概要
声:渡辺菜生子
同シリーズの登場人物であるヤムチャを「ヤムチャ様」と呼び、付き添い慕っている。変身が得意。
ヤムチャとは連載開始時点の二年前に出会った。名前の由来はプーアル茶。
手足の形はうさぎで『猫とうさぎのハーフの容姿』と説明されることも。
コルド大王とフリーザが地球を襲来した際には他の戦士たちの舞空術と同等の動きを見せたが、プーアルの飛行能力が舞空術と同じ原理なのかどうかは不明。ウーロンとは南部変身幼稚園に通っていた同級生。
退園したため、変身技術が不十分なウーロンと比べてプーアルはちゃんと卒園しており、ヤムチャが天下一武道会で骨折した時は魔法の絨毯に変身し、彼を病院まで運んでいる。このほか変身に制限なし、変身したものの能力まで発揮するなど、その腕前は非常に高い。孫悟空に変身した際には、うろ覚えだったのかあまり似ていなかったが…。
青とグレーの二色のもふもふした毛に覆われている。原作版では足がグレーだが、アニメ版は足も青である(映画『ドラゴンボール 最強への道』のみ原作準拠)。
宙に浮く以外に、よつんばいで移動する描写(単行本の背表紙)、二足歩行で飛び跳ねる描写(アニメ無印のOP)もある。
天下一武道会の観客席にいる時は、いつも小さな手を塀に引っ掛けている。
好物はかりんとうで、劇中でカリン塔と勘違いする場面がある。
悟空に変身していたこと、ウパとタッグを組んでいたことからオスと解釈されやすいが、声がかわいらしいこと、ウーロンと違ってコウモリに変身していた時に性器がなかったことから、性別論争も起こりやすい(ウパは幼少期はプーアルにそっくりであり、クリリンに女の子だと思われていた)。なお、おしっこはできる模様。
お便りコーナーで、読者にネズミだと思われていたこともある。作者曰く、猫でもネズミでもない猫っぽい生き物らしい。関連書籍ではそのまま「猫」と呼ばれることもある。
昔は泣き虫で、ウーロンとは再会当初仲が悪かったが、ヤムチャとブルマが交際中だった時は共にブルマの家に同居しその間に打ち解けており、ヤムチャが死んだと聞かされて失神した際はウーロンがプーアルを介抱していた。
アニメではよくブルマにぞんざいな扱いを受けている(がしっと掴んで放り投げられる、顔に張り付いた時に「前が見えない」と文句を言われるなど)。チチやピッコロに掴んで放り投げられたこともあった。
まさかのぴちぴちギャル化
『ドラゴンボール超』91話にてまさかのぴちぴちギャルに変身するという事態が起こった。
力の大会を控え亀仙人の唯一の弱点であるスケベ心を克服する目的で頼まれて変身することとなったが、亀仙人の煩悩が抑えられるはずもなく、悲鳴を上げて逃げ回っていた。
絵柄が鳥山先生の絵柄とは異なるギャルゲー風にされていた為、「アニメキャラ化だ」と指摘する声もある。
余談
プーアルがウーロンと出会ったきっかけは、ふざけて女の子に変身していた時に「かわいいお嬢さん、俺とつきあわないか!?フフン」とナンパされたことが原因らしい(ジャンプの増刊号より)。
ゲーム『ドラゴンボールZ KAKAROT』では、ヤムチャがプーアルの悲鳴を女の子の悲鳴と聞き間違って翼竜からプーアルを助けたのが出会いのきっかけだと説明された。
『銀魂』では土方十四郎がウーロンとプーアルを逆に覚えており、酔っ払った志村妙に突っ込みを入れられるというエピソードがある。