CV:はせさん治
概要だガニ!
名前の通り、カニの化身超人で、出身国はイタリア。口癖は「~だガニ」。
第20回超人オリンピック予選のジャンケンでキン肉マンと対戦(?)するが、手がカニのはさみ状のため「チョキ」しか出せず、「グー」を出したキン肉マンに敗れる。
その後予選敗退の恨みを晴らす為、キン骨マンとイワオに協力してキン肉マンの予選突破を妨害しようとするが失敗に終わった。
アニメ版では、キン肉マンの邪魔をするためにキン骨マンが送り込んだ舎弟と言う設定になっていた。
一発キャラで終わるかと思いきや、その次の第21回予選で再びキン肉マンと対戦。前大会での失敗を踏まえ、手のハサミを野球のグローブのような形に改造していた。…しかし、今度は「パー」しか出せず、キン肉マンの出した「チョキ」に敗れる。
その後、予選の超人ふるい落としで失格した。
決勝トーナメントでベンキマンが提案した敗者復活戦に挑んだが、真っ先にベンキ流しで返り討ちに遭った。
その後、長い年月を経て『キン肉マンⅡ世』の超人オリンピック編にてみたび登場。既に老齢でありながらキン肉マンの息子であるキン肉万太郎に(ジャンケンで)勝利するために、それぞれ一対の腕にグー・チョキ・パーの形の手を持つ腕を移植する大手術を受け、宛らアシュラマンのような六本腕になって公の場に現れる。
何故老齢にもかかわらず出場が認められたかと言うと、キン肉族の失脚を目論むイケメン・マッスルがわざわざオーバーエイジ枠を設けてまで出場させたからである。
ジャンケンでは勝ったが、万太郎の策にハマりあっち向いてホイで敗退した。
超人強度は2パワー。他の殆どの超人たちが万単位で表記される中でこの数値なので圧倒的に弱いことになる。当然、キン肉マンに「あーっお前は宇宙一弱いとされているナチグロンより弱く、今まで私に最も短いページ数でやられたイワオだなーっ!!」とバカにされた最弱怪獣イワオですら15万パワーであり、作中でもぶっちぎり最弱の数値である。
しかし、この強度でどうやって国内予選を勝ち残ってオリンピック代表選手になっているのかは謎である(初登場時は、カニはさみをチラつかせて腕には自身があるような態度を取っており、テリーマンも他の超人と並べて「すごいメンバー」と言っていたため、数値としての弱すぎる強度とは別に超人レスラーとしての特殊能力を持っている可能性も全くゼロではないが、常に間抜けな予選落ちを繰り返すため信憑性も薄く真相も不明な現状である)。
余談だガニ!
週プレモバイルの小説では、両手の手術費用を得る為にキン骨マンの依頼で超人オリンピック運営委員会からチャンピオンベルトを盗み出していた。