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嘴平伊之助

はしびらいのすけ

漫画『鬼滅の刃』の登場人物。主人公である竈門炭治郎の同期鬼殺隊士。
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概要

主人公・炭治郎の同期に当たる鬼殺の剣士。15歳。
入隊まもないため階級は十段階で最低の癸であるが、炭治郎らが赴いた鬼殺隊士の最終選別に同じくして立ち向かい、たった五人生き残った精鋭隊士の一人である。
「野生児」という言葉では片付けられない、肉食獣以上の『獣』であり、常時上半身を露出して、頭には猪から剥いだ頭皮を被った二刀流の剣士。
口癖でもある「猪突猛進」の四文字が、彼の生き様そのものを表している。

人物

粗野にして粗暴。極めて野卑。
山の中で親兄弟も持たずに、他の生き物との力比べを生き甲斐として育ってきたため、他者を『相手にするまでもない弱者』か『より強くなるための踏み台とするに値する強者』としてしか認識しない。自分より強いと認識した相手には、状況構わず謙遜の態度すら見せることなく勝負を請う。戦う力を持ちながらも戦意を持たない相手に対しては「弱味噌」と蔑む。戦う相手が居ない場でもその闘争心が収まらないらしく、大声を張り上げたり意味も無く木の幹に体当たりしたりしている。まさに獣。
山育ちのために人としての常識が通用せず、無力な少女を平気で足蹴にし、屍の埋葬の意図を理解できず、手づかみで物を食べ、清めの切り火を威嚇と思って激怒する、等々。字の読み書きすらできない(明治末期の識字率は約98%)。
一応、言葉によるコミュニケーションが取れる、下半身を衣服で覆う、自らの名を持ちそれを名乗る、無益な殺生は行わないなど、瀬戸際のレベルで『人間』ではある。
名前は褌に書いてある名前を用いていると言う。誰に書いてもらったのかは不明。名乗ることはできるが綴りを述べることはできない。

筋骨隆々な体躯に反してその顔立ちは整っており、瞳は深い翡翠色に輝く「紅顔の美少年」であるが、同期隊士の善逸は「むきむきしてるのに女の子みたいな顔が乗っかってる」と気味悪がった。

因みにかなりネーミングセンスが良い。

いのすけログ



鬼殺隊士としては、育成者である“育手”による修練を経ず、自分の縄張りに踏み込んだ鬼殺隊士を打ち負かし、装備を奪って最終選別に参加した上で、誰よりも早く選別を通過した特異な経歴を持つ。元より心身頑健な炭治郎が血の滲むような鍛錬を二年間経て習得したものと同等の戦闘能力を独力で身に着けていることから、一面では天賦の才を有していると捉えられる。
なおこの最終選別の際、隊士説明会に参加せずすぐに立ち去ったため、最後に通過した炭治郎は後の任務で出会うまで同期隊士であるとは知らなかった。

鬼殺隊士に勝った基礎身体能力のみならず、二刀流による攻撃力、広域探知の技を有していることから、その戦闘能力は高い次元でバランスが取れており、最終選別を誰よりも早く通過したという実績は伊達ではない。
半面、思考能力には難があり、直線的・直情的な行動しかとれないため搦め手を用いる鬼には相性が悪い。

とある任務で出会い行動を共にする事となった炭治郎、そして様々な人間の優しさに触れ合う中で、その意識には徐々に変化が訪れている。

能力

触覚

炭治郎が嗅覚に優れている一方、伊之助は並外れた鋭い触覚を持つ。
上半身を常に晒しているのは、肌面積を増やすことでパッシブ・センサーとしての能力を最大限に有効化させるためでもある。

身体能力

山の中で獣同然に鍛え上げた身体能力は、地獄のような修練によって『人間』としては極限まで鍛え抜かれているはずの鬼殺隊士を、さらに上回る。
更に伊之助の肉体は高度な柔軟性をも有しており、雑技団のような複雑な体勢も無理なく取る事が可能なため、正しく獣の如き這うような低い姿勢からの打撃を行うこともできる。
また、肋骨が4本折れている状態でも意に介さず全力で戦闘行動がとれるなど、苦痛に対する耐性も極めて高い。
そして、全身の関節を外せる。つまり、頭が入ればどこでも通ることが出来る。

我流 獣の呼吸

力比べで破った鬼殺隊士から学んだ(技を盗んだ)のか、自然の中で独自に同様(または同等)の呼吸法に辿り着いたのかは定かではないが、鬼殺隊士と同じく著しく増強した心肺により、一度に大量の酸素を血中に取り込むことで瞬間的に身体能力を上昇させ、鬼と同等の戦闘能力を得る“全集中の呼吸”を扱える。

以下は、伊之助が独自に用いる“獣(ケダモノ)の呼吸”から繰り出される技。
技と呼ぶのもおこがましい程の単純な斬撃、突きばかりだが、伊之助の身体能力と全集中の呼吸による強化により、非常に高い攻撃力を誇る。

  • 壱ノ牙 穿ち抜き
揃えた二刀による全力の突き。
  • 弐ノ牙 切り裂き
二刀を勢いと共に十文字に斬り下ろす。
  • 参ノ牙 喰い裂き
交差させた二刀を、外側に向けて左右に振り抜く。
  • 肆ノ牙 切細裂き
素早い六連撃により、前面広範囲に強力な斬撃を浴びせる。
  • 伍ノ牙 狂い裂き
二刀を滅茶苦茶な軌道で振るい、四方八方に斬りつける。敵に囲まれたときに有効。
  • 漆ノ型 空間識覚
優れた触覚をさらに研ぎ澄まし、大気の微細振動を捉える事で、幻惑の術の類を無視して広範囲の索敵を行う。この技の際は集中のため刀を手放すので、一時的に無防備となる。
なお、この技のみ攻撃用ではないため『型』となる。

装備

本来の鬼殺隊士には、個々に専用の日輪刀(鋼石の時点から本人に選ばせる)と隊士服を支給されるが、伊之助はこれらの支給・説明会に立ち会わずに最終選別の場を去ったため、腕試しで打ち負かした隊士の装備を奪って使用している。
また、伝令及びお目付として担当の鎹烏(かすがいがらす)をあてがわれている、のだが……。

日輪刀

太陽に一番近く、一年中陽の射すという陽光山で採れる、猩々緋砂鉄と猩々緋鉱石から打たれた刀であり、日光を浴びる事以外は基本的に不死身である鬼に対して、その頸を斬る事で“殺す”事ができる唯一の武器。
別名“色変わりの刀”と呼ばれ、持ち主によって刃の色が変わり、色毎に特性が異なる。
なお、任務により折損した場合は隊から新しい刀が支給される。

  • 初代
他の隊士から奪った刀。伊之助本人のために打たれた刀ではないためか、その色は一般の刀と同じ白銀色である。鍔は無く、柄もサラシ布を巻き付けただけの簡素なものであり、更には刃が何ヵ所も零れている、いかにも『盗品』といった風情の刀。しかしながら、本人は「千切り裂くような切れ味が自慢」と豪語している。
両刀とも、那田蜘蛛山において『父蜘蛛鬼』の身体強度に負け、折れ飛んだ。
  • 二代目
那田蜘蛛山戦後、蝶屋敷での療養中に伊之助のために新しく打たれた刀。刀匠は鉄穴森(かなもり)。
刃の色は藍鼠色(青系)に染まったことから、伊之助自身は変幻自在の“水の呼吸”に適性を持っているようである。
鈍く輝く刃と、翼を広げた鳳凰を象った鍔(二刀に合わせて鳳(オス)と凰(メス)が描かれていたと思われる)を持つ雅な意匠の刀だったが、伊之助によって即座に初代と同じ仕様に強制変更された。合掌。

隊服

背に“滅”の字が描かれた、黒い詰襟。
特別な繊維でできており、通気性はよいが濡れ難く、燃え難い。更には雑魚鬼の爪や牙ではこの隊服を裂く事すらできないほど頑丈。
上述の通り、伊之助は感度の高い触覚が不快を覚えるためか、レーダーとしての能力を生かす為かは定かではないが、上半身をはだけて着用している。

鎹烏

人語を解し、話すカラス。各鬼殺隊士にあてがわれており、どこからともなく現れ、隊士に任務地やその地で起きている怪異を伝える。
伊之助のカラスは、炭治郎との合流時までに十八回ほど食われかけた事から、合流後は完全に姿を隠している。一応、合流前も伊之助は鬼狩りの任務をこなしていたようなので、ギリギリでコミュニケーションはとれていた模様。

猪の頭皮

猪から剥いだ頭皮。伊之助は、自身の可憐な顔立ちを気に入っていないようで、ほとんど常に(眠る時ですら)この猪の頭皮を被っている。
このため選別以来久々に彼に出会った善逸は、猪頭の化け物かと誤解した。
その他、腰には鹿の毛皮を、脚には熊の毛皮を巻いている。

関連タグ

鬼滅の刃 竈門炭治郎

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