概要
漫画『鬼滅の刃』の番外編『伊之助御伽草子』に登場する青年。
嘴平伊之助が幼少期を過ごした山の麓の民家に住んでおり、祖父と二人で暮らしていた。
伊之助が成長した時間軸である物語本編では未登場。
育ちが悪く乱暴な口調だが、よく働く真面目な性格で、物忘れが激しくなっていた祖父を甲斐甲斐しく世話していた。
独身で、当時は嫁が欲しかった様子。
ある日、帰宅すると、家に迷い込んだ猪の化け物(伊之助)に祖父が餌を与えていたことで、平凡な日常が一変する。
伊之助が来るたびに「シッシッ」と追い払い、祖父に寄り付かせないように何度も注意するが、その後すぐに伊之助を招き入れるのを繰り返していた。
別の日には伊之助を膝に抱えながら百人一首を読み聞かせ言葉を教え、まるで初孫のように可愛がる始末。
こうしたやり取りを経て、伊之助はたかはるの乱暴な口調を自らのものとし、挙句、自宅を伊之助の縄張りにされ時折好物になったおかきを差し出すよう要求されるようになった。
この番外編はアニメでは製作されておらず登場しない。
キメツ学園では伊之助のセリフのみで本人は登場しないが、嘴平伊之助の隣に住んでいるようで、伊之助のために凧を作ってあげたりと、交流がある様子。
pixivでの扱い
物語では伊之助が言葉を覚えた経緯が明らかになるのみで、その後のたかはる及び祖父の動向は不明だが、pixivでは、3人のその後の交流を描いたものや、祖父が亡くなったことを伊之助に伝え人の死を初めて知り悲しむ伊之助など、想像を膨らませたイラストがいくつか投稿されている。