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CV:檜山修之(ウルトラカプセル)、松本健太(怪獣カプセル)


概要

ウルトラシリーズでは初となる、最初から敵味方で共通化された変身アイテム(ウルトラ戦士のものに似た黒い変身アイテムが出てくるという前例はあったが)。


朝倉リクウルトラマンジードへの、伏井出ケイベリアル融合獣へのフュージョンライズにそれぞれ使用するほか、第8話以降は伊賀栗レイトウルトラマンゼロウルトラマンヒカリから直接託されたことで所持するようになり、ゼロビヨンドへのネオ・フュージョンライズ(強化変身)に用いている。第16話ではウルトラマンベリアルも使用し、キメラベロスへとフュージョンライズし、23話では最強タイプに値するアトロシアスへと変身(デモニックフュージョン・アンリーシュ)を果たした。

結果的に(外部パーツも含めるとはいえ)、ジード、ベリアル、ゼロ3人のウルトラマン関連の変身アイテムとなっている。


敵味方共通のアイテムであるためか、メインカラーが赤と黒という悪役を連想させる配色になっており、ファンからはベリアルとの関連が推察されていたが、『ウルトラマンフュージョンファイト!』でのゼロのカード裏面の記載や第11話でのケイの発言によると、ウルトラカプセル同様盗まれてしまったもののようだ。

第24話にてカプセルと違い明言されなかったものの、データが光の国にあったことが判明したため、カプセル同様光の国由来であったことが確定し、超全集にて明言された。

元々ウルトラカプセルはヒカリが開発したものであるため、こちらもまたヒカリによって開発・製造されたものである可能性が考えられる。


ウルトラギャラクシーファイトニュージェネレーションヒーローズ』時点でも使用されていたが、『ウルトラマンZ』第6話にて、デビルスプリンターの影響で復活を遂げたギルバリス戦で遂に破損。その後はウルトラゼットライザーを使用しての変身となったため使用されていない。

その後、第15話「戦士の使命」のラストでヒカリの手によって修復された事がリクの口から明らかになった。


名称について

「ジードライザー」という名前はリクが後から名付けたもので、本来の名前は単に「ライザー」のようだ(すべてではないが、リク以外のものは公式系列のサイトやインタビュー等では「ライザー」と表記分けがなされている)。

よって「ジードライザー」と呼ぶのは基本的にリクだけで、レムやヒカリ、ケイも「ライザー」としか呼んでいないが、ジードライザーという言葉自体は伝わったのか『ウルトラマンZボイスドラマ』にてゼロはライザーのことを「ジードライザー」と呼んでいた。


カプセルの読み込みに使う「スキャナー」(メイン画像)とカプセルを装填する「ナックル(装填ナックル)」のそれぞれ用途の異なる装置2つを1セットとして「ライザー」と呼ぶようである。とはいえ超全集でもスキャナー自体をライザーと表記している個所があるため、スキャナーのみをライザーと呼んでも特別問題ないと思われる。


機能

トリガーを引いて待機状態にしてから、装填ナックルへ装填したウルトラカプセルor怪獣カプセルを2個スキャンすると、「フュージョンライズ!」の音声が鳴り、その状態で再度トリガーを引く事で「(スキャンしたカプセル名)!(形態名)!」の音声と共に変身する(ロイヤルメガマスターの場合は形態名の代わりに「我、王の名の下に!」と発声されキングソードを召喚する。ウルティメイトファイナルに変身する際ギガファイナライザーをスキャンした場合は「アルティメットエボリューション!」と発声される)。


ウルトラカプセルをスキャンした時と怪獣カプセルをスキャンした時とで発せられる音声の口調が変わり、前者の場合は熱血風、後者の場合はくぐもった様な禍々しい声となる(怪獣の場合、カプセル怪獣のような善玉怪獣の場合でも禍々しい声である)。

また、スキャンした際は心臓鼓動のような効果音が鳴るが、ウルトラカプセルと怪獣カプセルでは音が若干異なっている。


ゼロビヨンドへの強化変身の際はウルトラゼロアイNEOを合体させて行い、音声が「ネオ・フュージョンライズ!」に変化。ゼロが使う際は他の2人に比べてカクカクとした硬い変身アクションになる。

ベリアルが使用した際は、ベリアルの顔の前にライザーと怪獣カプセルが出現し、それらが自動で操作されることでフュージョンライズしているかのような描写がなされていた(実際にはウルトラ念力かそれに類する能力でベリアル自身が操作していたと考えられる)。


中央の遺伝子のような発光部分はオーブリング同様属性色に発光するが、一部は色が異なる(レッドキングは黄→赤、コスモスは水色→白など)。


怪獣カプセル1つのみをスキャンするとダークリング同様その怪獣を呼び出すことができる。

また、リクとレイトのものは装填ナックルに触れる事でレムやペガ達と通信する機能がある(ケイのライザーにも同様の機能が備わっているかは不明)。

この機能はスキャナーが無くても使えるため、『Z』出演時にウルトラゼットライザーを使うようになっても破損を免れたナックルだけは通信機として引き続き携帯している。


さらにジードクローの刃をスキャンすると「シフトイントゥマキシマム!」、キングソードの先端をスキャンすると「解放せよ!宇宙最強の力!!」、ギガファイナライザーを再スキャンすると「目覚めよ!最強の遺伝子!!」の音声と共にそれぞれの武器を使った最強必殺技を発動する。


カプセルを合体させる機能も持ち、2個のニュージェネレーションカプセルはこの機能によって作り出された。


本来の使用法?(考察)

第23話で、ベリアルが自分の憑依していたアリエの肉体を通してケイに自分の力を注ぎ込んでいたことによって、ベリアルが一時退場していた間もケイはフュージョンライズが可能だったことが判明。これを考えると、本来ライザーはウルトラマンにしか扱えないアイテムであることが考えられる(超全集によればベリアル融合獣はこれに加えてレイオニクスとしての怪獣を操る能力も必要なようだ実際ケイも劇中レイオニクスのようにザイゴーグダークロプスゼロギャラクトロンを召喚している)。


またジードへの変身はライザーからの光で一旦ジード初期変身形態(所謂通称ジードオリジン)に変身した後、改めてウルトラカプセルの力でフュージョンライズする、ということを考えると変身アイテムでは珍しい”人間からウルトラマンに変身するためのもの”ではなくウルトラマンが強化変身するためのアイテムとも言える(実際、ベリアルの力を与えられたケイを除けば全員がウルトラマンの状態でフュージョンライズに使用していることになる。変身バンクでケイが一時的にベリアルになるのもそういう理由ともとれる)。

そう考えると、本来の用途は疑似的なスーパーウルトラマンギンガストリウム、あるいは別用途で強化したフュージョンアップ形態の作成のためのアイテムだったのかもしれない。


決め台詞

使用時の掛け声は使用者で異なる。

ゼロの場合はニュージェネレーションカプセルを再度作る必要がないために半分ほど省略される。


リク

※ 掛け声にはややくぐもった様なエフェクトがかかる。また、形態ごとに喋り方が若干異なる

融合(ユー、ゴー)!(1つ目のカプセル起動、装填)

 アイ、ゴー!(2つ目のカプセル起動、装填)

 ヒア、ウィー、ゴー!(待機状態にし、カプセルをスキャン)

 ※カプセルを1つしか使わないウルティメイトファイナルの場合は「ウルティメイトファイナル!」と叫んでカプセルを起動し無言でスキャンする

 (各形態の固有の一言)!(高く掲げてから胸元でトリガーを引く ロイヤルメガマスターとウルティメイトファイナルの場合は各々の専用武器を操作する際に叫ぶ)

 ジィィィィド!(両腕をゆっくり開きながら変身)」


ケイ

(1つ目の怪獣名)!(1つ目のカプセル起動、装填)

 (2つ目の怪獣名)!(2つ目のカプセル起動、装填)

 これでエンドマークだ!(待機状態にし、カプセルをスキャン)」


ゼロ

ギンガ(1つ目のカプセル起動、装填)

 オーブ(2つ目のカプセル起動、装填、スキャンしてトリガーを引く)

 ビクトリー(3つ目のカプセル起動、装填)

 エックス(4つ目のカプセル起動、装填、スキャンしてトリガーを引く)

 ※以上は初回のカプセル合成で行ったものであり、以降は省略される

(ライザーにゼロアイを装着)

 ギンガ!オーブ!(5つ目のカプセル起動、装填)

 ビクトリー!エックス!(6つ目のカプセル起動、装填、スキャン)

 俺に限界はねぇ!(目元へ持って行ってトリガーを引く)」


ベリアル

(ベリアルの顔の背景。宙に浮いた二本のカプセルが連続起動する)

フフ、フフフフフ……!(カプセルが勝手にナックルに入り、ライザーがスキャンする)

 ガァッ!(怪獣態、もしくは強化形態に変身)


音声について

ジードライザーの音声を担当するのは、フュージョン繋がりのロボットアニメ6年前の仮面ライダーでもお馴染みの檜山修之氏。

氏はかつてOVA『ウルトラマン超闘士激伝』にメフィラス大魔王役で出演した事こそあったが、ウルトラシリーズ実写作品への出演は今回が初めてとなる。


また、氏は同時期に放送開始されたアニメにも一勢力のリーダー役として出演している事から、早くも声優ネタが投稿されている。

ダーニック・ジードライザー・ユグドタチバナ


一方、怪獣カプセルスキャン時の音声を担当しているのは前々作『ウルトラマンX』のスラン星人クワイラ、『ウルトラマンオーブ』のゼットン星人マドックを演じた松本健太氏である。

お前なんか…お前なんかこうだぁぁぁぁぁぁ!!!


なお、本編ではカプセルの違いによって声が違うのか、ライザーの出所によって声が違うのか明言されていないため詳細は不明だが、玩具版ではウルトランスの再現も可能であるため、行う際は両者の音声を一度に聞く事ができる。


余談

プレミアムバンダイにて、通信機能を再現した装填ナックルが限定発売される事になった

2023年なりきりワールドのOPイベントにてウルトラレプリカで販売されることが決まった

リク役の濱田龍臣氏は、同イベント内にて約数年ぶりにフュージョンライズ出来て感極まった思いを語っている

当初は「ライザー」という名前だった。


関連タグ

ウルトラマンジード 変身アイテム ウルトラカプセル フュージョンライズ

ジード(ウルトラマン) ウルトラマンゼロビヨンド ベリアル融合獣


Vバックル 戦極ドライバー ゴーストドライバー ゲーマドライバー - 仮面ライダーシリーズにおける、最初から複数の戦士で共通化されていた変身アイテム。


オーズドライバー - 使い方がどことなく似ている。玩具版における必殺技発動のやり方も似ている。


ウルトラゼットライザー - 『ウルトラマンZ』に登場する変身アイテム。同じく光の国で開発されたアイテム。機能が似ていることと同じく「ライザー」という名称であることから、発展型アイテムである可能性もある。『Z』でのリクはギルバリス戦でジードライザーが破損したため、ペガを経由してヒカリから託されたこのアイテムでギャラクシーライジングに変身する。


オーブリングジードライザールーブジャイロ

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