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お父様

おとうさま

父親の敬称。pixiv上では『鋼の錬金術師』のお父様(登場キャラクター)を指す事が多い。
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鋼の錬金術師』のお父様

本作のラスボスにして、アメストリスを裏から支配する黒幕
旧アニメにおけるダンテに相当する人物。
CV:家弓家正

元は古代国家クセルクセスにて、ヴァン・ホーエンハイム(当時の彼に名は無く“奴隷23号”と呼ばれていた)の血液を媒介にして造られた人造人間であり、錬金術によって偶然生み出されたホムンクルスと呼ばれる存在。
生まれながらに博識で、名も学もない奴隷であったホーエンハイムに名前と知識を与えた。
ホーエンハイムは血の上では親であり、教育の上では子のような面白い間柄。後に袂を分かつまではお互いに割と親愛と愛着の気持ちを持っていた。
最初にエドアルに対面した際にはホーエンハイムに息子が出来ていた事が嬉しかったらしく穏やかな表情を見せ、エドの骨折を治療し、アルの体を修理した(一応人柱でもある点を踏まえたとしても歓迎していた)。

当時の国王が老いによる焦りから不老不死を求めて彼に知恵を借りようとしたことに付け込み、肉体の獲得による自由とさらなる高みを目指そうという野心から、国王を騙して国家錬成陣を設置させ、自分とホーエンハイム以外のすべてのクセルクセス人を賢者の石に変換し自分とホーエンハイムへ半々ずつに取り込ませ、国を一夜にして滅亡させた
ホーエンハイムと決別した後に西へと流れつき、アメストリスの建国に深く関与。自らの感情を切り離すようにして七人の子供を生み出し、彼らを従えて暗躍していく。
子供たちには生んだ順に、プライドラストグリードエンヴィースロウスグラトニーラースと、七つの大罪の名を与えた。
人間じゃないだけあって一般的なモラルなどが吹っ飛んでおり冷酷だが、振る舞いには妙な愛嬌がある。
おまけ四コマではヘタレな一面を見せる事も。

第一形態

フラスコの中の小人
フラスコの…


生まれた当初の姿。人造人間とは言っても人間とはかけ離れた姿をしていた。
その形状は、球状の黒い物体のようなもので、フラスコの中でしか生きられなかったためフラスコの中の小人とも呼ばれた。
この時点ではまだ感情を切り離していない為かなり表情豊かで、ホーエンハイムに対してよく皮肉を言ったりと愛嬌のある言動を見せていた。
バックベアード様とは他人の空似。北海道名産のマリモとはきっと偶然似ただけ。
ちなみに、この形態時の声のピッチを低くしていくと家弓氏本来の声になる。

第二形態

ぱぱん


作中で最もよく見せる姿。
壮年期のヴァン・ホーエンハイムに似せた姿であり、作中では同一人物だと見せかけるミスリードも見られた。
ホーエンハイム以上に老けているのは、本来の皮(イレモノ)と自身の性質が違うために起きた拒否反応のようなものらしい。
感情をそれぞれ子として切り離したため基本的に上記のエドたちとの初対面の時以外はほぼ一貫として無口、無表情、無感動となっている。

第三形態

お父様から一言


コナンの犯人に目玉がいっぱい付いたような姿。
ホーエンハイムを体内に吸収してその動きを封殺しているため、メタボリック体型で腹部がふくらんでいるのも特徴。
数百年かけて完成させた本来の皮(イレモノ)であり、「賢者の石の集合体」としてのお父様の本来の姿でもある。
一応この姿の時も感情は切り離されているはずだが、何故かこの時は饒舌で傲慢かつ相手を見下して頻繁に笑みを浮かべるなど第一形態の頃に近い性格になっている。

第3.5形態

なんで起こしてくれんかったん!!??


『力』を取り込み、第四形態になる前の状態。目玉は頭部の一つだけになっている。また、その時の大きさは、アメストリスの国土並みに巨大で、まさに『大巨人』であった。

第四形態

フラスコの中の小人(ホムンクルス)
フラスコの中の小人


世界(星)の真理の扉』の力を吸収して得た、完全体としての姿。
お父様が出会った当初の、若かりし日のホーエンハイムに似せており、息子エドワード・エルリックの現在の姿とも酷似している(※本人は絶対認めないだろうがホーエンハイムにそっくり=エドにもそっくり。援護に当たったブリッグズ兵はエドを間違えて誤射しないように周囲に注意喚起していた)。
恰好はサンダル状の履物に腰巻だけと露出度の高いもの。なお、どれだけ激しい戦闘を繰り広げても腰巻は鉄壁の守りを誇る
彼自身曰く「『』の状態」。等価交換の原則を無視した錬金術を応用し、掌で核融合を起こして擬似太陽を錬成してみせたり、竜巻といった天候を操る、錬成エネルギーを自身の前方一帯を消し飛ばす純粋な破壊エネルギーとしてビーム化したり、あらゆる攻撃を無効化する防壁、自身を中心とした一帯を吹き飛ばすドーム状の衝撃波を発したりと、人智を遥かに超えた能力を見せた。また、体内の「賢者の石」を補給するため、近くにいる人間たちを複数同時に錬成陣を用いずに「賢者の石」にすることも可能。もはや次元の違う強さを秘めている。
そのほか、かつて賢者の石とした人間たちをイレモノを用意して復活させるという芸当も見せた。
その性格もより傲慢で尊大になり、もはや人間を取るに足らないものとしか見なくなった。

末路

国土錬成陣に被せられた逆転の錬成陣、見下していた人間たちの度重なる必死の反抗によって全ての賢者の石を失った結果、生まれた場所である真理の元へと還っていった。

自身の真理の門(何も描かれていない無地の扉)の前にて真理と対面。「人の物を奪うばかりで自身が何ら成長していない」事を指摘されると「お前は何様だ」と半ば逆ギレのような形で激昂するも、真理にいつもの自己紹介をされ国土錬成陣発動前に自身がエド達へ語った「思い上がった者に絶望を与えるのが真理」という持論を持ちだされ、「だからお前にも絶望を与える」と告げられた直後、門の中へと引きずり込まれた。

原作では比較的あっさりと門の中へ戻されているが、アニメ版の『FA』では真理の元に引き戻される前に「何故だ!私は知りたかった、この世の全てを!」「何者にも縛られず、自由に、広い世界に!」と自分の願望を吐露し、門の中へと引きずり込まれる際には「戻りたくない、縛られ続けるのは嫌だ」と言う内心を呆然と呟き、内部から飛び出した黒い手に引きずり込まれる際にも必死に抵抗しながら涙を流して絶叫の上じわじわと扉に飲み込まれるなど、彼の心理描写が情緒豊かに描かれている。
最期は自分と同じ形をした真理へ「私はどうすればよかったのだ!」と問い、門に閉じ込められるも閉ざされた門へ真理が返したのは「お前はその答えをみていただろうに」という、呆れとも哀れみとも取れる一言だけだった。
なおアニメ版ではその後ホーエンハイムから曲がりなりにも自分の血から生まれた存在として自身を重ねられ、かつて共に過ごしていた日々を回想し僅かながら同情され悔やまれている。
これは原作者とアニメ監督のお父様に対する解釈の違いとのことで、決して分かり合えない絶対悪としてバッサリ切り捨てられている原作と最後の最後に人間臭さをこれでもかと見せて退場するFAはなんとも対照的である。

余談

・その正体については作中はっきりとは明言されていないが、アニメ版の『FA』の最期の台詞や、クセルクセス時代から見せている膨大な知識から「真理の一部」というのが有力。

・ホーエンハイムからは「本当に欲しかったのは『家族』だったんじゃないか」と問われた際には返答をしなかったが、感情を切り離した後もホーエンハイムに見せた愛着も見せている。
さらに切り離した感情から生まれた『子供たち』ことホムンクルスの面々は仲間想いの者魂の繋がりを求めていた者人間の家族に対して愛情を抱いていた者結局は人間に憧れていた者とほぼ全員が「仲間」あるいは「家族」に対する憧れや情の深さを見せている。(特にグリードに対して「私が欲しいものはお前も欲しいものなあ…」と声をかけている。ということは子供たちの秘めた想いとは…。)

ニコニコ動画においては中の人繋がりで「親父ぃ殿」、「ポッドの中の親父」などと呼ばれる(『ドラゴンボール』シリーズ登場キャラであるパラガスが元ネタ)。
ちなみに差異はあるものの両者とも物語の黒幕である(パラガスは映画版)、実は自分の本当の幸せを掴める才能や人脈もありながらそれで満足せず身の丈の合わない欲望に走り(パラガスは実質一度は掴んでいる)、暗躍を続けた結果因果応報の末路を迎えるという奇妙な一致点があったりする。

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鋼の錬金術師 ハガレン ホムンクルス(鋼の錬金術師)
ボスキャラ ラスボス
人外 ホムンクルス
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七つの大罪

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