「ふふふ みてらっしゃい レッドリボン軍のおそろしさをたっぷりと味わわせてあげるわ」
概要
声:古川登志夫(無印、GT)、島田敏(最強への道)、風間信彦(ドクタースランプ)
身長181cm、体重69kg。
レッドリボン軍ブルー中隊を率いる将軍。
ブルマに一目惚れされるほどのイケメンだが、オネエ言葉で話すオカマであり大の女嫌い。
潔癖症なのかネズミなど不潔な物も異常なほど嫌っており、初登場シーンでは鼻クソをほじっていたという理由だけで部下を銃殺刑に処し、その銃声を聞きながら「いい音…」と悦にひたっていた。
アニメ版ではナルシストかつショタコンでもあり、オボッチャマンくんに一目惚れしていた。
超能力でクリリンを痛めつけたり、電話ボックスを絞り潰すなど幹部の中でも活躍シーンは多く戦闘力だけで見れば事実上レッドリボン軍内ではナンバー1の実力者だった。また、カメハウスに潜入した際には亀仙人にも「気配すら感じさせんとは恐ろしい奴」と言わせる程。
オカマなのに「オカマ」は禁句であり、ブルマとクリリン(一部のゲームでは悟空の孫であるパンにも)から言われた際に「言ってはいけない事を言ってしまったわね」と怒りを見せている。
海賊の洞窟、カメハウス、ペンギン村と三度にわたり孫悟空をピンチに陥れ、最後は悟空を殺そうとしたが、則巻アラレに激しくプロレスごっこではるか彼方に飛ばされ敗北。
悟空からドラゴンレーダーは奪えたものの、ドラゴンボール獲得に失敗した罪によりレッド総帥から処刑を宣告される。生き残りの条件として殺し屋の桃白白に勝つことを言い渡される。戦う際は桃白白を格下に見ていたが、こめかみを舌で突き破られて一撃で死亡。
アニメ版ではこの時超能力を使用したが桃白白には通用せず、原作と同様にこめかみを突き破られ死亡。結局悟空とは最後まで決着は着かなかった。
『ドラゴンボールGT』では地獄から蘇って暴れ回っていたが、パンにあっという間にぶちのめされて地獄に直行した。
『ドクタースランプ』にもゲスト出演。
ムラサキ曹長と共に悟空の持つドラゴンボールを狙っていた。
アラレには超能力も効かず、原作同様あっさり倒されてしまっている。
また、このとき飛ばされて落下したバーバーそらまめで空豆クリキントンに惹かれていた。そこにモヒカン頭にされてしまい、ドラゴンボールで叶える願いをレッドリボン軍の野望である世界征服よりも髪を元に戻すことを最優先にすることになる。
超能力
金縛り
睨みつけた相手を動けなくする。驚くなどで集中力が切れると無効化される。
テレキネシス
縄に念力をかけ、相手をしばりつけて拘束する。
劇場版
アニメ本編とは完全パラレルである『摩訶不思議大冒険』ではミーファン帝国軍の軍人として登場。
オカマっぽい言動は変わらずで仕事は手荒いが原作やアニメ本編とは異なり悪人ではなく皇帝チャオズに忠誠を誓う忠臣。
大臣である鶴仙人の企みを探っていたが、桃白白に原作に近い形で殺されてしまった。
原作のリメイクである『最強への道』では階級が「大佐」になっていた。
大艦隊を率いてブルマ一行に襲い掛かる。艦隊は亀仙人と悟空のかめはめ波で壊滅させられたが、飛行バイクに残っていた部下たちの奇襲で悟空を気絶させることに成功する。
それを見咎めたヤムチャがブルー大佐の背後から迫るが、ブルマが声を掛けたことであがり症が発症して思考停止。ヤムチャに気づいたブルー大佐は怒りの拳で返り討ちにするのだった。
上手いことドラゴンボールを奪取したが、悟空が懐に入れていた1個を取り忘れていたため、ミスを犯したとされ、レッド総帥から処刑を言い渡されてしまう。必死で命乞いするが兵士たちに押さえつけられ、ドアの向こうまで連れて行かれてしまった(直接の描写はなく、扉の向こうで銃声が聞こえるのみ。「いい音だ」という台詞もレッド総帥が口にしている)。
この作品のブルー将軍もとい大佐は単独行動している場面が全くなく常時ブルー隊を率いて行動している。それに加え、前述した拳法を全く使わずに殆どブルー隊の攻撃や大勢の部下による数の暴力に頼っている上に、処刑の際も3人の兵士たちに押さえつけられて何もできないまま殺されてしまっている。
もしかすると普通の大佐(智謀でのし上がったタイプ)という設定なのかもしれない。銃殺刑になるのも自然の流れか。
尚、本作ではブラック補佐と不仲だったようで、ドラゴンボールを持ち帰った際に苦々しい顔をしているブラック補佐に対し得意げな視線をなげかけている。処刑宣言の際はブラック補佐も冷たい笑いを浮かべつつ言い渡している。手柄を立ててブラック補佐を追い落とすことでレッドリボン軍ナンバーツーの座を狙っていたのかもしれない。
関連イラスト
関連項目
ホワイト将軍、シルバー大佐(ドラゴンボール)、ムラサキ曹長:同僚
バイオレット大佐:同じく同僚。たぶん相当に仲は悪かったか、いないものとして無視されていたかと思われる
ピッコロ(ドラゴンボール):演者が後に担当しているキャラクター。こちらの方が格段に有名であり戦闘力も上で登場期間も長い。
ドラゴンボールヒーローズ:邪悪龍ミッションから登場。