この記事は映画『ドラゴンボール超 ブロリー(BROLY)』のネタバレを含みます。
概要
CV:杉田智和
映画『ドラゴンボール超 ブロリー(BROLY)』及び2022年公開の『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』に登場するキャラクター。
ウイスの力により蘇ったフリーザが立て直した新生フリーザ軍に所属する年老いた雑兵。コルド大王がトップを務めていた時代から軍に所属している。
同じくフリーザ軍に所属するチライやキコノ、ベリブル達と共に登場する。
名前の由来はレモンから。
人物像
容姿
細身な体型の宇宙人で、オレンジ色の肌と瞳を有する。
老齢の男性戦士で、頭には薄茶色のニット帽を被っている。
ベジータがナメック星で着ていた旧型の戦闘服と似た黒の戦闘服を着用している。
スカウターの色は薄緑で、武器として大型の銃を携帯している。
性格
フリーザ軍兵士だが、比較的善人寄りな性格をしている。
後方部隊の兵士で、戦闘力もあまり高くなく、これまで裏方として平々凡々と生きてきた。
古参兵ではあるものの、フリーザの事は宇宙ステーションで見かけた程度で面識はない。だがフリーザの恐ろしさは重々理解しており、身の程をわきまえた行動をとる。
活躍
BROLY
40年以上フリーザ軍に在籍しておりコルド大王が惑星ベジータで引退を宣言した際にも同行している。その時はフリーザにスカウターが入ったケースを手渡していた。非戦闘員であった為、その後はナメック星や地球での戦いに同行することはなく、その結果、現在まで生き延びている。
現在は、2度目の地球での戦いでフリーザが兵士を大量に殺してしまったため、軍の再生を図るべく、新人兵士・チライと共に、新たな兵士となる人材獲得の任務を任されている。任務の最低条件が戦闘力1000以上の兵士の獲得で、なかなか見つからなかった為、宇宙の隅々まで探していたが、ある時偶然通りかかった小惑星バンパから救難信号が出ていることに気づき、バンパに降り立つ。
そこにはパラガスとブロリーという2人のサイヤ人がおり、パラガスの4200、そしてブロリーの計測不能な戦闘力に驚き、彼らをフリーザの下まで連れて帰る。そして彼らをフリーザに紹介すると、その褒美として大量の報酬を貰い、チライ共に歓喜した。
その後、宇宙船内の食堂でチライと祝杯をあげ、後から来たブロリー親子も同じ席につくが、チライが酔った粗暴な戦闘員ダイゲンに絡まれてしまう。レモはそれを止めようと「俺が一杯奢るから」と下手に出るが突き飛ばされてしまう。それを見たブロリーは怒りを見せ、そのままタイゲンを締め上げ、危うく殺してしまいそうになるがパラガスの制御装置の電撃によって正気を取り戻す。その際ブロリーはその電撃に苦しんでおり、レモはパラガスの事を「俺の死んだクソオヤジだって、あいつよりマシかも」と毒づいた。
パラガスがフリーザに呼ばれ席を外すと、チライと共にブロリーを人気のない倉庫に連れ出し、お礼として水と山積みの携帯食料を与えた。そしてブロリーがバアと腰布に関する過去を語ると、ブロリーを純粋な人間と評する。そして同時にパラガスを最低の父親とし、彼の言いなりになる必要はないと語るが、ブロリーは「お父さんのこと悪く言うのはいけない」と否定し、そんな風に育てられてしまったブロリーを気の毒に感じていた。
宇宙船が地球に付くとブロリーと悟空達の戦いを観戦し、ブロリーの戦い方が普通ではないことに気付く。
その後、フリーザから手渡されたドラゴンボールの用途を知ったチライが考えたある作戦に協力し、ブロリーとゴジータの戦いの裏で奮闘する。
キコノを脅し神龍を呼び足したチライは、ブロリーをもといた星に帰してやってくれと願い、ゴジータのかめはめ波が当たる直前でブロリーはバンパへと転送され、レモは宇宙船を持ち出しチライを乗せ、その場から逃げる。その際、ゴールデンフリーザに宇宙船を打ち落とされそうになるが、ゴジータが阻止し生き延びる。
逃げ延びた二人はブロリーのいるバンパへと向かう。そこで余りにも品祖なバンパの食糧事情に困っていたが、瞬間移動で悟空がそこに現れ、彼が持ってきたホイポイカプセルの支援を受ける。
そして3人の新たな生活が始まろうとしていた。
SUPERHERO
悟空の案でフリーザ軍の追跡を逃れる為にビルスの星に移住。悟空が持ち込んだと思われる食材で料理を作っていた(フリーザ軍在籍時代に雑用の他に料理も少々担当していたらしい)。そこにビルスの目が止まり、彼の料理に絶賛した為、料理人に任命された(ビルスの食事を作っていたウイスは料理人を解雇され大げさに落ち込んだ)。
関連イラスト
関連タグ
ドラゴンボール ドラゴンボール超 ブロリー(映画のタイトル)
フリーザ軍 フリーザ キコノ チライ 宇宙人
ブロリー(ドラゴンボール超) パラガス(ドラゴンボール超)
坂田銀時…中の人が同じジャンプ作品の主人公。なお作中にてドラゴンボールはたびたびネタにされている。