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戦闘ジャケット

せんとうじゃけっと

鳥山明の漫画『ドラゴンボール』に登場する衣装。主にフリーザ軍兵士が着用する戦闘服のこと。
目次 [非表示]

概要編集

ドラゴンボール』に登場するフリーザ軍の兵士が着用している戦闘服

「ジャケット」と称されているが、実質的には敵の攻撃から身を守るための鎧であり、ディティールやカラーリングの違いこそあれど統一されたデザインにより組織の制服(ユニフォーム)のような役割も果たしている。


初登場は原作コミックス第17巻(完全版14巻)から。

主人公・孫悟空(=カカロット)の兄・ラディッツが初めてこの衣装を着て登場している。


それまで戦闘キャラの多くは武道家等のオリエンタルな衣装が主流だったが、そのサイバー系の出で立ちは当時の読者に衝撃を与え、同時に物語についても様々な宇宙人種族の登場等SF系シナリオが展開される大きな起点となった。


中でもベジータフリーザが死んだ後の人造人間編以降でも着ているほどの愛用者である。


構成編集

「ドラゴンボール」より、戦闘ジャケットです。

胴丸腹巻)のように胸・腹部を一周するタイプの防具であり、肩当ては主に左右に長く伸びたウイング型と、帯状のストラップ型の2種類が主流。フリーザ軍ではウイング型が現在の基本タイプで、ストラップ型は旧式であるらしい。ブルマが再現した際は、動きやすさを重視してかストラップ型の方を作成している。


一部の着用者の中には同じデザインの手甲、脚甲を合わせて装備している者もみられる。それ以外は基本的に白いグローブとブーツを着用している。また、腰垂が付いているものもある。鎧の下にはインナーを着用している。袖や丈の違いこそあるが、基本的に黒や青、紫などの単色のものを着用している。


その他、女性のように乳房のある種族用の戦闘服もある模様。映画『復活の「F」』では、ソルベ・タゴマ・シサミがそれぞれ従来のものと異なる新たなデザインの戦闘ジャケットを着用している。


性能編集

防具としての性能は申し分なく、地球人程度の攻撃ならば防御できる。

素材は超質ラバー(ゴム)なのだそうで、サイヤ人が大猿になっても、インナー共々破けずそのまま伸縮するほどの柔軟性も併せ持つ。とは言えサイズ差もあるようで、悟飯やクリリンがベジータに渡された小さめの物は「リット星人間」用のタイプらしい。また、ナメック星編の途中でベジータがジャケットを替える際にストラップ型を選んだのは、サイズが合うものがそれ以外に無かったからである。

肩当てのない方が動きやすそうに見えるが、悟飯によると、ほとんど邪魔にならず自由に動くとのこと。


その後、ブルマにより模造品が制作され、夫のベジータも今日まで愛着している。

セルブロリーボージャックといった、フリーザ以上の強敵たちの攻撃を受けてもヒビさえ入っておらず、かなり頑丈な作りであると同時に非常に軽いらしい。


当初は発明者はツフル人と設定されていたが、現在はフリーザ軍の科学者キコノが発明者であると設定されている。なお、フリーザの着ているものは服ではなく外殻であり、戦闘ジャケットはその殻を元に開発されたとする設定もある。


代表的な着用者編集

原作編集

センシティブな作品フリーザと仲間たち

ラディッツ:黒を基調、肩当は茶色いウイング型、腰垂付き(3枚)

ナッパ:黒を基調、肩当は黄色い(茶色?)ウイング型、腰垂付き(3枚)


ベジータ(地球襲来時):白を基調、肩当は黄色い(茶色?)ウイング型、腰垂れ付き(3枚)

    (ナメック星編):白を基調、肩当無し

    (人造人間編以降):白を基調、肩当は黄色いストラップ型

フリーザ:紫を基調、肩当は茶色いウイング型

ドドリア:青を基調、肩当は茶色いウイング型

ザーボン:白を基調、肩当は茶色いウイング型、マント付き

キュイ:黒を基調、肩当は黄色い(茶色?)ウイング型、腰垂付き(2枚)

アプール:黒を基調、肩当は茶色いウイング型、腰垂付き(3枚)

クランベリ:白を基調、肩当は茶色いウイング型、腰垂付き(3枚)

ギニュー:黒を基調、肩当は茶色いウイング型、腰垂付き(2枚)、左胸にエンブレム(特戦隊5名に共通)

リクーム:白を基調、肩当は茶色いウイング型、腰垂付き(3枚)

バータ:黒を基調、肩当は茶色いウイング型

ジース:白を基調、肩当は茶色いウイング型

グルド:白を基調、肩当は茶色いウイング型

コルド大王:黒を基調、肩当は茶色いウイング型、マント付き

ベジータ王:白を基調、肩当は赤いウイング型、マント付き


クリリン:黒を基調、肩当は茶色いウイング型、腰垂付き(2枚)

孫悟飯:(ナメック星編):白を基調、肩当は茶色いウイング型

    (人造人間編):白を基調、肩当は黄色いストラップ型

孫悟空:白を基調、肩当は黄色いストラップ型

未来トランクス:白を基調、肩当は黄色いストラップ型


劇場版・オリジナルアニメ編集

バーダック最終決戦):黒を基調、肩当は黄緑のストラップ型、腰垂付き(2枚)

     (マイナス):黒を基調、肩当は黄緑のウイング型、腰垂付き(2枚)

トーマ:黒を基調、肩当は青いウイング型、腰垂付き(3枚)

セリパ:黒を基調、肩当は黄色い(茶色?)ストラップ型

パンブーキン:黒を基調、肩当は緑のストラップ型、

トテッポ:黒を基調、肩当は黄色い(茶色?)ストラップ型


クラッシャーターレス軍:黒を基調、肩当は灰色のウイング型、腰垂付(3枚)

クウラ機甲戦隊:黄緑を基調、肩当は茶色いウイング型(左肩のみ)、腹部にエンブレム

パラガス:赤、黒、緑を基調とした左右非対称な特殊デザイン


ターブル:白を基調、肩当は茶色いウイング型、腰垂付(2枚)

アボカド:白を基調、肩当ては黄色いウイング型、腰垂付(3枚)

合体アカ:黒を基調、肩当は黄色いウイング型、腰垂付(3枚)

この時間が

ソルベ:黒を基調、肩当は緑のウイング型、従来と異なるデザインで赤いスカート風の裾付

シサミ:黒を基調、肩当は緑のウイング型、従来と異なるデザインでヘソが出ている

タゴマ:黒を基調、肩当は緑のウイング型、従来と異なるデザインで襟が高い


ブロリー:黒を基調、肩当は緑のウイング型

パラガス(超):白を基調、肩当は緑のウイング型

レモ:黒を基調、肩当がついていないタンクトップ型

チライ:白を基調、女性用タイプで、肩当がついていないチューブトップ型

ベリブル:黒を基調、肩当は緑のウイング型、従来と異なるデザインで白いスカート風の裾付

キコノ:黒を基調、肩当は緑のウイング型、従来と異なるデザインで緑のスカート風の裾付

ダイゲン:黒を基調、肩当は緑のウイング型、腰垂付(2枚)


その他編集

オニオ:白を基調、肩当てはウイング型

ギネ:黒を基調、肩当てはストラップ型


余談編集

名称について編集

登場時は特に名称は決まっていなかったようで、ラディッツも「ヨロイ」とだけ呼んでいる。

ベジータがクリリン達に与えた際に「次は戦闘ジャケットだ」と言っていたので、この項目名もそれに準ずる。


正式名称で呼ぶ人物がほとんどいないためか、いまいち名前が安定せず、戦闘服サイヤアーマーともごく一部で呼ばれている(後者については物語上、最初に出てきた着用者がサイヤ人なのだからだろうが、実際はサイヤ人に留まらずフリーザ軍兵士共通のプロテクターである。)。

大抵の場合“ドラゴンボールの戦闘服”、“サイヤ人の戦闘服”と言えばだいたいは通じる…ハズ。

サイヤ人の場合編集

一部のサイヤ人戦士は、彼らの特色である尻尾をベルトのように腰に巻いているものも多い。


ドラゴンボール超』では、第6宇宙のサイヤ人・キャベの着用する戦闘服をみたベジータが「フリーザ軍に取り込まれる前のサイヤ人の民族衣装に似ている」とも発言しており、デザインのルーツはサイヤ人にあるとも考えられる。


商品化編集

非公式のコスプレグッズで登場初期のベジータが着用していたウイング型の戦闘ジャケットが販売されており、有名どころではベジータのモノマネで知られるお笑い芸人のR藤本が常々着用していた(後にとある番組企画で原作により忠実な戦闘ジャケットを制作してもらい、以降はそちらを着用している)。


2010年に、食玩『ドラゴンボール改 サイヤコスチューム』として、肩パッドの無い旧タイプのものが商品化されている。


関連タグ編集

ドラゴンボール

衣装 戦闘服 

フリーザ軍 サイヤ人

スカウター:戦闘ジャケットと同じくフリーザ軍兵士が着用する小型計測器。

グレートサイヤマン:インナースーツやグローブ・ブーツが酷似している。前述の複製品をブルマが流用したのだろうか?

ツフル人:当初この戦闘ジャケットを発明したと設定されていた民族。スカウターも彼らの発明品という設定だった。

キコノ:フリーザ軍の科学者。現在は戦闘ジャケットもスカウターも彼の発明と設定されている。

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