概要
加工茶葉の一種で、カビ菌を利用して発酵させる発酵茶葉の一種。
漢字では【普洱茶】と書き、プーアール茶とも言う。
主に茶葉に付いた酵素や細菌をそのまま利用する「生茶」と、生茶を高温多湿の環境においてコウジカビの発生を促して発酵させる「熟茶」に大別される。
また茶葉は餅のように一塊にまとめられ、煎れる際にはこれを少しずつ切り崩して茶葉を使用する。
生茶でも年季の入った物は「陳生茶」と呼ばれ、高級品として扱われる。
熟茶も一年以内で出荷したものは「半熟茶」と呼ばれ、滅多に市場に出ない一方、プーアル茶愛好家の中には半熟が自然熟成される過程を楽しむ人もいる。
ミネラル分が豊富で、特に血液や血管に健康効果をもたらすとされる。
またアレルギー体質の改善、脂肪分解作用によるダイエット効果も認められている。