概要
CV:杉山佳寿子
レッドリボン軍バイオレット隊隊長。紫髪を短く刈り込んだ女性で、タンクトップにアーミーパンツというラフなスタイル。
かなりの美人だが原作では台詞が、
「ただ今戻りました! 発見が遅れてしまい申し訳ありません!」
「このドラゴンレーダーというものはさすがです」
「すぐに発見できました」
の3つしかない。
アニメでは女っ気が少ないからか出番が増えている。悟空のRR軍本部襲撃の際にはアッサリRR軍を見限り、爆弾で金庫を吹っ飛ばして金品を強奪し、ホイポイカプセルに積んだ飛行機に乗ってまんまと脱走してしまった。アニメオリジナルシーンでは船に乗っていた部下を保身のために川に投げ込んで逃げるなどの非情さも目立つが、木から落ちてきた猿を抱きかかえて助けたりと憎めない一面も追加されている。
また、幹部である彼女が我先に逃げたのもあって、兵士がどんどん脱走する結果となり、最終的にRR軍の解散を招いている。まあ、どのみちこの時点での悟空に何百人兵士ぶつけても勝てるとは思えないが。
これらのことからRR軍に忠誠心はまったくなく仲間意識もなかったことが窺える。劇中の行動からしても金品目当てに仕えていたのだろう。
序盤の数少ない女性キャラだけあって地味に人気はある。
パラレルである映画「最強への道」では戦闘機で出撃するも、いきなり悟空の攻撃でフロントガラスを破られて撃墜されている。仮にこれで死亡した場合、悟空が女性を手に掛けた貴重なシーンとなる。
原作ではその後の動向は不明。
映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』にて、レッド総帥の息子マゼンタの机の上にレッドと並んで写真が置かれている。このことから、マゼンタとは何らかの関係があるようなのだが、母親なのか、別の血縁者、あるいは恩人など、詳細はわかっていない。