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概要編集

一般的に「ドラゴンボール集め編」などと言われるところの公式名称。

素敵な恋人を見つけるためにドラゴンボールを探していたブルマが、猿の尻尾が生えた野生児孫悟空と出会い、共に冒険の旅に出る。

全てはここから始まった。9日間の出来事である。


純粋にドラゴンボールを集めるだけの話と思われがちだが、実際はそこそこシリアスでハラハラできる内容。

例を挙げると


  • 物語中盤からドラゴンボールを狙う盗賊に追われる
  • ヒロインが人参になる
  • ライバルとの共闘要素あり
  • 世界征服目的でドラゴンボールを集めているキャラクターと終盤に遭遇する
  • 終盤は世界征服阻止がメイン


などなど。


もっとも、人が死ぬことはなくギャグ色が強いものの、何気にこのエピソードの時点で悟空達が世界を救う話となっている(その世界を救った方法は、単行本のあらすじに書き続けられ、『ドラゴンボールGT』でも拾われている)。

他にもレッドリボン軍編などとは違い、出会った味方キャラクターのほとんどがモブキャラクターでは終わらず、後に正式にメインキャラクターに昇格しているという差異もある。


一方、敵キャラクターはこの編限りの登場に終わっている者が大半だったが、終盤のボスであるピラフ一味は、長い時を経て『ドラゴンボール超』にて味方化・メインキャラ入りを果たした。


主人公の悟空についても、「猿の尻尾が生えている」「年齢の割に容姿が幼い」「月を見ると大猿に変貌する」など、後の展開に繋がる伏線が張られている(本作の展開は連載中に考えられていったものであるため、正確にはこの時の伏線を元に各設定が作られたと言った方が正しいか)。


ストーリー内容は西遊記が下敷きになっており、

野生児と都会令嬢(読者から見て異質な存在?)の出会いという、ロマンティックなコンセプトで始まっている。

ナメック星編も展開が一部似ている為、もしかするとナメック星編はこの話をベースに作ったものかもしれない。


登場人物編集


余談編集

外伝作品の『転生したらヤムチャだった件』は、主人公の転生後はこの編のラストから始まる。

……と言ってもその直後に、サイヤ人編へと飛ぶのだが。


関連タグ編集

ドラゴンボール 孫悟空少年編

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