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ジャグラスジャグラー

じゃくらすじゃくらー

ジャグラスジャグラーとは、『ウルトラマンオーブ』に登場するオーブの宿敵。
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「オーブ。お前は希望の光か、それとも底知れぬ闇…かな?」
「恋は矛盾に満ちている。謎が多いほど、危険が多いほど強く惹かれ虜になっていく。まるでこの世界そのものだ…」
「お前の吹くメロディーよりもっといい音色を聞かせてやる!魔王獣の雄叫びを!!

演:青柳尊哉

概要

ジャグラスジャグラー


クレナイ・ガイことウルトラマンオーブの宿敵である謎の青年。

格闘の技術はガイと互角以上で、刀のような武器:蛇心剣を所持している。
また、理由は不明だがガイが吹き鳴らすオーブニカの音色を酷く嫌っており、聞いただけで頭痛を起こしてしまう(ただしこの症状はジャグラーに限ったものではないようで、単純な好き嫌いではない様子。また、ジャグラー自身が普通に口ずさんでいた事もあった)。

スマートなスーツを着用し、身のこなしや話し方も優雅で、夢野ナオミを初対面でいきなり口説き落としにかかるなど、第一印象はどこか気障で飄々とした雰囲気の青年だが、反面、目には狂気を宿しており、オーブと魔王獣たちとの戦いの裏で暗躍し、ガイの変身アイテムである『オーブリング』と酷似した『ダークリング』と『ウルトラフュージョンカード』に酷似した『怪獣カード』を使い、かつてウルトラ戦士たちの手によって封印された魔王獣たちの復活を目論んでいる。

計画を邪魔しようとする者はたとえ人間であっても容赦せずマガグランドキングを復活させようとしていたところを目撃したナオミを始末しようとしたこともあった。

一方で、マガパンドンとオーブの戦いを見物していた際、熱波を防ぐために日傘サングラスでばっちり防暑対策をしていたり、自分が言おうとしたことを玉響姫に先に言われてしまい、「だからァ、それを、俺が言おうと思ってたんだよ!」拗ねながら料理を食べるなど、茶目っ気あるシーンを見せたこともある。

オーブが魔王獣に敗北した際や実力を出し切れていないと感じた時には普段と違う雰囲気となり、他のウルトラマンの力を借りなければ変身できないガイの事を皮肉り、「俺は本当のお前と戦いたいんだ」と発言するなど、まるでオーブに全力で戦うことを望んでいるかのような一面が伺える。ガイとの直接対決では蛇心剣を使わず素手での殴り合いに徹したり、第10話では決着を付けようと宣言した彼に対して試すように怪獣をぶつけたりなど、全力を出せていないオーブ=ガイ相手にはわざと本気を出していないようなそぶりも見せている。
また、第11話で敗北したガイからウルトラフュージョンカードを奪いながらも、後に自身の負けを認めると素直に返すなど、妙に潔い一面も見られる。

他にも、度々ガイのことを(皮肉込めた言い方ではあるが)かっこいいと評しており、逆に彼が第11話で敗北を喫した際には失望したかのように「なんかお前かっこ悪いよ」と言い放つなど、ガイに対して憧れのような感情を抱いているような節も見られるが、真意は不明。

ガイとの関係

オーブ=ガイとは面識があり、浅からぬ因縁のある人物らしいが、過去に彼らの間に何があったのかは当初は明らかになっていなかった。

第6話にてメトロン星人タルデの口から「かつて光の勢力に属していたことが明かされており、さらに第8話でナオミが見た夢では自身を助けたのがジャグラーかと思ったらガイだったという2人が同一の存在であるかのような描写があり(最終話で明かされたことを鑑みると、これは過去にナターシャを助けたことへの付箋であったと考えられる)、過去作も相まって様々な憶測を呼んだ。

そして、中盤以降断片的ながら彼らの過去と関係があるような描写がなされるようになり、第10話では「光に選ばれたオーブ、闇に魅入られたジャグラー」という関係や、かつて銀河の果てで両者が決闘を行ったらしいことが明かされている。

オーブさん#11話


第11話ではいつものようにガイとシリアスなやり取りを続ける中、ナオミの母・夢野圭子の乱入でペースを崩され「なんだっけ?」「あ、ああ…」や「っておい聞いてるのか」「ああ、悪い」という因縁の相手とは思えない軽いやり取りを繰り広げていることから、ガイとは旧知の間柄である可能性が示唆されていた。

その後、第20話にて、ジャグラー本人の口から、かつて自身とオーブが同じ勢力に身を置いており、互いに切磋琢磨しあう間柄であったことが語られ、さらに実力ではオーブを上回っていながら光に選ばれなかったことをやっかんでいるような発言もあった。その後、第23話の回想シーンにてその時の出来事が断片的ながら描写されており、自らが光のリングに触れても拒絶された中、ガイが自らの目の前でに選ばれてオーブの力を手にする様子を目にして驚愕する様子が映し出されていた。

そして、インターネット配信のスピンオフ作品『THE ORIGIN SAGA』にて、ついに彼とガイとの過去が明らかとなり、元は同じ光の勢力に属する戦友として、宇宙に脅威をもたらす存在との戦いに身を投じていたことが明らかとなった。
後に完全超全集にて、エピソード10構想の第3章「ブラックホールを盗んだ男」編でガイへの嫉妬心が最高潮になった彼に「宇宙で最も邪悪な心を持つ者のもとを巡り、持ち主の能力を増幅させる」ダークリングが現れ、持ち主に選ばれたことが判明する。

活躍

大魔王獣の復活

、そして
 これですべての魔王獣は揃った。残るは……“黒き王”の力のみ…」

第1話の時点から、倒された魔王獣をカード化して入手する描写があったことや、第3話で「最後の1枚もこの調子で頼むぜ、オーブ」と発言していたことから、ジャグラーは魔王獣を復活させて破壊活動を行わせることを目的としているわけではなく、オーブに魔王獣を倒してもらうことでその力を手に入れ、それを何か別の目的ために使おうとしているらしいことが窺えた。

さらに、第4話では魔王獣だけでなく、それよりもさらに強大な存在である“黒き王”の力をも欲しているらしいことが明らかとなった。

すべての魔王獣の力を手に入れた後は、“黒き王”の力を手に入れるべく、惑星侵略連合とも接触。惑星侵略連合の円盤に出入りし、怪獣カードでポーカーに類似したゲーム(カードの属性や「キング付いている怪獣」のように名前で役を作る)に興じていた。
一応、メンバーに対しては敬語で接しているが、連合の侵略方法を小馬鹿にするような発言をしたり、刀と銃を向け合うなど信頼関係のようなものは皆無であり、連合側からも後述の前歴から寝首をかかれることを懸念されていた。

「策士策に溺れるとはこのことだ。ノストラ、あんたの時代は終わりだ!!」

第10話にて真の目的は黒き王そのものではなく、その力を用いて大魔王獣マガオロチを復活させることだと判明。ジャグラーは、惑星侵略連合の仕掛けた罠を逆に利用し、メフィラス星人ノストラナックル星人ナグスを殺害した上で6枚の魔王獣カードに加え黒き王…ウルトラマンベリアルのフュージョンカードの強奪に成功。マガオロチ復活に向けて本格的に動き出すことになった。

第11話ではマガオロチを復活させた直後、ガイから「お前の目的は俺だろ!」と言われる、倒れたガイからフュージョンカードホルダーを奪い高笑いを浮かべるなど本当に真の目的がマガオロチの復活だったのかどうかが不明となるような描写が見られた。また、理由は不明だが、カードホルダーを奪い取る際に手が震えている描写がある。

第12話では、カードを取り戻しに来たガイを痛めつけ、「自分の負けを認めて、俺の勝ちを称えろよ」と勝ち誇る。
しかし、活動を再開したマガオロチに対して、オーブが闇の力であるベリアルのカードを使ったことに対して驚愕、圧倒されるマガオロチを目にして「なんでだよガイ!なんなんだよ!!一度くらい俺に勝たせろよ!この野郎ォ!!」と駄々をこねるかの如く悔しがるが、彼の願いもむなしくマガオロチは撃破されてしまう。この際あまりの悔しさからか発狂に近い絶叫の声を上げていた。

オーブさん#12話


戦いの後、自らの負けを認めたうえで、ガイにカードを返却。しかし、同時に「所詮おまえも俺と同類だ。楽しめ」という意味深な発言も残し、ガイが闇の力に手を染めたことをどこか喜んでいるような素振りを見せながら姿を消していった。

ガイ=オーブの闇落ち

第16話では北欧のルサールカを訪れていたガイの前に現れ、あらかじめ回収していたマガオロチの尻尾とゼットンパンドンの怪獣カードを超合体させ、合体魔王獣ゼッパンドンを生み出し、自らも一体化してガイに襲い掛かりオーブを苦しめたが逃亡されてしまった。
また、この際、「ベリアルが新しいお前を引き出してくれたじゃないか。それがお前の本当の姿だ」「闇の力を頼りこのまま滅びるか、闇に落ちるか、お前にはそれしかないんだ!」とオーブを闇の勢力に引き込むことを画策しているかのような発言をしている。
その後は白衣を着た医者の姿で蛇心剣を引きずりながらナオミの病院に出現し(この時の病院は昼間なのに暗い事に加え、彼の後ろに人間らしきものが二つ倒れているのが確認できる)、寝ているナオミに刃を向けた。

「夢野さぁん、診察ですよ…」

続く第17話で暴走しても尚オーブを信じるナオミを殺害しようとするが、間一髪のところでガイに阻止される。その後再びゼッパンドンと超合体し、自らの目論見通りサンダーブレスター形態で現れたオーブと戦闘し、これを苦しめるが、オーブが本来の力を取り戻してオーブオリジンへと変身したことで形勢が逆転。ゼッパンドンを倒された上にダークリングも消滅してしまい、絶望のあまり発狂じみた絶叫を上げていた。

地球滅亡の画策

しかし、ここで終わってしまうような彼ではなく、続く第18話では、満身創痍の状態で夜道を逃走していたシャプレー星人カタロヒの前に突如出現し、彼を斬殺。不敵な笑みを浮かべている。

最高かよ・・・


ちなみに、前話まではスーツに身を包んでいたが、このエピソードからよりワイルドな服装へと着替えている。

第19話でも登場し、ナオミが心の奥底で親友の陽子の悲劇を望んでいると見なして彼女を闇に誘おうとしたが、この時の言葉をガイには「珍しく良い事を言った」と受け取られ、「本気で願えば運命は変えられる」という意味であると(勝手に)解釈された。

続く第20話ではノストラとナグスの敵討ちに燃えるメトロン星人タルデに蛇心剣を奪われた上に重傷を負わされ、ナオミに介抱される。ナオミに自らのガイ(オーブ)との因縁を語って理解を得るが、これはナオミを危険に晒す事でオーブにタルデを倒させ、蛇心剣を取り戻すための策略であり、タルデの死後に蛇心剣を取り戻した際にナオミの善意をあざ笑い、彼女に「最低…!」と評された。この時のジャグラーの下衆っぷりはこの人といい勝負である。

「ア〜ハッハww 名演技だったろ?ハッハッww 弱った男の身の上話を聞かされれば、お前みたいな女はイチコロさ♪」
「おおぉ〜ww俺を必死で庇った場面はww……傑作だったぜ」
「おかげでこの剣を取り返すことができた。最っ高の気分だ♪」
「じゃあねぇ♪ウハwウハハハハハハwww」

その後、蛇心剣を通じて地球の奥底に眠っている闇の力の存在を知り、狂喜していた。

第23話では第20話で感じ取った闇の力を蛇心剣に吸収させて放つ特訓(この結果としてビルに亀裂を入れる事件を起こしており、SSPからは伝承に残るかまいたちに似た怪獣、カマイタドンの仕業なのではないかと推測されていた)を重ね、必殺剣「蛇心剣・新月斬波」を極める。その後目元に隈ができた状態でガイの前に現れ、雌雄を決するべく蛇心剣を通じて闇の力を取り込んで巨大な魔人態となりオーブと対決。その後、オーブとの戦闘で敗北。渋川一徹と多数のゼットビートルに包囲されビートル隊に捕縛される事となった。しかしそれでもなお、狂気を含んだ笑みを浮かべていた。

その後、第24話では拘束されていたビートル隊本部にて、菅沼長官に対して地球の地下に闇の力の正体たる最強の魔王獣マガタノオロチが眠っており復活の時が近いこと、一度復活を許せば地球のあらゆるものが食い尽くされることを忠告し、一刻も早くマガタノオロチに攻撃を加えるよう告げる。
ガイやナオミはこれまでのジャグラーの行動から、彼が地球人に手を貸すようなことをするはずがなく、これが何かの罠であることを見抜くが、時既に遅く、ビートル隊は活動を再開し始めていたマガタノオロチに大陸間弾道ミサイル:スパイナーR1による攻撃を行ってしまう。ミサイルの熱エネルギーを吸収したマガタノオロチは遂に復活を遂げて暴れ出し、駆けつけたオーブの攻撃をもものともせずに逆に彼を敗退させる。
時を同じくして、ジャグラーも混乱に乗じて脱出(この時、物語前半で着ていたスーツを再び着用している)。その後マガタノオロチに敗北し倒れたガイの前に現れ、彼の目前でナオミを蛇心剣で斬りつけたのだった…

「そうだ…! しっかりしろ、ガイ! 実に…実に勇気ある戦いだった!
 だが、まだ終わりじゃないぞ?…いや、終わらせない! 本当の地獄は…こんなもんじゃないぞ!! 」

捨てきれなかった光

おつかれさまでした


しかし、ナオミは意識を失っただけで死亡はしておらず、第25話で、ナオミを人質にしつつ全ての終わりを確信し、ガイに闇こそが永遠であることを知らしめようとする。

しかし、そこにマガタノオロチの攻撃を受けたゼットビートルが墜落し、その時に咄嗟にナオミを庇ってしまう。その時、ガイからかつてナターシャも救っていた(この時は訳もわからずに救った自分に驚き、何も言わずに逃げてしまっていた)事を指摘され、光を捨て切れていなかった事を逆に突き付けられてしまう。

ウルトラマン オーブ


これを知った事により意気消沈するが、ナオミの叱咤激励で明日を迎えるためにマガタノオロチを倒すことを決意、再び巨大な魔神態となって苦戦するオーブに加勢する。
戦闘の最中、マガタノオロチの触手に捕まるが、逆にマガタノオロチを取り押さえて動きを封じ込めオーブに止めを刺すよう促す

「俺と一緒に撃て!!」
「撃てぇぇぇーーーッ!! ウルトラマンオーブ!!!」

ジャグラーの叫びを聞いたオーブは意を決し、ウルトラ戦士たちの力を結集した、渾身のオーブスプリームカリバーを放ち、遂に強敵マガタノオロチを撃破する。

「じゃあな…」

マガタノオロチの爆発に巻き込まれたジャグラーだったが、ちゃんと生き延びており(これには、オーブがオーブスプリームカリバー発射時にジャグラーが助かるよう狙いを調節していたためではないか、という考察がある)、最後は旅立って行くガイを人知れず見送っていた。

劇場版

「いろいろあって俺、就職したんだ」


絆の力、おかりします!』にてムルナウの配下として登場。
彼女の洋館の執事として勤めているが…。

以下重要なネタバレにつき未見の方は注意
















実はムルナウの洋館の執事になっているのは、彼女からダークリングを奪い取る為だった。ガイが落としたエクスデバイザーを拾った後、洋館に乗り込んで来たSSPに協力。見張りの宇宙人を切り倒し、捕らわれていた大空大地を救出。その後魔人態となってムルナウからダークリングを取り戻す。
デアボリックとの戦いでは再びゼッパンドンをオーブと同じ変身の仕方で、変身し「オーブを倒すのはこの俺だ。他の奴らに取られるわけにはいかない」という前々作のライバルキャラのような名目でオーブトリニティを援護すべく参戦。しかし、SSPをガッツ星人ドッペルに人質にされた隙を突かれ、ヒッポリト星人カリストテンペラー星人バチスタの前に敗北。この時、「正義の味方って、めんどくせえ…」と呟いていた。
戦線離脱後はガッツ星人ドッペルから逃げ出していたSSPと渋川を助け、手にしたダークリングに別れを告げるかの如く「ダークリング…愛してるぜ…」と呟いた後、蛇心剣でダークリングを異空間に飛ばした。
事件解決後、ガイやシンやジェッタがいた銭湯で入浴しており、ガイに「先に上がるぞ」と告げつつ銭湯の店主に一礼して去って行った。

なお、本作のジャグラーが一番初期案のジャグラーに近いようだ。


THE ORIGIN SAGA

ファーストミッション

本編の前日談である『THE ORIGIN SAGA』では、狂気じみた面は見せず、ガイの良き相棒となるが戦士として非情な面も持っており、犠牲者を出さずに戦いたいというガイの理想を「夢物語」と否定する面も見られた。
ガイと共に惑星O-50を訪れたジャグラーは、戦士の頂の頂点にある光に手を伸ばすが、光はガイを選び、彼は拒絶されてしまった。
自分より実力は劣っているはずのガイが何故選ばれたのかと悩んでしまうが、早い段階から割り切り、相棒として戦闘慣れしていないガイをサポートする。
惑星の移動中にクグツベムスターに襲われている王立惑星カノンの宇宙船スザーク号を発見し、搭乗者であるカノンの近衛兵ミコットとリッカを救出。ガイにペースを崩されながらも、ベゼルブの巣窟である惑星ザインに向かう。
道中自分の剣技である「蛇心流」を見たミコットに憧れを抱かれ「師匠」と呼ばれてしまうが、「所詮は人の命を奪う技術」と突き放してしまった。この時ミコットから「心に穴がある」事を見抜かれ、誰に裏切られたのかを問われた際「自分自身」と答えている。

闇への転落

ザインに潜入後、自分を慕うミコットに少しずつ好意的に接するようになるが、ベゼルブからミコットを庇いクグツを受けて操られてしまう。
助かりはしたものの、敵に操られてしまった事やガイが自分のサポート無しでも戦えるようになった事や訓練で手を抜かれた事が重なり、大きな劣等感を抱えてしまう。
惑星カノンにて戦神を手に入れるためにサイキが送り込んだベゼルブの大群にミコットやリッカ、カノンの兵士たちと協力して撃破していく。
ベゼルブに操られた戦神を救うためにミコット共に命の樹から果実を取り、その力で戦神を浄化しアマテ女王を助け出した。
だがその直後に出現したベゼルブに覚えたての蛇心流で立ち向かうミコットを制止するも、ミコットはベゼルブに殺されてしまった。
彼女の死にジャグラーは大きく動揺。怒りに身を任せ、ベゼルブを次々と倒していく。

「力だ……力があれば……!」
「むざむざ、目の前で……俺にもっと、力が……!」

遂にジャグラーは魔人態へと変貌。自分の姿を見たジャグラーは、騒乱の元凶である命の樹を、庇おうとしたアマテ女王もろとも蛇心剣で斬り倒した。
仲間を守れず、自分は戦いを止めたのに誰からも感謝されず、それどころか女王を攻撃したことで国を敵に回し、共に戦ったアスカ・シンからも「それは光の戦士の戦いじゃない」と否定され、自分自身に疑念を抱く。
そしてガイに「もうお前のサポートはしない」と言い渡し、一人カノンを去っていった。

それからは単独で行動を始め、密かにベゼルブを倒す等影ながら手助けしていた。
ジャグラーがいつダークリングを手にしたのか、なぜTV版のような狂気じみた性格になったのかは、本作では最後まで描かれずじまいだった。

エピソード10構想

「命の木」事件でガイと離別したジャグラーはその後、傭兵として様々な惑星の戦争に参加しつつ、心の闇を大きくしていく。2度ガイに一騎打ちを仕掛けるが全て敗北に終わり(そして何故か女性の追っかけができる)、とある惑星でテロを起こした際ガイの弟分であるショーティーの命を奪った事でガイの怒りを買ってしまい、完全に決裂する。
宇宙連邦に拘束されたものの脱走し、戦士の頂の頂点にてガイがオーブリングを与えられるのを目にし、ガイへの嫉妬心が最高潮に達した時、ダークリングが現れて持ち主に選ばれる。その後は魔王獣討伐のため地球をさすらうガイに影のように付き纏い暗躍していくようになる。

ちなみに、第4部目となる「激闘!イシュタール文明」編において、ヌル・ラ・ホテップというどこかで聞いた事のあるような邪神っぽい偽名を名乗り、マガ教団の司祭という、これまたどこかで聞いた事のあるような某邪神の貌の1つのような立場で、闇ノ魔王獣復活の為に暗躍していた事もあるらしい。
そしてイシュタール文明を壊滅させたのを皮切りにダークリングに怪獣カードを集めさせ、ガイへの復讐の機会を伺っていた。

最終となる第10章でも相変わらずガイに付き纏うようである(そんなジャグラーもストーキングされているのだが)。

無幻魔人ジャグラスジャグラー

JaJa


OP映像および第1話では一瞬だが背後に巨人のようなシルエットが映し出される描写があり、早い段階から人間態とは別に怪人態(本来の姿)が存在することが示唆されていた。

上記の「かつて光の勢力に属していた」という過去や、ウルトラマンと対になっているかのような数々の演出から、様々な憶測を呼んだが、10話にてついにその全貌が明かされることとなった。

玩具オリジナルの怪獣カードでは闇属性
ただし、他の闇属性のマークと違い、文字の周りの色は紫ではなく銀で、
縁の色がダークリングの様に赤く染まっている。

ジャグラスジャグラー アーリースタイル

ウルトラマンフュージョンファイト!』第4弾にて発表された姿。TV本編で胸にあった三日月状の傷が無い。ゲームオリジナルのカードでは属性が光属性になっている。
TV本編において最終回のナターシャを助ける回想シーンで一瞬だがその姿を見せ、『THE ORIGIN SAGA』にて本格登場。
オーブにおけるオリジン・ザ・ファーストに相当する姿と思われる。誕生の経緯はTHE ORIGIN SAGAの項を参照。

余談

クールな外見と、それに似合わぬ狂気的な性格や言動、それを見事に熱演した青柳氏の演技力の高さなどから、敵キャラクターであるにもかかわらず、ガイ=オーブに匹敵するほどの人気を誇っている。ちなみに、これについてガイ役の石黒氏も生放送で「ジャグジャグの人気が出て嬉しい」「サブキャラの人気が出る作品は良い作品」とコメントしている。

これを受けてか、2016年11月19日には、Twitter上にて、青柳氏が『オーブ』放送終了後の1時間の間に投稿された質問にすべて答えるという前代未聞の企画が行われた。

この際、かなり多くの人から「ジャグラーはオーブと戦っていないときは何をしているのか」という質問が出され、青柳氏は「修行してるんじゃないの」と答えているが、実際に第23話では特訓している様子が映し出されており、それがあながち間違いでなかったことが判明した。

最終回直前にニコニコ生放送で配信された特番にもガイ役の石黒英雄と共にゲストとして出演。テレビ本編からは想像もできないようなはっちゃけぶりを披露してくれた。

また、石黒氏を差し置いて、青柳氏がジャグラー役で出演するヒーローショーが行われたこともあり、その後、ファンを対象とした握手会(通称「闇タッチ会」)が開かれた。

闇タッチ会in名古屋 レポ



ガイのみならずナオミに対しても執着しているような素振りを見せていることや、そのエキセントリックな言動から、二次創作では変態キャラにされていることも多い。実際、最終回放送直前に行われたニコニコ動画の生放送では、出演者の飯田里穂から、「ジャグジャグじゃなかったら犯罪だよ」と言われてしまっている。

ザンドリアスちゃん



独特の甲高い笑い方が特徴だが、演じている青柳氏曰く、「普段からあんな感じの笑い方」とのこと。

ジャグラーを発案したのはシリーズ構成と脚本を担当する中野貴雄氏。ガイのコンセプトが“風来坊”であったことから、「風来坊には好敵手がつきもの」ということで設定されたキャラクターらしい。

またゲゲゲの鬼太郎ねずみ男ルパン三世峰不二子のような「敵にも味方にもなるトリックスター」としても位置付けられており、劇場版での立ち位置が一番イメージに近いらしい。

また、中野氏のツイートによると、最初は単に「ジャグラー」という名前になるはずだったが、これでは版権を取るのが難しいだろうという判断から「ジャグラス」という名前に変更され、最終的に「結局もういいよ面倒臭いジャグラーで!という話になって『ジャグラス・ジャグラー』という『マジョリカ・マジョルカ』みたいな名前になっちゃった」とのこと。

ちなみに、ファンや脚本家からの愛称は「ジャグジャグ」。上記の生放送にて共演者だけでなく青柳氏自らも発言していたあたり、今では半公式の呼び方になっているようだ。

そのため、宇宙戦隊キュウレンジャーに「惑星ジャグジャグ」が登場した際にはジャグラーを真っ先に思い出したファンが多かったようだ。

惑星ジャグジャグはガイ役の石黒氏や青柳氏も認知しているらしく、石黒氏が仮面ライダーエグゼイドを勧める大地役の高橋氏とともにキュウレンジャーを推したり、青柳氏がジャグラーを惑星ジャグジャグからやってきたと言ったりしている。

当初、演じた青柳氏はガイ役および松戸シン役でオーディションに参加していたが、急遽ジャグラー役を演じる事になった。また、仮に主人公役に決まっていたら、テレビシリーズの主人公としては当時31歳で最年長記録を更新されていた。

次回作『ウルトラマンジード』で伏井出ケイを演じる渡辺邦斗氏もジャグラー役のオーディションを受けたが落選してしまい、リベンジを誓った『ジード』のオーディションで見事そのチャンスをものにすることになった。


関連項目

ウルトラマンオーブ ライバル ダークヒーロー アンチヒーロー
闇の仕草

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