データ
身長 | 60m |
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体重 | 4万5千トン |
別名 | 古代超獣 |
出身地 | 異次元→東京 |
概要
第2話「大超獣を越えてゆけ!」に登場
紀元前12世紀(1万4千年前)にアトランティス大陸を滅ぼしたと言われている伝説の巨大生物を、ヤプールが宇宙翼竜の金の卵と古代のカメレオンの銀の卵を組み合わせることで再現させた超獣。
卵の状態で人間を捕食することが可能で、ミサイルで撃墜することはできない。
カメレオンらしく擬態することが可能で、初期の状態では2つの卵の状態で登場し、銀の卵は地中を移動、金の卵は空中を移動しビルの上に着地し、銀の卵がビルを破壊することで卵が合体する。ビッグレーザー50でTACは合体した卵を退治しようとするも失敗して誕生した。
武器は口から発射するガスと翼から放たれる風速70mの突風。翼を用いての飛行も可能で、翼は鋭利なカッター状になっている。竜隊長いわく弱点は舌。…どの生物でも舌をちょん切られたら死ぬと思うが(とはいえちょん切られても死なない超獣は一応いた)。
作中では使用しなかったが、舌は30mまで伸び、腹部のトゲは鋭いカッター、鼻から生えたツノはドリルになっているという設定がある。(出典:「ウルトラマンオフィシャルデータファイル」より)
最後はウルトラマンエースとの戦い、翼をもぎ取られて弱った所をメタリウム光線を受けて粉々に吹き飛んだ。享年1日。古代超獣という名はあまりに皮肉であった。
派生作品
『ウルトラマン超闘士激伝』ではヤプール軍団配下の兵士として登場。三大幹部の一人・バラバから剣を賜り、正義怪獣を殲滅しようとしたが、駆け付けた闘士ゼットンにガマスやドラゴリー共々倒される。
漫画『大怪獣バトルウルトラアドベンチャー』ではナックル星人と手を組んだヤプールが、敵対するペダン星人を全滅させるために送り込んだ超獣軍団の一体として登場。ガマスと共に空を飛ぶシーンが描写されている。
キングジョーブラックを羽交い絞めにするなどの活躍は描かれているものの、途中でヤプールが全員逃走したため、最終的に火山の大噴火に巻き込まれたと思われる。
余談
カメレキングの卵に食われた作業員は、初代キレンジャーで特撮ファンにおなじみの畠山麦が演じた。
2009年TOKYO MXの円谷劇場番宣において本話の映像が使用された。
スーツアクターは河井徹が担当。オープニングのクレジットは「超獣カメレキング」。
当初、『ウルトラマンZ』第19話「最後の勇者」の初期の企画段階では「エースの客演とそれに伴う超獣の出現」というプロットは確定だったが、登場する超獣はこの時点ではチョイスされておらず、当初はカメレキングなどの比較的スリムな体形の超獣が候補となっていた。その後、製作段階になって着ぐるみ造形を担当するLSSから、「ウチでバラバ作りたい人がいるからバラバでどうですか」というリクエストが来た事でバラバが登場する事になった。