ブラック指令「ブラックスター地球侵略2号機、ブラックドーム!発進せよ!」
概要
- 全長:0.7 - 45メートル(ハサミは7m)
- 体重:16キログラム - 1万トン
- 飛行速度:マッハ8
第41話「恐怖の円盤生物シリーズ! 悪魔の惑星から円盤生物が来た!」に登場。
『ブラックスター』より飛来した、カブトガニやカニのような姿をした円盤生物第2号機。
武器は右手の巨大な鋏と、口から吐く何でも溶かすペプシン溶解泡。体から威嚇のためにフラッシュを放つ事も。
移動時等に採る小型形態円盤形態は、この状態から更に手足を収納が妙に可愛らしい(プルプル震えながらキュッキュッと鳴く、可愛い) 。
劇中での活躍
強い光に反応する性質を持っており、円盤形態で地球に侵入したが、UFOを呼ぼうとしている梅田トオル達(正確にはトオルの友人の男の子の主導によるもので、トオル自身は積極的ではなかったし、「最近は沈静化しつつあるとは言え、凶悪な通り魔宇宙人や、今度は円盤生物がはびこるこのご時世に何やってんだ」とも言える。その少年は一度ブラックドームが行方をくらませた後に美山あゆみから今回の事を咎められている)の鏡の光に反応。ブラック指令の命令をガン無視してそっちの方に引き寄せられ、戦闘形態に変身して街を破壊。ペプシン溶解泡「バブルバーン」で逃げ遅れた人間を溶かし殺した。
その後、エネルギーを充填する為に小型形態となって、交通事故を起こしていたが、新種の化石と思われて発掘されてしまい、城南大学の研究室に運ばれてしまう。そして覚醒したところを女性教授が投げた、劇薬入りのビンで撃退されるものの、エネルギー充填後、再び戦闘形態となってウルトラマンレオと戦った。
「バブルバーン」でウルトラマンレオを苦しめたが、ハイスピンで泡を吹き飛ばされ、最期はスパーク光線で体に穴を開けられて泡が漏れてしまい、動けなくなったところにシューティングビームを受けて爆発炎上した。
外伝作品
ウルトラマンSTORY0
こちらの漫画では暗黒宇宙にある惑星ディープ・シーに普通に生息する生物として登場。但し本編同様に原住種族からも円盤生物と呼ばれており、襲われたゾフィーも「ぬぅぅ・・・・なんて生物だ!! まるで円盤のように空中を自在に・・・・」と言っており、その機動性とヒット&アウェイ戦法に翻弄されていた。
更にバブルバーンで溶かされそうになるも、「このままではまずい!」と判断したゾフィーの高速回転技の『ウルトラスピン』で全て吹き飛ばされ、再び爪攻撃をしようと接近するも逆にゾフィーに利用されて捕まり、地面に向けての急降下でそのまま激突し、バラバラに粉砕された(それでもゾフィーに手傷を負わせ、疲弊させる程だったが)。
尚、現住種族のアブアブ族(カニがほぼそのまま2本足で歩行し、会話したりなどの知性なども進化したような種族と言った所)の長のアブズールの話によると「あの円盤生物は普段はおとなしい。だけど 自分達のテリトリーを侵されると攻撃をしかけてくる」との事である。
しかも他のアブアブ族達からも「でもあなたを襲ったあいつはちょっとおかしかった」「あれくらい大きくなるとこの星を巣立っていくはずなのに・・・・」「だいたい この辺りはあいつらのテリトリーではないはず」「この星では最近変な事が続く」と、不審がられていた。
しかも彼らが建てた神殿(星間連合の幹部の一人・ヒッポリトが干ばつに苦しめられていたアブアブ族に「我はヒッポリト! お前達の救世主なり!! 我に従え! さすればどのような願いも叶えて見せよう!このように――!」との言葉と共に恵みの雨を降らせて求心力を集めては「我を讃えよ!! 未来永劫に!!」との締めの言葉を送っていた。立体映像と共に)とヒッポリトの巨大な像から少し離れた場所に、ちょうどブラックドーム達の巣の岩山にあるが、アブズールからも「しかし・・・・ 何かおかしい・・・・。まるで何かに追いたてられているように混乱している・・・・」とまたも不審がられていた。
そこでゾフィーはその岩山に調査に赴き、アブズールも共に行くが…そこにあったのは、ヒッポリトの基地にしてヒッポリトタールの生産プラントであった(ゾフィーも「こんなものを巣のド真ン中に建てられては・・・・ ブラックドームも混乱するはずだ」と結論付けていた)。
尚、ヒッポリトのアブアブ族に対する行いは実は気象衛星を使ってのマッチポンプであり、アブアブ族の死骸を捧げられると、それをヒッポリトタールの材料にしていた(同胞の骸を粉々にされたアブズールは衝撃を受け、ゾフィーも「正視に堪えん」と見ていられなくなった)。
関連タグ
ブラックピジョン:似たような命令違反をした先輩怪獣(超獣)。