ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

主にニコニコ動画で使用されているタグ。そしてそこから広まった用語。

表記揺れ

回ればなんとかなる

回ればなんとかなるの法則

回れば何とかなるの法則

回転すれば何とかなる

概要

ウルトラマンが回れば不利な状況、ピンチをも覆す事から作られたタグである。正確に言えば、ピンチを打破する技に回って繰り出すものが多いというのが正しいか。

他作品では昭和ライダー等でもあるにはあるのだが、下記のような印象的な(ともすればシリアスな笑いに近い何ともいえない雰囲気も)場面が多いためか、やはりウルトラシリーズへの言及が多い。

ウルトラシリーズでは必殺技のバリエーションを増やすため、人形を高速回転させて着ぐるみにはできない動きを表現する演出が初代ウルトラマンの頃からあり、それが脈々と受け継がれた結果困ったら回転攻撃がお約束のようになっている。

尚、全メディアを通じての初出はウルトラマン(一峰大二版)の第四話「ぺスターの巻」で、水中戦のさなかにぺスターの吐いた粘着性の油塊に閉じ込められたウルトラマンが、これを振り払うのに使っている。

実際に何とかなった例

A:錐揉み回転

B:大車輪回転

C:側転

D:その他

ハイスピン(A+B)

ウルトラマンが第17話で使用。

ブルトンの念力場を破り、念力エネルギーを逆流させアンテナを破壊し三次元空間に呼び戻した(『Fighting Evolution Rebirth』では四次元空間ごと投げるという解釈だった)。

ウルトラマンTheFirst』ではブルトンにより異次元に閉じ込められた際に使用し、力場を歪ませることで異次元空間諸共ブルトンを引き裂いた。

ローリングスペシウム光線(D)

ウルトラマンが第37話で使用。

永遠に敵を追尾するジェロニモン毒羽根を滅するため、空中でグルグル回りながらスペシウム光線を連射し続け全て焼き尽くした。

ローリングスパーク(B)

ウルトラセブンが第21話で使用。

アイアンロックスで手足を拘束され、身動きの取れないセブンが、空中で回転させながら、全身からエネルギーを放射して敵に体当たりした技。

鎖を破壊すると同時にアイアンロックスにダメージを与えた。

ボディ風車(B)

セブンが第46話で使用。

ニセウルトラセブンを倒した。

ウルトラドリル(A)

ウルトラマンジャックが第8話で初使用。

身体を高速回転させることで、足で地盤を砕き地中を進む技。ダイナマイト工場から離れず手が出せなかったゴーストロンを地中から持ち上げ宇宙に運んだ。

第50話でもキング・ボックルに地面に引きずり込まれるも脱出に一役買っている。

ウルトラスピンキック(B)

ジャックが第11話で初使用した跳び蹴り

かつてキングザウルス三世を倒した流星キックの強化版(たぶん)。空中で手足を伸ばし大車輪回転することで自由落下の105倍もの加速度を付け、相手を蹴る。

ウルトラバリヤー(A)

ジャックが第14話で使用。

シーゴラスの起こす津波をくい止めるために、エネルギーを著しく消耗させつつも、津波を止め、さらには押し返して見せた。この技を使用する際に最初に腕を組んで錐揉み回転を行う。

後に『ウルトラマンギンガS』にて礼堂ヒカルも異次元空間から脱出する際にストリウムブレスを使って発動した。

ウルトラスピン(A)

ジャックが第14話で使用。

また、第32話のキングマイマイ戦でも、糸を振り払うために使用している。

内山まもるの漫画「決戦ウルトラ兄弟対11大怪獣」では縦方向(B)に回転し、逆オーバーヘッドキックゼットンの1兆度メテオ火球を蹴り返し爆砕した。

ウルトラ空中回転落とし(B)

ジャックが第17話で使用。

以前シュガロンに放った空中回転逆落としの対空用で、相手の脚を掴んでL字型になって回転し、相手の脳天を地面に叩き付ける。スペシウム光線すら通用しなかったテロチルスを倒した。

ウルトラプロペラ(B)

ジャックが第29話 で使用。

身体を横に向けてY字型に腕を広げ、頭上で高速回転することにより真空の大渦を作り上げ、台風を巻き起こすバリケーンを空中に吸い上げて爆砕した。

エースバリヤー(A)

Aが第7話、8話で使用。

ドラゴリーメトロン星人Jrを空気の裂け目に閉じ込めたが、やがて脱出されてしまう。コスパの悪い技。

ウルトラマンSTORY0」でもイカルス星人の異次元空間から脱出する際に使用。

エースドリル(A)

Aが第28話で使用。

ジャックのウルトラドリルと同じように地中に潜る技。

地下に潜ったルナチクスを追う為に使った。

タロウハリケーン(タロウスパウト)(A)

タロウが第23話で使用。

身体を回転させて巨大な竜巻を起こし、ロードラ掃除機のように吸い上げ空中に打ち上げた。

クロス光線(A)

タロウが第37話で使用。

メドウーサ星人に操られた森山隊員のスーパースワローを墜落させた、体を回転させて放つエネルギー波。

トリプルスピンビーム(D)

映画『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』でマン・セブン・タロウの3人が使用。

スクラムを組んで高速回転して青白い光を放ち、ゴモラの放った怪獣念力を相殺。

ポーズ的にはギラススピンの3人版。

きりもみキック(A)

レオが第2話「大沈没!日本列島最後の日」で使用。

ギラススピンを使うレッドギラスブラックギラスに対し、真上から逆方向の回転を加え蹴り込むことで威力を相殺し、首を刎ねて殺害。

ボディブーメラン(C)

レオが第7話で使用。

空中で体を高速回転させ、自身を光のブーメランと化して、敵に突進する技。師匠のローリングスパークの横回転版。

ケンドロスの武器である「剣輪草」を破壊した。

ハイスピン/レオver(A)

レオが第41話「悪魔の惑星から円盤生物が来た!」で使用。

空中で高速回転することで、ブラックドームの吐く溶解泡を弾き飛ばした。

ウルトラスピニングフラッシュ(A)

ジョーニアスが第13話で使用。

両腕を水平に大きく伸ばしてからきりもみ回転し、頭と胸、両腕から無数に三日月状の光線を放つ。一見全方位にばらまいているようだが、すべて同一の方向に向けて飛んでいく。

ガラドラスにダメージを与え石化音波を遮断した。

ウルトラボディスクリュー(A)

ジョーニアスが第14、23話で使用。

身体を高速回転させ、敵を貫く技。

第14話でザイクロンを撃破し、第23話でもザンバをぶち抜いた。

ウルトラ高周波(スピンリングレイ)(A)

80が第21話で使用。

体を高速回転させ、敵に向けて放つ高周波エネルギー。

高周波を苦手とするガモスに使用した。人間で言えば耳元で黒板をひっかくようなもの。

ローリングウォッシュ(A)

80が第27話で使用。

アルゴ星人が吐く溶解泡を、体を高速回転させて弾き飛ばした。

ダイナマイトボール(D)

80が第47話で使用。

空中で体をボールのように丸め、高速回転しながら体当たりする技。グロブスクに連続使用して、ダメージを与えた。

ウルトラマン超闘士激伝新章』ではエンペラ星人の嗾けたメタルモンス軍団をボウリングのピンのように蹴散らした。

ダブルパワー(C)

80が第49話でユリアンと協力して使用した技。

2人が組んで空中で体を高速回転させて体当たりする技。サクシウム光線、バックルビームが通用しなかったプラズママイナズマを倒した。

ティガトルネード(A)

ウルトラマンティガ・マルチタイプが第13話で使用。

高速で回転して、敵を蹴散らす技。光を取り戻す過程の形態ではない。

数人のレイビーク星人を跳ね飛ばした。

ダイナトルネードアタック(ドリルアタック戦法)(A)

ダイナ・ストロングタイプが第33話で使用。

体を高速回転させ、敵の体を突き破る技。

全身がぶよぶよの軟体であるメノーファを撃破した。

ダイナローリングアタック(D)

ダイナ・ミラクルタイプが映画『光の星の戦士たち』で使用。

体をボールのように丸めて敵の周囲を高速で飛び回る技。

最初のデスフェイサー戦で2回使用したが、2回目は動きを読まれて、捕らえられる。

ガイア突撃戦法(A)

ガイアが第6話等で使用。

体を高速回転させ、突撃し敵を貫く技。『キン肉マン』のウォーズマンが使うスクリュードライバーの両腕版。

ガンQ(コードNo.1)、テンカイ(天界)、エンザン(炎山)を貫いた。

アグルも「スピニングクラッシャー」と呼ばれる、これとほぼ同じ技を使用する。

ルナ・スピンドミル(A)

コスモス・ルナモードが映画『THE FIRST CONTACT』で使用。

腕を水平に広げ、高速回転して、 敵の攻撃を弾きとばす技。

バルタン星人の宇宙船「廃月」に仕掛けられた罠の刃を全て破壊した。

コロナ・ウィンドミル(B)

コスモス・コロナモードが映画「THE FIRST CONTACT」で使用。

両手を広げて宙に浮かび、縦に高速回転して、敵の攻撃を弾きとばす技。

ネオバルタンのバンプスプレーを全て弾いた。

エクリプス・ウィンドミル(A)

コスモス・エクリプスモードが第30話で使用。

空中で体を高速回転させることで、敵の攻撃を弾き返す技。

カオスヘッダー・メビュートが同時に放った、怪光、光弾、衝撃波をことごとく弾き返した。

スピニングクラッシュキック(A)

ネクサス・アンファンスがEpisode.34で使用。

右足を発光させてキックを放ち、蹴った瞬間にドリルのように高速回転して吹き飛ばす。

メガフラシとの2度目の戦いで、ダメージを与えて撤退させた。

マックスボディスピン(A)

マックスが第11話で使用。

アントラーに地中に引きずり込まれそうになったのを、回転して脱出した。

高速回転して勢いで出した光線(B)

マックスが第16話で使用。

宇宙化猫タマ・ミケ・クロによって記憶喪失になってしまったマックスが適当に放った技だが、運よく3匹の子猫たちを吹き飛ばした。

平成作品での回れば何とかなる事例の代表格と言える。

メビウスピンキック/バーニングメビウスピンキック(A)

メビウスが第34話で使用。

強固な装甲を有するリフレクト星人相手に放ったドリルキックで、錐揉みの要領で火を起こしながら装甲を破り、最後はバーニングブレイブで使用しウルトラマンレオのレオキックの同時攻撃で完全に貫通・爆砕した。

その後も一撃でインペライザーを撃破するほどの威力を見せている。

赤い光線(C)

ウルトラマン、ゾフィー、セブンが『ウルトラマンゼロ外伝キラーザビートスター』で使用した赤い色の光線。

3人が手を繋ぎ輪になり回転し発射、ビートスターが惑星ブラムに衝突する時間を引き延ばし時間を稼いだ。

フルムーンウェーブ(D)

ルナミラクルゼロが『ウルトラゼロファイト』第二部にて使用した鎮静光線。

空中へ放り投げたキングシルバゴンを囲むように回転しながら発射し、泡のように包み込んで鎮静化した。

ナイトビクトリウムフラッシュ(A)

ビクトリーナイトが「ウルトラファイトビクトリー」で初使用。

ナイトティンバーを使用した回転斬りで、ウルトランスが一切通じなかったアリブンタを撃破した。『ウルトラマンX』客演時にも使用した。

ゼットントルネード(A)

エックスゼットンアーマーが第8話にて使用。

ゼットンシャッターを纏って錐揉み回転突撃する技で、ゼットンのゼットンシャッターを打ち破った。

スピンドルZアタック(A)

オーブ・サンダーブレスターが、第21話で使用。

ハイパーゼットンデスサイスリザーバーに繰り出してダメージを与えた。

オーブスピンアタッカー(A)

オーブ・オリジン・ザ・ファーストの技。

錐揉み回転をしながら光線を撒き散らすように放つ事で、自身を取り囲んだベゼルブの群れをまとめて一掃した。

コークスクリュージャミング(A)

ジードが第7話で初使用。

ジードクローを突き出し錐揉み回転で相手をぶち抜く、最早言い逃れできないほどウォーズマンな技。

アクロスマッシャーが使う場合は攻撃を受け流す防御技だったので、「回せば何とかなる」というべきか。

スパイラルソニック(D)

ブルウインドが第5話で使用。

グエバッサーの竜巻に対して逆回転し相殺し不利な状況を打破した。

バーニングスピンチャージ(A)

タイガトライストリウムが第18話で使用。

タイガトライブレードを構えたまま回転しゼットンのゼットンシャッターを破った。

ベータアロースウィング(A)

ゼットベータスマッシュが第14話で使用。

ブルトンをハンマーに見立ててぶん投げ、アルファエッジのM78流・竜巻閃光斬に繋げた。

エタニティバニッシュ(A)

グリッタートリガーエタニティが第15話で使用。

アブソリュートディアボロにダメージを与えた。

ぐんぐんカット(A)

シン・ウルトラマンが使用。

最終決戦でベーターカプセルを起動しつつ、一兆度になる寸前の火球へドリルで掘り進むようにプランクブレーンを展開しながら腕を軸に高速横回転。同胞が用意した兵器を殴り飛ばした。

トルネードバレード(D)

ウルトラマンブレーザーの必殺技スパイラルバレードの応用の一つ。

勢いをつけるためになんと腰を捩じ切れんばかりに捻ってから投擲。命中直前にギロチン状に変化させて、宇宙船で逃亡しようとしたカナン星人ハービーを撃破した。

ルーナトルネードソーサー(D)

ウルトラマンアークルーナアーマーが使用。

超高熱を発し子供を出産する灼熱怪獣 ホムガーを止めるため、質量のある残像で動きを止めてからこの技を放ち大爆発を抑えた。

何とかならなかった例

稀にだが回っても何とかならなかった事がある

ウルトラマンは第39話にて回転しながら放つキャッチリングゼットンを一時的に捕えたが、ウルトラマン自身が攻撃されてしまったためすぐに引き千切られた。

とはいえ、科学特捜隊基地への侵攻を抑えること自体は成功している。

オーブ・スペシウムゼペリオンは第4話にて火の玉に包まれたマガパンドンを取り囲むように高速回転しながらスペリオン光線を発射したが、効果がなく逆にエネルギーを浪費する結果に終わった。

シン・ウルトラマンにおいても、最初にゼットンへ挑んだ時に白くて細かいCIWSのようなゼットンの対空粒子砲で撃たれた際に、防御行動として腰を軸に体をプロペラのように高速回転。(この場面で初めて使用した技。)高速移動で粒子砲をほとんど回避しながら当たった分も弾き飛ばすという高性能であった。

しかし、次にゼットンが展開した腕部の様々な場所から展開した粒子を合体しながら放出する赤い粒子砲には、その神エイムと高火力により高速回転は意味を成さず大ダメージを受ける。次のリバウンド光線という静止して防御を固める技に移行させるまでに至った。

尚、全メディアを通じての「回っても何とかならなかった」初出はウルトラマン(一峰大二版)の第九話「ケムラーの巻」で、ケムラーの毒ガスを除去するために回転して風を起こしたが、かえって市中に毒ガスを拡散させる結果となってしまった。

怪獣も…?

ちなみにウルトラ怪獣にも、回転しながら繰り出す能力がある。

さすがに「何とかなる」とまではいかないが、それでもウルトラ戦士を苦戦させるほどのものになる事が多い。

ナース

円盤型となって相手の周りをぐるぐる回って相手の目を回す

アイロス星人

その場で高速回転する事でアイスラッガーを跳ね返した。

ギラス兄弟

双子怪獣ブラックギラスレッドギラスが互いに抱き合うような形でスクラムを組み、その場で回転する技・ギラススピンを持つ。

このギラススピンによって竜巻を引き起こし、更にセブンのアイスラッガーを跳ね返すという攻防一体の技である。

ダン「スピンにはスピンだ!

ボラジョ

その場で錐揉み回転しながらサンドストームを繰り出し、セブンを攻撃した。

スラン星人

持ち前の高速移動でマックスの周囲を超高速で回り、翻弄した。

インペライザー

腰を軸に上半身を高速回転させながら砲門を乱射するバニシングサークルという必殺技を持ち、自身の周囲を焦土と化してしまう。

後にウインダムも同様の攻撃を披露した。

ダークロプスゼロ

ウルトラマンゼロとの一度目の戦闘で、ゼロのゼロツインソードに対抗し、ダークロプスゼロスラッガーを構えて飛行しながら高速で錐揉み回転する技を披露。武器の性能では勝っているはずのゼロを一度は退けている。

ウルトラマントレギア

高速で錐揉み回転して、脚から突撃する「ギアギダージ」という技を使用。

ジードの最強形態ロイヤルメガマスターを一撃で変身解除に追い込む程のパワーを見せた。

因みにトレギア自身は劣勢な状況で使用したのではなく、寧ろ優勢だった。

関連タグ

ウルトラシリーズ

ウルトラマン

ニコニコ動画

ジャイロ・ツェペリジョニィ・ジョースタージョジョの奇妙な冒険第7部「スティール・ボール・ラン」の主人公達。鉄球に特殊な回転を加える技術を代々受け継いできた一族の末裔とその技術を教えられたパートナーで、様々な困難を「回すことで何とかする」事で切り抜けていった。「回転を信じろッ!回転は無限の力だ、それを信じろッ」という台詞は、このタグと通じるものがある……かもしれない。

外部リンク

ニコニコ動画

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

回れば何とかなる
28
編集履歴
回れば何とかなる
28
編集履歴