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最強への道

さいきょうへのみち

フルタイトルは、『ドラゴンボール 最強への道』。1996年3月2日に公開された『ドラゴンボール』シリーズの劇場公開作第17弾。
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概要

『ドラゴンボール 最強への道』は、原作漫画『ドラゴンボール』のコミックス1~8巻(レッドリボン軍一掃まで)を再構築・リメイクし、
キャラクターデザインをその当時最新の原作者の絵柄に描き直したアニメ映画。また、上映時間は70分程であり、第11作『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』以来の長編映画である。

構成としては悟空とブルマ編の合間にレッドリボン軍編の一部展開を挟んでいるような形。それゆえに前半はほのぼのしているが、後半はシリアスという絶妙なバランスの作品となっている。

同時上映の映画は、同じく集英社の雑誌に原作漫画を連載していた『ご近所物語』(『ドラゴンボール』は週刊少年ジャンプ、『ご近所物語』はりぼん)。

変更点

全体的な変更点

  • 孫悟空の衣装はその当時放送されていた『ドラゴンボールGT』のもの。
  • 一部登場人物の声優の変更。
  • ブルマのデザインが原作そのもの。髪の色も紫になっている。
  • プーアルの足が原作通り灰色になっている(TVアニメ版では青だった)。
  • ヤムチャ狼牙風風拳のフォームが、から狼男風になっている(専用BGMも作られている)。
  • ヤムチャのズボンの色の変更(オレンジ色→ベージュ)、ブルマの寝間着のデザインの変更(ネグリジェ裸Yシャツ)など。


悟空とブルマ編相当部分

  • 下半身を中心にパンチラ太ももドアップなどブルマのお色気シーンがふんだんに描かれている。
  • ヤムチャの顔芸、ヘタレが相変わらず健在である(ただし、イケメン担当で、EDでも格好良く描かれている)。
  • ウーロン、ヤムチャとの出会いが物凄く簡略化されている。
  • プーアルの変身シーンがない。
  • ウリゴメや亀仙人関連のエピソードはあるもののカメハウスの登場なし。
  • フライパン山以降のエピソードはカット。代わりにブルー将軍編以降のエピソードに差し替えられている。
  • 前述した通りフライパン山のエピソードがないため、神龍の伝説同様、亀仙人のかめはめ波の初披露シーンがブルー隊襲撃時となっている。悟空のかめはめ波初披露シーンも同様。
  • 兎人参化が出てこないため、ヤムチャが味方になるタイミングがブルー隊襲来時となっている。
  • ヤムチャとブルマの結ばれ方がギャグではなくシリアス風で、ブルマの気持ちを想像に任せる描き方になっている(原作後半の、とある非難轟々だった展開に対するフォローなのかもしれない)。


レッドリボン軍編

  • レッドリボン軍のメンバーのほとんどがデザイン変更されているか、そもそも登場していない。(原作と同デザインなのはレッド総帥、ブルー将軍、バイオレット大佐くらい)
  • マッスルタワー襲撃がヤムチャとの対決後となっている。
  • マッスルタワーのデザインが変更された。(原作バージョンも到着時に一応一瞬だけ出てくる。半壊している上に一部しか見えないが。)
  • ブルー将軍の階級が大佐に変更された。
  • ブラック総帥が原作よりも狂った性格となっている。また、彼が乗るものがバトルジャケットからモビルスーツに変更。モビルスーツの戦闘力も高く、普通に強い。
  • 組織名が終盤、ブラックリボン軍に改名される。
  • 人造人間8号(ハッチャン)がジングル村に住まず、ラストのキーパーソンになっている。
  • 滅多に泣かない悟空が泣く。
  • ウパボラの登場シーンが消失したことに伴い、願いはハッチャンを爆弾を取り除いた状態で直してほしいとなった。
  • ゲームシリーズではこの映画の物語は作られてないが、一部のゲームではGTの悟空が究極技としてラストシーンのかめはめ波を使用する。


当時ドラゴンボールGTが放送されていた影響もあってか、無印をコンセプトにしつつも全体的にドラゴンボールGT風となっている。終盤で、悟空以外の仲間がその他大勢となって悟空を応援し続けるという、Z以降のパワーインフレの伏線のような演出も盛り込まれている。

このあとドラゴンボールの映画化は18作目『神と神』まで17年、間を置くことになる。

登場人物

孫悟空
ブルマ
ウーロン
ヤムチャ
プーアル
ウリゴメ
亀仙人

以下はレッドリボン軍
レッド総帥
ブラック補佐(後に原作同様ブラック総帥に改名)
ブルー大佐
ホワイト将軍
人造人間8号
メタリック軍曹

関連タグ

ドラゴンボール
神龍の伝説・・・同じく原作初期をコンセプトにした作品。
摩訶不思議大冒険 ・・・同じくレッドリボン軍編をコンセプトにした作品。但しこちらは鶴仙流との戦いがメイン。

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