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「わわ・・・!!な なにもんだおめェ!!!」


概要

CV:松尾銀三(ドラゴンボールZ)、園部啓一(ドラゴンボール改)


サイヤ人編冒頭に登場した農夫の中年男性。

ヒゲを生やしたがっしりした体格で、オーバーオール麦わら帽子をかぶり眼鏡をかけている。


農業を営んでおり、ダチョウを混ぜた様な生き物を育てている。

タバコを好み、近未来的な乗り物が多い同作では少し珍しいピックアップトラックを愛車にしている。


作中では名前は語られず、その見た目からファンからは「おっさん」や「おじさん」呼びされているが年齢も不明である。


活躍

その日も農業に勤しんでいたが突如自身の牧場内に落下して来た飛来物に興味を持ち、トラックで落下地点へと近づく。


警戒して持ってきたライフルを構えて、クレーターを覗き込むが落下して来た一人用のポッドから、謎の男が出現。宙を浮きながら近付き、自らに向かって戦闘力…たったの5か…ゴミめ…と吐き捨てる。


そのまま男は詰めより、おっさんは恐怖のあまり所持していたライフルを構え「よっよるんじゃないっ!!ぶ ぶちころすぞ!!」と脅すがラディッツが立ち止まらなかった為、発砲。しかし素手で銃弾を掴み取られ指で弾き返されてしまい、逃げる間も無くあっけ無く殺害された。


その後、男が悟飯を攫ってこの地に戻り、悟空ピッコロ亀仙人達が後を追って降り立った際にもおっさんの遺体や存在には触れられず描かれなかったことから、遺体は誰かが発見して回収したことが暗示される。


この様に新たに登場した悪役を引き立てる為に殺されてしまった所謂モブキャラクターであるが、作中で初めて戦闘力という概念が登場した瞬間であり、その知名度は非常に高く、「ドラゴンボール」の中でも一二を争うほど著名なモブキャラである。


その人気?故にフィギュアTシャツなど様々な公式グッズが作られており、それらや公式サイト等では『戦闘力5のおじさん』などの表記が多く使われている。


アニメ版

クレジットは『農夫』。

田舎特有の独特的な訛りで喋る。

原作にも存在するエピソードの為『ドラゴンボール改』でもおっさんの登場シーンは健在だが、時代の流れにより男を脅した「ぶちころすぞ」が「撃つぞ」に表現変更された。元となった『ドラゴンボールZ』ではハッキリ「ち、近寄るんじゃねーよ!ぶっ殺すぞーっ!!」と叫んでいる。


アニメでは原作と少し死因が異なり、ラディッツが弾き返した銃弾はおっさんではなく右腕に構えていたライフルを貫通して破壊。その衝撃でおっさんは吹き飛ばされ、後頭部をトラックに強打して倒れ込んだ。


またライフルに当たった流れ弾は後方のトラックのボンネットを直撃して衝撃で車体を傾けた。尚、原作ではこのトラックはそのまま放置されていたが、アニメでは悟飯が隠れようとしたためラディッツの手によって消滅させられた。


アニメでもサイヤ人編でのおっさんの出番はこれだけであり、恐らくドラゴンボールで生き返る事も出来ていないと思われていたが、この後の章では度々彼と似た容姿のキャラが登場しており、同一人物ではないか?とファンの間では噂されている。


  • 人造人間編では人造人間20号を動物と間違えて誤射した猟師が服装以外彼にそっくりで、ライフルも似た物を所持している。こちらでは弾丸を弾き返される代わりにビームで吹っ飛ばされたが、木に引っかかっただけで無事だった。
  • ハイスクール編では飛行していた悟飯がすれ違う形で登場し、同型のトラックや種類こそ違うが牧場で同じ様な鳥を飼育している姿まで描かれている。
  • 魔人ブウ編では牧場で元気玉の作成に協力しており、その疲労を回復する為にフランスパンを一気食いしていた。横には寝そべった彼の奥さんや同僚らしき人物が確認されている。

これらはスタッフの遊び心であると思われるが、真面目に考察すると「生き返った説」「気絶しただけでそもそもアニメでは死んでいない説」「似てるだけの別人説」が考えられる。


生き返っていた場合、フリーザ編での「フリーザ一味に殺された者を全員生き返らせる」という願いで、おっさんを殺したラディッツがフリーザ一味としてカウントされギリギリドラゴンボールで生き返れる対象(過去1年以内に死んだフリーザ一味に殺された者)の条件に当て嵌まり、幸運にも生き返れた説が考えられる。死亡から1年も経ないうちにベジータとナッパの地球襲来、その1ヶ月半後にフリーザ一味に殺された者を全員生き返らせる展開だった時間軸を根拠とした説である。


尚、この時の願いではナッパ達に殺された者は生き返っていないが、この時のラディッツはフリーザ一味としての地上げ達成目的で悟空の勧誘に来たのに対して、ベジータやナッパは私利私欲のドラゴンボール目当てで地球襲来した為、フリーザ一味としてカウントされなかったと考えられる。


またナッパ達に命を奪われた地球の者達は1人ずつしか生き返れないポルンガの力で復活しているが、ピッコロと天津飯ヤムチャチャオズだけで、壊滅した東の都の住人達などは生き返れなかった為(ブルマたちも作者も失念していた)、その意味ではおっさんは非常に幸運だったとも解釈できる。


ゲームでの活躍

  • ドラゴンボール改 サイヤ人来襲

専用の立ち絵が用意されており、驚いた顔と恐怖する顔の2種類の立ち絵が描かれている。

表記は『農家の人』。

台詞は全て原作通りだがSDキャラで再現される為、銃弾を弾き返された描写が分かりにくく、弾き返された後はおっさんの身体は消えてしまった。


サイヤ人編から魔人ブウ編までの追体験が出来る本作。

そのボリューム故に一部の原作のシーンはカットされているが、おっさんの登場シーンは変わらず収録されている。表記は『農家のおじさん』。


「よるんじゃない!」は「動くんじゃねぇ!」に変更され「ぶちころすぞ(撃つぞ)」はカットされた。

作業中、近くにトラックを停めていた点は同じだが本作では徒歩でクレーターまで近付いている。


発砲するまでの下りも変わっており、おっさんの目の前に降り立ったラディッツが紫色にスパークする左腕を上げた事に驚き発砲している。そしてそのまま原作通り銃弾を弾き返され直撃し死亡した。ちなみに原作通りおっさんが銃弾で死亡する姿が映像化されるのは今回が初である。


ゲーム内には登場しないものの実写CMにて登場。

おっさんを演じるのは空気階段の鈴木もぐら。

自宅や牧場で本作をプレイするおっさんの姿を見る事が出来る。ちなみCM内でおっさんがプレイしてる画面をよく見ると悟空を操作してラディッツを攻撃している。


一般人となってドラゴンボールの強敵達から逃げる本作。

キャッチコピーはおっさんの戦闘力(=一般人の戦闘力)をネタにした「戦闘力5の君たちに贈る究極の脱出劇」。

情報が少ない発売前の時点でウーロンブルマの参戦が決まり、おっさんの出演も期待されていたが、本当に出演した

名前は『KAKAROT』と同様に「農家のおじさん」。

シーズン1の間に特定条件を満たす事でサバイバースキンとして解放され、専用スキル「耕す」はコンテナやオブジェクトを破壊せずとも稀に各種アイテムを入手出来る。

また参戦決定PVではラディッツではなく魔人ブウから逃げ回る姿が描かれた。


余談

設定考察などの話題では、戦闘力を理解するための基準値として必ずと言っていいほど引き合いに出されるキャラでもある。なぜなら悟空達と違うただただ普通の地球人で戦闘力というものが原作内で測定された唯一のキャラだからである。要するに子供向けの怪獣図鑑で「サイズは東京ドーム○個分」「力はブルドーザーのX倍」とかの現実に存在するものとの比較で描写すると手軽にリアリズムが出やすくなるのと同じである。


彼の戦闘力5という数字についてはライフルを入れた数字なのかファンの間で度々議論される。スカウターは気(エネルギー)を察知する道具であり、また自らの能力で気を探る悟空達は無機物である人造人間の気を探る事が出来ない為、スカウターでライフルを計測しても同様の結果になってしまう可能性も考えられる。またスカウターで人や動物を計測した際に、その周りに描かれる太線はライフルには描かれていない。


ちなみにフリーザ軍兵士の前で気を抑えて一般人のふりをしていたトランクスもスカウターで戦闘力5を計測されている。その際には兵士から「戦闘力たったの5…ゴミめ…」とおっさんが言われたものと似た台詞を吐かれている。


漫画『銀魂』の西郷特盛は好きなキャラとして「ラディッツに瞬殺された戦闘力5のゴミ」とこのおっさんを挙げている。


関連タグ

ドラゴンボール ドラゴンボールZ

ラディッツ スカウター 戦闘力

ネタキャラ おっさん


ライフル銃の男:ドラゴンボールにおける有名なモブキャラ繋がり。こちらは悪人。

イネカリ斬りの農夫:キャラデザをドラゴンボールと同じ鳥山先生がてがけているRPGドラゴンクエスト六作目に登場する農夫のモブ。…なのだがこちらは終盤の強敵クラスを複数同時に相手にしても怪我どころか息も乱さないぐらいに強い。


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