『概要』ってなんだぁ?
ブロリーMAD(OOR) とは、ニコニコ動画で有志によって制作されている、『ドラゴンボール』の二次創作MAD作品群。
1993年公開の劇場版アニメ『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』(以下『燃えつきろ!!』)などでボスキャラとして登場するブロリーを中心人物として扱うもので、タグとしてブロリーが使われることからこの名がある。
ジャンルとしては、『燃えつきろ!!』の舞台や登場人物を使った和気藹々のギャグ満載のネタ動画が大半。他にも、アニメだけの登場人物であるブロリーを原作漫画や無関係のアニメ・ゲームに乱入させたりクロスオーバーさせるストーリーもの(もしブロ)、ブロリーの強さ・かっこよさを追求したバトルものやブロリーの悲劇的な運命を強調したシリアスもの(ガチブロ)、ブロリーに\カワイイ!/を見出したもの(モエブロ)なども存在する。
それだけにとどまらず、『燃えつきろ!!』に登場するありとあらゆる端役にスポットを当てることが多くなっている。例えばアンゴル、タコ科学者、シャモはもはやブロリーMADに欠かせない存在であり、挙げ句の果てに映画で出番が数秒しかないモアや面接官、そして小道具(ドア、岩盤、一人用のポッド、グモリー彗星など)に着目するなど、30年程前の映画が令和の世でも擦られ続けている。
その擦りっぷりと言うと、MADにどっぷり浸かった者が本編を見ると、見たことあるシーンしかないどころか使われてない台詞やキャラすらない(使われてないシーンが一切存在しない)という有様
噛み続けて味が無くなったガムをこねくり回してまだ噛み続けているようなものである。
また、ブロリーMAD制作者や、その動画を閲覧しているものは、ブロリストと呼ばれている。
孫悟空やベジータといった元からいる登場人物の人格を崩壊させたり、ありえない動きをさせたり、ボイス素材の少ないブロリーを無理矢理しゃべらせたり、中の人つながりでほかのアニメキャラのセリフを言わせたりと、かなりフリーダムである。
ちなみに、現存するブロリーMADの中で最古なのは2007年3月10日に投稿された「ねぇ、ブロリーとしようよっ!」であり、その頃から岩盤や一人用のポッド等といった基本形が確立されていた。
奴は伝説の『登場人物』なんだぞ!
『メインキャラクター』です。なんなりとご覧ください。
『ブロリーMAD』の主要キャラの6人であり、登場回数が最も多い。
人物 | 概要 |
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『カワイイ!』主人公。原作では赤子の頃から記憶力を持っていたりウイットに富んだ言い回しなど、それなりに知的な描写が見られるが、MAD作品では専らおバカ・脳筋キャラとなることが多い。少しでも気に入らない事があると周囲の面々を血祭りにあげるが、それでも何だかんだで皆とは仲良くやっている。たまに理知的な話し方になるが、おバカさは据え置き。たまに他のキャラが暴走しすぎてそれにツッコむ常識人と化す事も多い。『イェイッ!』 | |
『あーう☆』ブロリーの父親。通称・親父ぃ。もしくはエロガス。大人のおねえさんが好きで、下ネタ発言をする変態。ブロリーの暴走に四苦八苦するが、それ以上の奇行で逆に他のキャラにツッコまれることも。原作と違ってブロリーとはそこそこ仲良しだったり、その逆にブロリーを完全に厄介者扱いして始末することを始めから計画に入れてたりする(でもだいたい失敗する)。他にも司会・良識ある大人・ラスボスなど役どころが非常に広いオールラウンダーであり、時にはパラガス自身が戦闘で活躍する事もある。年の功ゆえか知略で解決する場合も多い。一人用のポッドとは切っても切れない縁で、大抵は乗った瞬間いきなり現れたブロリーによって潰される、というか出たら死ぬ設定なことも。どうにかして回避を試みることもあれば「お笑いサイヤ人」としてこの十八番のオチに誇りを持っていることも。カカロットを呼ぶと「テレッテレー♪」という音楽が流れる。 | |
『このクズ野郎!!』事件より食事を優先する、敵前逃亡は日常茶飯事、簡単に仲間を売るor盾にする、不意打ちがデフォ、裏切って敵に寝返る、更には他の人物にこれらの所業をされると自分の事を棚に上げて罵るなど、これでもかとばかりにクズキャラと化し、原作の勇敢さを微塵も感じられない。通称「クズロット」。声は主にこいつとこいつとこいつとこの人。作品によってはクズロットが黒幕でブロリーに倒される展開も少なくない。数は少ないが作品によっては本編と同じ正義漢なこともあれば、常識的な思考の持ち主だったりドMだったりする。たまに、一見クズのように見えて思考回路はまともであるという、所謂「きれいなクズロット」ネタも存在している。また「カカロット」と呼ばれるのが嫌いで、呼ばれる度にいちいち訂正する。時には「オラ孫悟空だ!(=だからカカロットとは別人)」という理屈でブロリーの追及を逃れようとする事も。 | |
『ニャメロン!』通称クズ王子、もしくはクズータ。後述する理由で、ヘタレ王子とも呼ばれることもある。ヘタレ属性が強調される、キレるブロリーから逃げ惑う、突然楽しいビンゴを踊る、妻がいるにもかかわらず他作品のヒロインにうつつを抜かす等々、原作における誇り高いライバルポジションだった頃の面影を微塵も感じさせない。『ダニィ!?』クズロットと手を組むこともある。お約束としてブロリーに岩盤へ叩きつけられることが多く、岩盤に拒絶反応を示したり、近年では何もないところから突然現れて岩盤の方からベジータを受け止めにくることも。『ふおぉっ!?』たまに家族愛などで一念発起し大活躍を見せるときがあり、「王子が輝く回」と呼ばれる。 | |
『何を寝言言ってる!』通称ムシケラ。悟飯大好きなショタコンで、仙豆輸送ポジション。『クソマァ!』『10円!』といった個性的な悲鳴や、ブロリーにサッカーボールのごとく蹴り飛ばされる宿命の持ち主(通称ムシケラサッカー)。音MADやその要素のある作品では大いに活用され「ピッコロなのに打楽器」というタグが付く事も。「ポコピー♪」と呼ばれる専用曲に乗せて高所から登場。登場まで時間がかかるため出オチすることもあるが、場をセッティングしてやり直すこともある。何気に奇人変人揃いのメンバーの中では比較的常識的なことも。 | |
『ハァッ☆』青年期の方。通称はトラなんとか及びパンツ。MAD内屈指のいじられキャラで、全員からスルーされたり、意図的にハブられオチ担当にされる事などザラで、スルーされなかったときは思わず礼を言ってしまうほど。ナルシストキャラまで付いた「ウザンクス」でもあり、あまりにしつこいと血祭りにあげられる。得意技はパラガスの野望を見破ること。逆にザマスルー関連では制裁役として活躍している。 |
メインキャラクターじゃねぇ!オラ『サブキャラクター』だ!
『熱戦・烈戦・超激戦』に登場する他のキャラクター達。
『反抗する気かっ!?』パラガス配下の兵士(後述のならず者達)のリーダーで、採掘場で色々やらかすシャモ星人に鞭打っていた。MADにおいては同じ格好をしている後述の報告係をアンゴルと扱う事が多い。 | |
| ならず者達の内、新惑星ベジータで『申し上げます!トトカマ星に超サイヤ人が現れましたぁ!』とに報告に来る兵士の通称。本編だとこのセリフしか存在しないのだが、一文字ずつ上手く切り貼りして多彩なセリフを喋ることもある。「トトカマスーパー」の店員で孟子とも呼ばれる。アンゴル本人の声がモアと声優が同じ為そちらの素材として使われがちである事もあり、MADでは彼がアンゴルとして扱われる事が多い。 |
『ウッ!?ウ、ホワァァァァァァ!!』原作ではパラガスの計画の秘密を聞いてしまったせいで口封じに殺されてしまうが、MADでは『~しましても一生懸命に…』のセリフがまんま死亡フラグとなり意味もなく瞬殺され、彼の死がMADにおけるノルマとなっている模様。稀に『パラガスキメェ』などと言いながら一生懸命反抗する。ラップを歌ったり無駄に強化されたり、声質が似ている別シーンのモブの素材で喋ったりしてなんだか出番が増えている。パラガスとの関係は上司部下というより腐れ縁・悪友といった感じ。 | |
『うわへへ☆』本名不明。タコのような見た目をしている。原作における出番の少なさとは裏腹に、何故か声素材が豊富。大体何でも作れる便利屋の天才発明家であり、色々な装置を作り出しては話の導入や展開をし、パラガスを騙したり煽ったり、挙げ句は処刑されたこ焼きにされるなど実は端役なのにかなり芸達者。ウーロンと同じ声。 | |
『ベジータ王バカー!』その他大勢のパラガス配下の兵士。前述の台詞を言うシーン以外はアンゴルと同タイプのヘルメットを被っている。基本的にはお揃いの戦闘服を着ているが、数人だけフリーザ軍の戦闘服を着ている為、彼等は残党と思われる。 | |
| 『サボってる訳じゃねえぞ!』シャモ星人の少年。『あいつだ!俺たちの星で暴れたのは!』とブロリーが伝説のスーパーサイヤ人であることを示す証人。それ以外はいつもお腹を空かせており、食べ物を求めて色々なところに出没し話を引っ掻き回すが、何を聞いても概ね『そんな事知るか』とはぐらかすので本格的に絡む事は稀。『俺たち宇宙の悪魔さ!』などの攻撃的なセリフもよく口にする。最終的にとばっちりでブロリーに一網打尽にされるか母星を破壊されるのがお約束。たまに、間違った発言をしているキャラに対して『違うよ!』とツッコミを入れる事もある。 |
| 『シャモォ…』シャモ星人の老人。主に何かやらかしたシャモとセットで登場。原作通りに庇い庇われの家族愛を見せる事は稀で、大抵『わしは悪くねぇ…シャモのせいだ!』『じいちゃんが悪くて…』などと互いに責任を擦り付け合う。 |
『え〜ところでぇ〜』本来は試験官なのだが、MADでは面接官と呼ばれる。眼鏡をかけた男性、角刈りの男性、恰幅の良いマダムの三人一組。作中まともな台詞があったのは眼鏡の男性のみのため、単独での出演が多い。色々な面接シチュエーションに登場し、各キャラのぶっ飛んだ発言などに『〇〇か何かで?』『んまぁ♡』と驚愕したりする。 | |
『あ、悪魔たん…』原作であまり目立ってなかったため、MADでも本当の意味でハブられる事が多いという不憫なキャラ。出番が多い時は主にピッコロさんとの絡みで、主にブロリーかクズロットのせいでピンチになるとピッコロさんが助けに入ることも多い。というかピッコロを召喚する(と仙豆を得る)ためだけに味方から攻撃されてしまう事すらある。シャモとも仲が良い。割とまともな性格だが、時としてクズロットの息子の片鱗を見せることも。実は怒らせると一番怖い。青年期のグレートサイヤマン等の台詞が悟空に流用されることも。 | |
『いまぁぁ〜!わ〜たしのおぉぉ〜!』冒頭でのカラオケで歌うシーンが目立つものの、悟飯同様にMADでの活躍は少ない。主に仲間達が戦っている中でカラオケを歌ったりする事が多い。最近ではヤジロベーの声が流用したり、「何やってんだお前ェっ‼‼」と突っ込む場合がある。 | |
本来ならばクリリンと並ぶコメディ枠だが、彼らもまたMADでの活躍(?)は少ない。ウーロンの方はたまに語尾にゲスがつくことがある。2人セットで登場するのが基本。『ブロコリとやら、わしに勝てるかの?』『何考えてんだ?』 | |
彼女もまた素材の都合で出番が少なく、パラガスにホイホイ付いていくベジータに『バカじゃないの?』と悪態をつく役割。反面ザマス関連での登場は多く、彼女がブロリーMADで本格的に登場する場合は、前述した科学者のように彼女の発明品で物語を繰り広げる事も多い。 | |
屈強なZ戦士を前にしても怯まない肝っ玉母さん。いつもクズロットをガミガミと怒鳴りつけている。どちらかと言うと、面接のシーンでの出番がそれなりに多いか。 | |
『南の銀河を、超サイヤ人が襲った…』面接という名の嘘つき大会の最中に悟空を強引に呼び出して、伝説の超サイヤ人の脅威を教えるものの、彼もMADでの出番は少なく悟空が食事をしているシーンでたまに映る程度。どちらかといえば中の人繋がりでの「この始末☆」の方が目立っている。ペットのバブルスも殆どモブ。 | |
『あの世に逝けェ!』故人。回想で登場。くだらない理由&ひどい態度で謁見に現れたパラガスをぶっ飛ばしたのが原因で、以来息子共々30年逆恨みされ続けている。ひどい場合は逆恨みですら無いことも。だがベジータ王もたまにくだらない理由でパラガスを処刑しようとしてたりするのでおあいこだろうか。出番が少ないので本編外の作品から音声が使われることがあるが、歴代声優3人のうち銀河氏の担当が最も多い故に、声が変わってしまう。 | |
悟飯以上にハブられている。本編での出番や絡みが無いから仕方ない。前者は界王と同じ声。 |
ふん、『その他関係者』め、好きにしろ
『熱戦・烈戦・超激戦』に直接は登場しないキャラクターたち。近年は彼らの出番も増えている。
女ブロリー。嫁だったり妹だったりと設定が異なる事が多い。 | |
愛称は「ドロリー」。原作ではブロリーのクローンだが、親類だったりブロリー本人がダメージを負った姿だったりする。 | |
ブロリー映画2作目、3作目で登場するゲスト達。非常に影が薄く、MADで登場したら相当レアである。 | |
ブロリー映画2作目、3作目で登場。原作ではレギュラーキャラだがブロリーMADで登場する頻度は少ない。現代トランクスは、ブルマが彼を抱きかかえるシーンがよく使われる都合上、それなりに登場頻度は高い。 | |
ゲームオリジナルの形態。 | |
『Z』版ブロリーの最強形態だが、いつもの奴ら相手には使うまでもないため、出番は主に大長編。 | |
リブートのブロリー。ブロリーとは異なり、パラガスを「お父さん」と呼んだり大人しかったりと性格は真逆。 | |
ここでも即堕ち要員。格上相手にやたらイキる。ヤムチャしやがって…。 | |
ブロ三部作いずれにも登場していない。原作舞台の時に登場することが多い。 | |
時系列的に近いZ本編のボスキャラ。なんらかの理由でブロリーが地球にやってきた場合に戦うことがある。概ね噛ませ犬だが割と扱いは良い。 | |
宇宙の帝王でありセルと同じくZ本編のボスキャラ。本編映画では名前のみ言及されている。 | |
ビルス様によって破壊されるのがお約束。「破壊☆」「ああああああああああああぁぁぁぁーーー!!」その他にもウザキャラ・ナルシストつながりでトランクスと、緑つながりでピッコロと組んだりもする期待のニューフェイス。 | |
基本的にはクズロットの素材。時々本来のように悪役として活躍することもあるが、本家が色々ひどすぎるせいでどちらかというと正統派悪役としての活躍が主。中の人ネタでコッペパンに異様な執着を見せることも。 | |
クズロットの素材その2。基本的に原作通りの性格だが、他そっくりさん二人のキャラが濃すぎるせいであまり目立たない上、仲間への情が強いので相対的にいい人に見える。登場するときは悟空の偽物扱いされたりクローンだったりする。 | |
クズロットの素材その3。故人であり、一応はパラガスの台詞「バーダックの倅(せがれ)だろ?」の中の形で本編で登場している。上記二人に比べると攻撃的な台詞が目立つので(『Z』準拠)、悟空に乱暴な台詞を言わせるのに用いられやすい。ちなみに、上記パラガスの台詞を改変して、悟飯に対して「バーダックの倅の倅」とパラガスが呼ぶシーンも見られる。最近は『エピソードオブバーダック』で素材が増えた。 | |
無印アニメ時代の悟空。こちらは悟飯の声素材にされる。毒のあるセリフが豊富で、違和感なく悟飯をクズロット化させられる。 | |
同じドラゴンボールで古川登志夫氏がピッコロよりも先に演じていたキャラ。ピッコロが妙なオカマ口調になったら大体彼の台詞。 | |
宇宙サバイバル編のキャラクター。ブロリーの声素材。 | |
悟空とベジータのフュージョン。 | |
リブートのパラガス。 | |
リブートのブロリーが出演するブロリー映画4作目で登場。何れも映画ではレギュラーキャラだが、ブロリーMADで登場することはほとんどない。上記のフリーザやゴジータは別の素材で登場する事はある。 | |
ブロリーと同じく劇場版キャラクター。彼ら自体はほぼ出ないが、メインキャラの戦闘シーンでブロリー映画に無いはずのものは彼らの映画から引用されていることが多い。特にメタルクウラに地平線の彼方まで吹っ飛ばされるベジータと、人造人間13号のビームが直撃し悲鳴を上げるトランクスが頻出。 |
あそこにあるのは『MADを盛り上げる要素』なんです!
『お約束』を守るのが、俺の本来の計画なのだよ
ブロリーMADにおいて高確率で(というかほぼ必ずと言っていいほど)発生するイベントやシーンの事をこう表す。様式美とも。だいたいブロリーが関係する。
ベジータのお約束。ブロリーがベジータを岩盤に叩きつけ、岩盤に円状のクレーターができる。元ネタは他のZ戦士たちが戦っている事で戦意を取り戻したベジータがブロリーのラリアットを受けて岩盤に叩きつけられるシーン。原作ではこの技でベジータを戦闘不能にまで追い込んだ。MADでは、基本的にはベジータがブロリーから制裁を加えられるときに使われるが、ブロリー以外の人物が叩けつけたりベジータ以外の人物が岩盤されることもある。岩盤以外に激突した場合もクレーターだけ切り抜いて使われる。たまにイキったベジータの背後にいつの間にか配置されたり、岩盤自らベジータに突っ込んだりする。 | |
ブロリーのお約束。惑星シャモを気弾一発で破壊する。名前の由来は原作で惑星シャモを破壊するシーンで流れるBGM「悪魔のブロリー」の空耳。中々使い勝手がよく、惑星シャモを破壊するときだけでなく、爆発が起こったときに使われたりブロリーの気弾の着弾音として音だけが使われたりする。スローにすることで作中人物が驚愕していることを表現したりもできる(通称ボボーン)。 | |
パラガスのお約束、というか死亡フラグ。パラガスがこれに乗り込むと問答無用でブロリーに潰される。原作では暴走するブロリーを見限り、自分だけ地球に向かおうとするパラガスがブロリーに潰されるシーン。パラガス退場のオチとして使われそのままグモリー彗星にポイされるのがほとんどだが、潰されても生きていたり、他の人物を入れて潰す場合もある。また、投擲攻撃の一種として投げられたり、稀に二人用だったり、普通に移動手段として使われたりすることも。 | |
ピッコロのお約束。名前はピッコロが登場するシーンのBGMの空耳。孫悟飯を助け、細長い岩の上からかっこつけて登場するシーンだが、かっこいいのはここまでで、戦闘時は「10円!!」の掛け声でブロリーにアタックしてムシケラサッカーからの「クソマァ!」で返り討ちに合うまでがテンプレ。悟飯関係なしにピッコロが登場するときはこのBGMが流れることが多い。ピッコロが仙豆係と言われる間接的な理由。 | |
MADのオチ担当。原作では新惑星ベジータを消滅させた。登場人物たちが地球に戻らなかった場合、だいたいこいつに殲滅される。作品によっては破壊されていることもあり、その場合、新惑星ベジータは無事である。個人的に関わりが深いのはパラガスであり、原作通りグモリー彗星の接近に狂喜していたり、パラガスがなんらかの理由で新惑星ベジータから脱出できなくなると「お待ちください!」等と命乞いしていたりする。岩盤や一人用のポッド共々、自我を持ち登場人物に昇格する場合がある。 | |
元ネタはアニメ版『ドラゴンボール』第1話のナレーションであるため、正確には原作映画のネタではない。使われやすいのは「始まったばかりでこの始末、はてさてこの先どうなりますことやら。」の部分。MADの終わりにてカオスな状態、もしくはバッドエンドの時(グモリー彗星によって皆まとめてやられた等)に使われる。ちなみに平穏な終わり方をした時は映画ラストのナレーション「地球はのどかな春真っ盛りであった」が使われやすい。中の人繋がりで界王が言っているような描写がされることもあり、横やりが入ってセリフを最後まで言えないこともある。 | |
元ネタは『ドラゴンボールGT』最終回の締めのナレーション。本来は感動的なラストを締めくくる台詞なのだが、ブロリーMADでは上記の「この始末☆」以上に酷い状態(Z戦士サイドが全滅したり、敵味方全滅した場合など)の際に使用される。稀に、「と思っているのか?」「なんて、全て嘘です!」「などと、その気になってたお前(視聴者を指すことが多い)の姿はお笑いだったぜ」と言われキャンセルされる動画も。 | |
読んで字のごとくトランクス(主に未来)がスルーされること。明確な元ネタはないが、草尾が『ケロロ軍曹』で演じたドロロ兵長が作中で度々スルーされる事があり、そちらの影響も少なからずあるのではと推測するファンもいる。スルーの種類は様々で意図的に周りからハブられるもの、途中から完全にフェードアウトするもの、他のキャラで隠されてしまったりモザイクをかけられたりなど様々。中にはこの人のようにいないと思われていることもある。挙句の果てには視聴者からもトランクスが映るたびに「誰もいない」とコメントされるのが恒例となっている。自分の存在をアピールしまくる、ナルシスト要素が入ったウザンクスという亜種も存在する。こいつの場合はあまりうるさいと制裁される。最近では必殺技のように自らスルーを発動しブロリーらの攻撃を避ける手段にしているMADも出てきている。また、稀に現代トランクスがスルーされるパターンも存在する他、他のキャラがスルーされる事も。 | |
動画サイトに出回っている、ドラゴンボール改の公式ヒーローショー。ここでは家弓家正氏が演じるパラガスがよく喋り、パラガス自身原作と比べコミカルなキャラ付けをされていることもあり、パラガスの台詞が頻繁に引用される。『後でじっくり調教して、私の言うことしか聞けぬようにしてやる』『良い子のみんな、よーく見ておけ!』『やってしまえブロリー!』『待て待て待てよ!』『まさか…壊れたのかお?!』 |
俺が『その他小道具』だ!チャアアアアアアア!
上記のお約束とは違うが、頻繁に登場する小道具や舞台、ネタについて表記する。
| ご存知、悟空達が住む星。映画冒頭ではパラガスがここにベジータをお迎えにあがる。満開の桜が咲き乱れ宴会が行われていることから季節は春であることが分かる。パラガス曰く「宇宙の中で一番環境が整った美しい地球」とのこと。基本的に新惑星ベジータが舞台となるため出番はほとんどない。ちなみにパラガスが乗っていたポッドの行き先として設定されている。 |
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| 映画冒頭でクリリンが「翼をください」を歌っているシーンを指す。小ネタを除けば十中八九導入として用いられるシーンである。また、直後のパラガスが登場してベジータと会話する一連のシーンでもずっと歌い続けているため、二人のセリフにはクリリンの歌声が被ってしまっている。そのためどのMADでもパラガスが話せば嫌でもクリリンの歌声が耳に入る。ニコニコではパラガスの「○○でございます」というセリフに合わせて「エェェェェエ」などのコメントを入れるお約束も成立している。ちなみにこの歌はベジータには悪態をつかれ、トランクスは困惑し、まともに褒めているのは酔っていた亀仙人と穏やかなブルマのママだけと散々であった。 |
冒頭でパラガスが地球にやってくるときやトトカマ星に行くときに乗っていたものとピッコロが乗っていたものの二種類があるが、ここでは概ね前者を指す。新惑星ベジータが舞台であるために地球からベジータを連れてくるためにだいたい登場することになる。映画では後半に暴走したブロリーに破壊される。MADでも普通に移動手段として使われるが途中で墜落したり、ブロリー以外の人物に壊されてしまうことも少なくない。ポッドと同じくこの宇宙船自体がロボットに変形することも。あと、たまにモビルスーツと勘違いされる。 | |
ご存知映画の舞台。MADでもだいたいこの星が舞台となる。近くにシャモ星があり、やがてグモリー彗星が衝突して消えてしまう星。森林らしきものもあるが、ほとんどが廃墟や荒野となっている。映画に沿わない日常系のMADの場合、ブロリー達がこの星に住んでいる設定になっている場合もある。 | |
| 新惑星ベジータに建てられたベジータを王にお迎えするために(という建前で)奴隷たちに作らせた宮殿。作中人物たちが寝泊まりしている場所。他に研究室や天体観測室らしきものも確認できる。パラガス曰く「こぉんな宮殿」らしく思い入れは無さそう。ちなみにここに出てくるドアは研究室にあるものを除いて一つしか登場していないため、MADのドアのデザインは全部ソレになっていることが多い。なおそのドアは映画ではブロリーによって木端微塵にされている。 |
この星に超サイヤ人が現れるようだが、全て嘘です。本来はパラガスの計画によって名前だけ登場する惑星なのだが、何故かこの星を舞台にしたMADが存在する。お得な品が揃う「トトカマスーパー」があったりする。作中では名前しか出てこない星だが、登場させるときは新惑星ベジータの廃墟や、悟空が序盤に瞬間移動してきた星(おそらくシャモ星と思われる)の背景が使われやすい。 | |
シャモ星人達の母星。上記のデデーンによって跡形もなく破壊されてしまう事は言うまでもないだろう。トトカマ星と同じくこの星がメインのMADもあったりする。トトカマ星と違い、この星自体が登場人物や小道具になってしまうことが多い。 | |
| パラガスがブロリーの力をコントロールするために科学者に作らせた物。映画では単純に戦闘力を下げるものだったがスーパーバトルステージでは洗脳機能もあると思われる。ブロリーがパラガスを恨むようになったきっかけでもあり直接話題に出ることはほとんどないが作中で重要な役割を果たしている。ただMADのブロリーは自分の意志で伝説化できることが多く、その場合映画ほどパラガスを恨んでない事が多い。MADによっては科学者によって全く違う効果の機械にされていることも。 |
原作本編にも登場する一瞬で怪我を全回復できる万能薬。映画ではピッコロが所持しており、瀕死の悟空達を復活させた。MADでは十円と並ぶピッコロの持ちネタであるがピッコロが出オチしてしまうと使うことなく終わってしまう。誰かが傷ついたときにピッコロの仙豆に頼る場面はMADでもよく見るだろう。誰が呼んだか仙豆係。誤って瀕死にしてしまった重要人物を治したり、大量に食わせて相手を苦しませたりと意外に活用されてたりする。仙豆についての詳細は元記事参照。ちなみにピッコロが作っている訳ではない。 |
『中の人ネタ』はまたここで絡み合ったか
※ドラゴンボール関連キャラは除外
元ネタはスーパーロボット大戦シリーズ。ブロリーの会話バリエーションを補完する最大要因。ブロリーが小物臭い台詞を吐いたら大体ここから。「仮面」や「モビルスーツ」なども喋ってくれる。『強い!強すぎる!?』『了解した!』『なんて事をするんだお前は!』 | |
ブロリーの会話を補完。こちらはブロリーに無い知的な台詞が豊富である。『私の知らない装備が内蔵されているのか…?』 | |
セリフの一部分である『中で…』を使うことが多いが、全面的に使用してブロリーを南斗紅鶴拳の使い手に仕立て上げる制作者もいる。『俺はこの世で誰よりも強く…そして美しい』 | |
ブロリーがグルメネタのセリフを言ったら大体こいつ。『美味えじゃねえかこの野郎!』 | |
一時期声優がパソコンの効果音(Windowsのいつもの起動音等)を声優に担当させる事が流行った時期に、島田氏が担当したバージョン。「"Windowsブロリー"を搭載したサイボーグ」というネタに使われた。 | |
ブロリーのボイスを補完。主にポケモンとのクロスオーバー(或いは元ネタの博士と関わり深いポリゴンとの絡み)で役立つ。 | |
パラガスのボイスを補完。主にポケモンとのクロスオーバーで役立つ。 | |
元ネタはクレヨンしんちゃん。声質がパラガスと非常に似ており、ツッコミ台詞はここから取られやすい。よく使われる「なんだあの親父!どこから現れた!?」は元は彼の台詞。『美しい…』『マグマにも耐えられるボディだ!』『どぉって事ないわ!』『んんんん…!んんんんんん〜!うぅぅん…』 | |
元ネタは鋼の錬金術師。パラガスをラスボス化させる場合に欠かせない素材。声色が違う形態もあり、そちらは化け物らしさが出る。『君、頭悪いんだなぁ』『人間が思い上がらぬよう正しい絶望を与える』『やめろ!戻りたくない!嫌だ!』 | |
元ネタはギルティギアシリーズ。パラガスに戦闘力の高そうなセリフを言わせることはもちろん、俳句を詠ませることもできる。『それは攻撃かね?』『戦いというものをご教授しよう』『合体だ☆』 | |
元ネタは名探偵コナン。パラガスのボイスを補完。特にジェイムズ初登場時の台詞で後述の「ホークさん」の部分をパラガスに改変したものが使われる。『違う!私はホークさんじゃありません!!』『オーイエース!』 | |
| こちらも元ネタは名探偵コナンでパラガスのボイスを補完。上述のジェイムズ役で準レギュラーになる前に家弓が演じたゲストキャラで、去り際の台詞やお金に執着する台詞が使われる事がある。『私はそろそろおいとまさせてもらうよ』『金だよ、増え過ぎた我が家の犬を養う為に金が欲しかったんだ…』 |
ゴクウブラックのコッペパンネタの元凶。MADで使われる後述の台詞は声優は同じだが1期鬼太郎ではなく貸本時代初期の原作を基にした『墓場鬼太郎』が初出。『世間は冷たいぜ 一日コッペパン一個のカロリーだけじゃ…』 | |
ベジータが普通使わないコミカルな言い回しで、かつ関西弁でない場合は大体こいつ。『アアアアアアア私は鳥よー!』 | |
主にスマブラ版の彼が該当する。声は似てないが、これでも中の人が同じということでベジータにファルコンパンチを使わせるMADも多々ある。バースト時の悲鳴もやられ声として多用されている。 | |
言わずと知れた関西弁キャラ。何かとベジータと相性が良い。『この勝負、もろたで工藤!』 | |
ベジータにスケベなセリフを言わせるための素材。『このスケベ中年!』 | |
ベジータのボイスを補完。 | |
ベジータのボイスを補完。シロッコリーとガンダム談義するのが主な用途。 | |
ピッコロのボイスを補完。ピッコロが敗北者とネタにされることも。『取り消せよ…今の言葉!!』 | |
同上。ピッコロの声質がいきなりコミカルな物に変わったときはだいたいこいつ。『てめぇのそのじゃがいも頭かち割って脳ミソをストローでチューチューすするぞガキぃ!』の台詞は有名。 | |
ピッコロのボイスを補完。悟飯に『俺を愛していると言ってみろ!』と本音をぶち撒けることもできる。 | |
トランクスのボイスを補完。実はトランクスルーとの相性も良い。『天才!』『あと一人誰か忘れちゃいませんかってんだ!』 | |
トランクスのボイスを補完。上記した通りトランクスルーの遠因となっている他、彼自身も戦闘中のボイスが多い為にトランクスにまともな戦闘を行わせるのにも丁度良い。また、彼の幼少期も同じく草尾毅氏が携わっている為、現代トランクスの台詞の補完にもなっている。 | |
クリリンのボイスを補完。『空から女の子が!』 | |
言わずとしれたクリリンと同じ声優のキャラ。だがそもそもクリリンの台詞素材は多い上、MADでの出番もそこまで多くないため使われることは稀。『何やってんだお前ェっ‼‼』のような有名な台詞は使われたりする。 | |
ウーロンのボイスを補完。性格が似ている上元がカオスアニメかつ爆弾発言が多いキャラなので、有用なセリフが非常に多い。 | |
ザマスのボイスを補完。ちなみに色んな意味で彼と真逆の正義感を持つキャラなので、まともな人物にしたい時にも。 | |
同上。悪役ではあるがコメディリリーフ的な一面が強いのでザマスをラブリーチャーミーな敵役にできる。ポケモン系とも相性がいい。 | |
同上。 |
『その他』もどうぞ?
田島直弥氏による悟空の声真似がよく使用される。「ぶっコロスぞ!」近年は『エピソードオブバーダック』で新録された『うっせぇ!さっさと行かねぇとぶっ殺すぞ!』という野沢氏本人の台詞に素材を取って代わられた。 |
よく見ろ、地獄に行ってもこぉんなに面白い『関連タグ』は見られんぞぉ
ドラゴンボール ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦