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「己を信じる勇気…それが力になる。これが本当の俺だ!」

『覚醒せよ、オーブオリジン!』


ジャグラー「この光は…!!?」


「オーブカリバー!!」


ジャグラー「その姿は……!!」


「俺の名はオーブ!ウルトラマンオーブ!!」


ナオミ「夢で見た……光の巨人…!」


「銀河の光が我を呼ぶ!」


データ編集

身長50m
体重5万トン
飛行速度マッハ8.5
走行速度マッハ3
ジャンプ力800m
水中潜行速度マッハ2.5
地中潜行速度マッハ2.5
腕力8万7千トン
握力6万7千トン

概要編集

君を取り戻せ

第17話「復活の聖剣」より登場した、オーブの本来の姿。つまり元々の基本形態にあたる。

これまではオープニングや本編の回想シーン・変身シーンにて強い光に包まれた姿でのみ登場してたため、はっきりとは見られなかった姿である。

ウルトラマンフュージョンファイト!』での属性は「光」(青属性)だが、実際には闇の属性も併せ持っている。光輝く剣『オーブカリバー』を専用武器とする。


オーブオリジンVSマガゼットン

オーブ=ガイある理由からその強大過ぎる力を振るう事を恐れ、この姿で戦うことができなくなってしまっていた。

しかし第17話にて己を信じる勇気を取り戻したことで、再び変身が可能になった。

自分を信じる心を取り戻した表現か、ガイはこの姿になって初めて自らを『ウルトラマン』と名乗っている。


(今更だけど)ウルトラマンオーブお疲れさんです

こちらが本来の姿であるため、登場以降のOPではスペシウムゼペリオンに代わって中心に据えられるなど基本形態が変わったという扱いをされている。


ウルトラファイトオーブ』や『UGFニュージェネレーションヒーローズ』などの本編以降の作品では、敵の攻撃でフュージョンアップが解除されると本形態になる。


飛行ポーズは初代ウルトラマンと同じ手を正面でつけるタイプ。また、ファイティングポーズも初代ウルトラマンのような腰を落とした姿勢を取り、肉弾戦も初代ウルトラマンのような泥臭いスタイルで行う。


変身プロセス編集


オーブ、お疲れ様!

オーブオリジンのウルトラフュージョンカードをリードした後、出現したオーブカリバーをオーブリングでリードし、その後オーブカリバーのリング(カリバーホイール)を回しトリガーを引くことでこの姿へ変身する。


オーブカリバー入手前、初変身である第17話ではオーブオリジンのカードをリードし、それに呼応するかのようにゼッパンドンの一部を構成しているマガオロチ)の尾の部分から眩い光を纏ったオーブカリバーが出現。オーブのカラータイマーに入り込み、インナースペースにようやく出現するという演出。


各フュージョンアップ形態変身時は諸先輩方を連想するSEや巨大化シーン(=ぐんぐんカット)が使われたが、本形態では当然オリジナルであり、メロディはガイが吹くオーブニカの別アレンジ。

風来坊とキャップオーブオリジンくん

なお『劇場版』や『ウルトラファイトオーブ』では登場タイミングの関係でぐんぐんカットが無い。『ジード劇場版』にて撮りおろし再披露となったが、そこでもぐんぐんカットはスペシウムゼペリオンに譲っている。


本編ではフュージョンカード、オーブカリバー、オーブリングの三つを用いて変身しているものの、オリジン・ザ・ファーストの変身プロセスを鑑みると、本来はオーブカリバーのみで変身が可能であり、『ウルトラマンオーブTHE_CHRONICLE』などでは実際にオーブカリバーのみの変身を披露している。

また『ジード劇場版』や『タイガ劇場版』ではオーブカリバーを呼び出した後、「オーーーブ!!」と叫びながら掲げるという本編とファーストの折衷のような変身スタイルがとられている。


能力編集

オーブカリバーの土・水・火・風、そしてオーブ自身が持つ光と闇の6属性を自在に操ることができる。フュージョンアップ形態は実質全てがこの属性のいずれかに該当するため(本編だけ見ているとわかりにくいが、『ウルトラマンフュージョンファイト!』のゲームシステムを知るとわかりやすい)、実質的には全てのフュージョンアップ形態が持つ属性の力を行使できる事になる。その力はフュージョンアップ形態では適わなかったゼッパンドンを終始圧倒するほど。


しかし、カリバーを抜いたオーブオリジンの身体能力そのものはスペシウムゼペリオンと比べるとジャンプ力を除いて若干良い程度でしかない。加えて、オーブカリバーに頼らない素の能力はフュージョンアップ形態のような尖った能力を有していない。

オーブカリバー自体もかなりの重量級の大剣であるので取り回しが悪く、使用を封じられやすい事も相まって、肉弾戦に持ち込まれてしまうと苦戦する事が多かった(とはいえハリケーンスラッシュと互角に近い戦いをしたハイパーゼットンデスサイスの再生個体相手に肉弾戦でも張り合っている)。このため、状況や相手によってはフュージョンアップ形態の方が有利になる時もあり、活躍する場面はフュージョンアップ形態を経由したフィニッシャーとしての役割が多い。

純粋な肉弾戦などオーブカリバーを使わない時はフュージョンアップ形態で戦っているようだ。フュージョンアップ形態を手にする前も、最初からオーブカリバーを使わずに肉弾戦をしていたようであり、そういう意味でもオーブカリバーは「ここぞという時の切り札」として扱われているのがわかる。(例として、腕力と握力ではサンダーブレスターに劣っており、実際にハイパーゼットン戦ではサンダーブレスターで追い詰め、撃破している。)

また、『フュージョンファイト』スペシャルムービーや『ウルトラマンタイガ』1話など歴代戦士と共演する際はポーズを揃えやすいからかオーブカリバーなしで戦う事もある。

以上のことから、「最強タイプだが基本タイプでもある姿」と言える。


『ジード劇場版』においては、オーブカリバーを使う為か、あるいはトリニティの能力を使うだけの力が残っていなかった為か、オーブトリニティから本形態に再変身した(撃破時にはカラータイマーが点滅していたが、再変身直後はまだ青かった。)。


ちなみに、ガイ役の石黒英雄氏は劇場版の宣伝として深夜番組『一夜づけ』に出演した際、フュージョンアップを使い続ける理由を「楽だから」と答えている。


容姿編集

ウルトラマンオーブ オリジン

イラストを見れば分かる通り、スペシウムゼペリオンからティガの要素を除いたような容姿。あるいは、オリジンと同じく光と闇の属性、および銀・赤・黒の配色を持つサンダーブレスターをよりヒーロー然に全振りしたような姿。

オーブの全フュージョンアップ形態で共通する黒いカラーリングが占める割合は、サンダーブレスター、オーブトリニティと並び特に広い。

額のクリスタルの色は水色(上述したように青属性なのだが、同じく青属性のハリケーンスラッシュより明らかに薄い)。


誰の力も借りていない本来の姿という設定のためか、強化形態に相当する姿でありながら「強化されるにつれて基本形態より派手になっていく」という一般的な特撮主人公キャラの風潮とは真逆の非常にシンプルな容姿になっている(さすがに昭和ウルトラマンと並べれば黒の面積の広さもあって派手な印象であるが)。


ちなみに「ウルトラマンオーブ」という作品において全形態で最初にデザインされている。TV本編に登場するすべてのフュージョンアップはこのオーブオリジンに元のウルトラマンの意匠を落とし込む形でデザインされており、文字通りオーブのオリジンという姿である。


必殺技編集

  • オリジウム光線

復活の聖剣ULTRAMAN ORB / ORB ORIGINオーブ×怪獣娘 第1期 第2話 vsマガバッサー

必殺光線。

本編では最終話で下記のオリジウムギャラクシス内で使用。

ウルトラマンフュージョンファイト!』では、カラータイマーの前で両手で円を作ってから十字に組んで放つという演出になっており、本編でも同じ演出がなされた。

トリプルオリジウム光線!

ウルトラマンR/B』ではロッソブルオーブリングNEOを使用することで、強化技であるトリプルオリジウム光線を使用。この際、2人の背後にオーブオリジンのビジョンが出現し、共にオリジウム光線を放つという演出が取られた。

ウルトラマンタイガ』第1話では、トレギアを後ろから追うロッソ、ブルの光線に続いて動きを先読みして放つも、避けられてしまった。


  • オリジウムソーサー

ハイパーゼットンデスサイス・リザーバーとの戦いで使用。

見た目は初代ウルトラマンの使う八つ裂き光輪とそっくり。


オーブカリバーを使用して放つ技編集

解き放て、オーブの力!

オーブカリバーオーブリングに読み込ませ、「解き放て!オーブの力!」という音声と同時に力を解放し、オーブカリバーのリング部分を高速回転させトリガーを引くことで発動する、オーブカリバーの4つの属性、そしてオーブ自身が宿す光と闇の力を合わせて放つ虹色の最強必殺光線。


マガゼットンとの戦いではその威力を制御できず無用な被害まで出してしまったが、オーブオリジン復活後は問題なく制御しゼッパンドンを倒した。

また、ほんの僅かに浴びせただけでもメトロン星人タルデ(ラウンドランチャー)に致命傷を与え撃破に追い込んだほど。


  • オーブフレイムカリバー

覚醒せよ!オーブオリジン!

リング部分を回して火属性の紋章の部分で止めてトリガーを引き、円を描くことで巨大な火の輪を生み出し、それが回転してできる火の玉で相手を拘束してオーブカリバーで切り裂く。

第18話ではベムラー(強化)を倒した。第23話では巨大化したジャグラスジャグラーに対して使用したが、火の玉を蛇心剣で切り裂かれてしまった。


  • オーブウォーターカリバー

リング部分を回して水属性の紋章の部分で止め、トリガーを引き刃に纏わせた水の力で相手を包み込み、動きを止めてからオーブカリバーで切り裂く。

魂を浄化する作用もあるらしく、第19話では紅蓮騎怨念を消し去り、成仏させた。


  • オーブウインドカリバー

リング部分を回して風属性の紋章の部分で止め、トリガーを引きオーブカリバーを振るう事で巨大な竜巻を起こし、相手を上空に巻き上げる。

メトロン星人タルデ(ラウンドランチャー)に大ダメージを与え、その円盤を撃破した。


  • オーブグランドカリバー

ウルトラマンオーブ・オーブオリジン

リング部分を回して土属性の紋章の部分で止め、トリガーを引き地面に突き立てることで、地を這いながら円を描くような動きで敵に向かう光線を2発同時に放つ。

サンダーブレスターのゼットシウム光線さえ通じなかったゼッパンドンシールドを容易く破る威力を持つ。威力自体はオーブカリバーの4属性技の中で最も高く、『ジード劇場版』や『UGFニュージェネレーションヒーローズ』など客演時にも度々使用されている。


  • カリバーシールド

メトロン星人タルデとの戦いで使用。

オーブカリバーからシールドを展開し、身を守る。

円盤とラウンドランチャーの同時攻撃を防いだ後、タルデにぶつけて連携を破った。


  • コンビネーションO-50

ウルトラマンフュージョンファイト!で使用されたキズナ必殺技。

ジャグラーが先陣を切り、連続斬りで敵を足止め、オーブオリジンが飛びかかってトドメの一撃を浴びせる。



先行公開編集

初登場の第17話は2016年10月29日放送であったが、それに先行して10月1日に公式サイトおよび公式Twitter上で公開され、同時期のイベントでも先行公開されていた。

ただ、一部の児童誌では本編放送前から掲載されてしまうという盛大なネタバレが行われてしまっていた。また、番宣ポスターでは上方に一部分だけだが光で包まれていない姿を見せている。そのような点では、ウルトラマンオーブは放送前に登場するすべての形態の姿が明かされていた稀有な特撮ヒーローだったといえる。


オリジン・ザ・ファースト編集

2016年12月26日よりAmazonプライムビデオにて配信されている『ウルトラマンオーブ THE_ORIGIN_SAGA』では、異なる姿のオーブオリジンが登場する。


関連イラスト編集

ORB ORIGIN~聖なる剣を抱きし、光の巨人~

俺の名は「覚醒せよ 光の戦士」


関連動画編集


関連タグ編集

ウルトラマンオーブ オーブ(ウルトラマン) オーブカリバー クレナイ・ガイ

スペシウムゼペリオン サンダーブレスター

ライトニングアタッカー エメリウムスラッガー オーブトリニティ


最強タイプ:販促的な立ち位置は最強タイプなのだが、新世代ヒーローズのTV版最強形態を集めたDXウルトラメダル ウルトラレジェンドセットEX02(商品説明では強化形態表記)ではオーブ自体がラインナップされていない(劇場版形態を集めたEX03にはオーブトリニティがいる)

基本タイプ:本来の姿である事と劇中での扱いから、現在ではこちらの方が適切かもしれない。


ウルトラマンノア:本来の姿ではあるが、本編において最強形態のような扱い。こちらも本来の姿を失った状態(ネクストネクサス)で戦い抜いたという共通点がある。こちらは最終回でようやく力を取り戻したものの、オーブと異なり以降の作品において再び弱体化した可能性が示唆されている。


エンペラーフォーム ライナーフォーム 究極大獣神:本来の姿が最強形態。ライナーフォームに至っては取り回しが良いとは言えない重さのある大剣を使用する点も似ている。

Oカリバー・DKソード


ウルトラマンオーブダーク:オーブの力をお借りするウルトラマン。


新世代ヒーローズ基本形態編集

ウルトラマンエックスオーブオリジンプリミティブ


新世代ヒーローズ強化形態編集

ウルトラマンエクシードX/ハイブリッドアーマーオーブオリジンロイヤルメガマスター/マグニフィセント(ウルトラマンジード)/ギャラクシーライジング

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