概要
漫画「ドラゴンボール」のエピソードの一つ。時はエイジ762、舞台はナメック星。敵対勢力はフリーザ軍。一週間の出来事(ナメック星到着からナメック星滅亡まで)。
作中最も盛り上がりを見せたエピソードであり、孫悟空たちサイヤ人の仇敵たる宇宙の帝王フリーザとの元祖ドラゴンボール争奪戦を描いた話。本シリーズにてサイヤ人の強化形態超サイヤ人が登場する。
悟空は前編「サイヤ人編」終盤で大ダメージを負っており、ナメック星に向かうのは先遣隊(クリリン、ブルマ、孫悟飯)からかなり遅れることとなる。
アニメ「ドラゴンボールZ」ではこのエピソードで引き伸ばしが限界を迎え、「一週飛ばしたにもかかわらず戦況が全然変わってない」「声優が3人しかいない」などといった末期的症状を示していくこととなった。
なお、映画「超サイヤ人だ孫悟空」はこんなタイトルながら超サイヤ人に変身する描写は無いため、ナメック星に向かう直前もしくは完全パラレルとされている。
あらすじ
ピッコロがナッパに殺されたことで神も亡くなり、地球のドラゴンボールは消滅。孫悟空も重傷を負い、療養生活を余儀なくされた。
仲間達やドラゴンボールを蘇らせるため、残されたクリリンや孫悟飯、ブルマたちは、神様の母星であるナメック星に向かい、ナメック星のドラゴンボールを得ようとする。こうして三人は神様の遺した宇宙船を改造してナメック星に飛ぶこととなったが、悟空は傷が癒えるまでお預けをくらうこととなった。
しかし、ナメック星には既にサイヤ人たちの雇用主たる宇宙の帝王フリーザが到着していた。フリーザたちはドラゴンボールを捜してナメック星を蹂躙し、ブルマ達の宇宙船を破壊してしまう。
それから少し遅れてベジータはナメック星に帰還し、自らがドラゴンボールを奪い取らんと画策。傷が癒えるとフリーザ軍の基地を破壊して逃走、ライバルのキュイを返り討ちにしてフリーザ軍を抜けるのだった。
地球組(Z戦士)、フリーザ軍、ベジータによる三つ巴のドラゴンボール争奪戦が日に日に激化していく中、ようやく悟空は退院し、ブリーフ博士の作った新型宇宙船でナメック星に向かう。宇宙船内の高重力下で猛特訓を積む悟空。果たして、悟空は仲間を異星人たちの魔の手から守り抜くことが出来るのか。ドラゴンボールは、誰の手に渡るのだろうか…!
主な登場人物(順不同)
地球
一匹狼
外野
関連イラスト
別表記
関連タグ
ドラゴンボール ドラゴンボールZ ドラゴンボール改 DB 復活の「F」
フリーザ軍 スカウター 戦闘ジャケット ナメック星 ナメック星人 ポルンガ
超サイヤ人 きたねえ花火だ 私の戦闘力は53万です クリリンのことか
悟空とブルマ編 ・・・ボールを狙うライバルがいる、中盤以降そのライバルが味方になるなど展開が少し似ている。
物語の流れ
※各編のタイトルは「ドラゴンボール集英社公式サイト」の表記に従う。