概要
孫悟飯(青年悟飯)が主に主人公となり進むドラゴンボールのストーリー。
公式側は魔人ブウ編としているが、ファンからはこの時期を独立した時期にするかで意見が割れやすい。(天下一武道会に参加するまでと考えた方が良いかもしれない)
当時そこまで人気が出ずに終わってしまった。
理由としてはキャラの一新をし過ぎたせいで設定だけを引き継いだ別作品状態になってしまった所があげられる。(悟飯すら成長した事でビジュアルが全くの別人になってしまっているだけでなく、Z戦士面々がほとんど登場しない)
ただし、要所要所だけ取れば人気なろう系作品に通ずるところが多く、時代を先取りし過ぎただけな気もする。
(とてつもない力を持った青年が田舎から都会に出てただの一般人として生活しようとするが端々で力を見せつけてしまい周りを唖然とさせてしまう等々)
『Z』では、アニオリでエピソードやキャラクターの追加が行われている。
また、当初は悟空から悟飯へ主役が変わったこともあってかオープニング、エンディング共に一新された上でほぼ全部悟飯がメインのこのハイスクール編を描写したものとなっている。
魔人ブウ編以降は結果的に悟空が再び実質的な主役に返り咲くのだが、その際も一切の差し替えをせず最終話までこの映像を使い続けた。そのため途中から内容とオープニングに齟齬が発生してしまっている。
これは裏を返せば当時のアニメスタッフにとってはかなり期待されていたともとれるかもしれない。
(もっとも、シリアス一辺倒のサイヤ人編~セル編でも原作初期を彷彿とさせる朗らかなエンディングテーマで通しているため一概に断ずることはできないが・・・)