概要
元々ウルトラマンベリアルの猛威に対抗するため、光の国でウルトラマンヒカリが開発したもので、たったひとつで戦局を覆すほどの力を秘めているらしい。
ウルトラマンゼロ曰く、クライシス・インパクトの最中、何者かに盗まれてしまったらしいが……?
実はカプセルを盗んだ犯人は伏井出ケイであったことが第11話で判明する。
2種類のカプセルをジードライザーでフュージョンライズすることで使用者を変身させることができる。主な使用者はジードだが、後にゼロもヒカリから直接カプセルを授かり、強化変身に用いるようになる。
スイッチを入れると先端に発光部分が現れ対応するウルトラ戦士の掛け声が鳴る。
前作のカードと異なり、シャイニングウルトラマンゼロのような最強タイプの力を宿したものも存在し、こちらは本体色が金色になっている(玩具版ではグリッターティガやミラクルナモードが該当する)。
カプセルには片腕を真上に突き上げたポーズをとったウルトラ戦士が描かれている(ニュージェネレーションカプセルは2人の戦士が向かい合った状態で描かれているため腕を上げていない)。
特徴として「M78世界」のウルトラマンは右腕(例えばM78星雲出身ではないレオもこちら)、それ以外の宇宙のウルトラマンは左腕を突き上げている。
ガシャポンオリジナルのラインナップを見ると、グレートやパワードは右腕を挙げているのに対し、ゼアスは左腕を挙げていることから、M78世界出身だが世界観が異なるタイプのウルトラマンでも『ウルトラ銀河伝説』にて登場している者は右腕を挙げる様子である(画像のダークザギは実際に商品化されているが、怪獣カプセルなので腕は上げていない)。
朝倉リクがウルトラマンジードへと変身する際に使用し、普段は専用のホルダーに入れて携帯している。
変身バンクでは、起動した際遺伝子のようなエフェクトと共に絵柄と同じポーズでウルトラ戦士の姿がリクの隣に現れる(エボリューションカプセルのみリクの姿に重なるように現れる)。
変身の際に用いるのみならず、怪獣カプセルのように場合によっては力の持ち主の召喚も可能。
ウルトラマンベリアルとの最終決戦の後、リクはウルトラマンキングのカプセルのみを起動させ、宇宙が完治したことで役目を終えたキングを目の前に実体化させている。
物語開始時点では4つ所持しているようだが、最初から全てが使用可能になっている訳ではなく、宿主から切り離されたリトルスターの力で初めて絵柄が現れて使用可能になるカプセルもある。
第13話にて、リトルスターの能力と起動するウルトラカプセルに関係があることが明言された。
一覧
本編登場
初登場話 | カプセル名 | 発光色 | 腕 | 使用用途 | 所持者 |
---|---|---|---|---|---|
1 | ウルトラマンカプセル | 青 | 右 | プリミティブ及びシャイニングミスティック(本編未登場)へのフュージョンライズ・スペシウムフラッシャーの発動 | 朝倉リク |
1 | ベリアルカプセル | 紫 | 右 | プリミティブ・ロイヤルメガマスター・トライスラッガー(本編未登場)・ダンディットトゥルース(本編未登場)へのフュージョンライズ | 同上 |
2 | レオカプセル | 赤 | 右 | ソリッドバーニング及びリーオーバーフィスト(本編未登場)へのフュージョンライズ | 同上 |
3 | セブンカプセル | 水色 | 右 | ソリッドバーニングへのフュージョンライズ・スラッガースパークの発動 | 同上 |
4 | ヒカリカプセル | 黄 | 右 | アクロスマッシャー及びフォトンナイト(本編未登場)へのフュージョンライズ | 同上 |
5 | コスモスカプセル | 白 | 左 | アクロスマッシャー及びマイティトレッカー(本編未登場)へのフュージョンライズ | 同上 |
8 | ギンガカプセル | 青 | 左 | ニュージェネレーションカプセルαへ融合 | 伊賀栗レイト |
8 | ビクトリーカプセル | 黄 | 左 | ニュージェネレーションカプセルβへ融合 | 同上 |
8 | エックスカプセル | 緑 | 左 | 同上 | 同上 |
8 | オーブ・オーブオリジンカプセル | 白 | 左 | ニュージェネレーションカプセルαへ融合 | 同上 |
8 | ニュージェネレーションカプセルα | 青/白 | - | ウルトラマンゼロビヨンドへのネオ・フュージョンライズ | 同上 |
8 | ニュージェネレーションカプセルβ | 黄/緑 | - | 同上 | 同上 |
9 | ゼロカプセル | 水色 | 右 | マグニフィセントへのフュージョンライズ | 朝倉リク |
12 | ウルトラの父カプセル | 緑 | 右 | マグニフィセント及びダンディットトゥルース(本編未登場)へのフュージョンライズ | 同上 |
17 | キングカプセル | 虹色 | 右 | ロイヤルメガマスターへのフュージョンライズ・最終話でのキング召喚 | 朝倉リク |
17 | ウルトラ6兄弟カプセル | 青 | - | ブラザーズシールドの発動 | 同上 |
17 | ジャックカプセル | 緑 | 右 | ランススパークの発動 | 同上 |
17 | エースカプセル | 水色 | 右 | バーチカルスパークの発動 | 同上 |
17 | タロウカプセル | 赤 | 右 | ストリウムフラッシャーの発動 | 同上 |
21 | ゾフィーカプセル | 黄 | 右 | 87フラッシャーの発動、ファイヤーリーダーへのフュージョンライズ(本編未使用) | 朝倉リク |
劇場版 | エボリューションカプセル | 白 | - | ウルティメイトファイナルへのアルティメットエボリューション | 同上 |
回想 | シャイニングウルトラマンゼロカプセル | 青 | 右 | シャイニングミスティックへのフュージョンライズ(本編未使用) | 不明 |
ウルトラカプセルナビにのみ登場
初登場話 | カプセル名 | 発光色 | 腕 | 使用用途 |
---|---|---|---|---|
7 | オーブ・スペシウムゼペリオンカプセル | 紫 | 左 | ブレイブチャレンジャーへのフュージョンライズ(本編未使用) |
16 | ウルティメイトゼロカプセル | 黄 | 右 | ノアクティブサクシードへのフュージョンライズ(本編未使用) |
20 | ルナミラクルゼロカプセル | 青 | 右 | ムゲンクロッサーへのフュージョンライズ(本編未使用) |
(※)スペシウムゼペリオンカプセルはOPにも登場したが、結局本編で出たのはオーブオリジンカプセルの方であった。
玩具限定
カプセル名 | 発光色 | 腕 | 使用用途 |
---|---|---|---|
ウルトラの母カプセル | 水色 | 右 | |
ジョーニアスカプセル | 青 | 左 | |
アストラカプセル | 赤 | 右 | リーオーバーフィストへのフュージョンライズ(本編未使用) |
80カプセル | 水色 | 右 | |
グレートカプセル | 赤 | 右 | |
パワードカプセル | 青 | 右 | |
ゼアスカプセル | 白 | 左 | |
ティガカプセル | 黄 | 左 | ムゲンクロッサーへのフュージョンライズ(本編未使用) |
グリッターティガカプセル | 黄 | 左 | |
ダイナカプセル | 青 | 左 | マイティトレッカーへのフュージョンライズ(本編未使用) |
ガイアカプセル | 黄 | 左 | |
ガイア(V2)カプセル | 黄 | 左 | フォトンナイトへのフュージョンライズ(本編未使用) |
アグルカプセル | 水色 | 左 | |
アグル(V2)カプセル | 水色 | 左 | |
コスモス・ミラクルナモードカプセル | 青 | 左 | |
ジャスティス(クラッシャーモード)カプセル | 赤 | 左 | |
レジェンドカプセル | 白 | 左 | |
ネクサス・ジュネッスカプセル | 黄 | 左 | ノアクティブサクシードへのフュージョンライズ(本編未使用) |
ノアカプセル | 白 | 左 | |
マックスカプセル | 青 | 右 | |
メビウスカプセル | 白 | 右 | ブレイブチャレンジャー、ファイヤーリーダーへのフュージョンライズ(本編未使用) |
メビウス・メビウスバーニングブレイブカプセル | 赤 | 右 | |
ストロングコロナゼロカプセル | 赤 | 右 | |
サーガカプセル | 白 | 左 | |
ギンガビクトリーカプセル | 緑 | 左 | |
エクシードX ベータスパークアーマーカプセル | 白 | 左 | |
オーブ・バーンマイトカプセル | 黄 | 左 | |
オーブ・ハリケーンスラッシュカプセル | 青 | 左 | |
オーブ・サンダーブレスターカプセル | 赤 | 左 | |
オーブ・オーブトリニティカプセル | 青 | 左 | |
オーブ・エメリウムスラッガーカプセル | 水色 | 左 | トライスラッガーへのフュージョンライズ(本編未使用) |
オーブ・オリジン・ザ・ファーストカプセル | 白 | 左 |
怪獣カプセル
怪獣カプセルを参照
立体物
前作のカードと同じく、玩具版は『ウルトラマンフュージョンファイト!』と連動しており、ゲームのデータをセーブしカードを強化する事ができた。
ただし残念ながらカプセルそのものに音声ギミックはないため、スイッチを入れても掛け声は鳴らない(カプセルを単体でリードする際の音声がその代わりというべきか)。
余談
実は『ウルトラカプセル』という同名のアイテム?は、既に過去作の『ウルトラマンA』の第44話『節分怪談!光る豆』という、オニデビル登場回(節分回)にて登場し、使用されている。
その時は、オニデビルが仕込んだ赤い豆を食べて力が出なくなってしまった北斗星司=ウルトラマンエースを治療する為、同じくウルトラ兄弟の兄であるウルトラセブンにM78星雲・光の国に呼び戻されて使用された。
こちらは描写や効果などから、治療用カプセルの一種であると思われる。
『A』のと思いっきり名前が被っているが、何せ44年も前のだから知らない世代や忘れているスタッフがいるのは想像に難くなく、これはある意味致し方ないであろうと思われる。
関連項目
カプセル怪獣:ウルトラカプセルの元ネタ?
獣電池:同様に細い円筒状の変身アイテム。玩具版で個別認識のピンが存在しているのも共通している。
フルボトル:こちらも円筒形容器の2本差しで変身する。
ベーターカプセル:ウルトラマンに変身するためのカプセル型アイテムの元祖
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