概要
幼児の段階から、何らかの理由で人間社会から隔離されて育った孤児。 多くの場合、野生の動物に拾われるなどして自然界で育った子供のことを指すが、長い間監禁されマトモな教育を受けられずに育った子供(隔離児)もこれに該当する。
現実では
現実世界でも野生児の実例は数多く報告されており、中でも狼に育てられた等という事例が多い。日本国内でも、隔離児の事例がいくつか報告されている。
ただしこれらの報告の中には疑問が残る物もあり、動物に育てられたのではなく
実際には知的障害などを抱えた子供が親に捨てられ、死亡してしまう前に偶然発見されたのではとの見方もある。
一般教養を受けずに育ったため、言葉を話せず四足歩行で歩くなど社会性が著しく欠落しており、 保護された野生児は親元に返されるか、もしくは社会性を取り戻すために施設で言葉や歩行などの訓練を受けることになる。また、動物に育てられた野生児はその動物化した野生の習慣を除去しなければならないため、隔離児よりも回復までに長い期間を有する。
「野性児」との違い
「野性児」 は野性的な外見や性格を持つ者のことを指し、主に創作作品におけるキャラクターの属性の意味合いで使われる。
一応、言葉を喋り衣服を着るなどが出来ているため「野生児」とは意味合いが異なる。しかし、中には「野生児」と「野性児」の両方の特徴を備えた人物もいる。
詳しくは「野性児」の記事を参照。
代表的な野生児・野性児
- アーサー・ペンドラゴン『メルヘン・メドヘン』
- アイリス『ポケットモンスター ベストウイッシュ』
- アマゾン/山本大介『仮面ライダーアマゾン』
- 伊吹タケル『怪獣王子』
- 上杉鉄兵『おれは鉄兵』
- エイラ『クロノ・トリガー』
- ガウ『FINAL FANTASY Ⅵ』
- ガボ『ドラゴンクエストⅦ』
- 漢堂ジャン『獣拳戦隊ゲキレンジャー』
- 綺羅々・バーンシュタイン『GJ部』
- ケン『狼少年ケン』
- コール村の住人『マビノギ』
- 悟空インパルスガンダム『SDガンダムワールドヒーローズ』
- 国宝憲一、かえで『燃える!お兄さん』
- ココ『劇場版ポケットモンスター ココ』
- ゴン=フリークス『HUNTER×HUNTER』
- コル・エヴァンス『パワーレンジャー・ワイルド・フォース』
- サファイア(ポケスペ)『ポケットモンスター☆SPECIAL』
- サン『もののけ姫』
- 獣将軍リリ『勇者、辞めます』
- ジョー、マック『戦え原始人』
- ターザン『ターザン』
- ターちゃん『ジャングルの王者ターちゃん♡』
- ターニャ・ナティピタッド『バトルアスリーテス大運動会』
- 太陽ペッパー『プリパラ』
- タムタム、チャムチャム『サムライスピリッツ』
- トーブ『イナズマイレブンGOクロノ・ストーン』
- 千矢『うらら迷路帖』
- 野口郁人『デジモンセイバーズ』
- 嘴平伊之助『鬼滅の刃』
- パプワ『南国少年パプワくん』、『PAPUWA』
- 速水ペルシャ『魔法の妖精ペルシャ』
- ハレタ『ポケットモンスターダイヤモンド・パール物語』
- 『PC原人』
- ファイ・ファイ『えんどろ〜!』
- ブランカ『ストリートファイターシリーズ』
- ポゴ『LIVE A LIVE』
- モーグリ『ジャングル・ブック』
- モモコ『ゲゲゲの鬼太郎』
- 痩猪エルザ『奇面組シリーズ』
- ラプンツェル『神獄塔メアリスケルター』
- 六道那柘美、ミイ『ジャングルDEいこう!』
- ロムルスとレムス『ローマ神話』
- 我牙丸吟 『ブルーロック』
- 伊吹タケル『怪獣王子』
- ケイザー『MARVEL』
※ 他、追加募集。