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データ

大鳩超獣 ブラックピジョン

  • 身長:57m
  • 体重:4万3千t
  • 別名:大鳩超獣
  • 出身地:異次元

概要

第18話「鳩を返せ!」に登場。

元々は三郎(演:藤原規晃)という少年が飼っていた小次郎という伝書鳩だったが、が持っている帰巣本能をヤプールに利用され、小次郎の脳髄と宇宙怪獣を合体させて誕生した超獣。トサカは大気中の熱源などを吸収、背びれは垂直翼の役割を果たす(出典:「ウルトラマンオフィシャルデータファイル」より)。


基本ヤプールの命令に従っているが、元々が人に飼われた伝書鳩なのでベロクロン(珊瑚)やバキシム(イモムシ)など他の超獣と比べても地球生物(鳩)要素が強いためか三郎が吹く鳩笛に操られて勝手に出現し、ヤプールを混乱させた。また「光線を吐け」とヤプールに命令されて火炎を吐くアホの子だったりする(「生物兵器としてポンコツじゃね?」とか思ってはいけない)。


ピジョン! 光線を吐け! 光線を吐くんだ!


非常に多彩な攻撃手段を持ち、嘴を使った突っつきや翼から放つ60mの突風といった鳥系おなじみの技に加え、口から発射する火炎放射と「バードホワイトバブル」という毒液、一度刺さったら抜けなくなってしまうとされる腹に装備された単発のトゲミサイル。また腕や足の鍵爪は鋼鉄よりも硬いドリルになっており、空中に飛びあがった際のキック技も得意。また劇中のヤプールの命令から光線を発射できる可能性もある。


可愛げのある顔立ちをしているが、『A』に出てきた超獣(ヤプール直属の超獣)の中でも屈指の強さを誇る

エースとの戦いでは、登場して間もなくいきなり飛びつかれて猛攻を加えられた挙句「バードホワイトバブル」を顔に浴びせて動けなくし、更に空中からビルを落として一時的に気絶に追い込んだだけでなく、メタリウム光線を腹から吸収して、効いたふりをして跳ね返すなど、特定のアドバンテージ等が全くないにもかかわらず、一方的な戦いに持ち込んでいた。

ブラックピジョン戦ではエースが善戦したり有効打を与えている描写はほとんどなく、三郎少年を助ける為に投げ技を一度決めた事以外は、屈まれて投げ飛ばされたり、光線技を跳ね返されたりと散々で、一騎打ちの中でエースを二回もダウンさせて終始圧倒していた。その善戦ぶりはヤプール人を「エースは倒れた!次はTACの皆殺しだ!」とハイテンションに喜ばせ、山中隊員からは「エースの最期かもしれん!」と言われる程であった。


しかし最終的に、エースに助けられ戦いを見かねた三郎少年が咄嗟に鳩笛を吹くと、超獣になっても小次郎の本能がまだ残っていたのか、ブラックピジョンはそれに反応し、気を取られている隙を突かれて後頭部にダイヤ光線を浴びせられて倒された。その間ダイヤ光線を浴びてふらついている際にもエースはファイティングポーズを崩しておらず、かなりの強敵だった事が見てとれる。

巨大ヤプールヒッポリト星人といった大物級が最終的にメタリウム光線に敗れている点やスノーギランシグナリオンなどのようにメタリウム光線の直撃に耐えた超獣はいても、直撃に耐えた上で攻撃に逆利用していた超獣はコイツ位、アホの子もとい鳩要素が強すぎるのが災いして隙が出来たおかげでAが勝てた点を考えると実力の程が窺えよう(メタリウム光線に耐えた超獣に引導を渡しているスーパーメタリウム光線にも耐えられるかが不明であったり、ダイヤ光線を何度くらっても倒されなかったのにメタリウム光線で倒されたマッハレスとかいたりするが…)。


ブラックピジョンが倒れた後、小次郎は三郎のもとに戻ってきたが、三郎の手の中で息を引き取った。所謂哀しき悪役でもあり、三郎少年の鳩笛に反応したり、息を引き取る際のアップ顔のマスクは愛嬌のある造形になっており、同情を引き立たせるものであった。


小次郎

三郎少年が飼っていた伝書鳩で、ブラックピジョンの材料になった劇中一番の被害者

ヒナの時にお台場晴海埠頭で拾われて三郎少年に育てられ、国内の鳩レースで三度優勝している。しかし、三郎少年の母から嫌われ、劇中冒頭で家から追い出され、屋外の木にかけられた巣箱で飼われていた。


無人飛行機製作で難航していた回収機能の問題点を、伝書鳩の帰巣本能を利用する事で解決すべくTACに貸し出されたが、実験中にヤプールに誘拐されて、脳髄を吸い取られしまいブラックピジョン製作に利用されてしまった。しかし、脳髄が抜かれ抜け殻にされていながら、ブラックピジョンが初登場した段階で人知れず異次元から人間界へとなんとか脱出しており、やがて巣箱のすぐ近くで息絶えてしまった。


本当に地球の鳩だったのか…?


派生作品

内山まもるのコミカライズ版では、基本的な流れは同じだが、小次郎が死なずに生還するという流れになっている。


ウルトラマン超闘士激伝』ではヤプールが生み出した超獣たちの一体として登場したが、善悪の判断ができない失敗作として処刑されかけていたところを闘士ウルトラマンタロウに救われ仲間となる。その帰巣本能を上手く活用し、ヤプールの本拠地であるメビウス星の場所を光の国に教えるなど活躍した。ヤプール大戦の終結後は、ピッコロの故郷であるピッコラ星雲のピッコラ星で他の超獣たちと共に暮らしている。


『酩酊!怪獣酒場』ではモブとして度々登場。同じ「A」出身であるファイヤー星人ダイダラホーシと一緒になって登場する事が多い。

続編の『酩酊!怪獣酒場2nd』では多々良電産の社員として登場している。なお、タッコングと同様に多々良島とは全く関係ない人選である。また、別個体が「怪獣ラーメン十傑」として登場。


ウルトラシリーズと『おそ松さん』の公式コラボ企画『ウル松さん』のコミカライズ版では、モブキャラとしてたびたび登場。第7話ではエースの力を得た十四松と野球をしていた。


余談

ブラックピジョンが2度目に出現したロケ地のお台場晴海埠頭は『ウルトラマン』第32話、『帰ってきたウルトラマン』第14話、最終回、『ウルトラマンタロウ』最終回、『ウルトラマンレオ』第4話、『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティスTHE FINAL BATTLE』、『ウルトラマンマックス』のDASHの基地、『ウルトラマンオーブ』最終回など多く使用された。


スーツアクターを図師勲が担当した。


能力の一つである「バードホワイトバブル」のモチーフは親鳩がヒナに与えるピジョン・ミルク(素嚢乳)の可能性があるが今のところ言及されていない。



関連イラスト

鳩を返せ!(ブラックピジョン)〜祝オリンピック開幕ブラックピジョン


関連タグ

ウルトラマンエース ウルトラ怪獣 怪鳥 超獣 


鳩人間:ブラックピジョンの元ネタ?


宇宙化猫タマ・ミケ・クロ:晴海埠頭で戦った怪獣つながり。


ブラックドーム:似たような命令違反していたアホの子つながり


テロチルス ベムスター バードン:鳥型の強敵つながり。ちなみにベムスターとバードンはブラックピジョン同様8月の第1週に登場した。

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