概要
アニメ『ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦』に登場するサイヤ人。
孫悟空(カカロット)の父であるバーダックの仲間であり、バーダックチームの紅一点。原作本編で見ることのなかった、シリーズ初の女性のサイヤ人でもある。
名の由来はパセリ。
当時のカードダスによると戦闘力は2500。
人物像
黒髪のショートカット(ボブ)と切れ長の目が特徴の女戦士。勝気な表情でキツイ印象だが、美女である。
戦闘ジャケットも女性のボディラインに象られたデザインで、ジャケット下のピンクのレオタードと相まって、とてもセクシーにアレンジされている。
作中には他にも同じ装備の女サイヤ人が何名か確認できるが、キャラクターとして名前が明確にされているのは彼女のみ。女性戦士の中ではトップクラスの猛者でもある。
ショートボブの髪型ということで、どことなく髪を切った後のビーデルに見えなくもない。
性格
戦闘民族であるサイヤ人の生まれであり、尚且つ男性と並び戦線に立つ戦士であることもあってか、中性的で荒々しい言葉遣いを見せる。元々は最下級戦士の生まれで女性ゆえに低めの戦闘力だったが、バーダックたちと組んで戦闘経験を積むうち徐々にレベルアップしていき、ラディッツより高い戦闘能力を有するまでになった。
後年、ゲーム版にて登場した際は、ベジータ王に向かって啖呵を切る、ザーボンを「カマ野郎」と罵るなど気性の激しさこそあるが、「私のために強くなろうと努力をする奴は嫌いじゃない」と自分に惚れている下級戦士のスピーニを評したりと、全体的に単純で冷酷非情なだけのサイヤ人戦士の中で、彼女は姐御肌的な義理堅さを持つ女性となった。
Pixivでの扱い
前述通り、アニメオリジナルとはいえ作中唯一(当時)の女サイヤ人として認知された経緯もあり、Pixivにおいてもその知名度は高く、とくにチームメイトであるバーダックとのカップリングイラストが多く見られた。しかし、2014年にて作者・鳥山明本人がバーダックの妻・ギネを描いて以降はバーダックとのカップリングは見られなくなり、逆に数少ない女サイヤ人としてギネとコンビのイラストが多くなった。