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バーダック

ばーだっく

アニメ『ドラゴンボールZ』の登場人物。
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概要

CV野沢雅子

惑星ベジータに住む戦闘民族サイヤ人の一人。ラディッツ孫悟空カカロット)の実の父親。
元々はアニメにのみ登場するオリジナルキャラクターだったが、原作者の鳥山明がとても気に入ったため本編に逆輸入され、フリーザの回想シーンで2コマだけ登場させた他、連載終了後も『ドラゴンボールマイナス』というバーダック主役の短編作品を制作している。

外見・声色ともに悟空にそっくりだが、悟空とは全く異なるクールかつワイルドな性格。加えてたった1人で運命に立ち向かい散っていった勇敢な姿も相まって、アニメオリジナルでありながら非常に人気が高いキャラクターでもある。『ドラゴンボールゼノバース』では時の界王神も好みだと言っていた。

名前の由来は「ゴボウ」の英語読み。

人物

髪型や顔立ちなどの容姿は悟空に瓜二つだが、目つきはラディッツに継承されている。また、左頬に傷跡がある。衣装は他のサイヤ人同様にフリーザ軍の戦闘ジャケットを着用。初登場作であるアニメ版ではショルダーがベルトタイプのものだったが、後述の『ドラゴンボールマイナス』ではウイングタイプになっている。

性格は他のサイヤ人たちと同様に好戦的で戦闘力至上主義な面が強く、出生当時の戦闘力がわずか「2」のカカロットに対する情はほぼ無かった。また、武道家の悟空とは異なり敵は容赦無く殺すなど、戦士らしい非情さを持つ。一方で、戦いを共にするチームのメンバーに対する仲間意識も持ち合わせており、フリーザの裏切りにより仲間が全滅した際には激高している。

下級戦士だが長年に渡って戦い続けており、度重なる激戦で重傷を負いながらもその度に生還しているため、戦闘力は約10000という下級戦士としては驚異的な数値に達している。
参考として、エリートのナッパが4000、そのナッパを圧倒した当時の悟空の素の戦闘力(=界王拳なし)が8000代であることを考えれば、かなりの数値である。同じくバーダックの仲間たちも中々の戦闘力を有し、親友のトーマ他チームのメンバー達はエリート戦士並みの戦闘力を持つ。

その勇猛さは同じサイヤ人の仲間たちにはかなり有名であった。
劇場版である『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』で登場したサイヤ人の生き残りであるパラガスも、悟空と対面した際「バーダックの倅だろう?」と言うなど存在を知っていた模様(実際に面識があったかどうかは不明)。

たったひとりの最終決戦〜フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空の父〜

惑星カナッサを襲撃したバーダックらは任務を終え談笑していたが、カナッサ星人の生き残りトオロの不意討ちを受け、昏倒してしまう。
トオロの攻撃は未来を見えるようにするものであり、「未来を見て苦しむがいい」と言われた通り、バーダックは時々未来を垣間見る事になる。

治療カプセルに入れられたバーダックは、惑星ベジータが消滅する夢を見て困惑するが、仲間達が自分を置いて先に出撃したミート星へ向かう。
出発の前に息子のカカロットを見つけるが、その戦闘力を調べて失望した。

ミート星へ降り立つと既に廃墟となっており、仲間たちの変わり果てた姿を見つけ、そこでトーマからフリーザ軍に襲われたことを知らされる。
バーダックは現れたフリーザ軍の兵士を次々と撃破するが、ドドリアに打ちのめされる。

何とか生き延びたバーダックは、夢で見た惑星ベジータの崩壊が現実になることを悟り、仲間に知らせてフリーザに逆襲しようと考えた。しかし他のサイヤ人達に発言を笑い飛ばされ、失望したバーダックは1人で駆け出した。

フリーザの宇宙船に向かう途中、成長したカカロットの姿を夢で見る。そしてフリーザを相手にたった1人の最終決戦を挑む。
何十何百のフリーザ軍兵士を蹴散らし、自ら宇宙船を出てきたフリーザと対峙する。
なお、このときの戦闘背景は宇宙空間であり、サイヤ人は地球人同様に「宇宙空間では生きられない」とのことだが彼は普通に宇宙空間で戦っている…のだろうか?

とうとう宇宙船から姿を現したフリーザに向けて、バーダックは運命を変えるべく渾身のエネルギー弾を放つが、フリーザは専用のポットに鎮座したまま指先から巨大なエネルギーの球体(ゲーム版では「スーパーノヴァ」と呼称)を放ち、バーダックの気弾はおろか、バーダックや敵味方の残党を飲み込みながら惑星ベジータもろとも消滅させてしまう。バーダックは死の直前、カカロットがフリーザと対峙する未来を予見し、息子の名を口にしながら、そして笑いながら爆発の中に消えた。

なお予知能力がありながら誰からも信用されず、祖国が滅ぼされると言うエピソードはギリシャ神話に登場するトロイアの王女カサンドラのエピソードと非常に類似している為、これをモデルにしていると思われる。
ただしバーダックが死の間際に最後の予知で希望を知ったのに対し、カサンドラは本当に絶望の中で死を迎えている。希望を残せたバーダックと、残せなかったカサンドラの対比だろうか。

エピソードオブバーダック

フリーザの気弾に飲まれ死んだと思われたバーダックだったが、偶然にも時空の歪みが発生し、過去の世界である「惑星プラント」に飛ばされる。

そこで医者のイパナとその息子ベリーの介抱を受け、彼らの口から聞かされた惑星の名前や、メディカルマシーンの液体に似た薬の存在、略奪に現れた宇宙海賊の乗っている船がフリーザ軍の母船に似ていることなどから、いつしか自身のいるその場所が過去の惑星ベジータであることを察する。

海賊を打ち倒したことでプラントの住人から好意的に迎えられるが、馴れ合いを嫌うバーダックは冷たい態度で彼らをあしらい、リハビリのために村から離れた洞窟に移住する。しかし、リハビリ中にベリーが毎日のように食料を送って来た事から徐々に心を開き、当初は見向きもしなかった彼に初めて自分の名前を教えるなど、わずかながら穏やかな心を垣間見せる。

それからしばらくして、宇宙海賊のボスでありフリーザの先祖でもある「チルド」とその一味が組織の面子を汚したバーダックへの報復のため惑星プラントを襲撃。助けを求めるベリーの必死の懇願を受け村に駆けつけたバーダックは、憎きフリーザの面影を持つチルドに憤怒し襲いかかるが、逆にチルドの怒りを買いねじ伏せられてしまう。

だが、チルドがベリーを傷付けたことで過去に救えなかった仲間たちの記憶がフラッシュバックし、自分の弱さに対する怒りと悔しさにより、超サイヤ人に覚醒。これまでの劣勢を覆しチルドを徹底的に痛めつける。激昂したチルドはエネルギー弾で惑星プラントごとバーダックを葬ろうとするが、バーダックの放ったエネルギー波が押し返し勝利。チルドは宇宙空間まで吹き飛ばされ、惑星ベジータを護れなかった時と全く逆の結果となったのだった。瀕死状態で回収されたチルドは部下に「金色に輝くサイヤ人に気をつけろ」という一族への遺言を託し息絶えた。

彼のこの活躍こそが後世に語れる『超サイヤ人伝説』になったとされるが、ナレーション曰く「定かではない」らしい。また、その後バーダックがどうなったのかは不明。

ドラゴンボール-(マイナス) 放たれた運命の子供

銀河パトロールジャコのおまけ漫画として掲載された、『たったひとりの最終決戦』とは異なる物語。鳥山氏の考えた『たったひとりの最終決戦』である。それ故にアニメ版との矛盾は多いが、原作漫画との矛盾は殆どない。したがって、原作漫画におけるバーダックの設定と考えたほうが賢明である。

バーダックがとある惑星で侵略している間にフリーザから召集命令が下され、直ぐに他のサイヤ人達と供に惑星ベジータへ帰還した。
しかし、この召集命令の裏に何かあると不安に感じたバーダックは、ギネに相談し、生まれて日の浅いカカロットを心配しながら、丸型ポッドを使った『飛ばし子』と言う赤ん坊を辺境の惑星に送り込む手法で隠密に地球に送り込む決意をする。
そして、カカロットが地球に到着してしばらく経ってから、フリーザの手によって惑星ベジータはサイヤ人と供に消滅させられたとの事で、バーダックとギネもこの時に死亡したと思われるが、漫画原作でも悟空と対峙した際のフリーザのモノローグで「あいつだ!惑星ベジータを滅ぼした時に最後まで抵抗をした、あのサイヤ人にそっくりなんだ…!」とバーダックを思い出すコマがあり、息子を地球に送った後はアニメ版と同様にフリーザへ果敢に戦いを挑み、最後まで抗い続けて戦死した模様。

アニメ版と違って戦闘服はショルダーパッド付きに変更され、トーマの形見のバンダナも着けておらず、更にフリーザに盗聴される恐れがあるため、常にスカウターを外している様子。
しかし、先述のフリーザによる回想ではアニメ版と同様のショルダーパッド無しの戦闘服&バンダナ付きのスタイルとなっており、若干矛盾が見られる(あるいは最終決戦前に着替えた?)。
もちろんカナッサ星人から受けた未来予知も持っていない。
好戦的な性格は相変わらずだが、アニメ版とは違って冷静な判断力と僅かな人間性、仲間を助ける思いやりを持っており、そのため一部の下級戦士達から強く慕われている。
特にギネとはお互い強い絆で結ばれているため、遠征からの帰還や飛び去るカカロットを見送りながらお互い抱き合うほど、深い愛情を持っている。
更に戦闘力が低すぎる事からカカロットに何の情を持たなかったアニメ版とは違い、ギネからの影響もあってか、カカロットやラディッツを心配する言動を見せるほど、自らの子を大切にしている父親らしい感情を持っている(本人曰くギネの甘ったれた病気が移ったとの事)。

ゲーム作品での扱い

本編での活躍自体は少ない物の人気キャラクターな為多数の作品に出演。

必殺技に関しては、原作やアニメでは無名とされていたが、ゲーム版ではそれぞれ名前が付くようになっている。『ライオットジャベリン』(ディンプス開発作品)から始めとし、フリーザに攻撃したエネルギー弾は『ファイナルスピリットキャノン』(スパイク・チュンソフト開発作品)と言う名義になっている。
他にもフリーザ一味に仕掛けた連続攻撃は『ファイナルリベンジャー』(スパイク・チュンソフト開発作品)と言う名義となっている。

激神フリーザ!!(FC)

名前のみ登場。彼が滅ぼしたカナッサ星を悟空が解放するというイベントがある。悟空はアニメとは違い、父が行った悪行と最期をカナッサ星人の生き残りから知らされる事となる。

ドラゴンボールZ3(PS2)

メモリーカードに前作である『Z2』のデータがあれば隠しキャラとして使用可能になり、上記の名前のみでの登場と比べれば本人が登場するのはこれで初めてとなる。それ以降からプレイヤーキャラとして登場し、彼を主人公にしたIfシリーズも数多く登場するようになっている。

Sparking!NEO(PS2)

ラディッツのIfストーリー『運命の兄弟編』にて、夢の中に登場。ラディッツも歴戦の勇士である父のことは尊敬していたようだが「悪夢でしかなかった~」と述べられている辺り、厳しい親父だったようだ(或いは、そんな父を持ちながら弱虫だの下級戦士だのと呼ばれることに含むものが有ったか)。しかし、夢の中で喝を入れられた事で、彼なりの父としての暖かさを改めて知った様子。

真武道会2(PSP)

未来世界のあの世に住んでいて、あの世にいる未来悟飯を探しに来た現代悟飯と鉢合わせをする。だがその後に、同じくあの世に住んでいる未来悟空との出会いにより、改めて悟空と悟飯は彼の息子と孫だと言う事に気付き、共に行動する。そして未来悟飯と合流し、抜いたZソードから老界王神を復活させ、未来悟飯を復活させた後、未来魔人ブウを倒すために未来パイクーハンと共に一日だけ復活した。この作品ではまだ変身形態は何もないのだが、潜在能力解放状態の現代悟飯とまともにやり合う事ができるあたり相当の実力を積んでいる模様。

タッグバーサス(PSP)

彼が主人公にしたIfストーリーも存在する。それはもし彼がフリーザに殺されなかったらと言うもしもの世界を舞台に、悟空を探すために地球に侵略した。しかし悟空だけでなく悟飯と出会った事で家族愛に目覚め、孫家の一員として地球に住み着くようになる。しかしそれを見たラディッツは父であるバーダックを見下し、悟飯を誘拐するが、後でピッコロと供に救出する。その後バーダックは『おめえの孫の顔も見せやがれ!』と叱り出すが、ラディッツは『ふふふ…嫌なこった…!』と返答しながらその場へ生かしたまま逃がすと言う、シリアスでありながらどこか明るい親子関係を見せた。

レイジングブラスト(PS3)

フリーザの攻撃を受けて死亡した直後、時空の歪みに巻き込まれて未来へ飛ばされると言うIfストーリーも登場。そこでである成長した悟飯と悟天と冥土の土産として戦い、その後満足したかのようにその場から消え去った。初めて祖父であるバーダックと戦った悟飯と悟天は、改めて彼との戦いを忘れない事を誓った。逆に『バーストリミット』ではクリリンから始め、ベジータや悟空と戦うIfストーリーも存在する。

ドラゴンボールヒーローズスーパードラゴンボールヒーローズ(AC)

人気キャラクターな為ゲームオリジナル形態が多数登場。
超サイヤ人から始まり超サイヤ人2超サイヤ人3にまで変身が可能になった。

また『ドラゴンボールオンライン』から彼の洗脳された姿仮面のサイヤ人も登場。仮面の他、戦闘服もいつものものとは異なっている。
さらに仮面が外れたバーダック:ゼノも登場。こちらは仮面のサイヤ人時の戦闘服の他、時の界王神に新調して貰った戦闘服の二種類が存在する。
また、超サイヤ人3になるのは現時点でバーダック:ゼノのみ。

片手から気孔波を放つリベリオントリガー、手に炎を纏って相手を殴るヒートファランクスなどを扱う。また、強化形態が増えると共にファイナルヒートファランクスなどの新技も習得している。超サイヤ人3になると必殺技がリベリオンエッジになる。
また、最近では悟空がピッコロ大魔王を貫いたパンチを彷彿とさせるリベリオンファングも習得した。

ちなみに他のゲームの大猿バーダックと違い、本作の大猿バーダックは普通にしゃべれる。

ドラゴンボールゼノバース(PS3、PS4XBOX360XBOXONE)

本編クリア後の追加シナリオにて登場。
本作の諸悪・ドミグラの歴史改変がバーダックの時代にも影響が及んでおり、凶悪化されたフリーザ軍を前に孤立していたが、駆けつけたタイムパトローラー(主人公)の助勢もありなんとか苦境を乗り越える。しかし、正史通りフリーザの放ったスーパーノヴァにより惑星ベジータもろとも消滅されようとしていた矢先、突如現れた「ワームホール」に吸い込まれ、別の時代に飛ばされてしまう。

行き着いた先は、原作にて悟空とフリーザの最終決戦が行われている爆発寸前のナメック星であり、そこで同じく別の時代からワームホールで飛ばされてきたブロリーと鉢合わせとなる。カカロット(悟空)を狙うブロリーと激しい攻防を展開するが、伝説の超サイヤ人で尚且つ凶悪化したブロリーに苦戦を強いられる。その後、バーダックのいる時代を突き止めた主人公が共闘しに現れるが、ポルンガの願いによって3人共地球へテレポートする。

地球到着後、突然の出来事に動揺している隙を突かれ、ブロリーの不意打ちを見舞い遠く叩き飛ばされてしまう。しかし偶然にもベジータと出会い、彼にパワーボールを放ってもらい大猿に変身してブロリーに対抗した。なんとかブロリーを倒すが、バーダックも元の姿に戻って気を失ってしまう。その後、駆けつけたトランクス:ゼノにより事態は収集された。

異変解決後は時の界王神たちの話題に上げられており、特に彼女はバーダックを気に入ったような発言をしている。

続編のゼノバース2では通常のバーダックの他トワに仕える仮面のサイヤ人も登場している。

超究極武闘伝(3DS)

どういう訳かブロリーと共に旅をしていた。しかも復活して超絶強化されて悟空達をも上回る実力を身に着けた悪人集団(フリーザ、セル、魔人ブウ(純粋)など)よりはるかに強い、ちなみにブロリーと同等と言えるほどに強くなっているらしい。ただし、破壊神ビルスには及ばない。

ドラゴンボールフュージョンズ(3DS)

時間と空間の狭間・第4層で主人公達と出会い、少年時代の悟空との再会を果たす。悟空自身は実の父親である彼の記憶にないが、どこか懐かしいものを感じると喜んでいたため、彼と修行するために仲間に入る。

関連イラスト

バーダック
51(牛蒡)の日


親父供養
バーダック



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ドラゴンボール ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦 ドラゴンボールマイナス
フリーザ ドドリア ザーボン ベジータ王
サイヤ人 牛蒡一家
孫悟空カカロット) ラディッツ ギネ
バーダックチーム トーマ セリパ トテッポ パンブーキン
ソリッドステートスカウター トオロ イバナ ベリー
仮面のサイヤ人

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