概要
初登場は第6話。
戦いの中で、自分が守るべき大切なものを見つけると決心したジード=朝倉リクの手に出現。
設定ではレムが与えた事になっており、出現した際にもレムは「機は熟した」と語っているため、リクの想いに応える形で与えたと思われる。
名前の通り二又のかぎ爪型で、しかも刃はドリルのように回転するという、およそ正義のヒーローのものとは思えない武器である。
形状と持ち方的にはクローというよりジャマダハルの方が近い。
一部視聴者の間では「レイブラッド星人の頭部に似ている」という意見もある。
ジードの全形態で使用でき、トリガーを引く回数によって放つ必殺技が変化する。
最終回で手持ち武器をすでに持っているロイヤルメガマスターも使用したため、TV本編に登場するジードの形態すべてが使用した武器となった。
なお、攻撃能力を強化するジードクローの特性と相性が良いためか、アクロスマッシャーでの活躍が目立つ。
そのためか公式画像でもアクロスマッシャーが持っていることが多く、Blu-ray BOX Iでもジードクローを持ったアクロスマッシャーの画像が使用されていた(カラーリングも青と青でマッチしているのも大きいか)。
なお、現在の所劇場作品では必殺技を一度も使っていない(『セレクト!絆のクリスタル』ではそもそもジードクロー自体が未使用)。
必殺技
- クローカッティング
トリガーを1回引いてボタンを押すことで発動。
刃先から赤黒いカッター光線を放つ。
最終話までプリミティブでしか使っておらず、その使用回数も一回のみ。
- コークスクリュージャミング
トリガーを2回引いてボタンを押すことで発動。
全身にエネルギーを身に纏い、ジードクローを切っ先にして回転しながら敵に突っ込む、ジョーニアスのウルトラボティスクリューに近い技。
纏うエネルギーは使う形態に準じたものになる(プリミティブでは闇の力、ソリッドバーニングではオレンジ色の炎)。
17話でアクロスマッシャーが使用した場合は、回転させたエネルギーで敵の攻撃を受け流すという別方向の技「コークスクリューブロック」となっていた(おそらくフュージョンライズ元のコスモスルナモードのことを意識しての応用技だと思われる)。
受け流すという形とはいえキメラベロスの放った光線を弾くという地味にすごい芸当をやってのけている。
もちろん通常のコークスクリュージャミングも使う事ができ『ウルトラマンフュージョンファイト!』で見る事ができる。
- ディフュージョンシャワー
「シフトイントゥマキシマム!」
片側の刃をジードライザーでリードした後クローの中心を押してクローを展開、トリガーを3回引いてボタンを押して発動。
無数に分散させた光線を相手の頭上に放つ。
劇中ではアクロスマッシャーの姿で使うことが多かったが、最終話ではロイヤルメガマスターも使用した(玩具CMではプリミティブも使用している)。
その他、クローを回転させて敵の攻撃を跳ね返す「クローディフェンサー」も披露した。
関連タグ
ダークメフィスト:こちらもかぎ爪型の武器メフィストクローを持つ。ただしこちらは右腕に直接ついている。
主役ウルトラマンの専用武器