概要
空気が無いということは当然酸素も無いので、真空下では呼吸を行うことはできない。
定義上は、分子(厳密には素粒子まで含めたあらゆる物質)が全く含まれない状態だが、技術的にはそれを成し遂げることは不可能であり、宇宙空間など大気より気圧の低い空間を“真空”と呼ぶこともある。
基本的には1/10気圧以下なら真空と呼んで差し障りは無いらしい。
あえて言えば、ミクロな世界では原子と原子の間には真空が存在するとされている。
それでも原子間を媒介する素粒子は存在するので、厳密な定義の真空ではないようだが。
なお、真空を意図的に発生させたとしても、それだけでその界面に置かれた物体が斬られる、などということは全く実証されていない。
あしからず。
中国語のスラング
中国語でも「真空」という文字の意味合いは変わらないが、同時に「からっぽ」「何もない」状態を指す言葉でもある。
転じて下着を身に着けていない状態、いわゆるノーブラ、ノーパン、はいてない等を表す俗語として定着しており、中国人の絵師は主にこっちの意味で「真空」のタグを使用している。