「わたしは はっきりいって 世界一だいじなのは自分の命よっ!!!あんたはっ!?」
概要
声優 | 登場作品 |
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鶴ひろみ(初代) | アニメ『無印』1話~『超』128話。ゲーム『DBZ1』~『DBFZ(遺作)』 |
久川綾(2代目) | 劇場版『ブロリー(BROLY)』~『スーパーヒーロー』。ゲーム『KAKAROT』以降の作品 |
中原麻衣(ミニ) | ドラゴンボールDAIMA |
平野綾(実写版吹替) | 実写版『DRAGONBALL EVOLUTION』 |
第1話から登場している本作のメインヒロインであり、物語の引き金となった重要人物。
ホイポイカプセルを開発・販売する西の都の大会社カプセルコーポレーション(以下CC)の令嬢。実家の蔵で偶然見つけた二星球をキッカケに7つ集めればどんな願い事でも叶えてくれるというドラゴンボールの伝説に興味を持ち、自身の発明したドラゴンレーダーを元に、学校の夏休み期間を利用してボール探しの旅をしていた。
その過程で、パオズ山で暮らす孫悟空と出会い、彼が所持する四星球を譲るように要求するが、悟空は養父の形見であるボールを手放すことを拒絶する。そこでブルマは彼にもドラゴンボールの伝説を伝えるとともに「願い事が済んだら四星球は返す」「世界にはもっと強い武道家がたくさんいる」と唆し、彼を旅の仲間に引き入れる。(このとき、ブルマは願い事の後にボールが散り散りに飛ばされることを知っていたが黙っている。)
ボール探しの旅以降も悟空との親交は続き、ときには巨悪に挑む悟空に戦いでこそ加勢は出来ないものの、家の財力や自身のメカニックでサポートし続け、物語に長く関わり続けた。
アニメ版初期ではパンチラを披露しまくるというオリジナル展開(無印20話「でるか!?修行の威力」より)も挟まれ、サービスシーンを担当した。
劇場版第5作『この世で一番強いヤツ』でも何度かしている。
モデルは『西遊記』の三蔵法師。三蔵を女子化してヒロインとするのは本作に限らず、西遊記やそれをモデルにした幾つもの作品で見られる「日本独自の傾向」だが、多くは主人公たる孫悟空やそれをモデルにしたキャラクターと対になる存在でカップルとなる事も多いキャラクターとして描かれる。その中で当初は沙悟浄モデルのヤムチャ、後に悟空の同族(ベジータ)とカップルになるという珍しい存在であるといえる。(理由は後述の悟空との関係の項を参照。)
人物像
年齡 | 16歳(初登場時) |
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身長 | 163cm→165cm |
体重 | 48kg→49kg |
バスト | 85cm Dカップ(初登場時)→90cm Fカップ(マジュニア編以降) |
ウエスト | 58cm |
ヒップ | 84cm→89cm |
とかなり整ったプロポーションの持ち主。
髪の色は水色または紫色で、瞳はターコイズ。
自身の顔立ちやプロポーションの良さ(特にバスト)に自身を持っており、当初は悟空にボールを譲らせるために色仕掛けをしたり、旅先でも何かとラッキースケベの対象になるなど、作中のお色気担当も務めていた。
なお、髪型や衣装は一貫されておらず、再登場するたびに変化している。
基本的には都会っ子らしく洋服の類を着用するが、ときには諸々の事情でバニーガールやエスニックな衣装を纏ったことも。
また、コミックスや各話の表紙では(鳥山明の趣味で)ミリタリーファッションも披露している。未来トランクスの住む別次元のブルマや、アニメ『ドラゴンボール超』においては科学者らしい白衣も着用している。
好物は苺で、その設定を意識したのかは知らないが、アニメ版で苺パンツを見られるシーンを披露したことも。
また、父であるブリーフ博士の影響なのか“未来”トランクス編および魔人ブウ編では喫煙する姿も描かれている。
性格
活発な行動派である一方、喜怒哀楽が激しく自信過剰。自分ほど完璧な人間はいないと思い込み、周囲に謙遜する事はまずない。
善人にしか乗れない筋斗雲にも自信満々に颯爽と飛び乗るが、見事に尻餅をついている。(しかも当人は「美し過ぎることも罪なの?」と本気で思い込んでいる。)
序盤の少女時代は軽はずみな一面も強く、(襲われたとはいえ)悟空に対して容赦なく発砲するなどの過激さや、向こう見ずな行動でいらぬ危険を引き起こしてしまうトラブルメーカー同然の立場であり、その都度仲間たちに助けられることもしばしば。
アニメ版46話では、レッドリボン軍の男二人から「良い子の冒険ギャグマンガじゃやっちゃいけないような、すんごくエッチなこと」をされそうになった時は、砂で目潰しをして逃げるという思い切りの良さを披露した。(しかもアッカンベーまでして挑発している。)
ウミガメの身柄を盗賊に要求された時は震え上がり、さっさと渡すように悟空に告げるなど迷わず自己保身に走った。
そのウミガメを通して亀仙人から悟空がお礼をもらえた時は、自分にもお礼をするようにしっかりと要求している。(まあ確かに海水を飲ませてあげたが、ウミガメには「全然何もしてくれなかった」と恩にすら思われていなかった。)
また、大企業の令嬢として生まれ育った経緯もあってか典型的なお嬢様・都会っ子気質でもあり、当初は野性児同然の悟空との生活習慣のギャップに何かと食い違いをみせることも多かった。こればかりは一貫して慣れることがなかったようで、後年の作品でも描写されている。
大人の女性へと成長した中盤以降は、性格こそ変わらないもののトラブルメーカー的行動は鳴りを潜め、悟空達の戦いを頭脳と財力でサポートする良き支援者となった。
ベジータと結ばれて以降は浮ついた一面もなくなり、夫と子供たちを深く愛する良妻賢母になっている。
性格に見合ったお洒落好きであり、作中では様々な服装や髪型を披露している。一方で、グレートサイヤマンの変身セットを作ったのはブルマであり、その服装に悟飯が「かっこいいじゃないですか」と喜ぶと「でしょー!」と同意しており、ややズレたファッションセンスも持っている。
必要があれば悟空や亀仙人の前でスカートをめくってみせるなど時には色仕掛けをすることも。ただし肌そのものを見せるのはさすがに怒るようだ。
才能
自信過剰であるが、その自信にも裏付けはあり、紛れもなく天才の部類。
頭脳明晰で、父の影響か特にメカニックに精通し、作中では様々な発明品を開発したり、壊れた機械を修理するなどして物語に大きく貢献している。
中には地球の神の住まう神殿まで到達できるジェット機や、過去と未来を行き来するタイムマシン(別次元の未来のブルマ作)なども造り出しており、その発明品で宇宙を治める神すら驚かせたこともあるなど、自他が認める天才科学者でもある。
前作『Dr.スランプ』にも登場した、同じく科学者である則巻千兵衛が初めてドラゴンレーダーを見た際には、その精妙な構造に驚愕し「ワシより天才がこの世にいたとは」と腰を抜かしていた。
『ドラゴンボール』の前日譚である『銀河パトロールジャコ』では、まだ5歳と幼いながらもジャコの搭乗してきた宇宙船を完璧に修理してみせており、この当時から大人顔負けの頭脳と技術力を持っていた模様。
16歳で工科大学を卒業しており、前述した「学校の夏休み期間にドラゴンボール探しの旅をしていた」という初期設定も、生徒ではなく講師としての立場。
(ただしこの設定は『ドラゴンボール』の後に書かれた『ジャコ』で明かされたものであり、『ドラゴンボール』では『学校の授業が面白くないという理由で勝手に早退する』というエピソードがあるため、この時点では生徒の設定だったと思われる)
身体能力については一般人と同等。悟空達の戦いでは常に傍観者の立場であり、常人離れした体質や戦闘力を持つ人物たちを一般人視点で評価するなど、読者(視聴者)視点のキャラクターとも言える。
悟空との関係
「メインヒロイン」と冠しているが、主人公の悟空と恋仲になったことはない(そもそもメインヒロインというものが必ずしも「主人公の恋人」とは限らないが)。
序盤は「もう一人の主人公」の要素も持っていたが、後半はそのポジションが悟空の戦友の男性キャラクター達に移っていく。
これは作者の鳥山氏が男女の恋愛描写というものを苦手としていたことや、ブルマについて「ああいう気が強い女の子はそんなに好きじゃありません」と答えるなどブルマの性格がそもそも苦手だったなどの理由がある(逆に、編集者の鳥嶋氏はラブコメ展開を模索していたらしく、連載時の煽り文に両者の関係を近付けようとするものがいくつか見られる)。
それでも最初の冒険では、入浴中にバスルームに堂々と入り込まれたり、寝てる間にキンタマクラを試された上にパンツを脱がされたりなど、ちょっとエッチなハプニングもたびたびあった。『ドラゴンボール超』では原点回帰か、風呂上りのブルマの前に現れたり、瞬間移動の不調で彼女の寝室に上がり込んだりなど、序盤のようなやりとりが何度か見られる。
後に、ブルマにはヤムチャ(後に破局しベジータと結婚)、悟空にはチチという恋人役がそれぞれ宛てがわれている。恋愛にこそ発展しなかったものの、悟空とは良き友人であることには変わりなく、現在でも家族ぐるみでの付き合いが続いている。
チチと並び、宇宙でも最強クラスの戦闘力を持ちながら一般常識に疎い悟空やベジータなどといったZ戦士達に対して真正面から諫言や反論することが出来る数少ない人物のひとりでもある(悟空は少年時代、女性にも遠慮が無く、特に下手には出ていなかったが、成長して内面的に成熟してくるとブルマとチチには頭が上がらなくなっている。後に仲間になり、ネイルや神様と同化して常識的な立ち位置になったピッコロも同様)。
悟空が精悍な青年に成長した際は、ヤムチャとケンカばかりな自分を鑑みて「(恋人相手を)外したかな」と独白していた。
ちなみにこの二人の出会いだが、ブルマが悟空を車で轢きそうになり(アニメでは思いっきり轢いた)、「危ないじゃない」と自分の前方不注意を棚に上げて文句を言った挙げ句、車を怪物と勘違いした悟空から攻撃された事に腹を立てて拳銃で撃つという暴挙に出ている。
当然、子供とはいえサイヤ人である悟空は拳銃ごときでは痛がりはしても殆ど無傷だったが、それに対してブルマはあろうことか「何で死なないの!?」と言っており完全に殺す気だった(それ以前に拳銃を使っている時点で殺る気満々なのだが…)。轢かれてもピンピンしている上に車を破壊する程の子供という事で逆にブルマが悟空を妖怪か何かだと勘違い(化け物には違いないが…)して命の危機を感じて攻撃したというのが真相だと思われるが、後の展開で判明していくブルマの強烈な性格も相まって読者からは完全にヤバい女扱いされていた。ある意味では悟空が戦った後に和解して仲間になった最初の敵キャラはブルマだという見方も出きる。
家族について
カプセルコーポレーションの社長でありホイポイカプセルの開発者でもあるブリーフ博士と、その妻である母の三人で暮らしている。何処かトボけた雰囲気の父や天然ボケの母の中では意外にも彼女が一番のしっかり者でまとめ役でもある。後に父の後を継いで同社の社長に就任している。
最初のボール探しの過程で知り合い恋仲となったヤムチャと交際し実家に住まわせているが、作中ではブルマからヤムチャへの不満も度々描写されており、喧嘩が絶えず、都会に来てからヤムチャがナンパ者になってしまったことで自分をほっといて修行の旅に出たことに苦い顔してたり、紆余曲折を経て破局している。原因はヤムチャの浮気としているが、ブルマもかなり浮気をしているし(成長した悟空を見たときは「早まったかも」という趣旨の発言までしている、ケンカか拗れたので数年ぶりに悟空に会う機会に呼ばなかったり、ナメック星にて悟空がものすごく頼りになる存在になったことに比べ、ヤムチャとはケンカばかりで「外したかな」とこぼすなど、時間を経る毎に、もはや恋人なのかどうかすら怪しい事になっていた……)、そもそもの恋愛関係の始まりが吊橋効果に近い状況で、かつお互い恋人が欲しい時にちょうど近くに居たというなし崩し的な物であったため、まぁしょうがないだろう。
とは言え、元々長い付き合いであることや、「恋人」じゃなければお互い不満のない存在なのか、その後も仲の良い友人関係が続いている、別れる直前まではなんだかんだで仲良しだった演出がある。
アニメ版では、ヤムチャがベジータよりも弱かった為にブルマに誠意が伝わらず、ヤムチャの目の前でブルマの気持ちがベジータに行ってしまう演出がなされていた。
その後、ナメック星から落ち延びたベジータを匿う内に肉体関係に発展し、長男・トランクスを出産。これについては仲間達からも唖然とされていた(悟空ですら「よりにもよってなんでベジータと」と驚愕している)が、昔から貞操観念が緩いような描写が多いブルマはともかくストイックかつおおよそ恋愛など全く眼中にない様子の生粋のサイヤ人であったベジータが見下している地球人のしかも地球での最初のやり取りで「下品な女」とまで称していた筈のブルマを受け入れるという方がかなり意外である(一応上記のやり取りをしている時にブルマの発言に対してベジータは頬を赤く染めておりそういう事に全く興味がないというわけではないような様子を見せている)。
アニメオリジナルの描写では、ナメック星でブルマは怒り狂うベジータに殺されそうになるという悪夢を見ており、まさか後にこの二人が恋仲になるなどとは当時のスタッフも思わなかっただろう。ブルマはベジータの一途なまでに何かを求めてボロボロになるという男気やそんな彼を放っておけないという一種の母性のようなものが惚れた理由のような感じになっており、それを見たヤムチャは、何か感じ入る所があったのか自分からそっと身を引く感じになっている。この時点では正式に結婚しておらず、未来トランクスの来た未来では結局未婚の母のまま、ベジータが死亡してしまっているとのこと。一方魔人ブウ編では悟空の勝手な物言いを聞いていたベジータがはっきり「妻」であると発言している。
子供が生まれたのと、旦那が面倒くさすぎる性格なのもあってか、この時期からイケメン好きと打算的な面はほぼ完全になくなっている。
ベジータに見捨てられても幻滅しないどころか、ベジータの身を心配していた。ブルマさん器がでかすぎるぜ……
プライドが高く、結婚してからも仕事をせず修行に明け暮れるベジータとしょっちゅう喧嘩をしているが、時折見せる彼の優しさに惚気をみせることもしばしば。また、超重力のトレーニングルームやサイヤ人の着用する戦闘服の再現など、ベジータや悟空たちの修行に必要な設備を用意する形でサポートしており、チチに比べれば修行に対して寛大であるようにも見受けられる。人造人間編ではこんな感じでどちらかというとブルマが押し掛け女房的な感じだったが、
ブウ編の時点ではベジータの方もブルマを深く愛するようになっており、なんだかんだで夫婦仲は良好。
数年後には長女・ブラが誕生(なお、この設定には当時の声優陣、特に野沢雅子氏(悟空役)は納得いかなかった様子。ヤムチャ役の古谷徹氏も「ベジータが憎かった」と堀川りょう氏(ベジータ役)と共演したラジオで語っていた)。孫家のパンとは歳が近く仲は良好。『神と神』や『超』ではそこら辺もより強調されている。
その他『銀河パトロールジャコ』において、10歳以上離れた実姉・タイツがいることが判明した。
ゲーム
原作ではほとんど戦うシーンがないため基本的にはゲームでも原作同様サポートキャラとして登場する。初期キャラということもあり、ゲーム第一作目である神龍の謎から登場している。
『ドラゴンボール 神龍の謎』では、基本的にステージの合間のストーリーを補完する会話シーンのみの登場。しかし当時のファミコンのドット絵技術のレベルを差し引いても、余りにも投げやりなデザインで描かれており、原作にもアニメにも似ていないキャラクターになっている。
『ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人』『ドラゴンボールZⅡ 激神フリーザ!!』『ドラゴンボールZⅢ 烈戦人造人間』『ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説』ではお助けカードとしても登場。HPを少し回復できる。『激神』ではHPのほか気も少し回復できる上、1ターンに1回使える。
『ドラゴンボールZ 1』はボイス付きでの初登場作品となった。続編『ドラゴンボールZ 2』ではスキルショップの店員として登場。隠し要素としてコスチューム変更ができる。
『ドラゴンボールDS2 突撃!レッドリボン軍』では彼女を操作することが可能で原作ストーリーに沿った展開やIFストーリーなどが楽しめる。戦闘は主に拳銃やバズーカを使う。
ifストーリーでは単独で海賊の洞窟に乗り込み、大蛸(タコ)の肉を食べて美肌になろうとする。この時は水着に着替えており、大蛸にトドメを刺す際のムービーでは臀部の上部分(いわゆる半ケツ)が見えるという、なかなかセクシーな姿を晒す。
更にバイオレット大佐との対決も描かれている。悟空からレッドリボン軍の基地に金庫があったという話を聞き、基地の跡地にやって来る(興味があったのはお金ではなく科学力。例えばレッドリボン軍のおかかえ科学者が書いた設計図などが得られるのではと興味を引かれた)。
そこへ基地に隠れていたバイオレット大佐に銃を突き付けられ、ブルマを人質にすることで「悟空への復讐」「カプセルコーポレーションから身代金をせしめる」という計画を聞かされる。最初は悟空に助けを求めたブルマだが、キレたことで自身も拳銃をバイオレット大佐に向けて勝負を展開する。
見事バイオレット大佐に勝利し、金庫を開けようとするが……実は金庫には爆弾が仕掛けられていた。それをバイオレット大佐が起爆したことでブルマは黒焦げに。
勝ち誇ったバイオレット大佐から「今日のところは引き分けにして上げる」と告げられ見逃された。
『スーパードラゴンボールヒーローズ』にて悟空達と同じくバトルキャラとして参戦しブルマは「スペシャル」と呼ばれる新バトルタイプで登場した。必殺技は銃で狙撃する「シューティングスター」。非戦闘要員という宿命か、必殺技の威力は最弱だが、気力ダメージはそれなりに高い。
アビリティは「勝利の女神」。仲間アタッカー1人とこのカードをくっつけると仲間の気力が全回復する。必殺技はこの時に発動する。サポートエリアに置くとアタッカーのパワーを上げる。
なお、URとプロモーションの2枚がある。パラメーターは少々違うもののアビリティは同じ。
劇場版『ブロリー(BROLY)』の連動のユニバースミッション5弾では「ブルマ:BR」として再登場。アビリティは「勝利の女神」の上位である「戦勝の女神」である。効果は勝利の女神とほぼ同じだがペアになった相手が夫の「ベジータ:BR」の場合、戦闘力が8000アップするのである。ただし、これによるヒーローエナジーがアップしない上、インフレの関係でレアリティが一つ下のSRになっている。
『ドラゴンボールゼノバース2』では、時の裂け目(本来の歴史とは異なる並行世界)にて登場。衣装を合成して特殊なアイテムを創るロボを開発している(ただし有料)。またコントン都にいるブルマは、ヒーローコロシアム開催のアナウンスも行っている。
主人公の種族がサイヤ人の場合のみストーリー冒頭で姿を見せる。
ちなみに原作での連載初期に着ていた衣装が実装されており、ストーリーを進めると出現するNPCに話しかけるだけで入手できる。
『ドラゴンボールファイターズ』では、ストーリーの主要キャラクターの一人として登場(プレイアブルではない)。悟空たちが波動発生装置の影響で力が出せない時は、持ち前の頭脳と科学力を駆使してサポートを担当。突然の事態に困惑する一行のブレーンとしても機能した(何の巡り合わせか敵対者も悪の女科学者である)。
フリーザ編では、悟空たちとの協力関係を拒むセルに対し正論を突きつけて怯ませており、協力を約束する見返りとして彼の精神に仕掛けられた人工プログラム(洗脳のための仮想人格)を除去した。
しかし、セルは約束を破り気功波でブルマを殺そうとするが、人工プログラムを除去しても波動で本来の力が封じられたままだったため何もできなかった(当然ブルマはこうなることを見越していてセルに処置を行っており、動揺するセルに対して勝ち誇っていた)。
ラストバトルの際は中和装置を暴走させることで悟空、フリーザ、セルに本来の力を取り戻させ勝利に貢献した。
この作品への出演が鶴ひろみ女史の遺作となった。
実は宇宙一強いのでは?
一般人のブルマだが、とにかくその気の強さは作中を通して一貫している。その気の強さは直接的な戦闘力とは全く方向性が異なり、夫のベジータや息子のトランクスでさえも時折圧倒される。
そう、悟空は愚かピッコロですらブルマの迫力には到底適わず気圧される。『神と神』では界王が『来る(ビルスが)』と発言したのを『ブルマが界王星に来る』と思って狼狽えるほか、悟空に連発してビンタをお見舞いするなど、力関係という意味ではチチと並んで悟空達の上に立つ。
具体的にはスカウターを修理し終わった際、寝ていたクリリンと亀仙人にマシンガンをぶっ放したり、ビルスにビンタを食らわせ、更に凄まじい勢いで破壊神さえも言い負かしているなど。
老界王神の力を借りる取引にブルマを持ち出そうとした際に、悟飯も「宇宙は救えてもブルマに殺される」と怯え、銀河パトロールのジャコも顎で扱い、ビルスでさえも『口では絶対にブルマに勝てない』と断言している。
スーパードラゴンボールヒーローズアバターズ!!
主人公の幼馴染である「戸成ノコ」の容姿や性格がブルマとよく似ている。
当初はポニーテールのためノートの要素もあったが、2巻からは髪型や服装まで序盤のブルマと同じになってしまった。
また主要人物であるが戦闘シーンがほぼ皆無であり、主人公との恋愛要素もない(そちらは別の人物が担当している)。
ちなみにノコの推しであるアイドル「家伏ルマ(かぶせルマ)」もワンシーンのみ登場している。
このためブルマとは逆に女好きの要素がある。
余談
名前の由来はコーヒー豆のブルーマウンテンという説が語り継がれているが、根拠のないデマであり、作者である鳥山明自身が「女の子のはくブルマー」が由来と答えている。
料理の腕前に関しては劇中で特に言及されなかったが、劇場版第5作『この世で一番強いヤツ』では、ウーロンをコキ使って食事を作らせている。そんなウーロンには「自分が料理できないからって……」と愚痴られている。それをしっかり聞いていたブルマは、ウーロンが料理ヘタだと知ると出前を取ろうと言い出した。
考えてみればお嬢様なので作るよりも食べる専門なのかもしれない。
故郷である西の都にブルマは彼女を含めて三人いるらしい。
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