概要
ピラフ一味を倒した後のエピソード。
名前の通り、亀仙人の下で修業をし、武道家孫悟空の原点を書いた話。9ヶ月弱の出来事。
この話無くして悟空のことを語れないであろう。
第21回天下一武道会編は何故かこのエピソードの中に含まれないことが多い。
この記事では便宜上、第21回天下一武道会編についても触れる。
早朝から20キロの亀の甲羅を背負ったまま半年間牛乳配達をする(仕上げは40キロ)、広大な畑を素手で耕す、淡水湖に棲む鮫に喰われぬ様に10往復遠泳、一定範囲内で蜂の大群から身を躱す、高さ推定8メートル台(これは3階建てビルよりも高い)の大岩を動かすなどの修業を7か月間行った。ただ体を動かすだけでなく勉学(教科書は官能小説だが)や昼寝も取り入れており、悟空に「よく動き、よく学び、よく遊び、よく食べて、よく休む」という修業の基礎を伝授した話でもある。アニメオリジナルエピソードでは狭い範囲の岩山で頭上の盃を零さぬ様に回転させる修行もあった。
この話で「武道は勝つためじゃなくおのれに負けないために励むもの」という亀仙人の教えは後に悟空に大きな影響を与えることになる。
悟空達はこの修業の総仕上げとして第21回天下一武道会に出場することとなる。
最終的に悟空もクリリンも天下一武道会で亀仙人と直接対決をするのだが、2人とも敗北してしまう。(余談だが、亀仙人が悟空達と戦ったのはこの試合が最初で最後である)
しかし、この試合を切っ掛けに2人とも更に実力を伸ばす決意をし、最終的に亀仙人の実力を超えることとなった。
登場人物
第21回天下一武道会編
ジャッキー・チュン(亀仙人)