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キングゲスラ

きんぐげすら

映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟!』で初登場したゲスラの強化版。
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概要

種別海獣
身長68m
体重2万1千t


ウルトラマンと戦ったゲスラを強化改造した怪獣
ゲスラに比べて頭は丸っこく、全身の毒棘の量がさらに増えている。また、身体が若干黄色っぽいのも特徴。
爬虫類であるにも関わらず、首元にはエラを備えている。鰭にはチョコレートにたかる虫をキャッチする能力がある他、「チョコレート胃」、「ココア胃」など食べ物によって消化器官が別れているらしい(「ウルトラマンオフィシャルデータファイル」より)。

現在円谷プロにはゲスラの着ぐるみが存在しない(可能性が高い)ため、新世代ヒーローズ以降ではほぼ自然発生の怪獣として扱われ、しかも登場する度に何者かに利用されるなどの外的要因で凶暴化したり操られたりしている

登場作品

大決戦!超ウルトラ8兄弟

スーパーヒッポリト星人ウルトラ戦士のいない世界を征服するべく作り上げた強化怪獣の一番手として登場。メビウスの世界横浜の赤レンガ倉庫を破壊する。駆け付けたウルトラマンメビウスを毒の棘で苦しめるが、少年時代に『ウルトラマン』を見ていた横浜市役所職員マドカ・ダイゴ(この映画では、ウルトラマンティガではなく普通の人間)の助言により、メビウスが背びれを引きちぎると一気に弱体化し、攻守逆転。最後はメビウスのメビュームシュートを受け、倒された。
後に影法師の手により巨大合成獣・ギガキマイラの下半身になった(倒されたのはメビウスの世界のはずだが、ウルトラ戦士のいない世界の赤レンガ倉庫から出現している)。

初稿は可愛すぎると評価されたため、2稿では成田亨による初代のデザインに近づけて牙や棘を強調したデザインとなった。初代当時はブルーバック撮影が主流だったためもあり体色は緑色だったが、後年にはグリーンバック撮影が主流となり初代のままでは不向きであるため、青と黄色の配色に変更された。

横浜が舞台であることから、過去に横浜に出現した怪獣として登場キャラクターに選ばれ、特撮では「昭和特撮」の再現が目指された。

ウルトラ銀河伝説

ウルトラマンベリアルギガバトルナイザーの力で甦らせた百大怪獣軍団の一体として前作のスーパーヒッポリト軍団と共に復活。怪獣墓場ゼットン等と共にウルトラマンに襲い掛かるが、投げ飛ばされて地面に叩きつけられ頭部を強打して絶命した。

ウルトラゾーン

溜地山王にあるマッサージ店の客として登場。
体中がカッチカチに硬くなっている上に、全身がヌルヌルしている為か、マッサージしにくいと評されている。
それ以前に体表が毒の棘まみれなので揉もうにも揉めないのではなかろうか。

ウルトラマンX

海獣  キングゲスラ (X版)
ウルトラマンX 第17話「ともだちは怪獣」


第17話『ともだちは怪獣』に登場。
本作の世界観では以前からゲスラ及びキングゲスラの存在が確認されていたようだが、多々良町に出現した個体はダークサンダーエナジーの影響で凶暴化しており、目が赤色化している。
弱点だったはずの背鰭が大幅に強化されており、ウルトラマンエックスが軽く触れただけで悶絶するほど強力なダークサンダーエナジーを放射しているうえ、強度も向上してXioの攻撃を全く受け付けないなど、もはや弱点ではなくなっている。
また、イカルス星人のように全身の棘を赤い光弾状にして連射する「ベノムショット」という新能力を得ており、ウルトラマンエックスに大ダメージを与えるどころかベムスターアーマーすら破壊してしまった。

劇中では多々良町に落ちたダークサンダーエナジーの影響で実体化して暴れまわった。
出現したエックスを背鰭からのダークサンダーエナジーや棘攻撃で苦戦させ、大地から「キングゲスラがこんなに強いなんて!」とコメントされている。エックスがエクシードXに強化変身しても互角に戦ったが、エクシードXのエクシードエクスラッシュでダークサンダーエナジーを浄化され、最後はザナディウム光線を受けて爆発、スパークドールズに縮小された。

脚本を担当した勝冶京子は、スパークドールズが世界中に散らばっているという設定から本来は海にいる怪獣が街中に出現したら面白いのではないかと考え、キングゲスラを登場させた。

ウルトラマンオーブ

ジャグラスジャグラーの所持する怪獣カードの1枚として登場。海獣であることもありカードは水属性である。

クグツ怪獣 クグツキングゲスラ


前日譚『THE_ORIGIN_SAGA』episode1『きらぼし ~煌星~』に登場。においてはベゼルブによりクグツ怪獣にされた個体が登場。
サエキがアマテの勅命で自らの元へとやって来たシンラに“クグツ”の力を証明する見せしめとして、クグツアーストロンと激しい攻防戦の末に敗北する。

ウルトラマンタイガ

トレギア


第2話「トレギア」に登場。
元々は『ウルトラマン』で語られていた通り小さな怪獣で、幼い頃の工藤ヒロユキが拾って「チビスケ」と名付けて育てていたのだが、実はレキューム人が育てていた生体兵器であり、奪い返されてしまった。その時にヒロユキが勇気を出してレキューム人に挑みかかったのを見て、トレギアに敗れ光の粒子になっていたタイガは(ウルトラシリーズのお約束通り)ヒロユキの命を救い一心同体となった。
つまる所、劇中でタイガとヒロユキが出会うきっかけとなった重要なキーキャラクターだと言える。

それから時は流れ、レキューム人に育てられたゲスラはキングゲスラに改造され、脳改造を受けて地球の海に放流された。好物のカカオ豆をねらって暴れまわり、暴れる映像がマーキンド星人の怪獣オークションに出品される。
なお、『X』では地中から出現したが、この個体は完全に地面を掘り進んでおり、スーパーヒッポリト星人のソレ以上の改造を施されたと思われる。また、『X』同様にダークサンダーエナジーが発生していなくてもベノムショットも使用可能となった。

チョコを一心不乱に貪り食う様子を見たヒロユキは、キングゲスラがチビスケだと推察してかつて教えていた芸の「クンクン、パッ」を見せ、一時期鎮静化する。見かねた霧崎が細工したことで再び暴れ回り、ヒロユキはタイガに変身してやむなく応戦。ヘルベロスリングのヘルスラッシュと背負い投げでダメージを負い、何とか大人しくなった。
しかし、霧崎が変身したウルトラマントレギアが出現したことで事態は急変、タイガはボコボコに叩きのめされ、トレギアは挑みかかって来たチビスケにも暴行を働く(この時トレギアはどう見てもトゲに触っているが、何の変化もなかった)。最後はトレギアが放ったトレラアルティガイザーからタイガを庇って爆殺されてしまった

チビスケの死は、タイガだけでなくヒロユキにもトレギアへの強い憎しみを与えることとなる(ちなみに、この時インナースペースで激昂するヒロユキの周囲をよく見ると、黒い波動のようなものが溢れ出している)。同時にヒロユキにとって強烈なトラウマにもなっており、第8話でナイトファングの音波で悪夢を見せられた時は、チビスケがトレギアに殺害される光景が映し出されている。

監督の市野龍一は、ウルトラマントレギアの残忍性を印象付けるためにチビスケ(キングゲスラ)を殺す展開とした。特撮監督の神谷誠も、トレギアがキングゲスラをいたぶる場面で如何に可哀想に見せるかがテーマであったと述べている。目論見通り、当エピソードでのトレギアの所業は本作における彼のキャラクター性を強烈に印象付けたとも言え、話の展開もあってか、後述の『Z』応援配信の時には「賛否両論の嵐」だと当時の反応が語られている。
神谷は、自身が特殊技術として参加した映画『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』のリベンジで海から出現するシーンに力を入れようとしていたが、実現には至らなかった。背負投げ(タイガスウィング)の描写は、映画『キングコング対ゴジラ』をイメージしていたが、同作品のような描写はオープンセットでクレーンを用いなければならなかったため、軸に棒を入れスーツを回すという手法を用いた。神谷は背負投げをどうしてもやりたかったというが、結果として回転ギミックを合成で消す作業を自らやることとなり苦労した旨を語っている。

ウルトラマンZ

第23話「悪夢へのプレリュード」に登場。
特空機4号ウルトロイドゼロの起動実験の影響で目覚めた怪獣の一体として登場。
地球の脅威となる大量破壊兵器D4レイを搭載しているウルトロイドゼロの存在によって暴走状態となっており、その破壊を目的として鶴河湾からタッコングと共に出現。
沿岸部でアルファエッジ形態のゼットと戦闘になる。

今回は従来の猛毒要素などは控えめな代わりに、異常な興奮状態となったことで発生したエネルギーを使って口から高熱火球を吐く能力を初披露している。タッコングとは終始息の合ったコンビネーションを見せ、ゼットの攻撃を物ともせず反撃し続け、火炎の同時発射や海中での連携攻撃でゼットに善戦し、葛葉山でウルトロイドゼロと死闘を繰り広げるデマーガゴメスパゴスたちに加勢しようとするが、復帰し駆け付けたゼットのデルタライズクロー相手には流石に分が悪くベリアロクM78流・竜巻閃光斬の二刀流で手玉に取られてしまい、さらにデスシウムクローを受けて沈静化、タッコングと共に元の住処に戻って行った。

ゲスラ自体がプール撮影をするのは初代以来54年ぶりである他、キングゲスラが地味に劇中で明確に死亡しなかったのは『X』以来2度目でもあり、今回の相方であるタッコングは『タイガ』でも前述のチビスケと同様に只の敵ではない特殊な待遇を受けた怪獣という繋がりもある。
今回倒されなかったのは恐らくファンの間でこうしたイメージが残っていたために配慮がなされたのと、ウルトラマンであり悪意のない怪獣は殺さないゼットと兵器であり怪獣は容赦なく殲滅するウルトロイドゼロの対比を描くことでウルトロイドゼロの危険性を表現する意図があったためと思われる。

また、今回は令和ウルトラシリーズ初となる水中戦が描かれており、映像作品においては『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』第9話のエレキングVSゾアムルチ戦以来13年ぶり、ウルトラ戦士との戦いでは『ウルトラマンメビウス』第6話のツインテール戦以来14年ぶりであり、12月の放送となると『ウルトラマンA』第35話のドリームギラス戦以来48年ぶりである。

なお、この話の応援配信では上記の『タイガ』第2話がチョイスされている。
その理由として、シリーズ内でキングゲスラの登場した回自体はそれなりにあるが、初登場したのが映画作品のため単体で紹介するには難しく、同時期に『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』でトレギアがフューチャーされることもあり、選択肢的にこの話が選ばれたと思われる。

大怪獣ラッシュ

第3弾でプラズマ怪獣として登場。プラズマソウルを取り込み凶暴化したキングゲスラ。“ウルトラ大集結!”の前編のボスの一体として登場する。

レインボーキングゲスラ

2015年7月30日~8月30日にかけて開催された“海の大ハンティングまつり!”のEXステージのボスとして登場。

オリハルコンプラズマソウルやメタルプラズマソウルと並ぶレアなプラズマソウルであるレインボープラズマソウルを身にまとい、プラズマ怪獣化したキングゲスラの亜種。

能力がけた外れに高く、その能力は何とオリハルコンベロクロン等をも上回る程。更に属性による愛称も受け付けない恐るべき強敵である。

関連項目

キングパンドン キングシルバゴン キングゴルドラス 猛毒

ワニゴドン:『タイガ』版の立ち位置はこれのオマージュとも取れる。

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