概要
スーパードラゴンボールヒーローズ「時の界王神編」から登場するキャラクター。
先代時の界王神アイオスに従う黒衣の戦士の1人。
その名の通り黒衣を纏っている謎の戦士。黒衣から覗く左目の傷があるが、それとは対に左腕が……?
活躍
時の界王神編
アイオスや黒衣の戦士達と共に時の巣を襲撃。現時の界王神から時の巻物を強奪。
そして、アイオス主催の『超時空トーナメント』を影から観戦していた。
アニメ版
第1回戦終了時に孫悟空達の前に姿を現し、アイオスの思惑「増えすぎた歴史の消滅」を口にする。
その際に、トランクス:ゼノと交戦し、超サイヤ人ゴッドとなった彼を相手に優位に立ち回る。
この時、ピッコロをはじめとする戦士達は“なにか”に気付くが……?
そしてトランクス:ゼノとの撃ち合いの最中、突如として現れたアイオスにより場外乱闘は終止符を打つ。
第2回戦、黒衣の中からその正体が現れる。
彼はかつてのトランクスの師・未来の孫悟飯であった。
彼の存在した歴史では、未来の人造人間17号、18号によってトランクスとブルマ達が殺されてしまっていたのである。何も守れずに弱いままのうのうと生きている自分自身に絶望し、強さを証明することのみが生きる道しるべとなった彼は、アイオスと組み暗黒ドラゴンボールの恩恵を受けたと語る。
そんな彼は自分とは違う歴史のトランクスと再び相間見える。
超サイヤ人となった彼の力は、暗黒ドラゴンボールで強化され、過去とは別人の如く高まっていた。
しかし、迷いのある彼が仲間と共に未来を掴んだトランクスに敵う事は無く敗北。
そこへ暗黒王ドミグラによってあらゆる時代の邪悪な戦士たちが解き放たれてしまう。
暗黒因子で強化されたセルたちの襲撃を受けるも、トランクスとの戦いで絶望から立ち上がることを決意。そして再びかつての弟子を守る為、そして共に戦う為にトランクスと立ち向かう。
トランクスとの共闘の最中、高まる暗黒王ドミグラの気を察知した彼は駆けつけた孫悟天:ゼノ達の助力もあり、孫悟空のもとへ。
そしてかめはめ波で追撃。ドミグラのパワーは凄まじいものであったが、新たに駆けつけた黒衣の戦士からの鼓舞により、超サイヤ人2へ覚醒。
親子三代による全開全力の攻撃により、暗黒王ドミグラは消滅。
全てが終わった後、トランクス:ゼノとの再開を誓い、アイオス達と共に時空を巡る旅へ出るのであった。
漫画版
単行本が未発行の為、追記保留
形態
- 暗黒ドラゴンボール強化
超サイヤ人ゴッドとなったトランクス:ゼノと互角に闘える程の実力を持つ。
- 超サイヤ人・暗黒ドラゴンボール強化
マントを脱ぎ捨て、悟飯としての素顔を見せる。
超サイヤ人ゴッドのトランクス:ゼノを序盤のみではあるものの、圧倒していた。
- 超サイヤ人2・暗黒ドラゴンボール強化
黒衣の戦士に鼓舞され覚醒した姿。
必殺技
- 烈脚爆撃弾
前のめりに突進しながら相手の腹部へパンチ、そのまま回転して体勢を立て直し、連続蹴りを浴びせふっとばす。さらに相手の背後に回り、分散するエネルギー弾を放ってフィニッシュ。
暗黒ドラゴンボール強化の形態で使用。
- 爆裂連撃かめはめ波
「かめはめ…波ァ!」
「これで終わりだ!」
突進しながら相手の喉元へパンチ、更に顎を突き上げるハイキック、バック転しながら退避し、片手でかめはめ波を放つ。
超サイヤ人・暗黒ドラゴンボール強化、超サイヤ人2・暗黒ドラゴンボール強化の形態で使用。
- 極限魔閃光
気を高めてから魔閃光を放つ。
モーションはトランクス:未来と同じであるが、こちらは隻腕である。
超サイヤ人・暗黒ドラゴンボール強化の形態で使用。
余談
Z戦士だけではなく"トランクスとブルマ達が殺されてしまっていた"と話していることから 『TRUNKS THE STORY─たった一人の戦士─』『絶望への反抗!!残された超戦士・悟飯とトランクス』に近い歴史であり、バッドエンド(絶望)の結末を迎えた世界線であることは間違いない。恐らく『本来悟飯が殺されるはずだった時に未来の希望であったトランクスを止めきれなかった』などが考えられるがあくまでも考察の域を出ない。
ちなみに「守れなかったはずのトランクスを何故攻撃しているのか」という声もあるが、守りたかったトランクスたちを失った結果、自身の強さを証明することのみに固執したが故に、自身以外のすべてから決別する為の行為と思われる。
担当するバトルステージは擬似西の都となっている。