。

ドッカンのブロリーとしては珍しく防御重視の性能であり、火力は弱いが実数値DEFはかなりのもの。また編成縛りの厳しいスキルを持つヒーローズコラボキャラとしては珍しく編成や順列の縛りが無いため柔軟な立ち回りが可能であり、「フルパワー」カテゴリ等の非コラボ編成への出張も一応可能。

極限Z覚醒が実装される前にヒーローズの稼働終了が告知されてしまったため色々な意味で将来が危ぶまれていたが、強化の予定自体はある模様。

  • 極技属性(祭限定LR)

2024年夏開催のZブロリーをテーマとした全世界同時CP第一弾で実装。

ドッカンバトル史上初の1作目ブロリーのLRカード。メインは伝説の超サイヤ人形態だが、競合のいない通常形態を初期状態にすることで同名問題も克服した。

通常形態は攻撃出来ない代わりに1ターン限定の脅威的な防御・サポート性能を誇り、序盤の敵の先制攻撃から味方を守ることが可能。また初回ターンから無条件で伝説の超サイヤ人に変身可能であり、状況に応じて柔軟な運用が可能。

変身後はATK大幅無限上昇効果持ちの超必殺技で敵全体に超火力と1回行動無効化をばら撒く極悪性能。配置次第で防御重視と火力重視の異なる特性が得られる

一見シンプルで大人しめにも映るがその実戦性能はドッカンバトル最高峰。そして変身した次のターンで発動可能となるアクティブスキルで永続パワーアップが可能であるため実数値性能は無条件かつ最速3ターンでエンジンが全開になる。強力ながらもスロースターターや複雑な性能の多いトップ層においてこのシンプルさは紛れもなくブロリー独自の強みである。

だが何を血迷ったのか、変身後のアクティブスキルの演出にブロリーがパラガス(CV.宝亀克寿)の乗った一人用のPODを潰すシーンが採用されてしまった。これについては相方始末して交代するキャラクターが既に実装されており、そちらと似た様なものと思われる。その他演出も血祭りや宮殿、果ては同時実装の恒常産キャラクターも含めてブロリスト大歓喜物の演出となっている。

なおパラガスは変身前の登場時演出、カードイラストにまで登場するため、実質パラガスとブロリーのコンビカードとも言える。

因みに先行発表時は伝説の超サイヤ人形態が伝説のサイヤ人と表記。劇中ではパラガスが実際にそう言っているのだがこれは誤表記である。

  • ★極知属性(フェス限定LR)

同じく2024年夏開催の全世界同時CP第二弾で実装。

ブロリー映画2作目準拠であり、こちらは最初から伝説の超サイヤ人のため同名の一部ブロリーとはリンクスキルが発動しない。

常時60%ダメージカット+3ターン限定全属性ガード持ちと防御も強力で、その分追撃が無いため総合的な攻撃性能は控えめだがそれでも1発辺りの瞬間火力はやはり強力。

サポート効果は4ターンのみだが裏のターンでも持続し、サポートが切れると同時に無条件復活が可能となるため抜かりはない。そして復活後は特定カテゴリ限定ながら高倍率サポートも復活。復活時に戻りきらなかったHPも常時発動型の気玉取得によるHP回復効果である程度リカバリー出来る。

LR超ブロリー(極速属性)と同様フィールドを持ちながらも発動可能なタイミングが異なるため邪魔をしない上、フィールド展開中はガードが付与される等バランスが良く完成度の高いスペックとなっている。

新カテゴリ「制御不能の力」のリーダーであり、このブロリーをリーダーにすれば超のブロリーやバイオブロリーを含むほぼ全てのブロリーを編成する事が可能。また「リベンジ」、「惑星破壊」カテゴリのリーダーでもあるため「リベンジ」カテゴリを持つパラガスも(しかも200%で)編成可能。因みに新パラガスの方は対象外。

この様に火力に振り切った自己完結タイプアタッカーとしての性能が多かったこれまでのブロリーとは打って変わり攻守はもちろん味方を引き立てるサポート、回復、復活何でもござれの強力なマルチサポーターとなっている。

2024年の世界同時CPにおいては火力に偏った性能のブロリーが極限Z覚醒により複数体生まれた事からCP第二弾において「それらを完全なものに出来るブロリー特化の強力なサポーター」の実装を(冗談半分で)期待する声が強かったが、いざ蓋を開けてみるとブロリー編成どころか大半の極属性編成に欠けていた要素ほぼ全てを網羅した極系最強サポーターと化したブロリーが爆誕することとなり、多くのユーザーを驚かせた。

世界同時CPの最後に実装されたゴジータ・ジャネンバのメモリアルバトルは1バトルしか無い代わりに序盤からATK400万〜500万以上を出してくる可能性のあるステージでほぼ同時期に登場したパワーをくれ悟空すらも耐えられないほどだったが、このブロリーのパーティは安定して戦える。

演出の大部分は2作目の物だが、1作目のシーンやSparking!METEORのOPムービー等の他ゲーム、果てはトレーディングカードのイラストまで幅広い素材が使われている。2作目準拠のため先述の極技属性(祭限定LR)の様なネタ感は皆無。強いて言えば通常必殺に「手加減って何だ?」のシーンがあるくらい(そもそも1作目も弄られすぎなだけでギャグ映画ではないのだが…)。

またパッシブスキル名「悪魔は死なない」はバリアを張ったブロリーがマグマから現れるシーンで流れるBGM名を元にしている。

  • 超技属性(物語産LR)

ドッカンバトルオリジナルキャラクター

ドッカンストーリーに登場した超サイヤ人のトランクスとブロリーのコンビカードであり、覚醒前はトランクス名義のため超系編成で合法的にブロリーを編成出来る。因みにオリジナルキャラだがデザインは1作目準拠。

ストーリーの中身はと言うとトランクスと共闘してハッチヒャックに挑み、Z戦士やサイヤ人軍団からパワーを吸収して勝利すると言うブロリーMAD顔負けの衝撃展開。このシーンは1作目で悟空がブロリーを倒すシーンのオマージュで、しかもアクティブスキルでフルボイス再現されている(なおオマージュ元は当時まだ未実装だったので先にオマージュの方が実装されると言う事態に)。

絵面はギャグそのものだが本人らは至って真面目であり、何よりサイヤ人の誇りに目覚めたトランクスを1人のサイヤ人として認め、並び立つ事を許したブロリーの姿に感動を覚えたファンも多い。

性能も未極限ながらイベント産トップクラス。しかもオリジナルキャラなのを良いことにそこそこ汎用性が高いカテゴリを所持している(因みに最初の段階ではたった1つだけであった)。

まさに公式がブロリストである。

  • 超サイヤ人ブロリー(天使)(NPC)

NPCキャラクター。

物語イベント「悪魔襲来!伝説の超サイヤ人ブロリー」の最終ステージに登場。2作目での死亡後地獄に落ちたブロリーの姿と思われ、3作目ラストでセリフのみ言及されたブロリーと悟空のあの世での対決が実現した。

同じNPCの巨大化バイオブロリーとは異なりNPC専用キャラクターは存在せず、バトルキャラとシナリオ中の立ち絵は共に伝説降臨LR(極技/力属性)の覚醒前イラストの流用である。ただ立ち絵の方にはちゃんと天使の輪が付いている。

その他

運営のお遊び的な部分を記載。大半が大型キャンペーンでの出来事である

  • SE

キャンペーン中、一部SEがブロリーの足音風の効果音に変化

  • ブロリーメタル

最近の大型ではお馴染みとなっているCMソング。元から公式が病気的な側面はあったがとうとう公式自らが出したブロリーMADである

  • 壁紙

岩盤や新惑星ベジータの建物破壊、まだ演出にすらなっていないシャモ星デデーンが壁紙化。しかも手前にはこれまたまだ演出になっていないシャモ星を破壊して高笑いしているポーズをしたブロリーがデカデカと写っている。

Sparking!シリーズ

家庭用DBゲームの最高峰シリーズと名高いSparking!シリーズ4作にも勿論参戦。

初代Sparking!時には伝説の超サイヤ人しか実装されていないが、NEOを経てMETEORでは紫髪の戦闘形態以外は全て実装された。

シリーズ最新作のSparking!ZEROではシリーズ初参戦作の「超」の存在から不参戦説やDLC行きも囁かれたが、最後のキャラクター紹介ムービーで満を持して参戦が告知。これによりシリーズ皆勤賞を飾ることとなった。

今作では「超」のチチにくわえて同じく「超」のブルマとビーデルがキャラクター解説を行なっていることから「悟空やベジータに似た雰囲気の謎の人物」として紹介されており、彼女達の知るブロリーが大人しい人物である為か警戒感の無い解説がされている(伝説の超サイヤ人状態でようやくブルマが「危ないやつ」と認識し始めた)。これは「GT」のキャラクターも同様だがZ劇場版キャラクターの中では異例の待遇である。

必殺技一覧

前提として、ブロリーは公式の映像作品内で技名を叫んだことはない。

「ブロリーの技」とされるものは後発のゲーム等作品で設定された、所謂”後付け”であり、技名被り・モーション被りも頻繁に発生しており、どれがどの技という明確な定義はほぼ存在していない。

下記の技名と特徴の羅列は、編集者達の主観が大いに含まれていることは留意するべきである。

  • ギガンティッククラスター、トラップシューター
    • 小さな気弾を大量に投げつける技。ブロリー映画1作目で夜に悟空と戦う時にそれらしき技を使用している。
    • 『ドラゴンボールヒーローズ』では通常ブロリーが必殺技として扱っている。
  • イレイザーキャノン、ブラスターシェル
    • 大気に緑色のエフェクトがかかり、それを掌に球状に凝縮させ、相手に向かって投げつける。気弾は小さいが、破壊力は絶大。
    • 『サイヤ人来襲』では「ブラスターキャノン」という別の技名も存在する。
    • 『舞空烈戦』では敵限定だが5連射する場合がある。全てまともに当たって生き残るのは難しい。
    • イレイザーキャノンを二つ投げるダブルイレイザーキャノンも存在する。超サイヤ人3とバイオブロリーが使用可能らしい。
  • イレイザーブロウ、羅漢
    • 凝縮した気弾を掌に持ったまま敵の身体に押し付け、爆発とともに投げ飛ばす技。2作目で悟飯に対して使用した。
    • 超究極武闘伝では「羅漢」という技名に。
  • ギガンティックハンマー
  • ギガンティックブロー
    • 片手に気を込めて全力で殴る。『サイヤ人来襲』で身に着けた技。ブロリーの攻撃力は半端じゃないのでレベルが高くても致命傷になることも。
  • オレは悪魔だ…
    • 超究極武闘伝のブロリーの技。空にいる相手に気弾を投げつける。
    • ブロリーMADを見ている人にとっては惑星シャモを破壊する時のデデーンと言えば分かりやすいだろう。
  • ブラスターメテオ、ブラスターバースト、気が高まる…溢れる…
    • 全身から大量の気弾を放出し、広範囲に攻撃。『舞空烈戦』では威力、範囲共に最高クラスの究極技となっている。バリアガード(気を消費し続けて無敵のバリアを出す防御技)を出していないとほぼ即死確定と言っていいほどの威力を持つ。なお、ゲームによっては四星龍も扱える模様。
    • ブラスターバーストは『サイヤ人来襲』のブロリーが扱っている。これまた超威力で戦闘に出しているメンバー3人が一気に消滅なんてことも。
    • 超究極武闘伝では技名が「気が高まる…溢れる…」となっている。
  • ギガンティックミーティアオメガブラスタースローイングブラスター、今、楽にしてやる…
    • 最初は小さめだが徐々に巨大になる気弾を放ち、相手に当たるとダメ押しでもう一発気弾を撃ち込んでとどめをさす。2作目終盤で悟空・悟飯・悟天の親子かめはめ波に対抗して使用した技。ゲームによって技名が異なる。
    • 超究極武闘伝では技名が「今、楽にしてやる…」となっている。ブロリーMADをよく見る方には「スローイングブラスター」と言った方が通じやすいかもしれない。
    • ゼノバース2ではブロリー先生に教えて貰える(と言うよりは先生の使う技を真似すると言う形で習得)。本人にとってもとっておきの技なのか、ギガンティック・オメガなどの別の技の真似を「猿真似」呼ばわりしていたブロリーがプレイヤーに使い心地はどうかと何だか嬉しそうに聞いてくる
  • ギガンティックプレス
    • 『アルティメット武闘伝』では踏み潰す攻撃、『ドラゴンボールZ3』と『ヒーローズ』ではバリアを纏った突進攻撃になっている。
  • バリア
    • 自分の周りに緑色の球状の障壁を作る。物理攻撃気弾マグマ等あらゆるものを遮断し、惑星ベジータの爆発や親子3大かめはめ波でも破壊されることはなかった。が、トランクスに不意を突かれ、敗れることとなる。
  • ギガンティック・オメガ
    • 超サイヤ人3ブロリーが扱うかめはめ波のような技。強化技にフルチャージギガンティック・オメガがあるが、破壊王ブロリー超サイヤ人3専用。
    • 『ドラゴンボールゼノバース』ではなぜかモーションが違う。
  • ギガンティックバスター
    • 1作目でピッコロが受けたコンボ技。上から来る敵に対して頭突き回し蹴りを食らわせ吹っ飛ばし、追い打ちで倒れ伏しているところに走って近づき、その勢いのまま空中に蹴り上げ気弾を放ち更に吹き飛ばす。ゲームでは「レイジングブラスト」シリーズの超サイヤ人3ブロリーが使用する。
    • ちなみに映画とゲームでは技の出だしが違い、映画ではピッコロが上から突撃してきたのに対して、ゲームではブロリーがまず相手を殴り飛ばすことから始まる。その後の流れは映画と同じ。
    • ブロリーMADをよく見る方には「クソマァ」や「ムシケラサッカー」と言えば分かりやすいだろう。
  • ギガンティックストーム(ゲーム「BATTLE OF Z」より)
    • 強靭な腕を振るい、風圧を発生させる物理技。
    • 得意技の割には威力も控えめで見た目もパッとしない…と思いきや相手のガードを破り怯ませる効果があり、防御が要なゲーム内で繰り出されると非常に厄介。
    • もちろん、相手は無力化…映画のブロリーと同じ気分にさせてくれる技である。
  • ギガンティックトマホーク(ゲーム「BATTLE OF Z」より)
    • 両腕で豪快にラリアットを喰らわせ、相手を大きく吹き飛ばす。
    • 体を奮い立たせてから一気に飛び込む動作の為、寸前に止めてフェイントをかける事も可能。
  • ラリアットエクスプレス(ゲーム『ファイターズ』より)
    • 前方に突撃しつつ強烈なラリアットを叩き込む。その後相手を吹っ飛ばしたり、腕に引っ掛けたまま猛進して壁などに叩きつけるといった攻撃へ派生可能。
    • 悟空やトランクスを廃墟に叩きつけた他、何と言ってもベジータを岩盤に叩きつけるシーンが印象深い。
  • 超ギガンティックキャノン
    • 口から破壊力絶大な光線を吐き出す。大猿ブロリー専用技。
  • ギガンティックデストラクション
    • 超サイヤ人4ブロリーが扱う気弾技。
    • 両手で気を形成し、敵に放つ。必殺技の時は球体の気弾が飛ぶが、PVや超ユニット技の時は光線になる。ドッカンバトルでは敵を打撃で怯ませてから放つ。
  • ギガンティックジェノサイド
    • 超サイヤ人4ブロリーフルパワーが扱う物理攻撃。
    • 右手に気を溜めて全力で放つ地獄突き。
  • ギガンティックカラミティ
  • バイオ怪光線
    • バイオブロリーが扱う技で目からビームを出す。巨大バイオブロリーの超ゲノム光線は強化技のようなもの?

2巻から武(たけ)ローリーという少年が登場する。

普段は小柄でメカクレ(両目)の内気な少年で、いつも父親の背中に隠れている。バトルに関しても消極的。

しかしひとたび「カカロットっぽい言葉」を聞くと「カカロットォォォォ!!!!!」と叫びながら巨体化して凶暴化し文字通り狂戦士(バーサーカー)と化す。「肩パット」や「がんばろーっと」もアウトで、それを口にした人間がバトルを受けるまで襲い掛かる。

この凶暴化体質のせいで大会に出ても出禁をくらってしまっている。

ちなみに凶暴化の理由はブロリーが好きすぎるため。伝説の超サイヤ人のブロリーに憧れており、自分もそうなりたいと「カカロットっぽい言葉」に反応するようになってしまった。

設定上は地球人(我々と同じ普通の人間)なのだが、凶暴化するとすさまじい馬鹿力を発揮するようになり、ガチで超人と化す。

父親のパラ和(かず)から伝説の超(スーパー)プレイ人(ヤー)であることを証明するべく、大会に出場したビータに勝負を挑まされる。

最初は嫌がっていたローリーだが、パラ和がビータに「肩パッド」という言葉を言わせたことで凶暴化。ビータと勝負を繰り広げることに。

2体のブロリーを組み込んだ圧倒的な攻撃力による短期決戦デッキだったが、ビータは守りに特化していたため仕留めきれず逆転される。

最期は悟空のレジェンドスマッシュでアバターを撃破されて敗北した。

負けたショックで元に戻ったがすっかり気落ちしてしまう。しかしビータから「諦めないことが最強につながるんだ」と励まされたことで立ち直り友情を結んだのだった。

そのまま別れられればハッピーエンドだったのだが……ビータの「オラも負けないようにがんばろーっと」という言葉を聞き再び凶暴化。ビータが逃げ惑う事態となった。

当初はバトルを嫌がっていたように思えるが、どうやら自分に自信がなかっただけでバトル自体は嫌いではなかった様子。

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【PS4/ Xbox One「ドラゴンボール ファイターズ」ブロリー/キャラクターPV】

※バンダイナムコエンターテインメント 公式YouTubeチャンネル『876TV』より転載

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